空間創造によって人々に「歓びと感動」を届ける
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バンダイナムコグループ様は2025年大阪・関西万博において、「ガンダム」を通して、世界中の人々と共に未来を考えるきっかけの場を作るためにパビリオン出展しました。このパビリオンは、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする万博のために作られたオリジナルストーリーの映像作品を軸に構成され、宇宙での暮らしが当たり前になり、モビルスーツが平和利用される未来世界を体験するウォークスルー型複合演出シアターです。当社は構想段階からバンダイナムコグループの皆さまに伴走し、そのコンテンツを空間で体験するものへと昇華、展開することを求められました。バンダイナムコグループの生み出す、唯一無二で魅力的なストーリーと、そのエンターテインメント性を最大限に引き上げる、インタラクティブな体験性、圧倒的な迫力、没入感、臨場感を空間に実装しています。ゲストの皆さまにとって、ガンダムを通して、自分たちの未来、宇宙に対する考えを一段階広げ、深めることができる未来体験の場を、テーマパークのような総合エンターテインメントに仕上げました。
ながのこども館「ながノビ!」は、旧長野市少年科学センターを全面リニューアルして誕生した屋内遊戯施設です。「子どもたちの生きる力を育む × だれもが居心地よく癒される屋内の公園」をコンセプトとして、自然・動物・科学をテーマに、森や宇宙を想起させる有機的な造形と回遊性の高い空間構成により、0~12歳の子どもたちが全身で遊びながら主体的に学べる環境を実現しています。長野の自然をテーマにした遊び場で、揺れる・回る・登る・つかむ・くぐるといった多様な身体活動を引き出し感覚統合(※)を育む「森のたんけんひろば」と、光による演出空間で全身を使って遊べる「宇宙アスレチック」を展開しています。さらに、サイエンスショーやクラフト、科学原理の体験、デジタル体験などで構成する「科学と創造のひろば」、りんごの木をテーマに音や動きを楽しめる大型ボールコースター、木の温もりを感じられる木育広場など、多様な遊びと学びを体験できます。子どもたちが夢中になって遊び、家族みんなで心地よく過ごせる“屋内の公園”として生まれ変わりました。※感覚統合:さまざまな感覚器官を通じて身体に入ってくる複数の感覚を適切に分類・整理し統合するはたらき
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)シグネチャーパビリオン「null²」は、テーマ「いのちを磨く」から連想された「鏡」をモチーフにした2つの体験を生み出す、メディアアーティスト落合陽一氏がプロデュースしたパビリオンです。1つ目は「未知の風景」を生み出す建築です。素材から開発した特殊なミラー外装膜に覆われた巨大な構造物は、それ自体がヌルヌルと変形することで周囲の風景や人物を歪め、未知の風景を生み出す彫刻建築となります。2つ目は「未知の体験」を生み出すデジタルの身体による合わせ鏡です。パビリオンの中の空間は、訪れた人々の身体がデジタル化され、有機的に変形し、自律的に動作する身体(デジタルヒューマン)と対話する体験型シアターコンテンツとなっています。デジタル化された自分と出会う体験は、有史以来行われてこなかった鏡の再発明です。当社は、内装演出・制作、内装デザイン、内装設計、内装施工を担当しました。
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の「未来の都市」パビリオンは博覧会協会と協賛12者による共同出展事業です。Kubota Germination Labは、人々の願いや地球課題に対峙し、人と地球にやさしい未来の“食と農業”を考える研究所です。いのちと“食と農業”は、過去から現在、そして未来へとつながり、自分自身もその役割を担う一人であることをはじめ、つくるから食べるまでのフードシステム全体を一人ひとりが考えることの大切さや、フードシステムを支えるテクノロジーを伝えることの大切さに気付き、考える場としました。
乃村工藝社本社ビルに、リクルート面接のための会議室と待合ラウンジスペースを新設しました。利用される方は緊張感を持ってこの場所を訪れることが予想されるため、誰もがリラックスしてパフォーマンスを発揮できるような空間にするとともに、面接を受ける方に「乃村工藝社で働きたい」と思ってもらえるような空間を目指しました。
京都発のコーヒーショップブランド“%ARABICA”のロースタリーが、エジプトの首都カイロの衛星都市ニューカイロの中心部に位置する複合施設U-Venuesに初出店しました。ナイル川が流れる北アフリカに位置するエジプトには、広大な砂漠地帯に古代遺跡が点在しています。そうした歴史や文化が色濃く残る地域である一方で、現代的な都市開発も日々進められているという特異な立地性と、エジプトのシンボルでもあるピラミッドの石切場からインスピレーションを得て、“積み上げる”という要素で空間をデザインしました。石切場の不規則な場景を空間全体にわたって表現するため、800角にモジュール化した石灰岩を、焙煎室とコーヒーカウンターからシーティングエリアへと階段状に積み上げ、ランダムな動線と高低差をつくり出すことで、適度に視線が抜ける居心地の良い空間を生み出しています。また、全面発光膜によりバリスタや焙煎器、豆袋を象徴的に演出する一方で、シーティングエリアではゲストが滞在するベンチのみに限定した面発光により、コントラストのある空間としています。 エントランスフロアやニッチ席の壁面には、古代エジプトの象形文字を模したアラビカのオリジナルヒエログリフをインテリアエレメントとして取り入れ、伝統的な要素と現代的な表現が相まった空間となっています。
「銀座・新潟情報館 THE NIIGATA」は、新潟県の首都圏情報発信拠点です。地下1階から地上3階と8階の全5フロアで、物販、日本酒試飲コーナー、イベントスペース、レストラン、移住相談窓口など多彩な機能を備えています。当社は地下1階から地上3階までの設計施工業務および施設ブランディング企画・ブランドロゴ開発を担当しました。「米」「酒」「雪」といった新潟がもつ豊かな魅力に加え、「アート」を企画・デザインの軸に据え計画を行いました。随所にちりばめられた新潟由来の素材や展示企画により、新潟の魅力を感じてもらい、新潟に足を運ぶきっかけになるような施設を目指しました。
いつの時代も女性を応援してきた、カルティエ様が出展する大阪・関西万博のウーマンズパビリオンは、「ともに生き、ともに輝く未来へ」をコンセプトに⼥性たちの体験や視点を通して、公平で持続可能な未来を志すことを呼びかけます。アーティスティックで圧倒的な世界観を作り出す空間デザインと、オーディオガイドを用いたイマーシブな展示体験で、社会における女性の貢献にスポットを当て、「変革の力」をひもとく旅へと来場者を誘います。
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の大阪ヘルスケアパビリオン内にある、iPS細胞から作製された心筋シートの実物を間近で見られる空間です。iPS細胞の発見から、研究開発が世界で進み科学技術が発展していくさまを、iPS細胞という種から大樹へ育つ「樹」をモチーフにシンボル造形を設置しました。「樹」の中に、展示中の心筋シートの拍動に合わせて動く巨大・心臓模型を配置し、アトリウム内に大きく響く心臓音、映像演出で再生医療の発展で健康にすごせる未来を表現しています。
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)において地球環境産業技術研究機構(RITE)様が出展する実証プラント「RITE 未来の森」において、当社は企画、デザイン、建築、展示設計および監理から運営サポートまで総合プロデュースを行いました。本施設は、大気から二酸化炭素を直接回収するDAC(Direct Air Capture)※1と 、それを地中へと貯留するCCS( Carbon dioxide Capture and Storage )※2の双方を掛け合わせることで、今後期待されている未来の技術の実証実験に取り組んでいます。そして、人が排出した二酸化炭素を人の力で回収するという、新しい森を未来につくることを目指したプロジェクトです。ガイダンス棟では建築も新しい技術への実証実験として取り組み、未来の森というコンセプトから未来の木造技術「CLT※3折版構造ハングアップ工法」を世界で初めて実現させました。ハングアップ工法とは、丁番金物によりお互いに緊結した三角形 CLT パネルを水平面に敷き詰め、特定箇所をクレーンで吊り上げることで自重により折り紙のように変形し、折版構造を形成させるコンセプチュアルな工法です。今回はこの工法を用いることで、表情のある構造体で大空間をつくり上げ、デザイン性・機能性・施工性を併せ持ったCLT構造の普及促進につなげるための建築実証プロジェクトとしての側面もありました。これにより、身の引き締まるような神聖な空気感を発する建築空間が出現し、そして国産杉によるCLT折版構造そのものが展示映像や演奏などの音を響かせるコンサートホールのような音響環境を実現した類稀な建築となっています。会期終了後には、サスティナビリティ建築として活用すべく、京都府木津川市にあるRITE本部への移設の計画があります。万博の出展、そしてその後の活用を通し、二酸化炭素排出抑制、廃棄物を最小限とするリユース、CLT構造の普及促進などさまざまな社会課題に取り組みました。※1 大気からCO₂を取り除くことで、大気中のCO₂濃度を下げる技術※2 排出されたCO₂を集めて地中に貯留する技術※3 ひき板を並べた後、繊維方向が直交するように積層接着した木質系材料
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)シグネチャーパビリオン「EARTH MART」は小山薫堂氏がプロデュースしたパビリオンです。「食を通して、いのちを考える」をテーマに、日本人が育んできた食文化の可能性とテクノロジーによる食の進化を共有し、未来へと導く「新しい食べ方」を共に考える場となっています。普段は「食」が並ぶスーパーマーケットに「いのち」を陳列し、その背景を体験することで気づきを得る設計としました。日常的な風景の中に見つける価値は、日々のさまざまな場面での選択を考えるきっかけになります。また、「野菜の花」や「卵殻を利活用した再生たまご」など生きた素材を使って空間を構成しながら、食に関わるさまざまな方(農家・寿司職人・バイオテクノロジー研究者)と共にコンテンツ自体を構築し、空間に物語が広がっていくような「統合されたひとつの世界観」をつくることでメッセージの伝達を実現しました。切り取られた「いのちの断片」を通じて、さまざまな当たり前をリセットすることで、いのちにとって本当に大切なものに気づき、感謝や優しさが生まれ、ほのかな幸せにつながる。食事の時間を昨日よりも少しだけ大切にしたくなる…そのような後味を残せればという小山プロデューサーの想いを具現化しました。
大阪・関西万博開催地の、大阪府・大阪市が産学官民一体となって出展する「大阪ヘルスケアパビリオンNest for Reborn」。当社は展示JVの代表企業として、基本計画、基本設計、実施設計、施工までを担いました。「未来の医療やヘルスケアが浸透した生活を体験でき、なおかつ未来社会の実験としてレガシーにつながる展示」という基本構想を、ミライの「ヘルスケア」「都市」「食・文化」「エンターテインメント」で表現しました。主なプログラムである「リボーン体験ルート」では、「カラダ測定ポッド」で健康データを測定することで、25年後のじぶんに出会います。その25年後のじぶんと一緒に、大阪を中心とした約20の出展企業が思い描くミライのヘルスケアや都市生活などを体験することで、ミライのじぶんが生まれ変わる、という体験ができます。「いのち輝く未来社会」に、リボーン= “「人」は生まれ変われる” “新たな一歩を踏み出す” きっかけになれば…と、想いを込めた展示です。【業務の特徴】「いのち輝く未来社会」に、リボーン= “「人」は生まれ変われる” “新たな一歩を踏み出す” きっかけになれば…総合プロデューサー、アドバイザー、出展企業、その他多くの関係者の想いを一つにまとめ、実現できました。
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに開催される2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のホスト国として、「いのちと、いのちの、あいだに」をテーマに、展示と建築がシームレスにつながることで、来館者に「循環」の意義を感じていただくパビリオンです。円環状の構造体によって、いのちのリレーを体現する日本館は、ホスト国のパビリオンとして唯一無二の存在感を示しています。周囲をぐるりと歩くうちに自然と日本館内に吸い込まれていく動線に加え、最大の特徴は、円を描くように立ち並ぶ無数の「木の板」です。その隙間からは内部を垣間見ることができ、中と外、展示と建築の連続によって、日本館のテーマにもある「あいだ」を来場者が意識するきっかけをもたらします。また、本パビリオンの特徴として「ごみを食べる日本館」というコンセプトがあります。万博会場内で出たごみが、微生物のはたらきによって分解され、エネルギーや水に変換されます。その過程をインスタレーション*で追体験しながら、生み出されたエネルギーや水が日本館を動かすさまを体感する「生きたパビリオン」となっています。そして、3つのゾーンで構成される館内を一周しながら、日本の美意識である「循環」の意義を感じることで、来館者自身も、その永く壮大な物語の一部であることを実感できます。加えて、主にCLT(直交集成板)で構成される「木の板」と、構造には鋼材を使用することで、CLTをできるだけシンプルで象徴的な方法で使用しています。日本館で使用されているCLTは、万博終了後に日本各地の企業や自治体などに再利用いただく予定となっており、解体や転用がしやすいよう工夫されています。日本館のテーマである「いのちと、いのちの、あいだに」の根底にある「循環」の価値を知ることで、私たちのすぐ身近にある循環を見つめ直し、これからの社会のあり方や、持続可能な未来へのヒントの探求につながることを目指しています。当社はこの日本館において、展示デザイン(基本設計、実施設計)、施工、運営を担当しております。*展示空間全体を作品として体験する現代の芸術形式。観客はその空間を歩き回り、視覚や音などを通じて作品を楽しみます。
カタールの人、土地、海が持つ豊かな物語を、リアルな素材を駆使して表現した、大阪・関西万博のパビリオンです。砂漠の風景を繊細なグラデーションで再現する本物の砂や、床・壁・天井を覆い尽くす深海のようなアルミ素材、そして文化的な豊かさを象徴する精巧な刺繍の巨大カーテンで空間を構成しています。訪れる人の感性にダイレクトに訴えかける素材の中にカタールの伝統工芸や風景が幻想的に浮かび上がる、体感型展示空間を設計しました。
2025年日本国際博覧会会場内にオープンしたローソン様の新店舗は、会場最寄りの「夢洲駅」(Osaka Metro中央線)に直結する東ゲート入口前に立地しています。 47都道府県を表現したのれんアートや、ローソンが目指す未来「ハッピー・ローソンタウン」をイメージにした壁面アートにより、日本全国に展開しているローソンと各地域とのつながりによる共生社会を表現しています。また、博覧会終了後の利活用を想定し、木材や単管などのサステナブルな建材を多く取り入れています。 さらに、一号店のロゴやミルク缶など1975年に開業したローソンのルーツをデザインに取り込むことで独自性を表現し、過去から未来に向け地域と共に生きる「マチのほっとステーション」としての本質的な価値を発信しました。
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