フードホール「FOOD STADIUM TOKYO」(フードスタヂアムトーキョー)は、東京ドームシティの黄色いビル2階にオープンした、エンタメ×フードホールを実現する飲食施設です。JR水道橋駅から徒歩2分の距離に位置し、地域の新たな集客施設を目指して企画されました。当社は企画構想、リーシング協力、デザイン・環境部設計、施工および内装監理業務を担当しました。フードホール内は、照明を落としてネオンが光る大人がお酒を楽しめる空間を演出。また、館内に設置した巨大LEDビジョンと大小多数のモニターでは、スポーツやエンタメコンテンツを放映します。エンターテインメントシティならではの臨場感、わくわく感を感じながら、約480のさまざまな客席から自由に選べるスタイルで、11店舗の多種多様なグルメを提供しています。
本プロジェクトは、東急株式会社様の渋谷駅東側エリア市街地再開発事業で、渋谷と青山をつなぐ新たなランドマークビルを誕生させるもので、当社は、コンサルティング、リーシング、内装監理から、什器制作、制作・内装施工、デザインクライテリア業務を担当しました。「渋谷アクシュ」という名称には、青山(AOYAMA)と渋谷(SHIBUYA)の街をつなぎ(Ⅹ:交差する)、多種多様な人々が行き交う場所で、交流を誘発する施設になっていきたいという想いを、また、あいさつや友好のしるしである「握手(アクシュ)」の意味から、異なる人々や文化がこの場所でつながり・交じり合い、そこから新たな価値が生まれていく様子を表現しました。渋谷アクシュが位置する渋谷駅東口エリアの渋谷駅から青山方面へと続く地域(以下、青渋)は、幹線道路に囲まれ、周辺エリアとの円滑な回遊が妨げられてきたことやオフィス中心のエリアということもあり、人々が集い、にぎわいが生まれる場所が不足しているという課題がありました。そこで、本ビルは「TSUNAGI-BA」をコンセプトに、渋谷二丁目の飲食ゾーンと青山の文教エリアとのつながりを生かし、渋谷を代表するエリアの奥渋や渋南などに続く “青渋”のアイコンになることを目指しています。本ビルは1階から4階は商業施設、5階から23階はオフィスで構成されています。新業態やエリア初出店を含む飲食店、アートギャラリー、健診センターなど15店舗が出店する商業フロアにより、これまで通り道だった青渋エリアが、ひと時の休憩や食事を楽しむことができる交流の場となります。
主要空港に、旅行用品や雑貨などの販売店を展開する「トコ―プラス」の福岡空港出店プロジェクトです。福岡空港国際線の出発フロアという立地に対し、旅先への準備のための各種トラベルグッズを取り揃え、安心と楽しさを届けながら、「UPLIFTING FEELING」というコンセプトのもと、高揚感の演出につながる空間デザインを実現しました。
ブリヂストン様が東京都・小平市にイノベーション拠点「Bridgestone Innovation Park」を開設。中心となるイノベーションセンター「B-Innovation」は、社内外の人々の交流をさらに促進し、ブリヂストンへの共感を共創へつなげ、イノベーションを加速するための施設です。この「B-Innovation」の入口となる、ブリヂストンのコア技術や製品を実際に見て触ってアイデアを膨らませる場「Bridgestone Open Innovation Hub」(ブリヂストン オープン イノベーション ハブ)の企画・デザイン設計・環境演出・施工業務を当社が担当しました。また、ブリヂストン様と協議を重ねながら、なりたい心理に導くための行動科学に基づく運用・空間設計を行っています。
東急プラザ原宿「ハラカド」は、かつての「原宿セントラルアパート」の文化を継承し、さらに発展させていく新しい商業施設です。表参道と明治通りが交差する神宮前交差点の南西角に位置し、向かいのラフォーレ原宿や斜め向かいの東急プラザ表参道原宿「オモカド」と肩を並べ、原宿・表参道エリアにおける新たなランドマークとして、文化の発信地となることを目指しています。当社は、施設環境全体の基本計画、各区画のデザイン・設計、施設マーチャンダイジングの構想・企画一部、飲食フロアのテナントリーシング、一部飲食店の設計・施工などを担当しました。
「天使のはね」のランドセルでおなじみのセイバン様による15店舗目の直営店です。各店舗では、それぞれの街の地域性をひもときながら、独自のコンセプトを立ててデザインしています。横浜港北の街には生活に溶け込むように多くの緑道が存在し、その緑道が単なる道ではなく公園として子どもたちの遊び場となっています。そこで、今回のコンセプトは「SEIBAN GREEN PARKWAY」を採用し、緑道の有機的な曲線やグリーンの要素、自然の中で出会うさまざまな色を採り入れて、思わず奥へと進みたくなるような空間をデザインしました。
東武スカイツリーラインの沿線価値向上に向けたシンボルプロジェクトとして、獨協大学前エリアに、“カラダとココロの五感を満たすみんなに「心地よい暮らし」”を提案する場所をコンセプトとした商業施設「TOBU icourt/トーブ イコート」が開業しました。 本施設には、獨協大学をはじめとした教育・文化施設や松原団地記念公園などが位置するこのエリアの特徴を生かし、食生活提案型の大手スーパーマーケットのほか、多様化するライフスタイルのデイリーニーズを満たす全24店舗で開業しています。 また、行政や住民・大学など地域との更なる連携を図りながら、地域の魅力を高めるまちづくりを推進する拠点としての役割も担い、隣接する公園を使ったイベント開催など、本施設とともにイベントを通じた交流から生まれる新たなつながりによって、地域のにぎわいが継続されていくことを目指しています。 当社は、本施設の開発企画・リーシング・デザイン/設計監修・施設ネーミング/ロゴマーク開発を担当しました。
株式会社カネカ様が手掛ける「ブノワ・ニアン 銀座」です。当店舗は、元エンジニアという経歴を持つベルギー出身のカカオ職人ブノワ・ニアン氏が2005年に立ち上げたチョコレートブランド「ブノワ・ニアン」の日本初の旗艦店であり、日本国内での新規ファン獲得の場であると共に、カネカのブランド発信基地としての機能も備えています。ブノワ・ニアンは「単一農園」「単一品種」のカカオを用いたシングルオリジンが特長で、自らの工房で焙炒から製品まで一貫生産しています。ショコラティエである前に“カカオ職人”でありたいという思いから生まれた「CRAFTSMANSHIP」という精神・哲学を、今回のショップデザインに反映しました。ベルギーの工房の風景からデザインエレメントを抽出し、コンチングマシンのブルーや秤のブロンズなど、色や質感をデザイン要素として取り入れ、日本でのブランドキーカラーを新たに設定しました。また、店内照明にはカネカの製品「カネカ有機EL照明(カネカOLED照明)」を取り入れることで、ショールームとしての役割を付加しました。カネカOLED照明は、面で発光するやわらかな光と、対象物の影ができにくいことが特徴です。ショコラトリーと照明のショールームという2つの目的が両立する空間をデザインしました。
ジェイアール名古屋タカシマヤの2023年6月全館プロモーション「LIFE+DESIGN~創造的な暮らし、見つかる広がる~」において、当社はロゴ・ビジュアル・店内装飾デザインおよび販売促進企画(クリエイターズトークショーへの登壇)を担当し、全館プロデュースを行いました。
「都会の中のバルコニー」をコンセプトとしたオールデーダイニング「Balcony by 6th」と、“愛好家”たちのためのバーラウンジ「The Lovers' Lounge」は、麻布台ヒルズ・タワープラザ3階にオープンしました。有楽町で長年愛された「6th by Oriental Hotel」が、歴史の継承と新しい街との調和をテーマに、多くの方がより利用しやすく心地よい飲食空間に生まれ変わりました。「Balcony by 6th」麻布台ヒルズ周辺を見渡せる、開放的で心地よいテラスとボタニカルな雰囲気で、都会の中に緑が溶け込むここにしかない景色が拡がります。ランチ・カフェ・ディナー・バーまで利用できる約200席のオールデイダイニングで、オープンキッチンから生み出されるイタリアンベースの多国籍料理を楽しめます。「6th by Oriental Hotel」を想起させる“クラシカル&オリエンタル”というテイストを再解釈。周辺環境の要素や色を取り込んだ設えで多様な居場所をつくり、利用者がシーンに合わせて自由に楽しめるくつろぎの場を提供しています。「The Lovers’ Lounge(バー)」“愛好家”たちのためのバーラウンジ。好きなことを好きなだけ、考えたり語り合えたりする憩いの場所として「Balcony by 6th」に隣接します。お食事前の待ち合わせや、食後のひと時を過ごす場として、全国から厳選したジャパニーズウィスキーや種類豊富なシグネチャーカクテルなどを、一杯から気軽に楽しんでいただけます。商業施設内は珍しい落ち着いた空間でこだわりのカクテルやウィスキーを愉しんでいただける店内には、「6th by Oriental Hotel」で使われていたインテリアを一部用いるなど、アンティークな側面も備わります。
中国本国でミシュランの星保有数が最も多い中華レストランの初の海外出店です。インテリアデザインは香港に拠点を置くデザイン会社が手掛けており、当社は海外デザイナーによる難易度の高い設計のローカル設計業務と、高い完成度が求められる施工業務を担当しました。
京都発のコーヒーショップブランド“%ARABICA”のクウェート店のデザイン設計業務です。本店舗の立地は、6万人収容可能で、国際大会にも使用されるクウェート最大の競技場ジャービル・アル=アフマド国際スタジアムを望む場所にあります。そのため、周辺エリアを特徴づけるランドマークとしての競技場を店内から直接ダイナミックに見渡すことができるという稀有な立地性に着目し、空間デザインに反映しました。スタジアムの特徴である外形の「オーバル形状」、雨風をしのぎながらも適度に自然光を取り入れる「膜屋根」、軽量かつ構造としての役割も持つ「フレームワーク」、これら3つの要素を抽出し、空間に落とし込むことで、親和性を生み出しています。
京都発のコーヒーショップブランドで世界各国にカフェを展開する“%ARABICA”のフィリピン1号店(マニラ)のデザイン・設計業務です。世界各国にカフェを展開していることから、その土地の要素や文化を空間に取り入れて独自の店舗を構成することが求められます。本店舗は、経済成長が進むアジア諸国で発展を続けるマニラの未来を示すような近未来的な空間を構成しました。緩やかに曲がる細長い敷地の形状に合わせて、来店者を店舗の奥まで導くために3次曲面形状の鏡面カウンターを配置。床と壁にも同素材を用いて空間全体を反射させることでカウンターの形状と呼応して、マニラの近い将来を示唆する宇宙船のような近未来的な構成としました。
本施設は、日本初の3Dプリンター住宅施工技術を用いた、一般販売棟初かつ商用初の3Dプリンター店舗で、先進的トレーニングや非日常体験ができるリラクゼーションを目的としています。運営会社は、医療・介護サービスを展開するカスケード東京様で、提携先の3Dプリンター住宅・事業化を日本で初めて実現したセレンディスク様の開発技術を使用しています。今回、当社は調査・企画・コンサルティングから、デザイン、コンテンツ設計・制作まで、テクノロジーを活用したクリエイティブプロデュースを担当しています。未来の治療院開発の足掛かりとなるプロジェクトとすべく、先進性とデザイン性を兼ね備えた施術スペースを目指しました。
メニコン本社新社屋の1階部分に導入するカフェのプロジェクトです。オリジナリティの高いカフェを目指すということもあり、当社ではカフェの企画・業態開発から店舗設計・施工、運営体制の構築を担当しました。目に鮮やかなデリ・ジェラートや香り豊かなコーヒーなどのメニューのほか、カフェエリアの中心に設置するピアノを囲んでミニコンサートを実施したり、施設コンセプトを表現したムービー作品を上映するモニターを設置し、五感で楽しめる場となっています。
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