空間創造によって人々に「歓びと感動」を届ける
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鹿児島市立科学館は、1990年の開館以来、自然界の法則や科学技術、宇宙について分かりやすく紹介し、科学への創造性を育むと共に科学知識の向上を図りました。本プロジェクトでは、2つの展示エリアを、「鹿児島と宇宙」および「身の回りの科学」としてリニューアルしました。地方都市ならではの地域に根差した科学館を目指し、JAXAのロケット発射場を有する鹿児島の特性を活かした展示や、特産である桜島大根のグラフィックをあしらった体験装置など、地域と親和性の高い要素をふんだんに取り入れました。科学への敷居を下げつつ好奇心や探求心が自然と醸成される場を創出するために、アナログ的な展示だけでなくデジタル技術も多く取り入れました。目玉展示の一つである「グラビティチャレンジ」では、来場者の動きを反映するキャラクターがスクリーンに現れてさまざまな惑星で陸上競技を行い、惑星ごとの重力の違いを体感しながら学べるゲーム性の高いコンテンツを制作しました。さらに、展示と連動する公式アプリを開発し、クイズやAR体験を通じて100種類以上のアイテムをWeb上で獲得できる仕組みを導入しました。回遊性の向上とリピートしたくなる体験を創出すると共に、市内で配布される教育用端末に標準実装するなど、地域とのつながりを一層高めました。
東急田園都市線「駒沢大学駅」の真上、国道246号と自由通りが交差する角地に位置し、駒沢公園の玄関口にもなるエリア初の商業施設プロジェクトです。東京のローカル、駒沢らしいルーラルな空気感をまとった、コミュニティ共創型で路面特性のある場づくりを行い、地域に根付く、新たなネイバーフッドプレイスを創造しました。駒沢エリア初となる商業施設の開発において、施設コンセプト、フロアマーチャンダイジング計画、テナントリーシング、開業準備フォローなど、開発全体のソフト業務におけるプロジェクトマネジメントのサポートも行いました。
大阪を拠点に全国展開されているハウスメーカー、アイ工務店様の沖縄エリア初出店となる体感型ショールーム「アイギャラリー那覇」の企画・設計・施工を担当しました。本ショールームは、沖縄特有の自然環境において最適化された構法の実物展示・素材体験・VRなどを通じ、分かりやすく伝えることを目的とした体験拠点です。 アイ工務店様は、沖縄進出を「単なる拠点展開ではなく、沖縄の文化や暮らしと溶け合いながら、地域の方々と共にブランド価値を育てていく取り組み」と位置づけ、地域に根ざした活動を大切にし、沖縄の生活文化に寄り添う家づくりを実現しようとする姿勢を打ち出されています。この理念を空間で具体化するため、「沖縄の暮らしに学び、沖縄の人と共につくる体験価値」をテーマに展示情報の可視化と心地よさを重視した空間演出を構築しました。
ながのこども館「ながノビ!」は、旧長野市少年科学センターを全面リニューアルして誕生した屋内遊戯施設です。「子どもたちの生きる力を育む × だれもが居心地よく癒される屋内の公園」をコンセプトとして、自然・動物・科学をテーマに、森や宇宙を想起させる有機的な造形と回遊性の高い空間構成により、0~12歳の子どもたちが全身で遊びながら主体的に学べる環境を実現しています。長野の自然をテーマにした遊び場で、揺れる・回る・登る・つかむ・くぐるといった多様な身体活動を引き出し感覚統合(※)を育む「森のたんけんひろば」と、光による演出空間で全身を使って遊べる「宇宙アスレチック」を展開しています。さらに、サイエンスショーやクラフト、科学原理の体験、デジタル体験などで構成する「科学と創造のひろば」、りんごの木をテーマに音や動きを楽しめる大型ボールコースター、木の温もりを感じられる木育広場など、多様な遊びと学びを体験できます。子どもたちが夢中になって遊び、家族みんなで心地よく過ごせる“屋内の公園”として生まれ変わりました。※感覚統合:さまざまな感覚器官を通じて身体に入ってくる複数の感覚を適切に分類・整理し統合するはたらき
神奈川県川崎市中原区に位置するレジデンス「GATE SQUARE小杉陣屋町」に設けられている地域の方々が集う「陣屋門プラザ」に、土地の記憶を継承する常設ギャラリーを新設しました。「GATE SQUARE小杉陣屋町」は江戸時代から続く原家の旧母屋跡地に立地するレジデンスプロジェクトです。「小杉の記憶を次世代に」をコンセプトに、原家と武蔵小杉の歩みを紐解き、浮世絵モチーフをもとにレジデンスの建築と調和する空間を構築しています。400年の時の流れで変化してきた歴史を現代の住環境へ展開し、日常の中でこの地の記憶や人々の営みを次世代へとつないでいきます。地域活性化を促す新たなコミュニティの場としてデザインを行いました。
本施設は、駅直結商業ビルへの広島市立中央図書館の移転に合わせて整備された広島市郷土資料館の附属展示施設です。広島の歴史や文化を身近に学べる場として、市民の郷土愛を育むとともに、本館への誘導拠点、観光の玄関口となることを目指しています。展示では、広島の成り立ちに大きく関わる「川・海・山」という地理的特性に着目し、交通、産業、暮らし、文化の歴史を紹介しています。新旧写真が見比べられる映像、広島市の魅力が盛りだくさんの床面イラストマップに加え、産業を紹介するエリアでは牡蠣養殖を題材にした体験型ゲームを設けるなど、子どもから大人まで楽しみながら学べる構成としています。 当社は、基本計画・基本実施設計・施⼯を担当しました。
栃木県子ども総合科学館は、1988年の開館から35年以上が経過したことによる建物等の老朽化、展示等の老朽化・陳腐化に対応するため、長寿命化工事等と併せてプラネタリウム機器・展示等更新を実施し、当社は展示及び内装・屋外遊具等を含めた大規模改修の基本設計・実施設計から展示等更新の施工までを一貫して対応しました。体験型を基本にAI・ARなどの新技術を取り入れた156点の展示や遊具等を新規製作と既存流用で構成し、長年にわたり県民に愛されてきた展示もクリーニングやリニューアルを行って活用しています。さらに、県内の自然環境や産業をテーマにした企業連携・協力展示や大型シンボル展示、ラウンジ設置などを加え、とちぎらしさを感じられる科学館としての個性を際立たせるとともに、改修費用の抑制と維持管理効率化を図り、安全性と機能性を両立した新しい科学体験空間を創出しました。
物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス様が岩手県金ケ崎町において、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク北上金ケ崎(きたかみかねがさき)」をオープンしました。当社は外壁グラフィック・サインのデザインとカスタマーラウンジエリアの基本デザイン・デザイン監修を担当しました。
経済産業省様主催の福島復興展示イベントが、大阪・関西万博会場内のEXPOメッセ「WASSE」にて5月20日~24日の5日間開催されました。福島県浜通り地域等で、地震・津波・原子力災害という複合災害に直面しながらも、地域の文化や魅力を途絶えさせることなく未来へつないできた方々の活動や、最新鋭のロボット・ロケットなどの開発を進める各事業者の新たな取り組みを紹介しました。
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)・関西パビリオン「和歌山ゾーン」では、和歌山ゾーン構築総合ディレクター吉本英樹氏と連携し、「上質な和歌山」を表現しました。紀伊山地の巨木を彷彿とさせる映像装置「トーテム」は紀州塗りで仕上げられ、食の体験を供するカウンターテーブルとチェアにも紀州材を使用しています。そのほか空間を構成するさまざまな要素に、和歌山の伝統工芸や素材を活用し、世界に誇る和歌山の魅力を空間に凝縮しました。
2025年7月13日(日)、愛知県名古屋市の名古屋城を望む名城公園に「IGアリーナ」がグランドオープンしました。国内アリーナ最大級となる17,000人の収容人数と30mの天井高を誇り、スポーツ観戦に適したオーバル型とコンサートに適した馬蹄型を融合したハイブリッドオーバル型アリーナ面を採用し、視認性と音響効果の両方を高めています。当社はIGアリーナにおけるプレミアムな観戦体験を提供する「d CARD LOUNGE(プレミアムラウンジ)」の企画・設計・施工を担当し、ハード/ソフト両面においてここがアリーナであることを忘れさせるようなホスピタリティ空間を提供するお手伝いをしました。なお、当社は「IGアリーナ」オフィシャルサプライヤー契約を締結しています。
広島県福山市鞆の浦(とものうら)にある古民家を「潮待ちホテル」のオーベルジュ「RiSA DINING&STAY」として改装しました。1階は宿泊者のレストラン、2階は2室の客室となっています。何軒かの古民家がつながっている複雑な建物であり、さまざまな問題を地元の協力会社と解決しながら竣工に至りました。万葉集の時代から港町として栄えた歴史ある鞆の浦を拠点とし大切にしたいと考える施主の想いを尊重しながら、モダンなデザインを古い建物内に共有させ過去と現在が融合する居心地の良い空間づくりを目指しました。
北海道庁旧本庁舎(通称:赤れんが庁舎・1888年竣工)は、重要文化財として国の指定を受けた、北海道を代表する歴史的建造物です。北海道命名150周年の節目に大規模な改修プロジェクトが計画され、「国内外に向けた北海道の歴史・文化・観光情報の発信拠点」へとリニューアルしました。本プロジェクトにおいて、当社は、赤れんが庁舎の保存・活用を検討する各種調査、リニューアル基本構想、展示設計、展示施工を担当しました。
佐賀県伊万里市大川内山(おおかわちやま)地域は、佐賀鍋島藩が幕府への献上や諸藩への贈答品用として製作していた日本磁器最高峰と言われる「鍋島焼(なべしまやき)」の生産地です。その玄関口にある「伊万里・有田焼伝統産業会館」は、窯業従事者育成や鍋島焼の啓蒙展示を兼ねた施設となります。今回は、鍋島藩窯大川内山開窯350周年となる2025年11月1日に合わせたリニューアルプロジェクトとして、当社はエントランス、資料展示室、総合展示室のリニューアル設計・施工を行いました。
「銀座・新潟情報館 THE NIIGATA」は、新潟県の首都圏情報発信拠点です。地下1階から地上3階と8階の全5フロアで、物販、日本酒試飲コーナー、イベントスペース、レストラン、移住相談窓口など多彩な機能を備えています。当社は地下1階から地上3階までの設計施工業務および施設ブランディング企画・ブランドロゴ開発を担当しました。「米」「酒」「雪」といった新潟がもつ豊かな魅力に加え、「アート」を企画・デザインの軸に据え計画を行いました。随所にちりばめられた新潟由来の素材や展示企画により、新潟の魅力を感じてもらい、新潟に足を運ぶきっかけになるような施設を目指しました。
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