サステナブルな空間創造･活性化の実現をめざし、CO2排出量削減とゼロウェイストに取組んでいます。現在はBIMを活用したCO2排出量可視化（数値化）とプレカット工法の実装、サステナブル素材の共同開発と実装を進めています。

地域の価値を見つめ直し、地域の「あたりまえ」を次の世代に繋げていくこと。乃村工藝社の未来の働き方を考え、「地域とつながる起点を創る」をミッションに、私たちは、地域と共に“歓びと感動”を生み出す活動を行っていきます。

創業以来130年以上に渡って、空間の実績を通じて人々に「歓びと感動」を提供してきました。これからは「行動や心理の分析・研究」といった科学的なアプローチを加えた「歓びと感動学」というもので、より豊かな社会の構築に貢献していきます。

さまざまなソーシャルグッド活動において、資金＝ファイナンスは必要不可欠な要素。ファンド組成や社会貢献事業の評価手法開発など、実効性のある手段の研究を進めています。また積極的にソーシャルグッドに取り組む企業・団体への投資も行っています。

乃村工藝社グループは、森林保全や持続可能な木材流通への貢献を社会的責任と捉え、フェアウッドの利用を進めています。スギ・ヒノキ等の国産材を使ったら、植え・育て、再生可能な資源として活用する「木材完全循環型事業」の共創をめざし、木材の価値を高める実証実験や、新たな用途開発に取り組んでいます。

誰もが参加できる共生社会の実現に向け、有識者・教育機関・企業と共に、様々な人々にとって居心地の良いインクルージョンの場と文化芸術を介した創造と交流の場づくりにつながるプログラムと空間デザインに取り組んでいます。あらゆる人々が参加し活躍する共創の場＝コミュニティづくりを目指します。

乃村工藝社が永年にわたり培ってきた美の本質や多様なかたちを、空間創造や事業活動における美的な現象を対象として、経験的な実践知を踏まえ抽象的な観点から「乃村工藝社らしさ」を知識化し継承することを目指しています。