大阪府河内長野市の長野商店街にある空き地に、かつてのにぎわいを取り戻し、市民一人ひとりの生活をより豊かにすることを目指し、地域・行政・企業が協力して取り組む私設公園「AKICHIDE PARK(アキチデ パーク)」がオープンしました。当社は、R&D活動の一環として、このプロジェクトの主旨に賛同し、「河内長野駅前再生会議」に連携企業として参画しました。AKICHIDE PARKの開園に向け、企画・基本構想、空間デザイン監修、協賛、イベントの企画運営協力などの多岐にわたるプロセスに主体的に関与しながら、他の連携企業と共に協力し、開園後の現在も活性化に取り組んでいます。
小学生が平日の放課後に学童保育で過ごしながら、科学館の学芸員とコミュニケーションし、科学を身近に感じるきっかけを提供することを目的としたイベントです。当社が2013年から指定管理者として運営する多摩六都科学館と東京都小平市内の放課後児童クラブをオンライン中継で結び、風船を使った科学実験ワークショップを開催しました。「落とす」「浮かす」「のばしてもどす」「振るわす」などの実験をクイズ形式で行い、風船の不思議について楽しみながら理解を深められる内容としました。
小学生が平日の放課後に学童保育で過ごしながら、科学館の学芸員とコミュニケーションし、科学を身近に感じるきっかけを提供することを目的としたイベントです。浜松科学館「みらいーら」と、浜松市内の放課後児童会をオンライン中継で結び、紙コップやアルミホイルなど身近な材料を使って実施可能な科学実験ワークショップを行いました。当社は設計・施工・運営を一体としたDBO方式により、浜松科学館のリニューアル業務を2019年に受託しました。運営形態は当社が「指定管理者」としてSBSプロモーション様と共同で運営しています。※DBO方式(Design, Build, Operate):設計・建設・維持管理・運営を民間事業者に包括的に一括発注するもので、官民連携の一つの方式
既存科学館の施設及び展示アイテムの老朽化に伴う、科学館のリニューアル。設計・施工・運営を一体としたDBO※方式によるプロポーザルを獲得し、基本設計から約1年半という短期間で工事竣工しました。アクティブラーニング型の学びを提供することを最大の目的とし、体験から興味を誘発することで自発的な行動により深層学習へと導く体験ストーリーを基本方針として展示企画しています。自然・力・音・光・宇宙・新技術からなる6つのテーマでゾーニングされた展示空間には、多人数で参加可能な各ゾーンを象徴する大型の目玉展示を中心に、100を超える科学体験装置をほぼすべてを新設しました。浜松を代表する企業様にもご協力頂き、地元産業への興味を喚起する展示を館内各所に展開した。また、科学館としては世界初となるAI(人工知能)を搭載した科学情報学習システム(アプリ)を導入し、対話によって興味と知識が広がっていく、これまでにない新しいコミュニケーションデザインのあり方を実現しています。展示室以外にも、地元出身のアーティスト鈴木康広氏のアートによるエントランスのウエルカム展示や、キッズサイエンスランド、カフェ、ショップ、屋外のサイエンスパークも刷新し、科学館としての要素を取り入れつつ、子供だけではなく大人も居心地良い場となるようデザインしました。※DBO 方式(Design, Build, Operate):設計・建設・維持管理・運営を民間事業者に包括的に一括発注するもので、官民連携の一つの方式
佐賀県立宇宙科学館《ゆめぎんが》は、人と科学をつなぐコミュニケーション施設として1999年に誕生しました。当社は2006年から「指定管理者」の代表として、現在は株式会社マベック様と共同運営しています。コンセプトは「こどもの科学する心を育てる」「発見や創造の素晴らしさを伝える」「宇宙・地球・佐賀の総合的理解と、自分との関係について発見・認識する」です。学習性を高める展示と共に、観光客にも対応し、全国に発信できる話題性のある展示を企画しました。この施設には「佐賀発見ゾーン」「地球発見ゾーン」「宇宙発見ゾーン」の3つのゾーンがあり、開館時も当社が全ゾーンを担当しました。そして開館から四半世紀の間に「地球発見ゾーン」の全面リニューアルを経て、2024年に「宇宙発見ゾーン」の全面リニューアルを行いました。 宇宙には星の数だけわくわくがあふれている「宇宙発見ゾーン」リニューアルのコンセプトは、「宇宙へのはるかな旅」です。宇宙とは何かを解明しようとする宇宙科学と、人類が宇宙の開拓に挑戦する宇宙活動の2つの視点を「生命」をテーマにつなげています。わたしたちのいのちが、どこで生まれどこへ向かっていくのか、宇宙とどのようにかかわっていくのかを展示空間全体で壮大に描いています。また、宇宙を身近に感じ、視野が広がることで、別フロアの既存の2つのゾーンへもつながっていく展示体験を目指しました。
多摩六都科学館は、1994年に開館、2001年に1度目の展示改装を行い、2013年3月に2度目のリニューアルを行いました。2013年のリニューアルでは、展示設計者と指定管理者が同一人格であるダブルメリットを生かし、現場に立つ科学館スタッフの意見を乃村工藝社のプランナー・デザイナーが吸い上げてブラッシュアップする手法で行いました。既存展示物も生かしながら展示室が新しく生まれ変わったことに加え、現場第一線で活動する科学館のスタッフにとっても使いやすい・管理しやすい環境となりました。展示設計の特徴としては、スタッフとのコミュニケーションでより科学の学びを深化させられる体験スペース「ラボ」、地域の人材・企業・学術機関と連携した情報発信スペース「つながるスポット」、世代間交流を育む「キッズスペース」の3つを各展示室に設置したことがあげられます。これらのしかけによって、「ひとが主体」で「成長し変化し続ける」展示空間が維持され続けています。
当施設は2011年に開館し、現在乃村工藝社が「指定管理者」の代表として盛岡市観光コンベンション協会様と共同運営しています。貴重な南部家の至宝を有する文化財公開施設であると同時に、盛岡城跡公園の中にあって市民や観光客・修学旅行生などのさまざまな人が集い、城下町の歴史や伝統文化にふれる「まちなか観光」の拠点としても活用される二つの面をもっています。乃村工藝社は指定管理者として開館準備から携わり、現在は東日本大震災の当地において盛岡の宝を公開する施設としての品格を大切にしながら、開館を楽しみにしていた地元や観光客の皆さまのために安定したサービスが提供できるよう取り組んでいます。
国内の航空史において貴重な歴史をもつ青森県。航空科学館の設置に向けて青森県と三沢市の思いが協調し2003年に開館しました。2021年には展示物を一新し宇宙ゾーンの新規設置、ローラージップの新規導入をはじめ乃村工藝社がリニューアル工事全般を担当しました。運営構成団体には地元の企業を中心にNPOなどが関わっており、乃村工藝社は指定管理者として展示物のメンテナンスや情報ネットワーク、映像ホールの運営の他、企画展等イベント企画業務を担当しています。青森県にゆかりのある航空機展示エリアの航空ゾーン、インストラクターによる科学実験工房を中心とした科学ゾーン、リニューアルで新規追加された宇宙ゾーンの他、国内では唯一の「ホンダジェット技術実証機」の展示を行っています。
東京都水道局のPR施設「東京都水の科学館」を、社会科見学向け総合施設、およびファミリー向け体験施設としてリニューアルしました。開館後の運営委託も受注し、メディアとの連携を強化するなど継続的な集客に貢献しています。
東京都水道歴史館は1995年に開館した、江戸時代から近代、現代までの東京水道の歴史と文化をPRする施設です。<1F 近代水道の歴史><2F 江戸上水の歴史><3F ライブラリー・レクチャーホール>の3つのフロアからなり、主に1Fと3Fをリニューアルしました。展示空間のリニューアルにとどまらず、映像資料のライブラリー化や音声ガイド(日・英・韓・中 4カ国)を導入するなど、施設運営の幅を広げる工夫も行っています。また、リニューアルオープン後の運営委託を受注し、アテンダントによる展示案内(日・英)、企画展やイベントの開催、ARガイドツアーの導入など運営の幅を広げ、水道事業のPRを行っています。
高浜市やきものの里かわら美術館・図書館は、乃村工藝社が指定管理者として運営しています。当初は、生産量日本一を誇る三州瓦の中心的な産地・愛知県高浜市に、「かわら」をテーマにした美術館として1995年に開館しました。2008年より、管理運営が指定管理者に変わり、2023年4月より、市立図書館と一緒になって複合文化施設になりました。「ひととまちが育つ つながりの森」をコンセプトとし、美術館と図書館とさまざまな人びとが交わることで、感じ・学び・活動・交流のさらなる循環を生み出すことを目指しています。美術館は、瓦をはじめとした幅広い分野の展覧会や地域連携に重点をおく多様な事業を通して、「みんなで美術館」をキャッチフレーズに、さまざまなひとやコトが集まる場をつくります。図書館は、本館と市内3か所の施設でみなさんに身近な図書空間を提供し、「ささえる図書館」として、日々の暮らしに図書を通してよりそいます。
全国初の河川系総合博物館として1997年に開館しました。現在、乃村工藝社が指定管理者として運営しています。荒川を中心とした埼玉の河川と人びとの暮らしとのかかわりが展示紹介され、川とともに暮らした先人の足跡を伝える、郷土学習や環境学習の場となっています。屋外には荒川の1000分の1模型、全国第1位の大きさの水車、ウォーターアスレチックなどの親水施設もあります。
長崎の海外交流の貴重な資料を一堂に集結し、2005年11月に開館しました。県立クラスの博物館では初となる学芸部門を含めた指定管理者制度を導入したことで話題を集めました。開館時より乃村工藝社は指定管理者として施設運営に携わっています。当社の総合力を活かし展覧会やイベントを実施する一方、復元された奉行所ではボランティアがお裁きを寸劇で再現するなど、市民の協力を得た活動も積極的に行っています。また「長崎学」の研究拠点としての役割も担い、設置者と連携して文化行政の継続性を担保する仕組みをもった運営をしています。
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