都立明治公園は、都立公園として初めて都市公園法に基づく公募設置管理制度(Park-PFI)を活用したプロジェクトで、2023年10月に開業しました。事業対象地は国立競技場の前庭空間の約 1.6haで、東京建物様が代表構成団体を務める合計6社によるコンソーシアム「Tokyo Legacy Parks株式会社」が新たな公園の整備・管理運営を行っています。当社は2021年に東京建物様からご相談をいただき、全体企画ディレクション、建築デザイン監修を担当。「世界に誇れる、東京という都市のレガシーとなる公園づくり」というコンセプトを体現する新たな公園づくりをお客さまと共に議論を重ね、ウェルビーイングや多様性など多様なニーズに応える新たなパークライフづくりに携わりました。園内には、約1,000㎡の芝生広場「希望の広場」や渋谷川をモチーフにした水景を取り入れた「みち広場」など3つの広場と、約7,500㎡を有す樹林地「誇りの杜」を整備。また公園利用者の利便性を向上する公募対象公園施設(5棟の店舗棟)を配置しにぎわいを創出しました。現在、各棟には、カフェ、リラクゼーション施設、レストラン、アウトドアアクティビティショップなどが入居しています。また当社は東京建物グループ様※にて新たに開発した都市型スパ施設「TOTOPA」の第1号店の事業企画および施工(サウナエリア除く)も担当しました。店舗棟のA棟2・3階に位置し、サウナ・水深約160cmの水風呂、フィットネスエリア、さまざまなラウンジなどを設けています。※事業者・開発:東京建物様、運営:東京建物リゾート様