Mid-career Professional
キャリア採用

募集要項

営業職
  • 本社募集中
  • 大阪事業所募集中
  • 九州支店募集中
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プランニング職
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デザイン職
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ディレクター職
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  • 大阪事業所募集中
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設計職
  • 大阪事業所募集中
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スタッフ職 - 経営管理
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スタッフ職 - 法務
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スタッフ職 - 人事
  • 本社募集中
スタッフ職 - IT・システム
  • 本社募集中

営業職本社

クライアントと当社プロジェクトメンバー(プランナー、デザイナー、ディレクター)を繋ぐ業務。クライアントの与件(予算、納期、品質など)や解決したい課題を当社窓口として的確に捉えることが重要な役割。プロジェクトリーダーとして、チーム編成、スケジュールの調整、予算管理まで、一貫したプロジェクト管理を行う。

雇用形態

正社員または契約社員

勤務地

各応募職種の勤務地に準ずる

勤務時間

所定労働時間9:00~17:30 休憩60分(実働7.5時間)
フレックスタイム制度あり

給与

各応募職種ともに経験・能力を考慮の上、当社規定により決定

賞与

年2回(6月、12月)

諸手当

通勤手当、在宅勤務手当、超過勤務手当など

休日休暇

【休日】 完全週休2日、祝日、年末年始
【休暇】 有給休暇(入社初年度10日、以後毎年2日加算、最高20日まで)
      リフレッシュ、慶弔、転勤、産前産後、育児、介護、公傷、ボランティア休暇 など

福利厚生

【制度】 各種社会保険、テレワーク勤務制度、フレックスタイム勤務制度、育児・介護短時間勤務制度、社内レクリエーション各種クラブ活動 など

労働施策総合推進法に基づく 中途採用比率の公表

2020年度:29%
2021年度:28%
2022年度:69%
※公表日:2024年1月31日

営業職大阪事業所

クライアントと当社プロジェクトメンバー(プランナー、デザイナー、ディレクター)を繋ぐ業務。クライアントの与件(予算、納期、品質など)や解決したい課題を当社窓口として的確に捉えることが重要な役割。プロジェクトリーダーとして、チーム編成、スケジュールの調整、予算管理まで、一貫したプロジェクト管理を行う。

雇用形態

正社員または契約社員

勤務地

各応募職種の勤務地に準ずる

勤務時間

所定労働時間9:00~17:30 休憩60分(実働7.5時間)
フレックスタイム制度あり

給与

各応募職種ともに経験・能力を考慮の上、当社規定により決定

賞与

年2回(6月、12月)

諸手当

通勤手当、在宅勤務手当、超過勤務手当など

休日休暇

【休日】 完全週休2日、祝日、年末年始
【休暇】 有給休暇(入社初年度10日、以後毎年2日加算、最高20日まで)
      リフレッシュ、慶弔、転勤、産前産後、育児、介護、公傷、ボランティア休暇 など

福利厚生

【制度】 各種社会保険、テレワーク勤務制度、フレックスタイム勤務制度、育児・介護短時間勤務制度、社内レクリエーション各種クラブ活動 など

労働施策総合推進法に基づく 中途採用比率の公表

2020年度:29%
2021年度:28%
2022年度:69%
※公表日:2024年1月31日

営業職九州支店

クライアントと当社プロジェクトメンバー(プランナー、デザイナー、ディレクター)を繋ぐ業務。クライアントの与件(予算、納期、品質など)や解決したい課題を当社窓口として的確に捉えることが重要な役割。プロジェクトリーダーとして、チーム編成、スケジュールの調整、予算管理まで、一貫したプロジェクト管理を行う。

雇用形態

正社員または契約社員

勤務地

各応募職種の勤務地に準ずる

勤務時間

所定労働時間9:00~17:30 休憩60分(実働7.5時間)
フレックスタイム制度あり

給与

各応募職種ともに経験・能力を考慮の上、当社規定により決定

賞与

年2回(6月、12月)

諸手当

通勤手当、在宅勤務手当、超過勤務手当など

休日休暇

【休日】 完全週休2日、祝日、年末年始
【休暇】 有給休暇(入社初年度10日、以後毎年2日加算、最高20日まで)
      リフレッシュ、慶弔、転勤、産前産後、育児、介護、公傷、ボランティア休暇 など

福利厚生

【制度】 各種社会保険、テレワーク勤務制度、フレックスタイム勤務制度、育児・介護短時間勤務制度、社内レクリエーション各種クラブ活動 など

労働施策総合推進法に基づく 中途採用比率の公表

2020年度:29%
2021年度:28%
2022年度:69%
※公表日:2024年1月31日

営業職中部支店

クライアントと当社プロジェクトメンバー(プランナー、デザイナー、ディレクター)を繋ぐ業務。クライアントの与件(予算、納期、品質など)や解決したい課題を当社窓口として的確に捉えることが重要な役割。プロジェクトリーダーとして、チーム編成、スケジュールの調整、予算管理まで、一貫したプロジェクト管理を行う。

雇用形態

正社員または契約社員

勤務地

各応募職種の勤務地に準ずる

勤務時間

所定労働時間9:00~17:30 休憩60分(実働7.5時間)
フレックスタイム制度あり

給与

各応募職種ともに経験・能力を考慮の上、当社規定により決定

賞与

年2回(6月、12月)

諸手当

通勤手当、在宅勤務手当、超過勤務手当など

休日休暇

【休日】 完全週休2日、祝日、年末年始
【休暇】 有給休暇(入社初年度10日、以後毎年2日加算、最高20日まで)
      リフレッシュ、慶弔、転勤、産前産後、育児、介護、公傷、ボランティア休暇 など

福利厚生

【制度】 各種社会保険、テレワーク勤務制度、フレックスタイム勤務制度、育児・介護短時間勤務制度、社内レクリエーション各種クラブ活動 など

労働施策総合推進法に基づく 中途採用比率の公表

2020年度:29%
2021年度:28%
2022年度:69%
※公表日:2024年1月31日

プランニング職本社

クライアントの事業の構想段階において、クライアント要望や事業環境の調査・分析をもとに、事業テーマやコンセプトを設定し、それに基づく具体的な企画提案、詳細プランなどを作成。ミュージアムやショールーム、イベントやセールスプロモーションの企画の他、商業施設ではコンサル業務としてMD(商品計画)やリーシング(テナント誘致)なども行う。

雇用形態

正社員または契約社員

勤務地

各応募職種の勤務地に準ずる

勤務時間

所定労働時間9:00~17:30 休憩60分(実働7.5時間)
フレックスタイム制度あり

給与

各応募職種ともに経験・能力を考慮の上、当社規定により決定

賞与

年2回(6月、12月)

諸手当

通勤手当、在宅勤務手当、超過勤務手当など

休日休暇

【休日】 完全週休2日、祝日、年末年始
【休暇】 有給休暇(入社初年度10日、以後毎年2日加算、最高20日まで)
      リフレッシュ、慶弔、転勤、産前産後、育児、介護、公傷、ボランティア休暇 など

福利厚生

【制度】 各種社会保険、テレワーク勤務制度、フレックスタイム勤務制度、育児・介護短時間勤務制度、社内レクリエーション各種クラブ活動 など

労働施策総合推進法に基づく 中途採用比率の公表

2020年度:29%
2021年度:28%
2022年度:69%
※公表日:2024年1月31日

デザイン職東北支店

調査・企画の段階から参入し、クライアントの事業テーマ・要望・課題・予算・工程・社会的ニーズも踏まえつつ、質の高い設計・デザインワークをおこなう。

雇用形態

正社員または契約社員

勤務地

各応募職種の勤務地に準ずる

勤務時間

所定労働時間9:00~17:30 休憩60分(実働7.5時間)
フレックスタイム制度あり

給与

各応募職種ともに経験・能力を考慮の上、当社規定により決定

賞与

年2回(6月、12月)

諸手当

通勤手当、在宅勤務手当、超過勤務手当など

休日休暇

【休日】 完全週休2日、祝日、年末年始
【休暇】 有給休暇(入社初年度10日、以後毎年2日加算、最高20日まで)
      リフレッシュ、慶弔、転勤、産前産後、育児、介護、公傷、ボランティア休暇 など

福利厚生

【制度】 各種社会保険、テレワーク勤務制度、フレックスタイム勤務制度、育児・介護短時間勤務制度、社内レクリエーション各種クラブ活動 など

労働施策総合推進法に基づく 中途採用比率の公表

2019年度:70%
2020年度:30%
2021年度:28%
※公表日:2022年1月31日

デザイン職中部支店

調査・企画の段階から参入し、クライアントの事業テーマ・要望・課題・予算・工程・社会的ニーズも踏まえつつ、質の高い設計・デザインワークをおこなう。

雇用形態

正社員または契約社員

勤務地

各応募職種の勤務地に準ずる

勤務時間

所定労働時間9:00~17:30 休憩60分(実働7.5時間)
フレックスタイム制度あり

給与

各応募職種ともに経験・能力を考慮の上、当社規定により決定

賞与

年2回(6月、12月)

諸手当

通勤手当、在宅勤務手当、超過勤務手当など

休日休暇

【休日】 完全週休2日、祝日、年末年始
【休暇】 有給休暇(入社初年度10日、以後毎年2日加算、最高20日まで)
      リフレッシュ、慶弔、転勤、産前産後、育児、介護、公傷、ボランティア休暇 など

福利厚生

【制度】 各種社会保険、テレワーク勤務制度、フレックスタイム勤務制度、育児・介護短時間勤務制度、社内レクリエーション各種クラブ活動 など

労働施策総合推進法に基づく 中途採用比率の公表

2020年度:29%
2021年度:28%
2022年度:69%
※公表日:2024年1月31日

デザイン職大阪事業所

調査・企画の段階から参入し、クライアントの事業テーマ・要望・課題・予算・工程・社会的ニーズも踏まえつつ、質の高い設計・デザインワークをおこなう。

雇用形態

正社員または契約社員

勤務地

各応募職種の勤務地に準ずる

勤務時間

所定労働時間9:00~17:30 休憩60分(実働7.5時間)
フレックスタイム制度あり

給与

各応募職種ともに経験・能力を考慮の上、当社規定により決定

賞与

年2回(6月、12月)

諸手当

通勤手当、在宅勤務手当、超過勤務手当など

休日休暇

【休日】 完全週休2日、祝日、年末年始
【休暇】 有給休暇(入社初年度10日、以後毎年2日加算、最高20日まで)
      リフレッシュ、慶弔、転勤、産前産後、育児、介護、公傷、ボランティア休暇 など

福利厚生

【制度】 各種社会保険、テレワーク勤務制度、フレックスタイム勤務制度、育児・介護短時間勤務制度、社内レクリエーション各種クラブ活動 など

労働施策総合推進法に基づく 中途採用比率の公表

2020年度:29%
2021年度:28%
2022年度:69%
※公表日:2024年1月31日

デザイン職本社

調査・企画の段階から参入し、クライアントの事業テーマ・要望・課題・予算・工程・社会的ニーズも踏まえつつ、質の高い設計・デザインワークをおこなう。

雇用形態

正社員または契約社員

勤務地

各応募職種の勤務地に準ずる

勤務時間

所定労働時間9:00~17:30 休憩60分(実働7.5時間)
フレックスタイム制度あり

給与

各応募職種ともに経験・能力を考慮の上、当社規定により決定

賞与

年2回(6月、12月)

諸手当

通勤手当、在宅勤務手当、超過勤務手当など

休日休暇

【休日】 完全週休2日、祝日、年末年始
【休暇】 有給休暇(入社初年度10日、以後毎年2日加算、最高20日まで)
      リフレッシュ、慶弔、転勤、産前産後、育児、介護、公傷、ボランティア休暇 など

福利厚生

【制度】 各種社会保険、テレワーク勤務制度、フレックスタイム勤務制度、育児・介護短時間勤務制度、社内レクリエーション各種クラブ活動 など

労働施策総合推進法に基づく 中途採用比率の公表

2020年度:29%
2021年度:28%
2022年度:69%
※公表日:2024年1月31日

ディレクター職本社

プロダクト(制作管理)
クライアントやデザイナーが描いたデザインを、実際に“空間”として具現化する。安全・品質・予算・工程管理など様々な視点から、ものづくりを統括する。

雇用形態

正社員または契約社員

勤務地

各応募職種の勤務地に準ずる

勤務時間

所定労働時間9:00~17:30 休憩60分(実働7.5時間)
フレックスタイム制度あり

給与

各応募職種ともに経験・能力を考慮の上、当社規定により決定

賞与

年2回(6月、12月)

諸手当

通勤手当、在宅勤務手当、超過勤務手当など

休日休暇

【休日】 完全週休2日、祝日、年末年始
【休暇】 有給休暇(入社初年度10日、以後毎年2日加算、最高20日まで)
      リフレッシュ、慶弔、転勤、産前産後、育児、介護、公傷、ボランティア休暇 など

福利厚生

【制度】 各種社会保険、テレワーク勤務制度、フレックスタイム勤務制度、育児・介護短時間勤務制度、社内レクリエーション各種クラブ活動 など

労働施策総合推進法に基づく 中途採用比率の公表

2020年度:29%
2021年度:28%
2022年度:69%
※公表日:2024年1月31日

ディレクター職大阪事業所

プロダクト(制作管理)
クライアントやデザイナーが描いたデザインを、実際に“空間”として具現化する。安全・品質・予算・工程管理など様々な視点から、ものづくりを統括する。

雇用形態

正社員または契約社員

勤務地

各応募職種の勤務地に準ずる

勤務時間

所定労働時間9:00~17:30 休憩60分(実働7.5時間)
フレックスタイム制度あり

給与

各応募職種ともに経験・能力を考慮の上、当社規定により決定

賞与

年2回(6月、12月)

諸手当

通勤手当、在宅勤務手当、超過勤務手当など

休日休暇

【休日】 完全週休2日、祝日、年末年始
【休暇】 有給休暇(入社初年度10日、以後毎年2日加算、最高20日まで)
      リフレッシュ、慶弔、転勤、産前産後、育児、介護、公傷、ボランティア休暇 など

福利厚生

【制度】 各種社会保険、テレワーク勤務制度、フレックスタイム勤務制度、育児・介護短時間勤務制度、社内レクリエーション各種クラブ活動 など

労働施策総合推進法に基づく 中途採用比率の公表

2020年度:29%
2021年度:28%
2022年度:69%
※公表日:2024年1月31日

ディレクター職九州支店

プロダクト(制作管理)
クライアントやデザイナーが描いたデザインを、実際に“空間”として具現化する。安全・品質・予算・工程管理など様々な視点から、ものづくりを統括する。

雇用形態

正社員または契約社員

勤務地

各応募職種の勤務地に準ずる

勤務時間

所定労働時間9:00~17:30 休憩60分(実働7.5時間)
フレックスタイム制度あり

給与

各応募職種ともに経験・能力を考慮の上、当社規定により決定

賞与

年2回(6月、12月)

諸手当

通勤手当、在宅勤務手当、超過勤務手当など

休日休暇

【休日】 完全週休2日、祝日、年末年始
【休暇】 有給休暇(入社初年度10日、以後毎年2日加算、最高20日まで)
      リフレッシュ、慶弔、転勤、産前産後、育児、介護、公傷、ボランティア休暇 など

福利厚生

【制度】 各種社会保険、テレワーク勤務制度、フレックスタイム勤務制度、育児・介護短時間勤務制度、社内レクリエーション各種クラブ活動 など

労働施策総合推進法に基づく 中途採用比率の公表

2020年度:29%
2021年度:28%
2022年度:69%
※公表日:2024年1月31日

設計職大阪事業所

さまざまな市場のプロジェクトにおいて、デザイン意図・機能・品質・安全性能・予算を考慮し、法令や環境対策に配慮した設計業務を行う。

雇用形態

正社員または契約社員

勤務地

各応募職種の勤務地に準ずる

勤務時間

所定労働時間9:00~17:30 休憩60分(実働7.5時間)
フレックスタイム制度あり

給与

各応募職種ともに経験・能力を考慮の上、当社規定により決定

賞与

年2回(6月、12月)

諸手当

通勤手当、在宅勤務手当、超過勤務手当など

休日休暇

【休日】 完全週休2日、祝日、年末年始
【休暇】 有給休暇(入社初年度10日、以後毎年2日加算、最高20日まで)
      リフレッシュ、慶弔、転勤、産前産後、育児、介護、公傷、ボランティア休暇 など

福利厚生

【制度】 各種社会保険、テレワーク勤務制度、フレックスタイム勤務制度、育児・介護短時間勤務制度、社内レクリエーション各種クラブ活動 など

労働施策総合推進法に基づく 中途採用比率の公表

2020年度:29%
2021年度:28%
2022年度:69%
※公表日:2024年1月31日

設計職本社

さまざまな市場のプロジェクトにおいて、デザイン意図・機能・品質・安全性能・予算を考慮し、法令や環境対策に配慮した設計業務を行う。

雇用形態

正社員または契約社員

勤務地

各応募職種の勤務地に準ずる

勤務時間

所定労働時間9:00~17:30 休憩60分(実働7.5時間)
フレックスタイム制度あり

給与

各応募職種ともに経験・能力を考慮の上、当社規定により決定

賞与

年2回(6月、12月)

諸手当

通勤手当、在宅勤務手当、超過勤務手当など

休日休暇

【休日】 完全週休2日、祝日、年末年始
【休暇】 有給休暇(入社初年度10日、以後毎年2日加算、最高20日まで)
      リフレッシュ、慶弔、転勤、産前産後、育児、介護、公傷、ボランティア休暇 など

福利厚生

【制度】 各種社会保険、テレワーク勤務制度、フレックスタイム勤務制度、育児・介護短時間勤務制度、社内レクリエーション各種クラブ活動 など

労働施策総合推進法に基づく 中途採用比率の公表

2020年度:29%
2021年度:28%
2022年度:69%
※公表日:2024年1月31日

スタッフ職 - 経営管理本社

企業経営を支えるポジション。 戦略的視点を持ち、人事・経理・総務・法務・経営企画といった本社機能部門で様々な業務を行う。
中長期的に会社経営を捉え、全社ビジョンの実現に向けて、具体的施策を立案・実行し経営基盤を支える。

雇用形態

正社員または契約社員

勤務地

各応募職種の勤務地に準ずる

勤務時間

所定労働時間9:00~17:30 休憩60分(実働7.5時間)
フレックスタイム制度あり

給与

各応募職種ともに経験・能力を考慮の上、当社規定により決定

賞与

年2回(6月、12月)

諸手当

通勤手当、在宅勤務手当、超過勤務手当など

休日休暇

【休日】 完全週休2日、祝日、年末年始
【休暇】 有給休暇(入社初年度10日、以後毎年2日加算、最高20日まで)
      リフレッシュ、慶弔、転勤、産前産後、育児、介護、公傷、ボランティア休暇 など

福利厚生

【制度】 各種社会保険、テレワーク勤務制度、フレックスタイム勤務制度、育児・介護短時間勤務制度、社内レクリエーション各種クラブ活動 など

労働施策総合推進法に基づく 中途採用比率の公表

2020年度:29%
2021年度:28%
2022年度:69%
※公表日:2024年1月31日

スタッフ職 - 法務本社

企業経営を支えるポジション。 戦略的視点を持ち、人事・経理・総務・法務・経営企画といった本社機能部門で様々な業務を行う。
中長期的に会社経営を捉え、全社ビジョンの実現に向けて、具体的施策を立案・実行し経営基盤を支える。

雇用形態

正社員または契約社員

勤務地

各応募職種の勤務地に準ずる

勤務時間

所定労働時間9:00~17:30 休憩60分(実働7.5時間)
フレックスタイム制度あり

給与

各応募職種ともに経験・能力を考慮の上、当社規定により決定

賞与

年2回(6月、12月)

諸手当

通勤手当、在宅勤務手当、超過勤務手当など

休日休暇

【休日】 完全週休2日、祝日、年末年始
【休暇】 有給休暇(入社初年度10日、以後毎年2日加算、最高20日まで)
      リフレッシュ、慶弔、転勤、産前産後、育児、介護、公傷、ボランティア休暇 など

福利厚生

【制度】 各種社会保険、テレワーク勤務制度、フレックスタイム勤務制度、育児・介護短時間勤務制度、社内レクリエーション各種クラブ活動 など

労働施策総合推進法に基づく 中途採用比率の公表

2020年度:29%
2021年度:28%
2022年度:69%
※公表日:2024年1月31日

スタッフ職 - 人事本社

企業経営を支えるポジション。 戦略的視点を持ち、人事・経理・総務・法務・経営企画といった本社機能部門で様々な業務を行う。
中長期的に会社経営を捉え、全社ビジョンの実現に向けて、具体的施策を立案・実行し経営基盤を支える。

雇用形態

正社員または契約社員

勤務地

各応募職種の勤務地に準ずる

勤務時間

所定労働時間9:00~17:30 休憩60分(実働7.5時間)
フレックスタイム制度あり

給与

各応募職種ともに経験・能力を考慮の上、当社規定により決定

賞与

年2回(6月、12月)

諸手当

通勤手当、在宅勤務手当、超過勤務手当など

休日休暇

【休日】 完全週休2日、祝日、年末年始
【休暇】 有給休暇(入社初年度10日、以後毎年2日加算、最高20日まで)
      リフレッシュ、慶弔、転勤、産前産後、育児、介護、公傷、ボランティア休暇 など

福利厚生

【制度】 各種社会保険、テレワーク勤務制度、フレックスタイム勤務制度、育児・介護短時間勤務制度、社内レクリエーション各種クラブ活動 など

労働施策総合推進法に基づく 中途採用比率の公表

2019年度:70%
2020年度:30%
2021年度:28%
※公表日:2022年1月31日

スタッフ職 - IT・システム本社

企業経営を支えるポジション。 戦略的視点を持ち、人事・経理・総務・法務・経営企画といった本社機能部門で様々な業務を行う。
中長期的に会社経営を捉え、全社ビジョンの実現に向けて、具体的施策を立案・実行し経営基盤を支える。

雇用形態

正社員または契約社員

勤務地

各応募職種の勤務地に準ずる

勤務時間

所定労働時間9:00~17:30 休憩60分(実働7.5時間)
フレックスタイム制度あり

給与

各応募職種ともに経験・能力を考慮の上、当社規定により決定

賞与

年2回(6月、12月)

諸手当

通勤手当、在宅勤務手当、超過勤務手当など

休日休暇

【休日】 完全週休2日、祝日、年末年始
【休暇】 有給休暇(入社初年度10日、以後毎年2日加算、最高20日まで)
      リフレッシュ、慶弔、転勤、産前産後、育児、介護、公傷、ボランティア休暇 など

福利厚生

【制度】 各種社会保険、テレワーク勤務制度、フレックスタイム勤務制度、育児・介護短時間勤務制度、社内レクリエーション各種クラブ活動 など

労働施策総合推進法に基づく 中途採用比率の公表

2020年度:29%
2021年度:28%
2022年度:69%
※公表日:2024年1月31日

採用担当紹介

松本 恵
人財開発部 採用課松本 恵Megumi Matsumoto

社員一人ひとりが唯一無二の存在です

私は別業界からの転職ですが、想像していた通り、バリエーション豊かな社員が集まる会社でした。専門性が高い社員の総合力で唯一無二の空間を手掛けています。130年以上続く老舗会社ですが、カルチャーとしては古すぎず、新しすぎない会社だと思っています。
面談を通じ、弊社の魅力をお伝えできればと思っております。

林 陽子
人財開発部 採用課林 陽子Yoko Hayashi

仕事を楽しむ社員が多い会社!

私自身も中途で入社し、日々感じていることは、乃村工藝社は仕事を楽しむ社員が多いということです。楽しさややりがいの裏には大変さもありますが、社員同士コミュニケーションの量も多く、熱意をもって楽しく働いている社員が多いと感じます。乃村工藝社の仕事を一緒に楽しめる方と出会えることを心待ちにしています!

杉野 佑樹
人財開発部 採用課杉野 佑樹Yuki Sugino

活躍のフィールドが無限にある!

世の中のいろいろな社会課題に対して“空間創造”をキーワードに一人ひとりの個性を生かしながら課題解決していく当社だからこそ、ご自身の専門性や興味を生かし活躍できるフィールドが必ず見つかると思います。
あなたの好きを仕事にしてみませんか?

江村 泰輔
人財開発部 採用課​江村 泰輔Taisuke Emura

好奇心を実現する会社!

中途で入社した際は130年以上の歴史を誇る厳格な会社をイメージしていました。しかし会社を知るに連れて、「面白そう!」「ワクワクする!」を社員の皆さんがベースに持っていることに気づきました。そんなマインドで仕事できることは素敵な環境だな、と日々思っています。選考でお会いできることをお待ちしております。

西村 史朗
人財開発部 採用課​西村 史朗Nishimura Shiro

個性と組織が融合している会社!

自身が中途で入社した当初は、長い歴史のある会社で、個性も豊かな社員の中に溶け込めるかといった不安もありましたが、同じように中途で入社した社員が多く活躍しており、様々な経歴を持った方々が存分に活躍できる環境があると思います!是非お会いできることを楽しみにしております!

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仲間と共に困難を乗り越えた経験こそが宝物。営業として、管理職として歩む私のキャリア

仲間と共に困難を乗り越えた経験こそが宝物。営業として、管理職として歩む私のキャリア

仕事の規模やインパクトよりも、メンバーと一緒に取り組んだ時間の方が印象深い──そう笑顔で語る鴇田 敬子。複数のプロジェクトを率いる営業担当として、日々多くのステークホルダーと向き合っています。チームをまとめる管理職としても歩き始めた鴇田が語る、営業の醍醐味、乃村工藝社の魅力とは? 多くのプロジェクトを抱える営業1課。大切なのは日常的なコミュニケーション営業推進本部 第5事業部 営業1部第1課で課長を務める鴇田。同部は専門店市場を担当する部署で、6名の課員と共に常時複数のプロジェクトを推進しています。 鴇田 「私たちの課で担当するのは、商業施設内のアパレルショップや物販店をはじめ、ブライダル施設のバンケットやリゾート施設のレストラン、さらには専門学校や歴史ミュージアムなど実に多岐にわたります。乃村工藝社では一つひとつの案件を“JOB(ジョブ)”と呼んでいますが、社内でもJOBの数がものすごく多いのが私たちの課の特徴。課長としては、チームの売り上げや勤怠を管理するのはもちろん、課員が担当する個々のJOBの進捗を把握し、アドバイスなども含めて推進をサポートすることも重要な役割です」膨大な数のプロジェクトを管理する上では、メンバーとの密なコミュニケーションが欠かせないと鴇田は話します。鴇田「基本的には週報に各案件の進捗を記載してもらい、毎週開催している課会で共有するようにしていますが、より重要なのは日々のコミュニケーション。大規模な案件や難しい交渉、トラブルがあるケースでは、担当のメンバーに直接声をかけたりチャットをしたり、個別に細やかにキャッチアップするようにしています。そうした日常的な会話を増やすことで、いつでも相談できる雰囲気や関係性をつくれると思っています」 一方で、プレイヤーとしても現在3~4つの大きなプロジェクトを担当する鴇田。メンバーとの役割分担について、次のように説明します。鴇田「乃村工藝社に相談が来る場合、『ここからここまでの仕事をお願いしたい』『こういう工事内容をこの価格でお願いしたい』など、最初からお客さま側ではっきりと依頼内容が決まっていないことも多いのです。そのため、私たち営業がまずお客さまのご要望を具体的に整理し、双方の役割や責任区分、業務内容を明確にして見積りを提示します。最近は案件が大型化しているので、最初の整理がさらに重要になっています。私がこの整理をリードし、JOBが具体化し始めたらメンバーが主導していくという流れが多いですね」 大ピンチすらも、あえて笑顔で。そんな仲間と一緒に乗り切った大型案件乃村工藝社で営業職を担当するようになって約11年。数々のプロジェクトを手がけてきた鴇田ですが、中でもとくに印象に残っているのが某施設の大規模リニューアルだと言います。鴇田 「私が『この仕事はやりがいがあったなあ』と感じるのは、プロジェクトの規模や成果そのものよりも、完成までにJOBメンバーといかに濃密な時間を過ごせたかによるところが大きいです。会社や社会へのインパクトももちろん大事なのですが、メンバーと一緒に困難を乗り越え、価値あるものを創り上げた、という仕事の方が印象深いですね。そういう意味でも、JOBリーダーとして約1年6カ月に渡って携わったこのプロジェクトは忘れられません。実はパースなどを提示した後に、大幅に予算を調整する必要があるという事態になり、それまでに類がないほど困難な状況だったんです」お客さまが望んだのは、CD(Cost Down)ではなく VE(Value Engineering)。必要な機能やデザインは残したままで、いかに予算内に収めるか──鴇田たちは試行錯誤を繰り返しました。鴇田「床下の構造を変更したり仕上げ材を変更したり、品質や見た目に影響が出ないように気をつけながら、削ぎ落とせる部分がないかみんなで知恵を出し合いました。一部にはお客さまの既存店舗の家具を転用するなど、3カ月かけてVE調整した結果、なんとか予算内でカタチにすることができたんです。これほど大変な状況だったにも関わらず、メンバーが集まるとお互いを労いながら他愛もない話をして笑い合う、みたいなとても明るい雰囲気で(笑)。だからこそ乗り越えられたと思いますし、私の中で特に印象に残る仕事になりましたね」同案件は設計と施工のフェーズが別で、鴇田は施工フェーズから加わりチームを牽引しました。初めて一緒に仕事をするメンバーも多い中で、心がけていたことがあると言います。鴇田「まずは私のことを知ってもらい、信頼関係を築くことに注力しました。このチームで目指すもの、成し遂げたいことを明確にし、チームで使う共通言語やツールも統一して『みんなで良いパフォーマンスを出そう!』というムード作りも大事にしましたね。また、メンバーには『どんな失敗があっても私がフォローする』『みんなのために、チームのために動く』という強い意志を持って、一つひとつの課題に向き合ったことで信頼や協力を得られたと思います」父から受け継いだものづくりのDNA。子育てと両立できる環境で新たなキャリアに挑戦父親が和風照明器具を作る職人だったため、幼い頃から「ものづくり」が身近な環境で育ったという鴇田。鴇田「父の工房に大きな材木が搬入されて、しばらくするとそれが商品となって出荷されていく──そんな光景を子どもの頃から当たり前のように見ていました。父からものづくりについて何か教わったわけではありませんが、この原体験が今の仕事にも少なからず影響しているような気がします」大学卒業後、アパレル企業の営業職に就いた鴇田は、そこで店舗ディスプレイに興味を持ち、内装会社に転職。6年ほど勤務したのち、結婚を機に退職を選択しました。鴇田 「前職は小さな会社だったため、営業にとどまらず発注から現場対応まで制作業務にも携わっていました。やりがいを感じていたものの、結婚後はもう少しゆるやかに働きたいと考えていたところに、乃村工藝社の事務職の求人を見つけ、派遣社員として就業しました。でも、私の性格には事務の仕事が向いていなかったようで(笑)。第一子を出産するタイミングで派遣社員就業を終え、出産後にあらためて営業職として入社しました」営業職として活躍する中で、鴇田は育児との両立にも挑戦。子育ての難しさを感じながらも、周囲の理解ある仲間たちに支えられたと言います。鴇田「子どもの体調不良で急に休まなければならないとき、みんな嫌な顔ひとつせず『大丈夫だからお迎え行ってあげて』『チームで仕事をしているからなんとかなります』と言ってくれるので、本当に助かりました。また、社内には産休育休後に復帰して働いている先輩がたくさんいるので、復職後のイメージを持ちやすかったですね。こうした助け合う環境や多様な働き方を受け入れる雰囲気があるからこそ、仕事を続けてこられたんだと思います」そんな鴇田のキャリアの転機となったのが、課長就任。それまでの想いを、次のように振り返ります。鴇田「数年前から、乃村工藝社での営業の仕事ならそれなりに難しい案件でもなんとかクリアできると自信がついた一方で、次の目標がなかなか見つからなくて……。何か新しいことに挑戦したい、自分のキャリアの土台となるものを見つけたい、と考えていたところ、上司が管理職に推薦してくれたんです。正直に言うと迷いもありましたが、チャンスをいただけるのなら頑張ってみようと決心しました。課長としてはまだまだ駆け出しですが、今後は働き方も含めてメンバーの指標となるようなキャリアを築けたら嬉しいですね」 フルオーダーの期待に応える醍醐味。ものづくりが大好きな仲間と共に成長を続けたい鴇田に乃村工藝社の営業職の魅力を尋ねると、目を輝かせながら次のように語ります。鴇田「お客さまから毎回完全フルオーダーのご依頼をいただくことですね。お客さまのご要望を引き出し、それに対して私たちができることを探っていくのがこの仕事の醍醐味。目に見えないお題に対して、乃村工藝社の中で企画・デザインし、目指す空間を創り上げていく──その過程が一番楽しいと感じます。また、仕事を通じていろんな業種のお客さまに出会えるので、毎日社会勉強をさせていただいているようですごく刺激的ですね。『こんな事業があるんだ』とか『こんな情報知らなかった』とか、お客さまと面談するたびに学びがありますし、それについて自分でも調べることで知識が広がっていくのも嬉しいです」また会社の魅力として、鴇田がとくに強調するのが「人の良さ」。鴇田「営業やデザイナーなど職種や立場は違っても、ものづくりに対する熱い想いを持っている人が多いですね。周りを気遣える人ばかりなので良いチームワークが生まれますし、だからこそどんな困難があっても一緒に乗り越えられる──そんな仲間たちと、ああでもない、こうでもないとワイワイ話しながら仕事をしていると、『この会社でよかったなあ』と心から思えます」そんな鴇田は最後に、営業職に興味を持つ学生や転職希望者に向けて力強いメッセージを送ります。鴇田「営業と聞くと、お客さまとの調整役としてフロントに立つなど、精神的にも肉体的にもハードなイメージがあるかもしれません。でも、乃村工藝社の営業職は、1人で抱え込まなくて大丈夫。困ったことがあればチームのメンバーが支えてくれますし、上司や先輩が相談に乗ってくれて、時にはお客さまのもとに帯同して交渉をサポートしてくれます。営業だからと言ってすべて1人で考えて判断する必要はなく、組織全体でサポートする体制が整っているので、安心して仕事に取り組めると思います。営業に求められるのは、なんでも1人でこなすバイタリティというより、細やかな気遣い。お客さまに対しても、社内の仲間に対しても、小さなことに気づいて配慮できると喜ばれますし、私もそういう方と一緒に仕事できたら嬉しいですね」周りには常に笑顔と活気があふれる鴇田。彼女のひと言でチーム全体が明るくなり、困難な状況でも前を向く勇気が生まれる──そんな鴇田の輝きが、これからも乃村工藝社の未来を照らし続けることでしょう。 ※ 記載内容は2024年7月時点のものです  

「デジタル技術をいかした空間体験」をつくり出すデザイナーが、新たな道を切り拓く

「デジタル技術をいかした空間体験」をつくり出すデザイナーが、新たな道を切り拓く

テクノロジー、プログラミングなどデジタル技術と空間を融合し、体験をつくり出すデザイナー、吉田 敬介。社外のアーティストやクリエイティブチームとの共同プロジェクトにも数多く参画し、さまざまなスケールのプロジェクトに携わっています。「つくり続けることに意味がある」と語る吉田が、仕事にかける想いを語ります。 空間に体験を織り交ぜる──コンピュテーショナルデザインで新たな価値を生み出す▲渋谷スクランブルスクエアの展望施設「SHIBUYA SKY」|移行空間「SKY GATE」クリエイティブ本部コンテンツ・インテグレーションセンター(※)のクリエイティブ・ディレクション部に所属する吉田。「体験」を伴うような空間づくりを得意としています。 吉田 「単に空間をデザインするだけではなく、体験を伴うコンテンツと組み合わせたり、デジタル演出を入れたりと、テクノロジーやプログラミングなどのデジタル技術と融合した空間づくりをしています。企業ミュージアムもあれば、アートワークや渋谷スクランブルスクエアの展望施設『SHIBUYA SKY』、7月25日にまちびらきをした『Shibuya Sakura Stage』の賑わいや文化発信を担う環境演出作品など、さまざまなスケールや領域のプロジェクトに横断的に携わっています。私の場合は、社外のクリエイティブチームやアーティストなどとチームを組んで仕事をすることも多いですね。今もいくつか平行してプロジェクトに取り組んでいます」中でも、吉田が得意とするのは「コンピュテーショナルデザイン」です。吉田「コンピュテーショナルデザインは、デザインの仕組みをプログラムすることで、構造や機能など複雑な条件を解きながらデザインを生成する手法です。人間の手を使うより、時間を短縮するという使い方もできますし、人のチカラだけでは再現できないような精度の高いカタチをつくり出すこともできます。コンピューターだから誰でも同じものができると思われるかもしれませんが、実はプログラムをする人の作家性やオリジナリティが反映されるので、別のデザイナーが同じ手法を使っても同じ結果にはならないんです。そこが面白さでもあります」 コンピュテーショナルデザインを駆使した空間体験を今も追及し続けている吉田。同時に乃村工藝社グループのイノベーション・ラボラトリー「NOMLAB(ノムラボ)」(2024年秋サイトリニューアル予定)にも参画しています。吉田「NOMLABでは、クライアントワークでのソフト開発等はもちろん、いくつかの研究テーマを設定して、社外のクリエイターと協力しながらインタラクションや制御を用いた新しい表現装置などのプロトタイプ開発にも挑戦しています。私は2017年のNOMLAB発足当時からチームに加わり、一時離脱していた時期もありましたが、2024年から再びチームに合流しました。始めは2~3人の部活動のような小さな集まりでしたが、今は規模も大きくなってきました。普段の仕事では、最終的なモノは協力社さんに作ってもらうことが多いのですが、NOMLABでは自分たちで手を動かして「ものづくり」ができるので、モノの仕組みが分かるなど勉強になることが多くてとても楽しいです。ここでメディアや制御装置等を組み合わせた空間の可能性を探っているうちに、テクノロジーと空間を融合させたものを創りたいという気持ちが徐々に高まってきて、今の仕事につながっている感じです」※ コンテンツ・インテグレーションセンター (Content Integration Center:空想実装集団)は、コンテンツへの深い理解を起点に、心躍るような「空想」を新たな体験価値へ変換し、あらゆる空間へ、そして社会へ「実装」させていく乃村工藝社のクリエイティブチームです 「ものづくりに携わりたい」漠然とした思いで飛び込んだ乃村工藝社での挑戦と学び▲入社当時に手掛けた、乃村工藝社本社ビル 役員フロアの応接室にて吉田と建築・デザインとの出会いはまさに運命的。学生時代の出会いが、吉田を建築の世界へと誘いました。吉田 「アルバイト先に大学院で建築を学んでいる方がいて、たまたま彼のポートフォリオを見せてもらう機会があったんです。そこには尖った壁や斜めの壁など、普通の建物では見られないような特徴的なデザインの建物がたくさん載っていて。『こんなにも自由な建物が作れるのか』と感動しました。その出来事をきっかけに、大学・大学院と建築を学ぶようになりました」もともとパソコンを使った作業が好きだったと語る吉田。大学院では建築都市システムの研究室で、コンピュテーショナルデザインを学びます。吉田 「就職活動のころ、実はやりたいことがはっきりとは決まっていなかったんです。乃村工藝社に応募したのも、研究室の友人の影響でした。ただ、もともと建築よりスパンが短く、少人数のメンバーで意思決定ができるディスプレイの世界に適性を感じていましたし、とにかく『ものづくりに携わりたい』という漠然とした気持ちで入社しました」そんな吉田が、乃村工藝社の魅力を感じたのは入社後だと語ります。吉田 「入社当初は、上司の指導に四苦八苦しながら、がむしゃらに頑張っていました。なかでも印象に残っているのが、自社の役員フロアにある応接室の改装プロジェクトですね。『乃村工藝社』を深く考える貴重な体験になりました」プロジェクトでは、乃村工藝社の「藝」の字にならって『アートとものづくりの融合』を目指したと語る吉田。会社の一大プロジェクトということもあり、方針の決定には苦労したと言います。吉田 「さまざまなお客さまをお招きする応接室だからこそ、経営層や管理部門、営業部門などさまざまな部署や立場の方々と話し合う機会があり、乃村工藝社の多様性を知る良い機会になりました。また、仕事の面でも非常に勉強になる3年間でした。デザインの技術やクオリティだけでなく、会議の進め方、資料の作り方、議事録の取り方など、仕事の基礎を徹底的に叩き込まれました」この時ほど大変な時期はなかったと笑う吉田。その上で当時の経験が、後の業務に活きていると語ります。吉田 「この後くらいからNOMLABでの活動をはじめ、自分の得意分野でもあるコンピュテーショナルデザインを活かせる仕事に携われるようになりました。入社当初はアシスタント業務をがむしゃらに頑張っていましたが、おかげで仕事の基礎力も身につき、徐々に主体的に動けるようになりました。仕事を自分事として捉えられるようになり、自分の作った空間が社会にどんな影響を与えられるかなどを考えるようになったのは成長ですね」社外のアーティスト・クリエイターから受ける刺激。常に驚かされるアイデアの数々 ▲Shibuya Sakura Stageに立ち並ぶ さくらCHORUSは満開の桜並木のように風を受け、光と音のハーモニーを奏でる社外のアーティストやクリエイティブチームと共にプロジェクトを進めていくことが多い吉田。彼らとの共創に楽しさを感じています。吉田 「クリエイティブ面で常にさまざまな刺激をもらっています。そもそも思考方法がまったく違うので、社内では絶対出てこないような提案が出てくるなど、毎回驚かされますね。映像やビジュアルのプロフェッショナルと働くことも多く、素晴らしいアウトプットの数々に毎回感心しながら仕事をしています。付き合いの長いアーティストさんも多いので、最近は会社を超えたチームとして、みんなで良いものをつくろうという意識が強いです」さまざまなステークホルダーと共に働く中で心掛けていることについて、こう語ります。吉田 「特にアーティストさんと仕事をする時に感じるのですが、彼ら・彼女らの求めるものは想像をはるかに超えていて、実現するのが難しいと感じることも少なくありません。だからこそ私自身が提案するものも、できる限り磨き上げて、最高レベルまで質を高めて出すことを心掛けています。それに、提案の仕方も工夫しています。空間デザインではパースを使うことが多いですが、私は映像を作ってプレゼンテーションするなど、デザインやアイデアの内容が伝わりやすい手法をとるよう心掛けています」 常にアンテナを高く張り、世の中のクリエイターの作品をインプットすることも大切にしていると語る吉田。吉田 「特に素晴らしいと思うのは、生涯にわたって一つの手法を磨き続けているアーティストの方ですね。初期はそこまで印象的でなかったものも、長年時間をかけて磨き上げていくと誰もが目を引くような素晴らしい作品になったりするものです。人が一つのことを突き詰めると、こんなに素晴らしいものができあがるのかと感動しますし、自分の未熟さを感じて『もっと頑張らなければ』と思います」 自由な働き方と真剣なものづくりが融合する場所──乃村工藝社の魅力とは入社から10年が経った今、乃村工藝社に対する想いを語ります。吉田 「当社は自由で個性的な社員が多く、ルールや責任はありながらも働き方が自由なところが魅力だと思います。デザイナーにもしっかりと決定権があり、真剣にものづくりに取り組めるところが好きですね。しかし、私自身は会社の名前に寄りかかることなく、いつでも自分のスキルで食べていけるようにしておきたいと思いながら仕事をしています。そういう気持ちで働く社員が多い方が、結果として強い会社になると思うんです。」乃村工藝社に愛着を感じながらも、自立的なキャリアを意識する吉田。同社の雰囲気についてこう語ります。吉田 「デザインをする時って、頭で考えてからデザインを生み出すと思われがちですが、当社には『考えるよりまず描く、手を動かしながら考える』というタイプのデザイナーが多く、私自身も入社当初大きな影響を受けました。ですからアクティブな方、フットワークの軽い方は当社に向いているのではないかと思います」 吉田自身の今後の展望についても想いをはせます。吉田 「今の自分は、これまでやってきたことの延長線上にいると思っているので、これからも目の前のプロジェクトを精いっぱいこなしていったその先に、新しい道が開けるのではないでしょうか。世の中の素晴らしいクリエイターの作品を見ると、自分の至らなさを悔しく思うこともありますが、そんな中でも諦めずにつくり続けることに意味があると思っています」淡々としていながらも、常に熱意を持って一つひとつのプロジェクトに取り組む吉田。これからも周囲の刺激を受けながら自身の感性を磨き、すてきな空間体験を生み出し続けます。※ 記載内容は2024年6月時点のものです  

三方良しな空間創造に取り組むプロジェクトマネージャー

三方良しな空間創造に取り組むプロジェクトマネージャー

文化環境事業部の田代 春佳。2019年の入社以来、営業職として公共の文化施設の提案活動やプロジェクトマネジメントに携わってきました。担当プロジェクトで国際森林認証取得に挑戦するなど、ソーシャルグッド活動に取り組んできた田代。キャリアを通じて大切にしたい想いに迫ります。 営業職として空間創造プロジェクトをリード。空間創造の新しい価値を求めて営業推進本部 文化環境事業部で主任を務める田代。ミュージアムやこども施設など公共の文化施設に携わり、営業職としてプロジェクト開発および推進を担っています。田代  「開発フェーズでは、お客さまからご相談いただけることもあれば、飛込み営業をする場合もあります。いずれにせよ、まずは表面化したお客さまの課題やモヤモヤを一緒に整理し、本当に解決すべき悩みを特定して、当社ができる解決策をご提案することがミッションです。推進フェーズでは、お客さまのご要望と社内状況を踏まえ、予算、納期、人財アサインなどプロジェクトに関連するあらゆるものを管理します。プロジェクトは生ものでフェーズや環境によって刻々と状況が変わります。それらを常に最適化することは試行錯誤の連続ですが、社内外の関係者がうまく連携してプロジェクトが進行するとうれしいですね」一方、乃村工藝社ならではの魅力も多いと話す田代。田代  「乃村工藝社の事業内容は、企画からデザイン・設計、制作・施工、運営・管理までと幅広く、BtoBからBtoCまで空間創造に関するあらゆるクリエイティブに携われることが魅力だと思います。現在、経営やマーケティング視点を学ぶためにMBA取得に取り組んでいるのですが、その中で“The Elements of Value”(※)というフレームワークを学びました。『Functional』『Emotional』『Life Changing』『Social Impact』という4つの段階に分けられた『顧客がほしいと思う30の価値要素』から構成されるものです。このフレームワークに当社の事業内容を当てはめると、設計や施工によるハードのソリューションと運営・管理によるソフトのソリューションを持つ当社は、個々人のアイデア次第で、より多くの価値創造に挑戦できる土壌があると感じます」※ Eric Almquist, John Senior and Nicolas Bloch, “The Elements of Value”, BAIN & COMPANY, 30 Jan 2023 国内の課題に直面したことが転機に。異文化を通じて培った空間創造への関心▲ 入社2年目に担当した「浜松市こども館」リニューアル田代が空間創造の分野に興味を持つようになったのは大学生の時。文化人類学を専攻し開発学を学ぶ中で、転機となる出来事がありました。田代  「ケニアのスラム街に暮らす女性に講演をしていただく機会があり、講演後に東京都内を案内したのですが、彼女から『日本は確かに経済的に豊かな国だけど、幸せな人は多いのか?』とポツリと問われて。その思いもよらない言葉に、本当に豊かなコミュニティやまちってどんなものだろう、と考えるようになりました」 未来のまちのモデルを求めて向かったのがイギリス南部にある小さな町Totnes。ここでの経験が、田代が空間創造に興味を持つ原点となりました。田代  「Totnesは持続可能な社会への移行を目指す市民運動『トランジション・タウン』の発祥の地です。エネルギーを多量に消費する脆弱な社会から移行し、 適正な量のエネルギーを使い、地域の人々が協力し合って柔軟でレジリエンスの高い社会の実現を目指すその活動は、現在世界中に広がっています。地域の人々が集い、オープンなプロセスで “地球” と “自分たち”にも優しいまちについて生き生きと話すその姿に、学生時代にケニアの女性から突きつけられた課題を解決する糸口が見えたような気がしました。こうしたコミュニティが生まれる空間づくりに携わりたいと思い、地域の拠点施設の空間づくりをはじめ、広い事業領域を手掛けている乃村工藝社に仲間入りさせてもらいました」  空間づくりを通じて社内初の国際森林認証を取得。循環型社会に貢献する方法と出会う▲  2023年11月にオープンした「魔法の文学館」(江戸川区角野栄子児童文学館)入社後、営業職として文化公共施設を主に担当してきた田代。特に印象に残っているプロジェクトがあります。田代  「入社2年目に『浜松市こども館』のリニューアルを担当させていただきました。『浜松市こども館』は親御さんたちへ子育てを楽しむ環境を提供している公共施設です。プロジェクトはリニューアルに併せて浜松市産材である天竜材を活用し、世界最高水準の森林認証であるFSCプロジェクト認証の取得を目指す、当社には前例のない試みでした」認証取得は手探りの連続だったという田代。しかし、浜松市林業振興課の皆さんと、前向きで志の高い協力社の方々とのチームワークで、同時期にリニューアルを担当した「浜松城」プロジェクトと併せて、城および公共の類似児童施設として全国初のFSC®プロジェクト認証の取得につながりました。田代  「適切なサプライチェーンをつなぐことは、空間の製造過程で木材をたくさん使い、多くの協力社と一緒にものづくりを行う会社ならではの循環型社会に寄与する貢献の仕方です。こんな方法があったのか!と納得すると同時に、循環に寄与する目には見えないプロセスのデザインをしているのだと、じわじわとやりがいを感じました。施設理念と木材活用に強い想いをもつ浜松市の皆さまに、貴重な気づきの機会をいただきました。後日、浜松市林業振興課様が開催された『天竜の山々をめぐるツアー』に参加し、ただ美しいだけではなく生物や植物の多様性も守られている森を見て、少しでも貢献できたことを大変うれしく思いました。お客さま良し、自分良し、地球良しな空間づくりをしていきたいなと、改めて思いました」 同じく2023年11月にオープンした「魔法の文学館」(江戸川区角野栄子児童文学館)も田代にとって忘れられないプロジェクトのひとつです。田代  「角野 栄子さんは『魔女の宅急便』の作者として知られる児童文学作家で、児童文学のノーベル賞と言われる国際アンデルセン賞の受賞者でもあります。その想像力あふれる世界観と功績を、後世に伝えるための文学館の展示設計施工プロジェクトを担当させていただきました。『魔法の文学館』は子どもたちが自由に本を選び、手にとって楽しむことを通じて、豊かな想像力を育む場として誕生しました。文学館を生みだす過程で、江戸川区の皆さま、角野 栄子さんやアートディレクターのくぼしまりおさん、角野 栄子オフィスの皆さま、建築事務所様、ランドスケープ設計事務所様、出版社様をはじめとする多くの方々、そして社内メンバーや協力社様と、まだ形のない想像を創造するという非常に貴重な経験を通して、多くのことを学ばせていただきました。先日、子どもを授かった友人が“子どもが生まれたら連れていきたい施設”に『魔法の文学館』をあげてくれて、とてもうれしかったです。リアルな場だからこそできる体験を模索し、感性を育む空間づくりに関われることは歓びですね」  幅広い事業領域を活かした、乃村工藝社だからこその多角的な価値創出を目指して2023年からは「(仮称)静岡市海洋・地球総合ミュージアム整備運営事業」の展示設計施工のプロジェクトマネジメントを担当する田代。「駿河湾とつながるみんなのキャンパス」を事業コンセプトに、開業を目指して地球と海洋を探究する楽しさを伝える空間づくりに携わっています。田代  「当社としては今回はじめてPFI事業の代表企業として参画し、展示制作だけでなく約15年間の運営業務も担います。 目指すのは、見たり体験したりして楽しいというだけでなく、地球や海洋の未来を守る活動を促す、新しい形のミュージアムづくりです。決して簡単なことではないですが、設計制作だけでなく運営事業も担うことを決断した当社だからこそ挑戦ができること。今までの経験を活かし、空間創造を通じた三方良しの仕組みづくりの可能性を広げることにつなげたいと思っています」乃村工藝社の一員として、多角的な価値創造への貢献を目指す田代の挑戦は続きます。 ※ 記載内容は2024年1月時点のものです

文化施設は奥深くて面白い。「好き」を追求し進化を続ける乃村工藝社のデザイナーのあり方

文化施設は奥深くて面白い。「好き」を追求し進化を続ける乃村工藝社のデザイナーのあり方

型にはまらない自由な発想で文化施設の価値を生み出す。公共施設にも「+Museum」の発想で、水族館・動物園・図書館などさまざまな文化施設のデザインを手掛けるデザイナー稲野辺 翔が、文化施設づくりの醍醐味を語ります。 デザイナーとして携わる文化施設の面白さと、個性が光るチームづくりクリエイティブ本部 第一デザインセンター デザイン6部でルームチーフをつとめる稲野辺は、数々の文化施設のデザイン業務に従事しています。稲野辺  「私が担当しているのは主に公共の文化施設で、博物館・美術館といったミュージアムをはじめ、水族館、動物園、図書館、こどもの屋内プレイパークなど、幅広いジャンルの施設を手掛けています」ミュージアムを起点に、そこから裾野を広げ、自分にできることをいろいろとチャレンジしていると話す稲野辺。稲野辺  「文化施設のプロジェクトは中長期スパンのものが多く、展示の基本設計と実施設計でそれぞれ1年ずつ、建物を新築で建てるところからだと3年以上掛かることもあります。出来上がるまでに長い時間が掛かるので、例えば3年前の自分が描いた絵を実現するために、3年後の自分が日々奮闘します。だからなるべく、出来上がった後の『この場所にこんな未来があったらいいな』みたいな大きな夢を描いて、数年後の未来の自分にボールを投げる気持ちで進めています。大きな夢を描いていると、自分のモチベーションも維持しやすいので」デザインの提案には、その施設のコンセプトまで考えることもあると語る稲野辺。稲野辺 「お客さまから求められることの真意や、言葉の裏に隠された本当はこんなことを思っているといった潜在的なニーズを、コミュニケーションを取りながら引き出していくことが多いですね。そうすると、そこがどんな施設であるべきかなど、もっと大きな事業コンセプトやブランディングまで考えて提案することもあります。特に文化施設のプロジェクトでは、お客さまの中に学芸員や水族館・動物園の飼育員、図書館の司書のような、自分の興味があることを一貫して続けてきた、その道を極めたプロフェッショナルがたくさんいらっしゃいます。こちら側もそれぞれ専門性を持っているので、お互いにその知識を持ち寄って、コミュニケーションを取りながら良いものをつくり上げていく過程が、本当に楽しいんです」2023年からはルームチーフとしてデザインチームを率いている稲野辺。メンバーについて、次のように語ります。稲野辺 「ダイオウイカに興味がある人がいれば、リノベーションに興味がある人、こどもが好きな人など、さまざまなモノ・コトに興味を持つメンバーが集まっています。好きこそものの上手なれ、ではないですけど、その興味が専門性というカタチでそれぞれの個性につながり、デザイナーとしてのアイデンティティになっていく。そういった個性と個性、好きと好きを掛け合わせて、それぞれの興味を持てるポイントを活かすことで、いろいろなことにチャレンジしていける可能性を広げていけるのではないかと思うんです。だから、ルームチーフとしては、そういった個性の掛け合わせを大事にするようにしています」個性が輝くチームで、文化施設の面白さを発信していく──それが仕事の醍醐味だと稲野辺は語ります。 展示的な視点から建築の可能性を追求し、文化の発信基地を創る▲ 45mもの水月湖年縞7万年ギャラリー|「年縞博物館」大学院で建築意匠を学んだ稲野辺。建築には構造や設備などさまざまなジャンルがある中で、デザインの道を選びました。稲野辺  「建築学を学ぶ過程で制作した大きな模型では、ディテールを作り込むことが好きでした。建物を作って終わりではなく、その建物が実際に人々に使われているイメージまでデザインできた時にこそ、建物が仕上がったことになるのではないかと思っています」 人が集い、交流する場としての建築。その可能性を探求したいという想いを持った稲野辺は、2013年乃村工藝社に入社し、デザイナーとしてのキャリアをスタートさせました。そんな稲野辺にとって、特別な意味を持つプロジェクトがあります。稲野辺  「長い年月をかけて湖の底に堆積した層が描く縞模様の湖底堆積物──『年縞』を追求した、世界初の博物館『年縞博物館』です。初めて1人で展示デザインを担当したプロジェクトで、自分がずっとイメージしていた、内と外が関係しあうような空間をつくりたいということが出来たプロジェクトでした。ここでは、45mもの展示壁に7万年分の年縞をずらっと展示しているのですが、ギャラリーは全面ガラスのウォールになっていて、里山の風景も展示の一部として見せていますし、外からは年縞の展示が建物の表情になって見え、展示・建築・ランドスケープの境界がない、調和のとれたひとつの世界観が実現できました」 年縞博物館は、2018年のオープン以来多くの来館者でにぎわっています。そして、建築や空間ディスプレイの専門家からも高く評価され、数々の賞を受賞。この年縞博物館のプロジェクトは、稲野辺にとってひとつのターニングポイントとなりました。稲野辺 「年縞は知れば知るほど興味深い領域だと感じますが、一般の人にも『わざわざ見に行く価値がある』と興味を持ってもらえるようにすることが我々の役目。年縞の縞模様を魅せるために今回たどり着いたのが『光』を使った見せ方でした。それに、地元の方々にとっても、年縞が世界的な研究として認められ、地元の文化や技術に誇りを持てるきっかけになったのではないかと思うと、貴重な機会に携わることができたなとうれしく思っています」 生き物の魅力を伝えるデザインの挑戦▲ シュモクザメの群れを下から見上げるサメ影水槽‟神無月の景“|「四国水族館」ほどなくして東京に異動になった稲野辺は、自身の生き物への興味と、建築的な知識の掛け合わせが生かせる、自然史系のプロジェクトに多く携わるようになっていきます。中でも稲野辺の心に強く残っているのが「四国水族館」です。シュモクザメの神秘的なフォルムを演出する水槽の設計は、デザイナーとして新たな挑戦となりました。稲野辺  「シュモクザメ、別名ハンマーヘッドシャークは頭のカタチが出っ張っているシルエットが特徴的なので、それを眺めるためにはどこから見せるのが良いのかと考えたときに、下から見せるという新たな視点に挑戦しました。上に水の塊があるという浮遊感を演出して、間接照明で演出。遊泳する魚影を、直径4.5メートルの丸窓から見上げることで、圧倒的な臨場感と野生の姿を体験できます」大好きな生き物の生態や魅力をどのように伝えるかを稲野辺は大切にしています。稲野辺  「生きている命そのものを来館者に見せて魅了するような空間づくりを目指しました。どこかの水景をそのまま持って来るだけではなく、何を伝えたいかを出発点に考えていくと、いろんなデザインにたどり着くことをこのプロジェクトで学びました」 時を同じくして、稲野辺の私生活にも大きな変化が訪れました。わが子の誕生は、仕事にも大いに影響を与えることになったと話します。稲野辺  「育児と仕事を両立する中で携わったのが、『盛岡市立図書館』のリニューアルプロジェクトでした。地域の人々に愛着を持ってもらう図書館にするために、施設を一緒につくっていきたいとの想いから企画したワークショップでは、児童室の象徴となる大きな天蓋ファブリックを、地域のこどもたちと一緒に制作しました。実験段階では、自分のこどもも参加させて、自然の中からお気に入りのみどり色を見つけたり、一緒に色を塗ったりしました」 施設づくりのプロセスさえも地域の人々と共有する。その大切さを稲野辺はこう語ります。稲野辺  「図書館というのは、行政サービスの中でも最も身近な存在だと思うんです。生活の延長にある公共施設だからこそ、利用する方々に親しみを持ってもらうことが重要なんです。だからこそ一緒に施設をつくっていくことで、みんなに自分の図書館だと思ってもらえるのではないかと考えました。もともとファンも多い図書館だったので、急にガラッと変えるのではなく、前の雰囲気は残っているけど、なんかちょっと違って良いよね、みたいなアイデアをたくさんちりばめた図書館になっています」  文化の可能性を拡げ、魅力を伝え続ける情熱デザイナーとしていまもさまざまな文化施設に携わる稲野辺には、文化という概念を拡張する「+Museum」という発想に挑戦しています。稲野辺  「私が目指す『+Museum』という考え方は、博物館や美術館だけでなく、こどもの遊び場や動物園、水族館など、さまざまな施設をミュージアムとして捉え、いままで乃村工藝社が培ってきたミュージアムデザインの強みを、さまざまな領域へ広げていこうというものです。そこに広がる無限の可能性を考えていくと、いろんなことが面白く感じられて、『ここはこうしよう』『こうすればもっと良い』とビジョンが広がるので、新しいアプローチにどんどんチャレンジしたくなるんです。その過程にとてもワクワクしますね」型にはまらない自由な発想で、新たな文化施設の価値を生み出し続ける稲野辺。そんな挑戦の原動力となるのが、家族の存在だと語ります。稲野辺  「こどもの目線も考えたデザインを心掛けるようになりました。自分のこどもと一緒に施設を回っていると、素直なリアクションをしてくれるので、それが参考になることも。子育てを通じて培われた感性は、より多くの人に展示の魅力を届けるヒントになっていると感じています」今後、文化施設のデザインを担う仲間を増やしていきたいと考えている稲野辺。培ってきた専門的なノウハウをひとり占めせず、たくさんの人と共有したいと話します。稲野辺  「話をすると興味を持ってくれる人が案外いるんです。そういった人たちに、文化施設ってとても面白いジャンルなんだよということを伝え、仲間を募っていきたいと考えています。当社には、一人ひとりの『好き』を大切にする社風があります。興味があること、大事にしたいことをしっかり活かして、キャリア形成できるところが魅力的だと思いますね」好奇心を原動力に、自分らしいキャリアを歩んでいく。そんな働き方を後押ししてくれる環境で、可能性を拡げ続けている稲野辺。ワクワクする楽しさを胸に、これからも文化施設づくりの最前線を走り続けます。 ※ 記載内容は2024年5月時点のものです

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