本施設は、日本初の3Dプリンター住宅施工技術を用いた、一般販売棟初かつ商用初の3Dプリンター店舗で、先進的トレーニングや非日常体験ができるリラクゼーションを目的としています。運営会社は、医療・介護サービスを展開するカスケード東京様で、提携先の3Dプリンター住宅・事業化を日本で初めて実現したセレンディスク様の開発技術を使用しています。今回、当社は調査・企画・コンサルティングから、デザイン、コンテンツ設計・制作まで、テクノロジーを活用したクリエイティブプロデュースを担当しています。未来の治療院開発の足掛かりとなるプロジェクトとすべく、先進性とデザイン性を兼ね備えた施術スペースを目指しました。
メニコン本社新社屋の1階部分に導入するカフェのプロジェクトです。オリジナリティの高いカフェを目指すということもあり、当社ではカフェの企画・業態開発から店舗設計・施工、運営体制の構築を担当しました。目に鮮やかなデリ・ジェラートや香り豊かなコーヒーなどのメニューのほか、カフェエリアの中心に設置するピアノを囲んでミニコンサートを実施したり、施設コンセプトを表現したムービー作品を上映するモニターを設置し、五感で楽しめる場となっています。
国指定史跡である鷹山遺跡群・星糞峠黒耀石鉱山で、縄文人が黒耀石を採掘した様子を示す地層が、近年新たに発見されました。そこで、発掘された地層の姿を見ることができ、当時の縄文人の営みを体感できる展示室、「星くそ館」が開館しました。建物の外壁は、経年の錆により色合いが変化し、黒耀石の記憶を守り伝えるというメッセージが込められています。展示室内部は、長さ20m、最大高5mを超える地層が通路の両壁面にそびえ、発掘調査で発見されたそのままの姿で再現されています。地層には段状に積み重なった凹凸があり、これらは縄文人が黒耀石を求めて地中を掘り返した土砂によりできたものです。この地層のラインに合わせてプロジェクションマッピングを施し、当時の縄文人の営みの様子を映像で再現しました。産地の限られる貴重な黒耀石を求めて、幾世代にもわたり行われた採掘にかける縄文人の情熱を、没入感のある映像と大迫力の地層により体感することができます。
新コンセプト店舗1号店となる「スポーツオーソリティ豊川店」では、単なるスポーツ用品店としてでなく、誰でもふらっと立ち寄りたくなるみんなの「居場所」になる空間を目指しています。あえてスポーツ店らしい店づくりにせず、誰にでも開かれた親しみやすさや和み、寛ぎを感じさせる雰囲気を大切にし、「縁側」をシンボルモチーフとしたデザインでお店の「内」と「外」をつなぎ、ファミリー層からシニア層まで幅広いお客さまが誰でも寛ぎながらショッピングやコミュニケーションを楽しめる空間を提供しています。
福井県立恐竜博物館常設展示室のリニューアル工事を行いました。常設展示室の生命の歴史コーナー、ティラノロボット周りの壁面撤去に伴う展示改修工事およびダイノラボの全面改修を担当しました。また映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の国内PR用に作製されたティラノサウルスモニュメントを屋外常設仕様につくり替えて、設置を行いました。
松本城公園内に1948年に開館した博物館の老朽化に伴う移転新築工事です。当社は展示空間の基本構想の策定からデザイン・設計、施工までを担当しました。1階は市民・観光客に開かれたオープンスペースとなっており、松本市のまちづくりに積極的にアプローチする博物館として建設されました。
ホテル名称のTIADは、コンセプトである「Tomorrow Is Another Day(ゲストの明日が変わるホテル)」の頭文字から取られています。TIADを利用されるお客さまが、居心地の良さを感じながら、晴れやかな気持ちに包まれるような環境を提供することで、都心にありながら久屋大通公園の緑や自然と共生する、新たな価値を実感できるラグジュアリーホテルです。 TIADは山口県下関市に本社を置き、冠婚葬祭を主な業務とする株式会社日本セレモニー様の独自ブランドであり、マリオット・インターナショナルとの提携により日本で4件目となる「オートグラフコレクション」となりました。 レセプションフロアにはオールデイダイニングと和食の2つのレストランがあり、客室は愛知県で初となる150室全てが50㎡以上の広さで、3つのカテゴリーと14 タイプのバリエーションがあります。 ウェディングでは、チャペルは着席で最大120名収容可能かつ天井高10ⅿの開放感ある特徴的なデザインです。またMICE(※)需要にも対応可能な3つのバンケットを備えるほか、ウェルネスゾーンにはラウンジ、屋内プール、フィットネスジム、インルームスパを設けています。当社ではホテルFOH(フロントオブハウス)全ての基本設計とデザイン監修および、ブライダル関連の一部什器工事ならびにTIADサロンの施工を行いました。 ※MICE:企業等の会議(Meeting)、企業等の行う報奨・研修旅行(インセンティブ旅行)(Incentive Travel)、国際機関・団体、学会等が行う国際会議 (Convention)、展示会・見本市、イベント(Exhibition/Event)の頭文字を使った造語で、これらのビジネスイベントの総称(出典元:日本政府観光局)
静岡市歴史博物館は、「静岡の過去を学び、今を知る。そして、未来を考える。」をテーマに掲げ、静岡市の歴史価値と魅力を発信し市民へ歴史をより深く伝え、子どもたちの郷土愛を育むことを目的とした、静岡市として初めての総合歴史博物館です。当社は基本計画から関わり、1階ギャラリーおよび、2階、3階常設展示室の展示設計施工を担当しました。
岡島百貨店の建物老朽化による移転計画です。移転先は近隣にある商業施設”KoKori(ココリ)”となり、当社は本プロジェクトにおいて、コンストラクションマネジメント業務(プロジェクトマネジメント/施設調整/内装監理業務)、設計(意匠設計/建築設計/設備設計)、施工(建築/設備)を担当しました。
愛知県豊川市の東三河地方初の新規開業となるイオンモール豊川内にオープンした、あいや様が運営する「西条園抹茶カフェ」の新装工事です。当社はデザイン・設計、施工を担当しました。
静岡県の伊豆半島西部に位置する旅館の客室とバー、およびファサードの改修計画です。万葉集に詠われた「明けてしまうのが惜しい、素晴らしい夜」に由来する「あたら夜 西伊豆」としてリニューアルオープンしました。客室ではスイートルームを5室と、グループ・ファミリー向けのコンセプトルームを1室、1階ではバーの改修とファサードの意匠、ライブキッチンを当社で担当しました。
暮らしに寄り添うスタイリッシュな水族館「SMART AQUARiUM SHIZUOKA(スマートアクアリウム静岡)」。25年ぶりとなる松坂屋静岡店の大規模改修に伴って、静岡駅前に新たなにぎわいを創出し、これからの100年を見据えながら、今後のコト・トキ消費需要に向けて文化体験ができる空間をつくるという目的がスマートアクアリウム事業の考え方と一致したことで本プロジェクトは実現しました。生きものの美しさや不思議を発見し、未来のくらしのヒントが見つかる場所です。来館者への癒しと感動を届けながら、生きものや環境への関心を喚起し、環境社会に貢献できる施設となっています。
2010年にオープンした名古屋アンパンマンこどもミュージアム&パークの10周年を記念し、今後の10年を担うパワーアップ施策として「やなせたかし劇場」の増築と「おおきな木とあそびの森」の改装を当社で担当させていただきました。当施設は全国のアンパンマンこどもミュージアムの中でもキャラクターのショーとグリーティングに特に力を入れており、本格的なショーを実施できる専用劇場と親子で参加できる遊び・イベントを行う広場のプロジェクトとなります。 “やなせたかし劇場”「子供部屋で遊んでいたらアンパンマンたちがやってきた」をコンセプトに、温かみのある木質空間とし、幼児たちの玩具として親しみのある積み木をモチーフとした演出としています。積み木は全体で大きな演出となるよう、建築内外共、建築躯体と一体で構成しています。加えて室内は、アニメに登場する乗り物・メカ・パン工場を積み木で構成することにより、幕間でも親子の会話が生まれるような演出としています。 “おおきな木とあそびの森”「アンパンマンたちがさっきまで遊んでいたひろば」をコンセプトに、中央にシンボルツリーを配し、その周りを親子が遊んだり、スタッフがイベントを実施できる自由なスペースとしています。天井面は森の1日を楽しめるよう、青空・虹・夕焼けを照明により演出しています。それらを取り囲むようにトンネルやすべり台・のぞき穴といった固定遊具を配し、森の中で親子が遊びを発見していくような空間としています。
「こにわハウス」 赤ちゃんと家族や友達が一緒にゆったりとした時間を過ごせる居場所です。絵本の中に入り込んだような室内には、おむつ交換スペース、授乳スペース、ミルクや離乳食を食べられるキッチン・リビングなど、友達の家に遊びに来たような気分になれる空間となっています。 「こもりらのもり」 ベビー・キッズ&ファミリーのみんなが安心して思い思いに過ごせる、遊べる広場です。赤ちゃんとご家族が安心してゆったり過ごせるエリアと、活発に動き始めた年齢のお子さまがわくわくする遊びの仕掛けのあるエリアとに分かれています。広々とした空間の中心には、異年齢のお子さま連れの保護者が全体を見渡せるベースキャンプコーナーも用意しています。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 沼津市および静岡県内のお子さま連れのかたが、お買い物だけでなく1日ゆったり楽しむことができる施設とするために、ららぽーと平塚の実績から一歩進んだ親子のための空間をつくりたいとのご要望でした。 【解決策】 母親がお子さまのお世話をするだけでなく、男女や年齢に関係なく育児をシェアできる空間を意識してプランニング・デザインをおこないました。また、大人も子どもも、ここに来ることが楽しくなるような非日常的なデザインはもちろんのこと、異年齢のお子さまを連れたご家族が赤ちゃんのお世話をしている間のきょうだいの居場所や安全などにも気を配りました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業】生田 英史、光井 宏 【企画】Team M:松本 麻里、西本 彩 【設計】松澤 景 【施工】山田 友介
「信仰の対象と、芸術の源泉」として世界文化遺産に登録された富士山の価値を未来にむけて保全している「富士山世界遺産センター」は2022年春にリニューアルを行いました。 リニューアル後の施設は、豊富な展示資料を分かりやすく解説し、富士山の魅力をより楽しく理解できるパネル展示と体験型コンテンツを提供しています。 当社は、富士山が“信仰の対象と、芸術の源泉”であることを多くの外国人を含めた来場者に効果的に伝えるため、スマートフォンやタブレットと連動する空間体験と、多言語(7言語)解説や音声解説を内蔵した展示ガイドシステム「ふじガイド」による展示案内を制作しました。 VRゴーグルをかけて360°の映像で体験できる「世界遺産富士山VR」では、浮世絵にも描かれてきた御坂峠から富士山頂へ向けて、かつての参詣者たちが歩いた信仰の道をたどります。普段は見ることができないダイナミックな視点の映像で富士山のことをより深く知り、現地へ足を運びたくなるようなコンテンツを目指しました。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 2016年度に竣工して以来、体験型展示であるがゆえに展示資料が少なく、海外からのお客様さまへの説明文が不足しているという課題があり、本リニューアルによってより分わかりやすく、魅力を伝えたいとご要望をいただきました。 【解決策】 展示グラフィックはより分かりやすく再レイアウトを行い、解説文も不足情報を追加し、展示順路に配慮したパネル配置により、ゆるやかな順路を示しました。 展示ガイドシステムでは、既存アプリを全てウェブブラウザ化し、多言語対応を行うことで文化背景が異なっても解説内容を分かりやすく伝えています。また、3Dマップや360度静止画コンテンツを採用することでより体験性の高いコンテンツとしました。運営面でも簡易に操作できるCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)を構築することで、解説文に修正があっても簡単に対応することが可能となりました。 VR制作では、富士信仰の道をVRでたどるコンテンツとし、ドローン撮影による臨場感のある映像や運営面を考えた一斉再生システムを採用しています。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】上村 まりあ 【デジタルコンテンツ企画】美馬 弘宜、渡辺 あや、金原 彩季、宮原 咲貴、林 みのり 【デザイン・設計】赤澤 香 【制作・施工】高橋 昭信 【システム設計・施工】金原 彩季、林 みのり ~関連リンク~ 【NOMLAB】 ・山梨県立富士山世界遺産センター
お問い合わせ/お見積もり依頼/資料請求は下記よりお気軽にご連絡ください。お問い合わせの多いご質問や、よくいただくご質問は別途「よくあるご質問」ページに掲載しておりますので、ご活用ください。
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