とちぎ健診プラザは2024年1月15日に移転・オープンした健康診断(以下、健診)や人間ドックを受診するための医療施設です。人生100年時代といわれる現代において、定期的な健診・人間ドックによる健康管理はこれまで以上に重要になっています。多くの受診者にとって年に一度の受診日が“豊かで特別な一日であってほしい”というお客さまの想いを実現すべく、建築からインテリア・家具デザインに至るまでトータルに、ホスピタリティ溢れる空間としています。お客さまのご要望と幅広いデザイン領域に対応するため、都市計画や建築規模でトータルデザインを得意とするNAU(現・建築プロデュース部)と、ホテルなどのホスピタリティ市場を得意とするインテリアデザインチームとでタッグを組みました。互いの専門力を生かし、建築スケールからヒューマンスケールまで、トータルにデザインすることで、受診者の心理的な不安を和らげ、快適で心地よく過ごせる空間を実現しました。先進的な医療施設を象徴するスマートな佇まいとエレガントな彩りにあふれた空間により、街のシンボルとして、地域に根付き、愛される施設を目指しました。
本施設は、日本初の3Dプリンター住宅施工技術を用いた、一般販売棟初かつ商用初の3Dプリンター店舗で、先進的トレーニングや非日常体験ができるリラクゼーションを目的としています。運営会社は、医療・介護サービスを展開するカスケード東京様で、提携先の3Dプリンター住宅・事業化を日本で初めて実現したセレンディスク様の開発技術を使用しています。今回、当社は調査・企画・コンサルティングから、デザイン、コンテンツ設計・制作まで、テクノロジーを活用したクリエイティブプロデュースを担当しています。未来の治療院開発の足掛かりとなるプロジェクトとすべく、先進性とデザイン性を兼ね備えた施術スペースを目指しました。
2011年にJR浦和駅東口で開院以来、内科診療、乳腺外科、人間ドック・健康診断と地域の方のみならず多くの近隣企業健診でも利用されているイーストメディカルクリニック様の浦和PARCO内新設のメディカルモールへの移転プロジェクトです。 2年間におよぶ診療規模拡大に伴う移転先対象物件のコンサルティングやミッションの再定義を経ての移転オープンです。
Green & Wellnessの二つを柱とした 「Modern Urban Village」 をコンセプトに掲げる麻布台ヒルズを舞台に、森ビルと慶應義塾が手を組み次世代の予防医療の実現を目指すイノベーション拠点となる予防医療センターのプロジェクトです。信濃町の同大学病院内から麻布台ヒルズ森JPタワー5階・6階の2フロアに拡張移転し、5階は受診者がご自身の希望に合わせて検査メニューをオーダーメイドできるパーソナライズド・ドックを提供、6階は新たに開設したメンバーシップ制の医療サービス「予防医療メンバーシップ」を提供します。A.N.D.は5・6階の診察室を除く共用エリアのデザインを担当しました。
富山県富山市と株式会社乃村工藝社は、“閉じた体育館から、外につながる体育館”をテーマにした新しいライフスタイル拠点「TOYAMA TOWN TREKKING SITE」をオープンしました。本プロジェクトは、自治体の保有する公共施設をクリエイターなどの民間活力で再生し、新たなビジネス拠点とする、総務省の平成28年度「公共施設オープン・リノベーション事業」として採用されました。富山市総合体育館のデッドスペースを、リノベーションにより住民がタウントレッキング(まち歩き)等を行う、多世代の交流拠点として「再生」することを目指しています。「TTS」はカフェ、スポーツショップ、スタジオを併設した複合施設です。タウントレッキングをサポートする施設(ハード)を整備、「食育」・「体育」と健康教育的なイベントプログラム(ソフト)を定期的に開催し、富山市民の健康をサポートしていく新しい公共サービスの一環として同施設を運営します。年間140万人が訪れる環水公園に隣接するロケーションを活かし、富山市総合体育館の利用者だけではなく、広くエリア散策の拠点として活用してもらうことで、市民の皆様に「健康寿命の延伸」や「暮らしの質(QOL)の向上」を体感していただくとともに、行政として「住民の健康行動と地域経済の好循環モデル」の構築を目指す、国内においては先進的なプロジェクトです。「TTS」は“人とまちの健康づくりに必要な、時間だけじゃない、空間だけでもない、人間を育てる時間と空間”を提供し、誰のものでもないあなただけのものを、誰かと共有する「間」を、ゆっくり創っていきます。
H.U.グループがMissionに掲げる「ヘルスケアにおける新しい価値の創造」。その象徴となる、ヘルスケアビジネスの中核施設、それが「H.U. Bioness Complex」です。ここは、Bioという命のデータの集積とBusinessという業界にイノベーションを起こす創造力の融合「=Bioness」によって、すべての命の未来がつくられる場所です。当社は、施設コンセプトの「つなぐ・みせる・はぐくむ」を実現するために、社員のみなさんの働く環境のデザイン、当施設の提供価値をゲストへご案内する空間やコンテンツの企画制作、施設ネーミングから施設ロゴ、サインなどのブランディング、ノベルティ、リーフレット、オープニングイベントなどのプロモーション・運営までを「コミュニケーションデザイン」として、総合的に担当しました。
“住友生命「Vitality」”は保険料変動の仕組みや特典(リワード)などを兼ね備え、お客様の健康増進活動への取り組みと継続をサポートする商品です。 その先進性や価値をより多くのお客様に実感していただくため来店型店舗を展開しました。 当社は以下の店舗も担当させていただきました。 ・住友生命「Vitality」プラザ有楽町店 (2020年4月オープン) ・住友生命「Vitality」プラザ新宿店 (2019年11月オープン) 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 “住友生命「Vitality」”の認知拡大、新規の顧客づくり、契約者のロイヤリティ向上、以上3つの課題解決を図りつつ、「人」に根差し、新たな体験価値を生みだす「デジタル」の活用が求められました。 日本を代表する商業地銀座の中心に店舗を展開し情報発信することで、住友生命様の掲げるビジョン”一人ひとりのよりよく生きる=ウェルビーイング”に貢献できるようにプロジェクトを推進しました。 【解決策】 “住友生命「Vitality」”の健康プログラムである「健康状態を把握する」「健康状態を改善する」「特典(リワード)を楽しむ」という特徴を特典展示や映像を通じ可視化することでVitalityの世界観を実感できる空間を設けました。 健康増進活動のサポートに向けた各種イベントやセミナーを開催できる可変的なスペース、既契約者との対面サポートがおこなえる商談室を設け、「人」に根差した価値を重視した計画としました。エントランスには健康への取り組みを自分ごと化できるインタラクティブコンテンツを導入し、銀座を背景に「デジタル」を用いた新しい体験を提供しました。 銀座の中心から空間を通じて一人ひとりの「生きる日々」に寄り添い、健康長寿社会の実現に寄与する店舗になっていくことを願っています。 【お客様の声】 御社によるデザイン・設計を気にされ、同業設計会社様が店舗にお越しいただくことが多いです。 お客様から「壁のデザインが素敵」、「おしゃれな空間だね」、「スマートなパーテーションでかっこいいね」、「契約したくなるような空間ですね」と言っていただき、モノリス(タッチパネル式の大型モニター)に感動される方もいらっしゃいました。 <当社プロジェクトメンバー> ・住友生命「Vitality」プラザ銀座Flagship店 【開発】小椋 瑞希 【営業・プロジェクトマネジメント】嶋 圭太 【企画】野田 裕暉、松下 寛 【デジタルコンテンツ企画】渡辺 あや 【リーシング】西本 彩、白崎 智子 【デザイン・設計】町田 康、八束 恵、山際 真理子 【制作・施工】長谷川 友邦 【システム設計・施工】種子田 慶介、久我 祐輝 ・住友生命「Vitality」プラザ有楽町店 【開発】小椋 瑞希 【営業・プロジェクトマネジメント】嶋 圭太 【企画】野田 裕暉 【デザイン・設計】町田 康 【制作・施工】三澤 一希 ・住友生命「Vitality」プラザ新宿店 【開発】小椋 瑞希 【営業・プロジェクトマネジメント】嶋 圭太 【企画】中里 耕治、野田 裕暉 【デザイン・設計】町田 康 【制作・施工】三澤 一希
三井不動産レジデンシャル様が手掛ける「パークウェルステイト」は、成熟した、多様な価値観をもつアクティブシニアの方が、より自分らしく自由で豊かに新たなライフステージを過ごしていただくことを目指したシニア向けサービスレジデンスです。 「パークウェルステイト浜田山」に続く、第2号物件となる「パークウェルステイト鴨川」は、千葉県鴨川市にて建設され、地上22階建て、約470戸が入居可能で、同市の亀田総合病院を営む医療法人との提携や施設内に余暇機能をもった高付加価値な施設になり、当社は共用エリアのロビー・レセプション、プロムナード、クラブラウンジ、レストランなどを担当しました。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 今回建設された鴨川という土地は、もともとは豊かな生態系を持つ森林に覆われた丘陵地でした。90年代に採石場として利用され、木々が伐採され、岩肌がむき出しのまま放置された、自然環境が失われた土地でした。シニアにとって自然環境は、生活の質を高め、健康で豊かな生活の基盤であるという観点から、自然を回復しながら、居住者であるシニアが豊かな時間とくらしを送ることができる住まいづくりを目指されておりました。 【解決策】 課題解決としてインテリア空間においても、仕上げ材に明るい色調のホワイトシカモアの突板を取り入れ、温かみのある共用空間を演出しました。 また造作洗面台の高さをシニアに合わせて通常より低く設定、出隅や角面はRに面取りをおこないました。床仕上げでは石貼りやカーペット、フローリングに段差を出さないよう目地幅を狭くし、段差で足を取られないよう配慮のうえ、シニアに安全で優しい環境としてデザインとしました。 アートワークの選定も採石場跡地や鴨川という土地と重ねて、現地の砕石を採用、鴨川という土地の魅力を表現した作品を設置することで地元の風土や文化を感じてもらえるよう配慮しました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】村田 直規 【デザイン・設計】共用部デザイン・監修:松﨑 道生/アートワークコーディネート:三條場 未紗、田尻 渉 【制作・施工】竹内 雅人、星野 修介、山﨑 圭一、安永 翔吾
都内最大規模を誇る健康診断施設のレディースフロアを1フロアから2フロアに増床し、新たなデザインにリニューアルするプロジェクトです。 “都心で働く女性に、快適でスマートな健診体験を提供すること”をコンセプトに、受診者様と働くスタッフの皆さま双方の動線、目線、居心地の良さに配慮した空間づくりを目指しました。 多くの関係者様と議論を重ねながら機能と意匠の細部までを丁寧に設計し、ホスピタリティ性の高い健康診断サービスの創出につなげることができました。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 女性受診者枠のキャパシティと業務効率を大幅にアップさせることがお客様の一番のご要望でした。 そのために課題としたのは、検査室数と待合エリアの席数を最大限に確保しながらも、使い勝手と居心地の良さを担保することでした。 また一方で、健康診断施設マーケットの中の「新宿健診プラザ」のさらなる優位性を築くため、特別感や付加価値を高めることを目標としました。 【解決策】 「SMART HEALTH RESORT」を施設全体のコンセプトとして新たに掲げ、既存の7Fレディースフロアを“COMFORT RESORT”、7Fよりさらなる特別感が得られるフロアとして新設する8Fを“PRIME RESORT”と設定し、デザインを構成しました。 都心で働く女性に快適でスマートな健診体験を提供することを目的として、空間表現はホテルライクなラグジュアリー感をベースとし、カラー構成ではベージュや薄い色合いの木目を基調としました。 金物素材は、ゴールドやシルバーといった一般的な色ではなく、特別感を出すためにピンクブロンズ色で統一しました。 また検査室の内装は、一般的には無地の落ち着いた壁紙の医療施設が多い中、当施設においては少しでもリラックスして受診いただけるよう各室に柄物の壁紙を用いて差別化を図りました。 限られたフロア面積の中で、必要とされる検査室数、待合席数を確保することは非常に難しい問題でしたが、検査技師の方々や医療機器メーカーの皆さまと協議を重ねることで、“スムーズな検査業務”と“受診者様に窮屈さを感じさせない”という2点が両立できる各検査室の最小サイズを導き出し、プランすることで、必要数を実現することができました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】 小笹 恒、二ノ宮 由香子 【企画】 今泉 宏優 【デザイン・設計】 大石 久美子、渡辺 芽衣 【制作・施工】 酒井 麻衣、菊地 野原
三菱地所様の新事業提案制度から生まれた、メディテーション(瞑想)を核としたセルフコンディショニング事業「Medicha」。多くのストレスに晒されている都市生活者に対し、五感全てを解放する独自のメディテーションプログラムを通じて「自分に余白をつくる贅沢な時間」を提供する没入体験型のメディテーションスタジオです。当社はコンサルティング、体験デザイン、空間デザイン、グラフィックデザイン、メディテーションのコンテンツアドバイス、アートキュレーションまでお手伝いし、ブランド立ち上げの事業企画段階からオープンに至るまで、さまざまな角度から三菱地所様をサポートいたしました。 【お客様の声】 「メディテーション」「アート」「お茶」を融合した没入体験型のスタジオをつくり上げるにあたり、内装にとどまらず、コンセプトの具現化をはじめ、どのようにメディテーションをご体験いただくかといったサービス設計まで総合的にサポートいただきました。また、メディテーション、サウンド、ライティング、お茶など各分野の専門家とコラボレーションをしながら、世界観を保ちつつ、メディテーションの効果を最大化できる空間・サービスが実現したと感謝しています。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】川井 俊 【コンサルティング・企画】 宮崎 翔子 【デザイン・設計】 波田 英昭、平山 淑貴、吉田 敬介 【制作・施工】 竹川 健二、河合 伴治、山下 優子、中島 忠宏
【プロジェクト概要文】 全12フロアで構成される医療・美容総合ビルの内装設計プロジェクト。 「人が心地よく感じる"ゆらぎ"」をインテリアデザインコンセプトとし、既存の建築を生かしながら「水の波紋」「光の動き」「木漏れ日」等のゆらぎの要素をデザインに落とし込むことで、上質なSPAに行くような、医療施設としての新しいスタンダートを確立しました。 【プロジェクトメンバー】 ディレクション:小坂 竜 / 営業・プロジェクトマネジメント:竹中久恭 / デザイン・設計:谷 高明 , 浦田 晶平
“口腔保健の向上を通じ、地域社会に貢献する”というジーシー様の経営理念の元、“食を支援する”施設、カムリエが御茶ノ水にオープン致しました。 口腔ケアグッズの販売・ケア相談、クッキングスタジオでの食レシピの提供、食べる機能が低下してしまった方への食品の販売などを通じ、多くのサポートを行っています。 店頭には、パティシエの辻口博啓(つじぐちひろのぶ)シェフが開発したスイーツも並びます。 弊社は、企画、デザイン、クッキングスタジオのプログラム作成から施設運営まで、トータルにお手伝いさせていただきました。
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