Works#2018

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ミント神戸

ミント神戸

1995年の阪神・淡路大震災で全壊してから11年後の2006年、バスターミナルやシネコン・文化センター・オフィスなど多様な都市機能を併せ持つ複合商業ビル「ミント神戸」として再建。2018年に神戸の都心の未来の姿を創造するために、ショップの大半を入れ替え、商業環境の全面リニューアルを手掛けました。デザインコンセプトに≪M-INT MUSEUM≫を掲げ、それぞれが日常を大切に楽しむ、まち・景観と進取性のある文化に培われた「神戸らしさ」という独創的なライフスタイルを表現。煌びやかなエレベーターホールのデザインをはじめ2つの顔を持つ吹抜け空間にはロートアイアンやアートオブジェ、拘りのファ二チャーを配し、ミント神戸の特色を象徴する「M」をIntegrateしました。当社は事業構想段階からプロジェクトに参画し、企画・コンサルティング・テナントリーシング・デザイン設計・施工・内装監理と、リニューアルプロジェクトにおける業務全般を担当させていただきました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】疋田雄毅 【企画】西達子・天間真代 【テナントリーシング】中田淳・川井政和・平木貴章 【デザイン・設計】吉谷武敏・村上みか・竹本明弘 【実施設計】丹田勝巳・小野照彦・眞田英幸・植田数彦 【制作・施工】加々美淳・田畑友香・伊関建士 【内装監理】小南智美 【サイン・グラフィックデザイン】ノムラデュオ 江川由恵・駄田井幸史・合田仁

#アーバン & リテール
Brillia品川南大井 コミュニケーションサロン oooi

Brillia品川南大井 コミュニケーションサロン oooi

“ひと”と“くらし”と“まち”とつながる「おーっい!」と声をかけられる地域の場。 地域住民とこれからマンションに住む新住民が顔見知りになれるようにマンション販売センターを地域に開放することをご提案。地域住民にとっては、これから建設される巨大な集合住宅への感情をポジティブに向かわせることができ、完成する前から未来の入所者の空気感にも触れることができる一方、購入検討者にとっても過ごしやすい場となるような場の創出を目指しました。   【お客様の課題/ご要望】 マンションの新住民と地域との早期融和は大きな課題となっています。その社会背景から販売センターにはそのような要請にふさわしい地域コミュニティの起点となる場が求められているのではと、本プロジェクトはスタートしました。   【解決策】 地域コミュニティの起点として販売センターが地域に「既に住んでいる人」と「これから住む人」とを呼応させ、 気軽に立ち寄り、交流していく「場所」として機能するように、「昔ながらの日本家屋」をベースに計画をおこないました。「土間」は外部空間と内部空間をつなげ、「居間」は、利用者が対話の出来る場所、「縁側」は、地域の人と気軽に声をかけあえることができる空間としました。これらのデザインにより地域のコミュティを可視化させ、暮らしのアップデートを提供することができました。   【お客様の声】 コンセプトメイク・企画・運営者の紹介・設計・施工と多くの場面でご協力いただき、御社のチームワークがあったからこそプロジェクトだと思います。本当にありがとうございました。   <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】渡部 慎平、宇津木 友里 【企画】 宮崎 翔子、杉本 たく 【デザイン・設計】大西 亮、越膳 博明、大本 健太 【制作・施工】若杉 宗司   撮影:株式会社ナカサアンドパートナーズ  河野政人

#コーポレート
三菱UFJ銀行 大阪ビル ギャラリーラウンジ

三菱UFJ銀行 大阪ビル ギャラリーラウンジ

【プロジェクト説明文】 三菱UFJ銀行大阪ビルの建て替えに伴う、1階賑わい施設の開発プロジェクト。2013年春より企画検討をスタートし、2018年8月開業。 「周辺地域や御堂筋界隈の賑わいづくり」と「銀行建築としての上質な場の創造」を目的として、カフェとギャラリーラウンジを導入致しました。ギャラリーには、銀行様所有の絵画や歴史資料(貨幣、両替商道具など)を展示し、くつろぎながら気軽にアートや歴史に触れられる空間となっています。また、周辺の名所・旧跡を紹介するコーナーも併設し、周辺のまち歩きにつなげる工夫をしています。 開発に際して弊社は、企画・コンサルティング、デザイン・設計・監理、展示物や家具・什器等の制作・施工を担当し、開業後の運営も一部お手伝いさせて頂いております。 【お客様の課題/ご要望】 「賑わいづくり」と「上質な場の創造」と言う相反するテーマを実現させる企画力・デザイン力など、銀行様にとって初めての取組みとなる賑わい施設づくりに対して、乃村工藝社の総合力が試されるプロジェクトでした。 【解決策】 空間デザインについて、「Organic structure」+「Simple structure」をコンセプトに上質で飽きのこないシンプルなデザインを行いつつ、カフェ、ギャラリー、地域展示、貨幣展示とATMや外貨両替コーナーなど、複数の要素をラウンジで空間的につなげて、一体的な構成とする事で、様々な目的の人々が同じ空間に集える施設づくりを目指しました。更に、開業後の運営にも関わる事で、開発当初からのテーマである「賑わいづくり」に継続的に関与していきます。   <当社プロジェクトメンバー> 【開発】河田 素央 【プロジェクトマネジメント・営業】河田 素央、中村 友羽 【企画・コンサルティング】吉本 宏、黒田 玲子、長谷川 里江、矢部 信明、瀧 このみ、竹内 東子 【デザイン・設計】根本 正夫、久兼 将弘 【制作・施工】太田 広成、中山 貴裕 【運営管理】河田 素央 撮影:河野 政人(株式会社ナカサアンドパートナーズ)

#アーバン & リテール
のと里山里海ミュージアム

のと里山里海ミュージアム

のと里山里海ミュージアムは、七尾市で育まれた豊かな自然・暮らしの知恵・歴史文化を体験する施設です。一元的には捉えられない里山里海の魅力を自然・歴史・民俗と分類せず、分野を融合し多元的に捉えました。ミュージアムでは、昆虫や貝標本に囲まれる空間体験、定置網漁の仕組みを伝える展示、能登寒ブリを持ち上げる体験、引き出し式のクイズなど、大人も子供も楽しめる仕掛けを設けました。二面シアターでは、ある家族の里での暮らしと成長を、七尾の美しい四季折々の映像で里山里海の世界に惹きこみます。展示室の最後には、里山里海の魅力と課題を投げかけ、里山里海の現実とこれからを考えるきっかけをつくりました。 【お客様の課題/ご要望】 能登立国1300年の暮らし(自然、歴史、文化)の価値を踏まえ、未来を創造する博物館の構築と、フィールドミュージアム、観光、市民協働、地場製品の視点を盛り込こんでほしいというご要望がありました。 【解決策】 里山里海は人びとが、育んできた自然と共生し持続できるシステムです。 分野を融合し多元的に伝えることで 総合学としての「里山里海展示」を提案しました。また学芸員の方が研究者の視点で能登を案内する観光紹介や、市民が出演する映像を盛り込むことでシビックプライドを醸成しています。さらに能登七尾の伝統工芸品や地場製品を商品的に陳列するのでなく、空間デザイン要素として昇華し表現しています。   <当社プロジェクトメンバー > 【営業・プロジェクトマネジメント】井上 晃秀、岸田 匡平 【企画】岸田 匡平、湯浅忠 【デザイン・設計】湯浅忠、香川玲子 【サイン・グラフィックデザイン】長谷川 聡子、湯浅 忠 【製作・施工】亀岡 伸、井上 禎人、下出 宜精

#パブリック
滋賀県立琵琶湖博物館2期リニューアル

滋賀県立琵琶湖博物館2期リニューアル

滋賀県立琵琶湖博物館2期リニューアル工事で、「おとなのディスカバリー」の新設と、「ディスカバリールーム」、レストラン、ミュージアムショップ、アトリウム、企画展示室の改装整備を行いました。大人の探求心に応え、繰り返し利用されることを目的とした「おとなのディスカバリー」は、博物館の楽しさを伝え、琵琶湖への関心を高め、地域や博物館での活動への参加意欲を育む学習交流空間です。動物や植物、鉱物などの1000点以上の標本があり、利用者が標本に囲まれ、それらを見る、選んで手に取る、顕微鏡で観察する、図鑑で調べる、学芸員に質問する、といった活動が促進されるよう機能と空間を構築しました。標本をじっくりと観察し、スケッチする方法を体験するコーナー、博物館の研究や資料整理を目の前で体験するオープンラボがあります。ディスカバリールームは「博物館の入り口」として、剥製や五感で学び発見することのできる体験型の空間です。   【お客様の課題/ご要望】 滋賀県立琵琶湖博物館は「湖と人間」をテーマとして1996年(平成8年)に開館し、以来20年が経過しようとしています。この間、博物館職員と館外の様々な方との交流や連携によって、調査・研究及び貴重な資料の収集が進められてきました。これらの成果を展示という形でより多くの来館者に伝えるとともに、博物館を活用した交流活動によって来館者の興味関心や好奇心が新たな展開へと導ける体制が博物館に求められました。   【解決策】 国内初、大人も楽しめるリアルな知的空間「おとなのディスカバリー」を初め、五感で学び発見することのできるディスカバリールームや他整備により、参加と発見、対話と交流を促し次代を担う人が育つ交流拠点を構築しました。   【お客様の声】 2期リニューアルにより交流空間の再構築、交流機能の充実が図れ、来館者数の増加も図れた。   <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】三輪晴也 【企画】鮫島泰平 【デザイン設計】湯浅忠、曽根馨、森田理恵、宮木美奈、満長正明、香川玲子 【サイン・グラフィックデザイン】森田理恵、宮木美奈、東原由季 【制作・施工】太田広成、東原由季、田畑 友香 、中山 貴裕 【PR業務】山瀬 浩子、矢部 信明

#パブリック
年縞博物館

年縞博物館

年縞博物館は「年縞」というひとつのテーマを追求した、世界初の博物館です。「年縞」とは、長い時間をかけて湖の底に積もり積もった泥の縞々(しましま)のことです。名勝三方五湖(福井県)の一つ水月湖の「年縞」は世界最長の七万年という膨大な時間が記録され、45mもの深さで堆積しており、年代測定の世界標準のものさしとして世界に認められています。湖に向かって100 本の「光り輝く土 = 年縞」の薄片が展示され、博物館という枠を超えた地域のシンボルとなっています。 また、ここでは風景も展示物のひとつです。移ろいゆく時間の変化も感じ、日が落ちてくると風景とともに展示もまた表情を変えていきます。展示・建築・ランドスケープの境界のない、調和のとれたひとつの世界観を演出しました。 【お客様の声】 「年縞」という一般的になじみがなく、難しいテーマでありましたが、来館者に満足していただける展示にするために協議・検討を重ねた結果、学術的でありつつも、分かりやすい展示となり、来館者アンケート等においても高い評価を得ています。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】井上晃秀 【企画】岸田 匡平 【デザイン】 稲野辺 翔 【制作・施工】末崎 武、堀 七重、村田 陸

#パブリック
季楽 京都 本町

季楽 京都 本町

京都市内から1時間離れたお茶の名産地である和束町に行きたくなる場所、【Road to Wazuka】をコンセプトに、京都駅から車で10分圏内に位置する築70年以上の京町家を1棟貸しの宿泊施設に再生しました。当社は町家再生に企画段階から参画し、空間プロデュースを担当させていただきました。「都心部から地方へ送客する」という新たな空間的試みに挑戦しており、そのための各手法が結果的に他の京町家宿泊施設との差別化要因となりました。 今回の開業プロジェクトは、町家を用いた宿のオペレーションを手がける「NAZUNA」、古民家再生をファイナンス面で支える「Kiraku Japan」、不動産のクラウドファンディングを行う「クラウドリアルティ」、企画・デザインを手がける当社がチームを組み連携して進めました。また、開業資金はクラウドファンディングで集められました。コンセプト【Road to Wazuka】に共感し、町に貢献したい、日本文化を世界に知ってもらいたいという想いをもった個人投資家と参画企業がともに地域課題の解決に取り組んでいます。 <当社プロジェクトメンバー> 【空間プロデュース】山野 恭稔 【デザイン(内装)】谷 高明 【家具装飾品コーディネート】二宮 咲 【開発】八木 信之 【営業】高鷹 裕司 【お客様の課題/ご要望】 (1) 京町家を外国人観光客をメインターゲットとした宿泊施設へ改修を行いたい。 (2) 市内に多く存在する京町家とは異なる、ストーリー性のあるコンセプトを強みにしたい。 (3) 同敷地内で和束茶を提供するカフェを営むオーナーが、和束町の魅力発信をしたいと考えている。 【解決策】 施設内に和束町に行きたくなるような仕掛けを用意しました。和束町の風景をモチーフにした岩と枯山水のベッドールームは、和束町の大地で寝ているかのような体験を味わうことができます。2階のティースタンドは和束町で使用されていた茶箱をリメイクして制作されており、本物に触れることができます。また、同じく2階の壁面グラフィックは、当時、和束町からお茶を海外輸出する際に木箱に貼られていた柄をモチーフにしており、生地には京都の西陣織を使用しました。吹抜け空間の照明も和束町でかぶせ茶を生産する過程で使用される遮光シートを素材として制作。「まだ見ぬ魅力的な場所に行きたくなるモチベーションを醸成する宿泊型アンテナショップ」として空間を構成しました。また、空間に込めた仕掛けを宿泊客に伝えるためイラストで表現した説明書も用意し、どのように体験してもらうかを手助けるソフトまで手がけました。 【お客様の声】 乃村工藝社様が立案されたコンセプト、デザイン性の高さがこのプロジェクトへの出資者の共感を喚起し、今までにない宿泊施設の実現に至ったと感じています。

#ホスピタリティ
神田明神文化交流館「EDOCCO」

神田明神文化交流館「EDOCCO」

コンセプトづくりから開業まで当社が総合的にプロデュースさせていただきました神田明神文化交流館「EDOCCO」は、「伝統×革新」というコンセプトのもと、伝統を継承し新たな文化を創出する施設です。地上4階・地下1階の建築で、神社の神札授与所の機能を含めた今までにない複合施設です。多目的ホールを主軸とした、平日は企業の発表会・展示会を行い、週末はライブハウスになる365日稼働の事業展開を行っています。また、伝統芸能・伝統工芸を守ることを主軸に据えた日本文化体験は、インバウンドをターゲットにしています。地域連携を図りながら、参拝客に喜ばれる物販・カフェサービスの導入など、参拝客の満足度を向上させる仕組みを取り入れた施設です。 【課題/テーマ】 20年後の未来、少子高齢化のあおりを受け、寺社仏閣の4割が消滅する危機、また、神前結婚式の減少という2つの課題があり、今後の神社への崇敬者の増加を望む声から、このプロジェクトがスタートしました。 【解決策】 神社にマーケティングの考え方を注入し、今まで神社に来ていない層(若者層・インバウンド層)を取り込む企画から、多目的ホールの機能と、日本文化体験スタジオという2つの機能が入った本施設が生まれました。ビジネス層・若者層・インバウンド層の3つのターゲットが来館し、毎日賑わいを見せています。          <当社プロジェクトメンバー> 【プロデューサー】坂爪 研一 【営業】山口 誠二、稲見 剛、河田 素央 【プランニング】小林 慶太、渡部 淑子 【デザイン】大西 亮、奥山枝里、和順 菜々子、佐々井 歩 【制作】高原 重好、遠藤 淳、木村 博基     ~関連リンク~ 【ニュースリリース】 ・神田明神文化交流館「EDOCCO」を乃村工藝社チーフプランナー 坂爪研一が総合プロデュース デザイナー 大西亮が内装設計を担当 ・『鈴木敏夫とジブリ展』開催のお知らせ 神田明神文化交流館「 EDOCCO」にて開催 【メディア掲載情報】 ・2019.04.09 「日経ESG」5月号 ・2019.02.19 「日経産業新聞」 ・2019.02.18 「日経産業新聞」 ・2019.02.06 「はたラボ」  

#パブリック
metsä village

metsä village

「メッツァビレッジ」が開業される「メッツァ」は、北欧のライフスタイルを体験できる「メッツァビレッジ」(2018年11月9日開業、無料)と、ムーミンの物語を主題とした「ムーミンバレーパーク」(2019年3月開業、有料)の 2 つのエリアから構成。 メッツァビレッジ は約16.3万㎡の規模となり、物販施設、飲食施設、ワークショップ施設、 催事スペース、駐車場施設などで構成されます。当社は、その環境デザイン(建屋外装仕様・デザイン、施設サイン調整、環境ベンチ、PHOTO SPOT、ゴミ箱デザイン)の設計監修を担当しました。 【お客様の課題/ご要望】 北欧の雰囲気を持ち、メッツァの世界観に合ったもの、また、大人の女性もターゲットであったため、インスタ映えを考慮し、遊び心を持ったデザインを要望しました。 【お客様の声】 つい撮りたくなるようなインスタ映えするデザインが多く、お客様が撮った写真を積極的にSNSにアップしてくださり、PR効果がありました。 また、ゆっくりくつろぎたくなるベンチでは、まさにメッツァのコンセプトの「余白と暮らす。」を体感していただいております。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】高森 雅浩、猫田 弘樹 【ディレクション】鈴木 洋子 【デザイン】半田 友紀 【制作】平山 哲、渡邊 祥太

#エンターテインメント
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