「ニンテンドーミュージアム」は任天堂様の宇治小倉工場をリノベーションした施設です。これまで任天堂様が発売した数々の製品の展示や、最新技術で生まれ変わった新たなあそび体験をはじめ、ワークショップ、カフェ、ショップなどがあり、任天堂様が大切にするものづくりの歴史とこだわりを知り、体験することができるミュージアムです。当社グループは、本プロジェクトにおいて延べ100名以上のメンバーによる総合力を結集し、一丸となって推進に取り組みました。施設構想から計画全般をサポートしながら、デザイン、設計、施工を担当しました。また、ミュージアム運営事業については、グループ会社であるシーズ・スリーがスタッフ部門、ノムラメディアスが保守・メンテナンスおよびショップのテナント運営を行っています。
「カカオティエゴカン」は、生産地に足を運び、カカオ農家と共に豆から妥協せずにチョコレートをつくり上げています。店内の設えには、チョコレートの製造過程で廃棄されるカカオの薄皮「カカオハスク」を粉砕し練り込みました。カカオの実から丁寧につくられたチョコレートと、「カカオハスク」に包み込まれた店内、それらが共鳴し合い、カカオの魅力を全身で体感できる特別な空間となりました。
BLUE YARDはJR大阪駅直結の駅ビル「イノゲート大阪」内の飲食ゾーン「バルチカ03」に誕生したダイニング/カフェスタンド/レコードショップと3つの業態をシームレスにつなげた複合型店舗です。ダイニングではロースターマシンで焼き上げる肉料理をはじめとするモダンアメリカンスタイルの料理が楽しめるほか、本格的な音響のセンターステージではライブも不定期で開催されます。また、カジュアルに利用できるカフェスタンドとレコードショップも併設しています。駅ビルのテナントながら200坪を超える面積を持ち、朝・昼・夜の多種多様なニーズを満たす座席のレイアウト、梅田の街並みを一望できる眺望と4.8mの天高を持つ広々とした店内は、利便性と上質感を兼ね備えた居心地の良い上質なエンターテイメント空間を実現しています。当社はデザイン・設計を担当しました。
大阪ステーションホテルは、JR大阪駅西口直結のJPタワー大阪の1階・7階・29階~38階に位置し、客室数418室を擁する、マリオットインターナショナル「AUTOGRAPH COLLECTION® HOTELS」加盟の新ブランドホテルです。 1874年開業の初代大阪駅の跡地に立つこのホテルは、「THE OSAKA TIME」をブランドコンセプトとし、館内随所にかつての駅や鉄道の記憶を巡る「時空 (とき) の旅 TIME TRAVEL」を空間のデザインフィロソフィーとしています。ホテルの導入部では、初代大阪駅に用いられた赤煉瓦を重要な着想源とし、象徴的な赤煉瓦色の特注ガラスを用いた1階エントランス、新たな煉瓦積み表現を試みた29階ロビーを時空の旅の始まりとして位置づけています。さらに館内へと足を進めると、昔の駅にあった有人チケットボックスを現代的に表現したフロントロビー、駅の待合広場のように人々が行き交うステーションスクエア、初代大阪駅の記憶が息づく光の切妻屋根が象徴的なロビーラウンジ、豪華列車の食堂車を思わせるオールデイダイニング、仄明かりの通路の先に駅長室と書かれた扉の奥にある秘密のバー、このホテル独自の「時空の旅」が広がっていきます。また館内随所に、鉄道部品などを用いたアートが点在し、空間とアートが一体になりながら、過去の記憶を現代・未来へとつないでいく場としました。 当社はホテル全体のデザイン監修、パブリック・F&Bエリアのデザイン・施工業務を担当しました。
京都府立植物園は、1924年に日本初の公立植物園として開園し、2024年1月1日に開園100周年を迎え、開園100周年を機に、園内に新たに、どんぐりの森「Dongreen Lab(どんぐりーんらぼ)」エリアを整備しました。整備場所は、ドングリの実がなるコナラやクヌギなど世界各地から10種類を超えるどんぐりの木を集めた園中央部の面積3千平方メートルの一帯です。子どもたちが実際にどんぐりを手に取り、形や匂いを感じる仕掛けとして、クマをかたどった「どんぐりポスト」や、どんぐりの多様性を感じることができる「見どころキャプション」を設置することで、さまざまな種類のドングリに触れながら生態系を学ぶことができるようにしています。また、集められたどんぐりは園内のワークショップや、京都市動物園のクマへのプレゼントなどで活用される予定となっています。
HOKURIKU+(ホクリクプラス)は、富山・石川・福井の情報発信拠点です。JR大阪駅西口に直結し、物販スペース、各県の地酒とおつまみが味わえるスタンディングバースペース、観光情報発信スペース、そして旬を伝えるイベントスペースを備えています。当社はデザイン・設計から施工までのフェーズに加え、ロゴやそのマニュアル整備、こだわりの店舗紹介映像、開業初年度のVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)提案までを担当しました。
大阪府河内長野市の長野商店街にある空き地に、かつてのにぎわいを取り戻し、市民一人ひとりの生活をより豊かにすることを目指し、地域・行政・企業が協力して取り組む私設公園「AKICHIDE PARK(アキチデ パーク)」がオープンしました。当社は、R&D活動の一環として、このプロジェクトの主旨に賛同し、「河内長野駅前再生会議」に連携企業として参画しました。AKICHIDE PARKの開園に向け、企画・基本構想、空間デザイン監修、協賛、イベントの企画運営協力などの多岐にわたるプロセスに主体的に関与しながら、他の連携企業と共に協力し、開園後の現在も活性化に取り組んでいます。
「KAMEOKA VIRTUAL HISTORIA」は、亀岡市文化資料館が所蔵する文化財をはじめ、市内各地の伝統芸能・祭事・風習・自然などの歴史文化資源を再現したメタバース空間です。現在は見られない⻲山城天守や御殿などの江戸時代の亀岡の街並みを舞台に、各所にちりばめられた歴史資料を集めることで、参加者は地域にまつわる歴史に触れることができます。アプリなどのインストールは必要とせず、手持ちのデバイスから誰でも手軽にアクセス可能です。
千里中央公園再整備にかかる活性化事業として、旧公園管理事務所の建築・内装・ランドスケープをリノベーションし、千里中央公園について地域住民と共に考え、共につくる施設を計画しました。当社では、コンセプトであるPLAY 1OOORE SCENESの「3つのO」(Open・Ordinary・Organic)の考え方をベースに、公園ならではの体験価値を楽しめるカフェ「SEN℃」、ミニショップ「パークローソン千⾥店」、コミュニティスペース「LABO」の企画協⼒、デザイン・設計、施工、公園活性化事業企画・運営を行っています。地域住民と共に行う取り組みとしては「色をみつけて、色をつくる」「たてもの丸ごとぬる」のイベントの開催・運営を通じて、公園内で見つけた色でラボ棟の外壁を彩り、ここにしかない価値を創出しました。
2007年に工場見学を開始した神戸工場では、2019年秋に従来の工場見学を休止し、見学施設のリニューアルが計画されました。本リニューアルによって、子どもたちが楽しみながら身近な牛乳・乳製品への理解を深めるともに、SDGs目標達成に向けて食の安全を守る工夫や環境に配慮した取り組みを学べる施設に生まれ変わりました。途中、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりオンライン工場見学を実施していましたが、2024年3月に対面での工場見学を再開しました。当社は、施設のコンセプトから、空間デザイン、展示設計制作、各種コンテンツ制作まで、トータルにプロデュースしました。
アーバンネット御堂筋ビルは、大阪のメインストリートである御堂筋沿いに建つ、高さ100mの新築ビルです。オフィスを主な用途とし、にぎわい施設を低層部に配置した複合ビルとなっています。ビル単体ではなく「まちづくり」の一環として考え、沿道と屋内空間を緩やかにつなぐことで、交流やにぎわいをまちと一体的につくり出すことを意識しました。さらに、新しい働き方に対応したオフィス空間を提供することで、多様な人々のさまざまな活動を支え続け、これからの御堂筋やまちの活性化にも貢献できることを目指しました。
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の大林組の取り組みをPRする目的で、万博現場事務所内にビジタールームを設置し、大林組様のステークホルダーと、博覧会協会様のゲストに対しアテンドを行う施設を計画しました。展示構成は万博の大屋根リングをイメージさせる円形シアターを中心に、周囲には万博の開催概要や大林組様施工のパビリオンの解説とモックアップを展示しています。展示什器は木製単管で制作し、プロッター出力したグラフィックをクランプを用いて掲示するなど、現場事務所という背景を生かした「現場感」と、この場所で万博がリアルタイムにつくり上げられていく「臨場感」を表し、現場の「今」が展示できるように更新性を持たせた計画としています。また、大屋根リングの実証実験で使用したCLTパネルを再利用したマテリアルや、図面枠をモチーフにしたグラフィックや最新の工事写真を展示し、大林組様らしさを出すデザインと万博の開催まで現場とともに成長していく展示空間を目指しました。
東急不動産様のLOGI'Q(ロジック)ブランドの旗艦施設である「LOGI'Q南茨木」は、関西地区最大級の物流施設として2024年1月に竣工し、当社はデザイン・設計、制作施工、サインデザインなどを担当しました。1階と4階では本施設を特徴づけるような、それぞれデザインテーマが異なるカフェテリアを設計しています。1階エリアは山間部に面していることを踏まえ、木材をふんだんに使用し、高い天井を生かした広々とした空間を実現し、一方、4階エリアでは市街地・工業地域側に位置しているため、金属や石材を使用したシャープでモダンな構成に仕上げています。さらに、屋外には目を引く大型ロゴや、メインエントランスに位置するラウンジもデザインしながら、本施設を訪れるお客さまに心地よい体験を提供するとともに、アートやディスプレイを通じてコミュニケーションを促進するきっかけとなる空間づくりを行いました。
大阪府東淀川区におけるSDGs推進への貢献と、来庁される方々にとってやすらぎや心地よさを感じられる空間を創出するため、東淀川区役所1階・2階の待合スペースを中心に木質化リニューアルを行いました。リニューアルコンセプトは「Treeful」です。これは、木で (tree) 満たされた(ful)状態を表す造語ですが、多種多様な木々が集まり豊かで強い持続可能な山をつくるように、この街で暮らす人々の多様性が豊かな社会をつくっているというメッセージを込めています。東淀川区役所内で多くの利用者の目に触れるエリアに大阪府産木材を豊富に取り入れ、ワークショップを通して区民の方々にもご協力いただきながら、木材の多様な魅力で満ち溢れた空間="Treeful"が誕生しました。 ※当事業は「森林環境譲与税」を活用して実施しました。
ワールド・ブランズ・コレクション ホテルズ&リゾーツ株式会社(ウェルス・マネジメントグループ)様の京都本社オフィスデザイン業務です。ホテル運営をする会社のオフィスとして活用しやすいよう、来客エリアをおもてなしができるエリアとしてデザインしました。
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