滋賀県立琵琶湖博物館2期リニューアル工事で、「おとなのディスカバリー」の新設と、「ディスカバリールーム」、レストラン、ミュージアムショップ、アトリウム、企画展示室の改装整備を行いました。大人の探求心に応え、繰り返し利用されることを目的とした「おとなのディスカバリー」は、博物館の楽しさを伝え、琵琶湖への関心を高め、地域や博物館での活動への参加意欲を育む学習交流空間です。動物や植物、鉱物などの1000点以上の標本があり、利用者が標本に囲まれ、それらを見る、選んで手に取る、顕微鏡で観察する、図鑑で調べる、学芸員に質問する、といった活動が促進されるよう機能と空間を構築しました。標本をじっくりと観察し、スケッチする方法を体験するコーナー、博物館の研究や資料整理を目の前で体験するオープンラボがあります。ディスカバリールームは「博物館の入り口」として、剥製や五感で学び発見することのできる体験型の空間です。
【お客様の課題/ご要望】
滋賀県立琵琶湖博物館は「湖と人間」をテーマとして1996年(平成8年)に開館し、以来20年が経過しようとしています。この間、博物館職員と館外の様々な方との交流や連携によって、調査・研究及び貴重な資料の収集が進められてきました。これらの成果を展示という形でより多くの来館者に伝えるとともに、博物館を活用した交流活動によって来館者の興味関心や好奇心が新たな展開へと導ける体制が博物館に求められました。
【解決策】
国内初、大人も楽しめるリアルな知的空間「おとなのディスカバリー」を初め、五感で学び発見することのできるディスカバリールームや他整備により、参加と発見、対話と交流を促し次代を担う人が育つ交流拠点を構築しました。
【お客様の声】
2期リニューアルにより交流空間の再構築、交流機能の充実が図れ、来館者数の増加も図れた。
<当社プロジェクトメンバー>
【営業・プロジェクトマネジメント】三輪晴也
【企画】鮫島泰平
【デザイン設計】湯浅忠、曽根馨、森田理恵、宮木美奈、満長正明、香川玲子
【サイン・グラフィックデザイン】森田理恵、宮木美奈、東原由季
【制作・施工】太田広成、東原由季、田畑 友香 、中山 貴裕
【PR業務】山瀬 浩子、矢部 信明
- オープン
2018
- 所在地
滋賀県
- クライアント
滋賀県
- ソリューション
企画、デザイン・設計、サイン・グラフィックデザイン、テナント内装設計、設計監理、什器制作、環境演出装置設計・制作、コンテンツ設計・制作、制作・展示施工、保守管理、PR業務
- 受賞
「日本空間デザイン賞2019」入選
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