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浜松城

浜松城

浜松城天守閣は、1958年に市民からの寄附などをもとに建設された公園施設です。竣工後60年が経過し施設内の展示や装飾の老朽化が進んでいました。本プロジェクトは、徳川家康公が浜松城を築いてから450年という節目の年に、セントラルパークとして浜松城公園の魅力を高めるとともに市民や来園者の満足度の向上を図ることを目的とした展示エリアのリニューアル業務です。当社では、内装を含む造作、サイングラフィック、映像ソフトハード、照明電気工事、什器家具の設計施工を担当させていただきました。   【社会課題/お客様の課題/ご要望】 ・浜松城の前身である引間城から浜松城の築城・改築・廃城、浜松城公園へと至る歴史を通史的に紹介。 ・市内に所在する見学可能な城跡を紹介し、浜松城が有する重層的な歴史と市内各地の城郭の姿を伝える。 ・現在の展示物や時代背景などに統一感を持たせる。 ・多言語にも対応したパネルやデジタル映像コンテンツの制作・展示。 ・コロナ禍での運営を加味した動線・デザインの検討。 ・FSC®認証の天竜材(市産材)を活用しFSC®プロジェクト認証を取得。 上記のご要望をいただきました。   【解決策】 ・「若き家康公」が浜松城に確かに居城していた事実と、その17年間を中心に当時家康公が置かれていた時代背景や家康を取巻く人々に焦点を当て、「情熱」「情勢」「情景」の層にゾーニングした企画設計をしました。 ・若き家康公の「情熱」を表現したパッションステージを演出。浜松城の前身である引間城から浜松城の築城・改築・廃城、浜松城公園へ至る歴史を、既存模型を活用したパノラマシアターで通史的に紹介しました。 ・3階の「情景」の層に浜松市産材である天竜杉を活用。リニューアルにおいて、城としては全国初のFSC®プロジェクト認証を取得しました。 【お客様の声】 今回のリニューアルにあたり、天守閣の現状と課題を的確に整理し、最新技術を使った映像や、近年の発見・研究内容を取入れ、全面的にリニューアルしました。また、市内の見学可能な城跡の紹介、家康公ゆかりの地や伝説・食文化などの解説もあり、装いを新たにした浜松城は、学びの場としてはもちろん、復興天守閣など、浜松の歴史を改めて振り返ることができる施設になりました。 来園者からは、「浜松城の成り立ちがよくわかる」、「お洒落になった」などの声をいただき、本市としても、セントラルパークとしての魅力を高めるとともに市民や来園者の満足度の向上を図ることに加え、さらなる地域の活性化・観光交流の拠点的施設としての機能向上につながったと認識しています。   <当社プロジェクトメンバー> 【ディレクション】鈴木 敦 【デザイン】堀越 さやか 【企画】稲垣 美麻 【制作・施工】高橋 昭伸 【営業・プロジェクトマネジメント】小笠原 明徳、田代 春佳   ~関連リンク~ 【リリース】 乃村工藝社、全国初の国産材を使用した FSC®プロジェクト認証施設「浜松城」「浜松こども館」をオープン

#public
浜松こども館

浜松こども館

浜松こども館は、児童に健全な遊びと創造的な体験、および交流の場を提供し、次代を担う児童の健全な育成と子育ての支援を図ることを目的に、2001年11月に開館しました。本プロジェクトの目的は、開館以来約18年が経過し、遊具などの老朽化・陳腐化が進んでいた同館の遊具を含む内装環境のリニューアルデザインをし、利用者により安全で快適なサービスを提供することでした。   「浜松こども館理念」 子どもは、内面に飽くなき好奇心を持っています。浜松こども館は、この子どもたちが子どもらしさを十分に発揮して、安心して思い切り遊ぶことができる愛情ある環境づくりを目指します。その中で多くの人とかかわりを持ち、社会性や創造性を高めていくことを期待します。 なお、未来を担う大事な子どもを育てている親たちが、相互扶助のネットワークを広げ、併せて、子育ての専門的支援を受けながら、子育てを楽しむ環境を醸成します。子どもたちがこの時期、心理的に安定した環境の中で体験し、心に思い描いたことは脳の長期記憶に組み込まれ、人生を豊かに人として幸せに生きる肥沃な土壌となるものと考えます。   【社会課題/お客様の課題/ご要望】  1)施設開設当初からの運営理念や施設の機能を保持しつつ、館内の一部の遊具および内装を更新。 2)臨時休館期間を最小限に設定し、1年間という短期間の中で設計・施工を完了。 3)リニューアルにあたり、浜松市が推進している天竜材(市産材)活用に取組み、FSC®プロジェクト認証を取得。 上記のご要望をいただきました。   【解決策】 1)浜松の自然・産業技術といった地域の特色を取込んだ遊び場をデザインし、地域への興味関心と愛着を育む仕掛けづくりをしました。 2)浜松っ子の人間性や学びの土台を育む“浜松ならではの遊び場”を創るために、人間形成の理論にもとづいたオリジナルの遊具・空間としました。 3)ホール・だいちゾーン(床・壁・一部遊具)・ワークショップ室・廊下に浜松市産材である天竜杉を活用。浜松市様を管理責任者、弊社を副管理責任者とするFSC®プロジェクトチームとして、公共の類似児童施設としては日本で初めて国際的な森林認証制度「FSC®プロジェクト認証※」を取得しました。 ※FSC®プロジェクト認証 ・FSC®規格はドイツに本拠地を置く国際的森林認証制度で世界最高水準の規格です。 ・FSC®認証を取る=適切に管理されている森の木材を活用していることが保証されます。 ・浜松市はSDGsへの具体的なアクションとしてFSC®認証材活用に特に力を入れています。   <当社プロジェクトメンバー> 【ディレクション】鈴木 敦 【デザイン】渡邉 美香 【企画】阿部 麗実 【制作】高橋 昭伸、太田 広成、一條 武寛 【営業・プロジェクトマネジメント】小笠原 明徳、田代 春佳   ~関連リンク~ 【リリース】 乃村工藝社、全国初の国産材を使用した FSC®プロジェクト認証施設「浜松城」「浜松こども館」をオープン

#public
パナソニックセンター大阪Re-Lifeサロン

パナソニックセンター大阪Re-Lifeサロン

「居心地のよい森をつくる技術」 パナソニックセンター大阪Re-Lifeサロンは人々がくつろいでいただけるように、Well Being になれるようにそんな願いを込めて、パナソニックの技術で心地よい森をかたちにした空間です。音響、映像、素材加工、気流制御など様々な技術と自然素材を掛け合わせ自然界における天地を巡る循環を表現し、五感に響く心地よさへと誘います。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 施設テーマである「もっと、くらしを、豊かに」のメッセージをパナソニックの技術を使って、いかに具現化していくかが当社の役割でした。 【解決策】 くらしを豊かにする癒しの要素を取り込み、「森」というデザインコンセプトを軸に空間全体を構成しました。自然要素で構成された空間の中にパナソニックの技術を取り入れ、実際に心地よさを体感できる空間になっています。デザインと技術を掛け合わせ、空間を具現化することで施設全体のメッセージを伝えられる場をつくりました。 【お客様の声】 パナソニックの空間ソリューションの技術をデザインされた森の中に物理的に組み込み、より多くのお客様に自然に体感いただける空間になっております。 現在も多くのお客様が自然と集えるサロンエリアになっており、パナソニックセンター大阪の入口の顔として、機能していると実感しております。企画段階より、乃村工藝社の営業・デザイナー・施工部隊がともに考えていただき、このスペースを具現化するサポートを多くしていただいたと感謝しています。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】森 祐介、熊谷 秀信 【企画】大樋 真彦 【デザイン・設計】橋本 麻子、森 浩昭 【制作・施工】小川 正翁   ~関連リンク~ 【関連実績】 ・パナソニックセンター東京 ROOM S ・パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館 ・パナソニックセンター大阪「Re Life Story 無邪気に遊び、無にひたれる自然とつながる家」 ・Wonder Life-BOX 2020(パナソニックセンター東京内) ・パナソニックセンター大阪

#corporate
「乃村工藝社グループの働き方の未来をつくる」 グループ会社拠点集約プロジェクト

「乃村工藝社グループの働き方の未来をつくる」 グループ会社拠点集約プロジェクト

乃村工藝社は、2021年3月に本社ビル(東京・お台場)に隣接する台場ガーデンシティビル内に、ニューノーマル時代に対応した新オフィスをオープンしました。乃村工藝社グループの多様な働き方や価値観を活かしながら、社員がコミュニケーションを活性化しよりよいクリエイティビティを発揮していくことを掲げています。乃村工藝社グループは、社員がより一層の連携と相乗効果を発揮する環境を創ることを目的に、グループ会社拠点集約プロジェクトを2019年に始動しました。コロナ禍により生じる働き方の変化や社会課題と向き合い、「未来の働き方」を創るために「健康」「実験」「ブランド」の3つのキーワードを掲げ、ニューノーマル時代のリアルなオフィス空間の在り方を模索しました。・ニューノーマル時代のオフィスの機能は「仕事場」から、社内外の多様な人財が集まりリアルならではの偶発的な出逢いや意見を活発にかわしあう「コミュニケーションを誘発させるイノベーティブな空間」にさらに変わっていくと当社は考えました。そのため、コミュニケーションスペース「RESET SPACE_2(リセットスペース2)」は“Unique Park”をコンセプトとし、多様で個性的な働き方に合わせて社員が誰でも使える公園のような場所を計画。使用木材100%フェアウッドを実現しています。・CONFERIUM(カンファリウム)は新しい会議室エリアの提案であり、個性的な会議を敢えて積極的に見せる「働き方の行動展示」を試みています。共用通路を暗くすることで会議室内を展示として引き立たせる等、展示空間で使うノウハウをオフィス空間に応用しました。・クリエイティブの執務エリアではグループアドレスを採用しました。またクリエイティブフロアは、空間デザインを行う際に大きな強みとなるスケール感や素材感など「デザインの実感」を意識しながらデザインワークをおこなうことができます。目的を鮮明にすることによりローコストで洗練された空間となりました。本プロジェクトは企画・設計・施工・運営まで乃村工藝社グループで実施しています。

#corporate
木内建設100年史ギャラリー

木内建設100年史ギャラリー

静岡の木内建設様が創業100周年事業として新社屋を建設。その一角に、リクルーティングやクライアントとのコミュニケーションを目的とし、自社の100年史を展示・紹介するギャラリーをつくりたい、というご依頼を受けて計画しました。 創業から今日までの100年にわたる歴史年表や、建設技術への挑戦の軌跡をショーケース化して見せることにより、歩んできた歴史への理解を深めていただくと共に、木内建設様が次の100年を紡いでいくためのコミュニケーションツールとして有効活用できる空間づくりを意識しました。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 ・木内建設様の特徴をよく表し、かつ、品格のある設えとすることをご要望されました。 ・リクルーティングやクライアントが理解しやすい情報の見せ方とし、また、協力社の方々にとっても、過去に携わったプロジェクトを思い出して木内建設の社員のみなさまとの会話が生まれるような内容であってほしいとのご依頼を受けました。 ・展示に関しては更新性の担保を求められました。 【解決策】 自社工場を有し、コンクリート事業へ積極的に取り組むことで発展を遂げてきた企業の特性を表現するため、コンクリートを空間表現の核としました。成長を下支えしたコンクリートが展示什器にもなっていることで、歴史の重みを感じることができ、インパクトのある見え掛かりを生んでいます。 壁面は、創業から戦後復興、好不況の波を乗り越えながら常に時代のニーズに応え、成長してきた企業の変遷を見せるグラフィックシート貼りの年表となっています。 中央のショーケースでは、100年の歩みの中でマイルストーンとなってきた技術への挑戦の瞬間を切り取り、ジオラマ模型として見せています。完成した建築の姿を並べるのではなく、建設シーンの模型とすることで、図解として分かりやすくしました。また、建設作業に携わった人々も模型として精巧に表現することにより、現場の音や、木内建設と協力社の人たちの息づかいや声までもが聞こえてくるような臨場感のある展示とし、コミュニケーションのきっかけが生まれやすい内容としました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業】 熊谷 健 【デザイン・設計】 北村 喜裕 【制作・施工】 前田 和生

#corporate
キッザニア東京 「出版社」パビリオン

キッザニア東京 「出版社」パビリオン

キッザニアはKCJ GROUP 株式会社が運営する、楽しみながら社会のしくみを学ぶことができる「こどもが主役の街」です。 ららぽーと豊洲内にある「キッザニア東京」の一角にオープンした「出版社」パビリオンは新刊を作るまでの企画/編集の流れを通じて、「本を創る喜び」を体験することができます。 本パビリオンでは編集者として「図鑑」と「絵本」の編集の仕事をおこないます。 「図鑑」の編集では、生きものの写真を使い、読者がおどろくようなページや表紙を考え、「絵本」の編集では、絵本作家の先生からおあずかりしたジオラマの写真を撮り、絵本のページや表紙を考えます。 また体験者が編集した「図鑑」や「絵本」は、持ち帰ることができます。 空間・アプリケーション共に監修をおこなうKCJ GROUP様の作成した空間コンセプトや、コンテンツの企画要素を理解し、運営に配慮した計画をおこない提案。制約のあるスケジュールとコスト面でコンセプトに基づく品質で提供をおこないました。   <当社プロジェクトメンバー> 【プロジェクトマネジメント】 諏訪部 香織、川本 大智 【クリエイティブディレクション】 川﨑 英治、青江 佳奈 【プロダクトディレクション】 木村 博基、山口 悠太 【クリエイティブエンジニアリング】 西川 雅博、宮本 直弥 【デジタルコンテンツディレクション】 NOMLAB:吉武 聡一

#entertainment
セイバンミュージアムパーク

セイバンミュージアムパーク

“天使のはね”のテレビCMでおなじみのランドセルメーカー株式会社セイバン様が、創業101年目となる2020年、本社とランドセルの製造工場に、大型直営店とランドセルミュージアムを併設した「セイバンミュージアムパーク」を新設されました。1階は全国最大規模の直営店「ファクトリーショップ」とランドセル工場、2階は日本初のランドセルミュージアムとなる「セイバンミュージアム」を設けています。「ファクトリーショップ」の入口では、フォトスポットとして大好評の巨大ランドセルオブジェがお出迎え。売場には子どもたちがプレ通学する気分で楽しくランドセルを選べるよう、通学路をイメージした道路や坂道、階段、平均台などを設置しました。「セイバンミュージアム」では、各エリアに教室や実験室をイメージした空間をつくり、ランドセルの歴史文化やセイバン様のものづくりへの想い、製品の性能や魅力を多彩な展示演出でご紹介しています。また実際にランドセルを製造している工場ラインが見学できるエリアも用意しています。ご家族3世代が楽しみながら、ランドセルを見て、触って、体感できる魅力的な施設となっております。当社は企画段階からデザイン設計・施工まで、業務全般を担当させていただきました。 

#corporate
JR日南線・日南駅舎

JR日南線・日南駅舎

~電車を待つだけじゃない、だれもが心地よく過ごせるコミュニティスペースとしての駅舎~ コミュニティを育む場づくりをコンセプトに、構想段階から地域住民とのワークショップ、アンケート調査を実施。ユーザーニーズを顕在化し設計に反映しています。 駅舎で過ごす時間に、書籍を通じてさまざまな文化に触れる機会を創出するため、本や絵本が閲覧できるコーナーも設置しました。 駅舎利用を通じて地域資源の魅力を伝えるために、地元特産「飫肥(おび)杉」を空間の各所に積極的に採用し利用者の体感を通じて飫肥杉の魅力に触れる空間づくりを企画プロデュースしました。 【お客様の課題/ご要望】 改装前は居場所がなく電車乗降のみの場であった日南駅舎を地域コミュニティを育み、「地域の魅力」を感じる場としたい、というご要望をいただきました。 【解決策】 駅舎利用を通じて地域資源の魅力を伝えるために、地元の設計事務所、株式会社良品計画と連携し、地元特産「飫肥杉」を空間の各所に積極的に採用し、利用者の体感を通じて飫肥杉の魅力に触れる機会創出に向けて、駅舎後方に広がる樹木林との調和を図りながら、駅舎ファサード・窓枠に木材を採用。併せて、遠方からも駅の存在が認識できるサイン計画を実践し、木材を基調に周辺環境と駅舎との調和・融合する空間づくりのプロデュースをおこないました。 【お客様の声】 JR利用者以外の方も駅舎を訪れるようになり、地域の人が集える魅力的な空間として改修されました。 今後も駅舎を活用したイベントを実施するなど、地域コミュニティの場として活用していきたいと思います。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業】 井部 玲子 【企画プロデュース・ワークショップデザイン・デザイン監修】 松本 麻里   ~関連リンク~ 【ニュースリリース】 ・乃村工藝社、官民連携による宮崎県日南市の地域活性化プロデュース第1弾 古民家再生施設がオープン ・宮崎県日南市と乃村工藝社が「地域活性化に関する包括的連携協定」を締結 ・宮崎県日南市と乃村工藝社が 「地域おこし企業人交流プログラム」に調印 ・乃村工藝社がクリエイティブ・パートナーとして取り組む、地域共創のまちづくり 【メディア掲載情報】 ・2019.07.05 「建設通信新聞」 ・2020.04.01 「日南テレビ」 ・2020.04.07 「宮崎日日新聞」 【関連実績】 ・Plus D 日南支社 ・季楽 飫肥 合屋邸 ・DENKEN PJM 撮影:パークデザイン株式会社

#public
UNIQLO TOKYO

UNIQLO TOKYO

“LifeWear”は、あらゆる人々のライフスタイルのニーズを満たす、完璧な服づくりを目指すユニクロ様のコミットメントです。ユニクロ様は2020年、これまでのユニクロ店舗をさらに進化させ、LifeWearを体現する新しいユニクロを横浜、原宿、銀座にオープンさせました。これらの店舗は佐藤可士和氏がトータルプロデューサーおよびクリエイティブディレクターとして関わり、ご来店いただけるすべてのお客様に、ユニクロ様が考え得る最高の服と最大限のサービスを提供していく店舗です。 当社は、銀座のマロニエゲート銀座2にオープンした新しいグローバル旗艦店「UNIQLO TOKYO」における建築家の選定プロセスの段階からサポートし、内装の基本設計~施工までを担当しました。 また内装の一部と外装のデザインは、建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞や高松宮殿下記念世界文化賞を受賞したスイスの建築家ユニット、ヘルツォーク・アンド・ド・ ムーロンが担当しました。本店舗は、今、そして未来のユニクロの魅力が詰まった情報発信店舗になっています。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 ・「LifeWearのすべてをここに」をコンセプトに、「世界で一番進化している小売店」として今までにない店づくりが必要となりました。 ・ハード面:マロニエゲート銀座2の7階にあったユニクロ マロニエゲート銀座店を、1階から4階までの4フロアに移転・拡大し、8年ぶりのリニューアルでした。建築と内装デザインを総合的に考え、新たな価値を生み出す大規模な改修が求められました。 ・ソフト面:再開発が進む銀座・有楽町エリアへの出店は、ユニクロ様の出店戦略として重要かつ大きな挑戦であり、街を訪れるお客様に向けた新しい店舗づくりが求められました。 【解決策】 この課題に対して 1.ハード面では「現状の建築躯体をそのまま露出させた大胆な店舗デザイン」により新たなユニクロをつくり出しました。 1984年に竣工した建物の躯体は大半の状態がよく美しかったため、建物表層を剥ぎ落し、構造体として力強い印象を打ち出し建物内外をつなげています。既存スラブを切り落とし大胆に計画された4層を貫くVOID空間※が上下階を視覚的につなげ、開放的でダイナミックな空間構成に寄与しています。 ※VOID空間:意識的につくられた構造物がない吹き抜け空間のこと 2.ソフト面では「各売り場に特性をもたせ、ユニクロ商品の全てが揃うフルラインナップ」により、新たなユニクロの発信地として位置付けました。 また、考えぬかれた回遊導線計画によって、ワンフロアの売場面積をいかした商品展開や心地良い買い物体験を実現しています。 当社は設計施工という強みをいかして「ショッピング体験だけではなく、未来のユニクロの魅力が詰まった情報発信店舗」「ユニクロがより上質で高品質な店舗を目指した、LifeWearを体現する店舗」の実現をサポートしました。 そして、店舗の特性や場所性はもちろん、土地の歴史や場所へのリスペクトを重要視し、出店する地元の方々にも自分たちのお店と思っていただけるようなソーシャルな存在になるよう、全体のストアコンセプトもお手伝いさせていただきました。   ※展示は撮影当時のものです。シーズンによって展示内容は異なります。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】 高橋 宗明、宮浦 英典、渡辺 祐太 【企画】 山崎 誠、冨永 荘次 【デザイン・設計】 NODE:中 和哉、山口 博司 【制作・施工】 波多野 篤志、吉田 理紗、山上 史泰、大原 由香、小田嶋 佳太嘉、大前 敦、宮下 康武/乃村工藝建築装飾(北京)有限公司:土屋 祐哉

#Urban & Retail
G20大阪サミット2019(広報展示)エネルギーとイノベーション

G20大阪サミット2019(広報展示)エネルギーとイノベーション

世界各国から3万人の関係者やプレスが来阪したG20に併設された広報展示スペース。 海に浮かぶ未来の箱庭をモチーフにした浮遊感のある最先端技術展示エリア、屋台をイメージした食べ歩きのライブキッチン、復興からオリンピックまでの希望を表現した白く輝く文化エリア。 3つの異なるエリアをシームレスにつなぎ融合させ、日本の今をリラックスして楽しむプレゼンテーションの新しい体験スタイルをデザインしました。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 環境保全と成長の好循環を実現し、人にとっても地球にとっても豊かな、新しい時代を創造する、日本の革新的な技術とアイデアを表現してほしいとご要望をいただきました。 【解決策】 G20大阪サミットでは、「3R」+「Renewable 持続可能な資源」の考えに基づいたごみ削減の取組みを積極的におこなったほか、広報展示では海洋プラスチックごみ問題における最先端技術の展示と空間デザインを実現しました。 プラスチック資源循環に対する日本の技術や取組みを、「減らす」「替える」「繰り返し使う」「再生する」「回収する」「調べる」という段階に分けて展示構成。2050年には魚よりプラスチックごみの量が多い海になると懸念されているため、床面に美しい海を表現し、こうした海の姿を守っていく日本の姿勢を訴求しました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】 早水 祐二、小川 泰央、石山 滋之 【デザイン・設計】花岡 豊、小林 敬之 【制作・施工】 木村 祐、三浦 洋一 、??橋 有佳里 、植野 成規 、田畑 友香、東原 由季

#Conventions & Events
UNIQLO TOKYO LifeWear SPRING

UNIQLO TOKYO LifeWear SPRING

国内外で活動する株式会社乃村工藝社デザインチーム no.10が、人とグリーンとの新しい関係を提案し続けるSOLSOと、ユニクロの2021年春コレクションを楽しめる展示「LifeWear SPRING」(東京都中央区銀座、UNIQLO TOKYO1F LifeWear SQUARE内)でコラボレーションしました。 今回の展示では、ユニクロの、自然との共生を考え、地球に余計な負荷をかけない服づくり「Lifewear」の理念を「空間づくり」にもあてはめています。サステナビリティと機能性に考慮し、<SOLSO>の創り出すグリーンとともに自然と共生する優しい空間になっています。 ■「LifeWear SPRING」開催概要 ・開催期間:2021年1月15日(金)~2021年3月中旬 ・開催場所:UNIQLO TOKYO1F LifeWear SQUARE ・住所:東京都中央区銀座3丁目2-1マロニエゲート銀座2 ・開催時間:対象店舗営業時間内 ※詳しくはホームページをご参照ください。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 ・春のコレクション展示ということで、春のフレッシュさを表現した展示空間が求められました。 ・エントランスから入ってきたお客様の目を引く、インパクトのある空間が求められました。 ・サステナブルに力をいれているUNIQLO様として、環境に優しい素材で今後も継続的に使っていける什器が求められました。 ・新型コロナウイルス感染症対策として、造作ベンチを清掃しやすく制作する必要がありました。 【解決策】 店内に植物を沢山配置し、室内にいながら緑あふれる春の公園のような空間を演出。さらに中央には3.5mにもおよぶシンボルツリーを配置し、インパクトを出しました。 マテリアルにはコルクを使用し環境にも配慮、新型コロナウイルス感染症対策としてはベンチの座面を取り外しできるようにすることで、座面にビニールをかぶせることができ、清掃のしやすい仕様としました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】 宮浦 英典 【デザイン・設計】 no.10:安藤 陽介、福本 麻由子、岡崎 大輔 【制作・施工】 北 優莉香、梶元 胡桃

#Conventions & Events
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