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東洋紡ビル

東洋紡ビル

数々の歴史的建造物と豊かな自然が趣にあふれた、大阪の堂島川沿いに佇む東洋紡ビルの改装計画です。堂島川は“水の都”と呼ばれた大阪を代表する魅力的な景観の河川であるため、この立地の心地良さを味わいながら、生き生きと働くことができる場を目指しました。広場は、川沿いのデッキが建物まで延びているかのような外構で、シンボルツリーとして揺らめく柳の木を配置することで、川風を視覚的に感じられます。ファサードには、堂島川の雄大さや波の疎密から着想したデザインを取り入れました。ビル外壁を柔らかなウエーブ意匠で包むことで建物との調和を図りながら、新しい街のシンボルともなるよう意図しています。ロビーラウンジはファサードと協調した意匠とし、内外の連続性を持たせ、さまざまなかたちのソファやオリジナル音響を採用することにより、快適さを創出しています。また、中央の柱に温度や風など外の環境を可視化するビジュアルアートを施すことで、川風の心地よさを屋内でも感じることができるよう演出しました。各フロアには、多様な表情を見せる堂島川の写真を、またトイレ空間には波を繊細に表現したオリジナルのアートを配し、フロアごとの異なるカラーパレットが見る人に驚きを与えます。 

#コーポレート
パナソニック津工場ショウルーム「TRUST FACTORY TSU」

パナソニック津工場ショウルーム「TRUST FACTORY TSU」

パナソニック株式会社の創業事業である配線器具生産の中核を担う津工場のショウルームのデザイン・設計などを担当したプロジェクトです。配線器具製品の裏側に秘められた技術力や最先端の生産体制を展示室と工場で来館者に体感をもって理解していただき、お客さまからのさらなる信頼獲得を目指しました。 展示室は「歴史」、「製品紹介」、「津工場の紹介」、「工場技術・生産力の紹介」で構成しており、敷地内各棟のさまざまな部分とリンクした仕掛けになっています。工場見学まで含めた全てをショウルームを構成する要素と捉えた上で、展示室を基点に製造棟へとつながる導線とし、“工場全体ショウルーム化”を目指しました。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 施設テーマである「信頼」をお客さまと築くため、来館者に対して津工場の技術力、工場生産力、歴史の理解をいかに深めていただくかを体験を通して具現化することが当社の役割でした。 【解決策】 「信頼」というキーワードのもと、製品に込められた津工場の強みをピックアップし、展示を通して気付きや驚きを与えるポイントを創出しました。 各ポイントをつないでいくことで、順路を進んでいくにつれて理解を段階的に深めていける展示構成となっています。 工場での体験全体を通して来館者との「信頼」が深まる場をつくりました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】佐藤 光、髙橋 祐 【デザイン・設計】森 浩昭、前田 みなも、重松 真由美 【制作・施工】藤井 一弥、大石 優

#コーポレート
シャープ八尾事業所 「八尾第一食堂 Isshoku」

シャープ八尾事業所 「八尾第一食堂 Isshoku」

当社は、2021年11月1日シャープ株式会社(以下:シャープ)八尾事業所にオープンした、社員食堂「八尾第一食堂 Isshoku」の、企画・デザイン・設計・施工を担当いたしました。 企画提案にあたり、単におしゃれな空間ではなく“ノムラだからこそできる提案”を意識し、組織の垣根や世代を超えて「SHARPらしさ」を発見できるインナーブランディングの場であると同時に、来社される取引先や関連会社の方々にも体感していただけるアウターブランディングの場としての食堂をご提案しました。 lunch、work、salon の3つのゾーニングをおこない、社員食堂としてだけでなく、くつろいだり、社内外のゲストとの打ち合わせに使ったり、人びとがつながり、コミュニケーションが生まれる場となるように工夫しました。 食堂の中を貫く、一筋の赤いライン(シャープレッド)で、シャープのこれまでの歴史とこれからの未来を表現しています。 約65年にわたり、白物家電の生産拠点として歴史を紡いだ八尾事業所で今回のプロジェクトでは、その特徴を残しつつ衛生面も担保できるデザインを考えました。また生産製品の製造ラインで使用していた中2階部分を、SHARPを象徴する歴代製品の展示スペースとして活用することにより、廃棄物や撤去コストを低減する、SDGsな視点での取り組みも行いました。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 事業部間でのコミュニケーションが希薄なため、社内のつながりをより活性化できるような空間にしてほしいといったご要望をいただきました。 【解決策】 ただ食事をとるためだけの場所ではなく、“働く場所” “リラックスする場所”としての活用ができる提案を行い、また、“社員同士のコミュニケーションが活性化し、シャープの歴史を感じられる・発見できる場所”として、過去の製品展示を提案いたしました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】高橋 由衣 【デザイン・設計】梅谷 翔太、大和 涼葉、中村 裕輔、三浦 彩花 【制作管理】向山 吉嗣 ~関連リンク~ 【お知らせ】 ・乃村工藝社のソーシャルグッド活動:シャープ八尾事業所 「八尾第一食堂 Isshoku」の事例

#コーポレート
水平社創立100周年記念事業 水平社博物館展示リニューアル

水平社創立100周年記念事業 水平社博物館展示リニューアル

平和と人権の確立を目指す部落解放運動の要となった水平社の歴史を伝える博物館です。このたびのリニューアルは1922年3月3日から大きな節目となる全国水平社創立100周年記念事業です。近年、「人権擁護施策推進法」や「アイヌ新法」の制定、SDGsや国際博物館会議(ICOM)での博物館の定義見直しなど、人権を重視する傾向がますます高まっています。「人の世に熱あれ、人間に光あれ。」と全国水平社創立大会で読み上げられた水平社宣言は、日本で初めての人権宣言であり、また被差別マイノリティが発信した世界で初めての人権宣言です。人権について語るとき、水平社発祥の地に設立された人権情報発信拠点である水平社博物館の存在意義はとても大きいといえます。リニューアルでは、運動の根本精神となった「水平社宣言」をあらためてクローズアップしました。また著名人や身近な人、芸術作品、公募作品から名言を集め、言葉の力による感動と説得力をもたらしています。同時に、一般の方々の言葉も随時追記できる更新性の高さも特徴です。加えて、多様性を重視した「互いに違いを認め合おう」という気持ちを展示に組み込みました。

#パブリック
ニジゲンノモリ「ゴジラ迎撃作戦 ~国立ゴジラ淡路島研究センター~」

ニジゲンノモリ「ゴジラ迎撃作戦 ~国立ゴジラ淡路島研究センター~」

兵庫県立淡路島公園アニメパーク「ニジゲンノモリ」内の新アトラクションエリア「ゴジラ迎撃作戦 ~国立ゴジラ淡路島研究センター~」は淡路島に上陸した世界最大、全長約120mの実物大ゴジラ※をテーマにした、強大さと迫力を真に体感できる世界唯一のエンターテインメントアトラクションです。当社は、企画ディレクションおよびデザイン・造形監修を担当いたしました。 参加者は国立ゴジラ淡路島研究センターの一員となり、実物大ゴジラの口腔から体内に突入するスリル満点の「ジップライン」や、周囲に飛散したゴジラ細胞を殲滅(せんめつ)する「シューティングゲーム」などのミッションに挑みます。 ※映画「シン・ゴジラ」(2016年)に登場した全長118.5mのゴジラで、上半身と右手と尻尾を地中から突き出した姿を再現。地表から見える部分のサイズは、全長が約52.6m、幅が約25.4m、高さが約23mに達する。アトラクションエリアは、約5,000㎡。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 等身大のゴジラを体験できるニジゲンノモリ過去最大プロジェクトとなります。 本プロジェクトの総合プロデュースとして、版元となる東宝株式会社様、そして事業者となる株式会社ニジゲンノモリ様にとって世界に誇れるアトラクションとなるべく、企画体験性や制作物品質をいかに高いレベルでご提供できるかが課題でありました。 【解決策】 まず長年にわたり世界から愛されているコンテンツへの知識深耕をベースとし、県立淡路島公園内という特異なロケーションを掛け合わせて、日本のみならず世界中から訪れたくなる企画体験を考えました。 また制作物監修においては、海外の工場へも足を運び当社が培ってきたノウハウ・知見を直接アドバイスさせて頂き、最終完成まで導きました。 【お客様の声】 実物大のゴジラの中に飛び込んでいくという、世界からも注目されるオリジナリティ溢れるアトラクションを企画いただきました。また制作物については細部までこだわったディレクションをしていただき、ファミリーからコアファンまで高い満足度が得られるものを制作いただきました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】 寺崎 真吾、馬場 翔平 【企画ディレクション、デザイン・造形監修】 川原 正毅、帖佐 泰行、豊田 裕基 TM & © TOHO CO., LTD.

#エンターテインメント
ザ・ホテル青龍 京都清水

ザ・ホテル青龍 京都清水

京都 清水の地に残された約90年の歴史を持つ旧清水小学校の校舎を活用し、ホテルへとコンバージョンさせたプロジェクトです。特徴的な意匠を継承しながら、現代にふさわしい快適性をあわせもつホテルへと生まれ変わりました。当社は建築デザイン監修、内装デザイン・設計、FF&Eデザイン・工事を担当しました。 清水小学校は、立地や外観上の装飾、内装デザインに唯一無二の特徴をもつ建築として評価された学校のうちのひとつです。ホテルのコンセプト「記憶を刻み、未来へつなぐ」のもと、歴史的な趣を持つ西洋建築とその内部空間に最大限の敬意を払い、保存継承しながら記憶を蘇られせるデザインとしました。また、新しい機能としての建築と内部空間を融合させ、懐かしさと新しさを表現しました。 【お客様の課題/ご要望】 歴史ある既存の小学校の建築を活かしつつホテルとして機能するよう設計する必要がありました。また京都の地域にも受け入れられるホテルのあり方について議論を重ねていく必要がありました。 【解決策】 建築、ランドスケープ、インテリア、FF&E、アートワーク、グラフィック、ユニフォームと細部に至るまでクリエイターとともに取り組み、全く新しい他にはない空間を創出しました。 かつて小学生が走り回っていた廊下や階段は残しつつ、子供たちが学んでいた教室の扉を開けると、コンテンポラリーな全くの別世界に入り込むことができます。 建築と内部空間の歴史を刻んだ価値ある既存のディテールを最大限に引き立てるため、マテリアルは主張せず素材を引き立たすものにこだわりました。半光沢に映り込む素材の反響が、より既存の建築意匠を引き立たせてくれます。そこにアートワークやグラフィック、ユニフォームなどのデザイントータルコーディネート、内装・FF&Eのデザインをバランスよく調和させ、ここでしか味わうことのできない「見立て」による空間構成を目指しました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】 萠抜 徹 【デザイン・設計、デザイン監修】 A.N.D.:小坂 竜、浦田 晶平、安田 紘基 / 西川 裕之 【FF&Eデザイン】 A.N.D.:佐野 香織 

#ホスピタリティ
パナソニックセンター大阪Re-Lifeサロン

パナソニックセンター大阪Re-Lifeサロン

「居心地のよい森をつくる技術」 パナソニックセンター大阪Re-Lifeサロンは人々がくつろいでいただけるように、Well Being になれるようにそんな願いを込めて、パナソニックの技術で心地よい森をかたちにした空間です。音響、映像、素材加工、気流制御など様々な技術と自然素材を掛け合わせ自然界における天地を巡る循環を表現し、五感に響く心地よさへと誘います。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 施設テーマである「もっと、くらしを、豊かに」のメッセージをパナソニックの技術を使って、いかに具現化していくかが当社の役割でした。 【解決策】 くらしを豊かにする癒しの要素を取り込み、「森」というデザインコンセプトを軸に空間全体を構成しました。自然要素で構成された空間の中にパナソニックの技術を取り入れ、実際に心地よさを体感できる空間になっています。デザインと技術を掛け合わせ、空間を具現化することで施設全体のメッセージを伝えられる場をつくりました。 【お客様の声】 パナソニックの空間ソリューションの技術をデザインされた森の中に物理的に組み込み、より多くのお客様に自然に体感いただける空間になっております。 現在も多くのお客様が自然と集えるサロンエリアになっており、パナソニックセンター大阪の入口の顔として、機能していると実感しております。企画段階より、乃村工藝社の営業・デザイナー・施工部隊がともに考えていただき、このスペースを具現化するサポートを多くしていただいたと感謝しています。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】森 祐介、熊谷 秀信 【企画】大樋 真彦 【デザイン・設計】橋本 麻子、森 浩昭 【制作・施工】小川 正翁   ~関連リンク~ 【関連実績】 ・パナソニックセンター東京 ROOM S ・パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館 ・パナソニックセンター大阪「Re Life Story 無邪気に遊び、無にひたれる自然とつながる家」 ・Wonder Life-BOX 2020(パナソニックセンター東京内) ・パナソニックセンター大阪

#コーポレート
セイバンミュージアムパーク

セイバンミュージアムパーク

“天使のはね”のテレビCMでおなじみのランドセルメーカー株式会社セイバン様が、創業101年目となる2020年、本社とランドセルの製造工場に、大型直営店とランドセルミュージアムを併設した「セイバンミュージアムパーク」を新設されました。 1階は全国最大規模の直営店「ファクトリーショップ」とランドセル工場、2階は日本初のランドセルミュージアムとなる「セイバンミュージアム」を設けています。 「ファクトリーショップ」の入口では、フォトスポットとして大好評の巨大ランドセルオブジェがお出迎え。売場には子どもたちがプレ通学する気分で楽しくランドセルを選べるよう、通学路をイメージした道路や坂道、階段、平均台などを設置しました。 「セイバンミュージアム」では、各エリアに教室や実験室をイメージした空間をつくり、ランドセルの歴史文化やセイバン様のものづくりへの想い、製品の性能や魅力を多彩な展示演出でご紹介しています。また実際にランドセルを製造している工場ラインが見学できるエリアも用意しています。 ご家族3世代が楽しみながら、ランドセルを見て、触って、体感できる魅力的な施設となっております。 当社は企画段階からデザイン設計・施工まで、業務全般を担当させていただきました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】 疋田 雄毅 【企画】 瀧 このみ 【デザイン・設計】 出口 智彦、山地 好古 【制作・施工】 多湖 康人、岸本 大司

#コーポレート
G20大阪サミット2019(広報展示)エネルギーとイノベーション

G20大阪サミット2019(広報展示)エネルギーとイノベーション

世界各国から3万人の関係者やプレスが来阪したG20に併設された広報展示スペース。 海に浮かぶ未来の箱庭をモチーフにした浮遊感のある最先端技術展示エリア、屋台をイメージした食べ歩きのライブキッチン、復興からオリンピックまでの希望を表現した白く輝く文化エリア。 3つの異なるエリアをシームレスにつなぎ融合させ、日本の今をリラックスして楽しむプレゼンテーションの新しい体験スタイルをデザインしました。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 環境保全と成長の好循環を実現し、人にとっても地球にとっても豊かな、新しい時代を創造する、日本の革新的な技術とアイデアを表現してほしいとご要望をいただきました。 【解決策】 G20大阪サミットでは、「3R」+「Renewable 持続可能な資源」の考えに基づいたごみ削減の取組みを積極的におこなったほか、広報展示では海洋プラスチックごみ問題における最先端技術の展示と空間デザインを実現しました。 プラスチック資源循環に対する日本の技術や取組みを、「減らす」「替える」「繰り返し使う」「再生する」「回収する」「調べる」という段階に分けて展示構成。2050年には魚よりプラスチックごみの量が多い海になると懸念されているため、床面に美しい海を表現し、こうした海の姿を守っていく日本の姿勢を訴求しました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】 早水 祐二、小川 泰央、石山 滋之 【デザイン・設計】花岡 豊、小林 敬之 【制作・施工】 木村 祐、三浦 洋一 、??橋 有佳里 、植野 成規 、田畑 友香、東原 由季

#コンベンション & イベント
滋賀県立琵琶湖博物館第3期リニューアル

滋賀県立琵琶湖博物館第3期リニューアル

琵琶湖博物館は、地域の人びととともに「湖と人間」のよりよい共存関係を築いていくことを使命として、1996年に開館し、2015年から3期6年の歳月をかけて、リニューアル工事をおこないました。 第3期にあたる今回はA展示室とB展示室のリニューアルとなり、A展示室は「湖の400万年と私たち~変わり続ける琵琶湖~」と題し、400万年前の琵琶湖や自然、生き物の変化について、現在の環境との関わりとともに紹介します。各コーナーでは、開館以来収集してきた多数の化石や地層の標本、過去の環境を体感できる復元ジオラマをとおして、大きく変化し続けてきた琵琶湖と生き物のものがたりと琵琶湖フィールドの魅力を伝えます。 B展示室は「湖の2万年と私たち~自然と暮らしの歴史~」とし、「森」「水辺」「湖」「里」を舞台に、人は自然とどのように向き合ってきたのかを紹介します。人からみた自然のシンボルである「龍」をナビゲーターとして、琵琶湖を中心とした環境史をたどっていくことで、今の私たちの暮らし(C展示室)にどのようにつながっているのかを伝えます。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 リニューアルの課題として、旧展示に最新技術を盛り込み、よりグレードアップした展示への進化をおこないたい、また誰もが使いやすく、楽しめる博物館にするために、ユニバーサルデザインに配慮して館内を整備し、開かれた博物館づくりを実現したいとのご要望でした。 【解決策】 新技術を用いて、ツダンスキーゾウの骨格化石と3Dスキャナーで生体を復元した「半身半骨」の標本や、ARアプリで帆を立てて走る丸子船を再現するなど、既存展示をよりバージョンアップさせることで、最新の研究成果を分かりやすく体感できるようにしました。 また、設計時から市民や有識者を招いた展示評価を開催し、スロープの設置、触れて認識できる展示のほか、ストレッチャー利用者に展示が見えやすいように鏡を設置し、鏡文字で説明文を入れるなど、ユニバーサルデザインに配慮して館内を整備しました。 【お客様の声】 第1期から第3期まで展示デザインの統一が図れ、最新技術を盛り込んだ展示となりました。触れる展示、におい展示といった体感型展示の導入により誰もが楽しめる展示となりました。また、ユニバーサルデザインに配慮した整備により、誰もが利用しやすく楽しんでもらえる博物館となりました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】 山瀬 浩子、三輪 晴也 【ディレクション】 湯浅 忠、水野 考基 【デザイン・設計】 湯浅 忠、水野 考基、香川 玲子 【サイン・グラフィックデザイン】 湯浅 忠、水野 考基、東原 由季 【制作・施工】 一万田 隼人、井上 禎人、東原 由季 /ノムラテクノ株式会社:大石 優 

#パブリック
季楽 京都 本町

季楽 京都 本町

京都市内から1時間離れたお茶の名産地である和束町に行きたくなる場所、【Road to Wazuka】をコンセプトに、京都駅から車で10分圏内に位置する築70年以上の京町家を1棟貸しの宿泊施設に再生しました。当社は町家再生に企画段階から参画し、空間プロデュースを担当させていただきました。「都心部から地方へ送客する」という新たな空間的試みに挑戦しており、そのための各手法が結果的に他の京町家宿泊施設との差別化要因となりました。 今回の開業プロジェクトは、町家を用いた宿のオペレーションを手がける「NAZUNA」、古民家再生をファイナンス面で支える「Kiraku Japan」、不動産のクラウドファンディングを行う「クラウドリアルティ」、企画・デザインを手がける当社がチームを組み連携して進めました。また、開業資金はクラウドファンディングで集められました。コンセプト【Road to Wazuka】に共感し、町に貢献したい、日本文化を世界に知ってもらいたいという想いをもった個人投資家と参画企業がともに地域課題の解決に取り組んでいます。 <当社プロジェクトメンバー> 【空間プロデュース】山野 恭稔 【デザイン(内装)】谷 高明 【家具装飾品コーディネート】二宮 咲 【開発】八木 信之 【営業】高鷹 裕司 【お客様の課題/ご要望】 (1) 京町家を外国人観光客をメインターゲットとした宿泊施設へ改修を行いたい。 (2) 市内に多く存在する京町家とは異なる、ストーリー性のあるコンセプトを強みにしたい。 (3) 同敷地内で和束茶を提供するカフェを営むオーナーが、和束町の魅力発信をしたいと考えている。 【解決策】 施設内に和束町に行きたくなるような仕掛けを用意しました。和束町の風景をモチーフにした岩と枯山水のベッドールームは、和束町の大地で寝ているかのような体験を味わうことができます。2階のティースタンドは和束町で使用されていた茶箱をリメイクして制作されており、本物に触れることができます。また、同じく2階の壁面グラフィックは、当時、和束町からお茶を海外輸出する際に木箱に貼られていた柄をモチーフにしており、生地には京都の西陣織を使用しました。吹抜け空間の照明も和束町でかぶせ茶を生産する過程で使用される遮光シートを素材として制作。「まだ見ぬ魅力的な場所に行きたくなるモチベーションを醸成する宿泊型アンテナショップ」として空間を構成しました。また、空間に込めた仕掛けを宿泊客に伝えるためイラストで表現した説明書も用意し、どのように体験してもらうかを手助けるソフトまで手がけました。 【お客様の声】 乃村工藝社様が立案されたコンセプト、デザイン性の高さがこのプロジェクトへの出資者の共感を喚起し、今までにない宿泊施設の実現に至ったと感じています。

#ホスピタリティ
滋賀県立琵琶湖博物館2期リニューアル

滋賀県立琵琶湖博物館2期リニューアル

滋賀県立琵琶湖博物館2期リニューアル工事で、「おとなのディスカバリー」の新設と、「ディスカバリールーム」、レストラン、ミュージアムショップ、アトリウム、企画展示室の改装整備を行いました。大人の探求心に応え、繰り返し利用されることを目的とした「おとなのディスカバリー」は、博物館の楽しさを伝え、琵琶湖への関心を高め、地域や博物館での活動への参加意欲を育む学習交流空間です。動物や植物、鉱物などの1000点以上の標本があり、利用者が標本に囲まれ、それらを見る、選んで手に取る、顕微鏡で観察する、図鑑で調べる、学芸員に質問する、といった活動が促進されるよう機能と空間を構築しました。標本をじっくりと観察し、スケッチする方法を体験するコーナー、博物館の研究や資料整理を目の前で体験するオープンラボがあります。ディスカバリールームは「博物館の入り口」として、剥製や五感で学び発見することのできる体験型の空間です。   【お客様の課題/ご要望】 滋賀県立琵琶湖博物館は「湖と人間」をテーマとして1996年(平成8年)に開館し、以来20年が経過しようとしています。この間、博物館職員と館外の様々な方との交流や連携によって、調査・研究及び貴重な資料の収集が進められてきました。これらの成果を展示という形でより多くの来館者に伝えるとともに、博物館を活用した交流活動によって来館者の興味関心や好奇心が新たな展開へと導ける体制が博物館に求められました。   【解決策】 国内初、大人も楽しめるリアルな知的空間「おとなのディスカバリー」を初め、五感で学び発見することのできるディスカバリールームや他整備により、参加と発見、対話と交流を促し次代を担う人が育つ交流拠点を構築しました。   【お客様の声】 2期リニューアルにより交流空間の再構築、交流機能の充実が図れ、来館者数の増加も図れた。   <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】三輪晴也 【企画】鮫島泰平 【デザイン設計】湯浅忠、曽根馨、森田理恵、宮木美奈、満長正明、香川玲子 【サイン・グラフィックデザイン】森田理恵、宮木美奈、東原由季 【制作・施工】太田広成、東原由季、田畑 友香 、中山 貴裕 【PR業務】山瀬 浩子、矢部 信明

#パブリック
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