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アーバンネット御堂筋ビル

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概要

アーバンネット御堂筋ビルは、大阪のメインストリートである御堂筋沿いに建つ、高さ100mの新築ビルです。オフィスを主な用途とし、にぎわい施設を低層部に配置した複合ビルとなっています。
ビル単体ではなく「まちづくり」の一環として考え、沿道と屋内空間を緩やかにつなぐことで、交流やにぎわいをまちと一体的につくり出すことを意識しました。さらに、新しい働き方に対応したオフィス空間を提供することで、多様な人々のさまざまな活動を支え続け、これからの御堂筋やまちの活性化にも貢献できることを目指しました。

課題・要望

「オフィスに来る意味をつくる御堂筋の次世代ワークプレイス」として、働く人のウェルビーイングや生産性向上を目的とした共用部の充実を図ること、また、入居企業の従業員だけでなく「まちに開かれたビル」として屋内外空間の活用により交流を生み出し、新たな発信拠点となることを目指されていました。
こうした多様な人々やまちの活動をアシストするデザインや仕掛けに加えて、将来的な「御堂筋の歩行者空間化」を見据え、都市空間ならではの自然や場所性、過去・現在・未来へ継承していく歴史文化としての背景も、空間全体で表現することが課題でした。

解決策

働く人、入居企業、まちの成長を支える「原動力」となるビルを目指し、「御堂筋×WELL-being」をテーマにデザインしました。

まちとつながる1階には、御堂筋ができた⼤⼤阪時代を象徴するネオンの光をヒントに、碁盤の目状に広がる御堂筋の「通りと筋」を模した立体的な形状のペンダント照明をデザインし、ビルとまちの新たなシンボルとなることを目指しました。
足元には、人が座る機能と一体となったネオンアートを配置し、ストリートファーニチャーのようにまちを歩く楽しみを与え、ビル内へ人々を引き込む要素としました。

また、ウェルビーイングの観点から、⾃然要素をキーフロアのテーマとしました。

・2階オフィスロビー
テーマは「水」です。サイネージで、時間と共に変化する水柱のアート映像と機能的な情報表示を融合させ、都市と自然が調和する先進性を持ったアートが、静的な空間と人々の気持ちに動きとリズムを生み出します。

・11階テナント専⽤ラウンジ
テーマは「緑」とし、まちに臨む3⽅⾯からは⾃然光と緑を取り込みながら、内部へも豊かな緑を連続させることで、明るく開放的なラウンジを実現しました。ゾーンを緩やかにつなぐ役割として、緑あふれる什器で中間領域を創出し、シーンや気分によって働く人がさまざまな使い方を選べる空間としました。さらに天井には、御堂筋の「通りと筋」を模した碁盤の⽬状の⽊調ルーバーでラウンジの⾻格を形成し、都市がもつ文脈の継承もデザインで具現化しました。

・屋上テラス
テーマは「⼟」です。⼤⼩⾼さの異なる石籠で構成し、⼟と緑に囲まれて、それぞれが思い通りに過ごせる居場所を創出しました。

・各キーフロアの階段
ペイントアートを採⽤し、フロア毎に変化を付けて多様性を表現しています。新たな気づきでポジティブな気持ちを生む「心のWELL」と健康増進に寄与する「からだのWELL」も同時に実現しようとする試みです。

ビル全体に、都市の文脈や自然を感じられるデザインやアートを展開し、人々の感性や想像力を刺激して明るい気持ちや活動を促すことにより、新たな「原動⼒」で持続的に成⻑できるよう願いを込めた空間づくりを行いました。

 

プロジェクトメンバー
営業・プロジェクトマネジメント
佃 あや菜
デザイン・設計
日野 寿一、明石 梨沙、石田 雄一郎
クリエイティブエンジニアリング
津田 裕
制作
永里 浩、寺本 昌史、一万田 隼人、植野 成規
基本情報
オープン

2024

所在地

大阪府

クライアント

NTT都市開発株式会社様

ソリューション

企画・基本構想、デザイン・設計、サイン・グラフィックデザイン、環境デザイン、什器制作、コンテンツ設計・制作、制作・内装施工、アートディレクション

写真

ナカサアンドパートナーズ

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