Works#関西

セイバンミュージアムパーク

セイバンミュージアムパーク

“天使のはね”のテレビCMでおなじみのランドセルメーカー株式会社セイバン様が、創業101年目となる2020年、本社とランドセルの製造工場に、大型直営店とランドセルミュージアムを併設した「セイバンミュージアムパーク」を新設されました。 1階は全国最大規模の直営店「ファクトリーショップ」とランドセル工場、2階は日本初のランドセルミュージアムとなる「セイバンミュージアム」を設けています。 「ファクトリーショップ」の入口では、フォトスポットとして大好評の巨大ランドセルオブジェがお出迎え。売場には子どもたちがプレ通学する気分で楽しくランドセルを選べるよう、通学路をイメージした道路や坂道、階段、平均台などを設置しました。 「セイバンミュージアム」では、各エリアに教室や実験室をイメージした空間をつくり、ランドセルの歴史文化やセイバン様のものづくりへの想い、製品の性能や魅力を多彩な展示演出でご紹介しています。また実際にランドセルを製造している工場ラインが見学できるエリアも用意しています。 ご家族3世代が楽しみながら、ランドセルを見て、触って、体感できる魅力的な施設となっております。 当社は企画段階からデザイン設計・施工まで、業務全般を担当させていただきました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】 疋田 雄毅 【企画】 瀧 このみ 【デザイン・設計】 出口 智彦、山地 好古 【制作・施工】 多湖 康人、岸本 大司

#コーポレート
G20大阪サミット2019(広報展示)エネルギーとイノベーション

G20大阪サミット2019(広報展示)エネルギーとイノベーション

世界各国から3万人の関係者やプレスが来阪したG20に併設された広報展示スペース。 海に浮かぶ未来の箱庭をモチーフにした浮遊感のある最先端技術展示エリア、屋台をイメージした食べ歩きのライブキッチン、復興からオリンピックまでの希望を表現した白く輝く文化エリア。 3つの異なるエリアをシームレスにつなぎ融合させ、日本の今をリラックスして楽しむプレゼンテーションの新しい体験スタイルをデザインしました。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 環境保全と成長の好循環を実現し、人にとっても地球にとっても豊かな、新しい時代を創造する、日本の革新的な技術とアイデアを表現してほしいとご要望をいただきました。 【解決策】 G20大阪サミットでは、「3R」+「Renewable 持続可能な資源」の考えに基づいたごみ削減の取組みを積極的におこなったほか、広報展示では海洋プラスチックごみ問題における最先端技術の展示と空間デザインを実現しました。 プラスチック資源循環に対する日本の技術や取組みを、「減らす」「替える」「繰り返し使う」「再生する」「回収する」「調べる」という段階に分けて展示構成。2050年には魚よりプラスチックごみの量が多い海になると懸念されているため、床面に美しい海を表現し、こうした海の姿を守っていく日本の姿勢を訴求しました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】 早水 祐二、小川 泰央、石山 滋之 【デザイン・設計】花岡 豊、小林 敬之 【制作・施工】 木村 祐、三浦 洋一 、??橋 有佳里 、植野 成規 、田畑 友香、東原 由季

#コンベンション & イベント
滋賀県立琵琶湖博物館第3期リニューアル

滋賀県立琵琶湖博物館第3期リニューアル

琵琶湖博物館は、地域の人びととともに「湖と人間」のよりよい共存関係を築いていくことを使命として、1996年に開館し、2015年から3期6年の歳月をかけて、リニューアル工事をおこないました。 第3期にあたる今回はA展示室とB展示室のリニューアルとなり、A展示室は「湖の400万年と私たち~変わり続ける琵琶湖~」と題し、400万年前の琵琶湖や自然、生き物の変化について、現在の環境との関わりとともに紹介します。各コーナーでは、開館以来収集してきた多数の化石や地層の標本、過去の環境を体感できる復元ジオラマをとおして、大きく変化し続けてきた琵琶湖と生き物のものがたりと琵琶湖フィールドの魅力を伝えます。 B展示室は「湖の2万年と私たち~自然と暮らしの歴史~」とし、「森」「水辺」「湖」「里」を舞台に、人は自然とどのように向き合ってきたのかを紹介します。人からみた自然のシンボルである「龍」をナビゲーターとして、琵琶湖を中心とした環境史をたどっていくことで、今の私たちの暮らし(C展示室)にどのようにつながっているのかを伝えます。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 リニューアルの課題として、旧展示に最新技術を盛り込み、よりグレードアップした展示への進化をおこないたい、また誰もが使いやすく、楽しめる博物館にするために、ユニバーサルデザインに配慮して館内を整備し、開かれた博物館づくりを実現したいとのご要望でした。 【解決策】 新技術を用いて、ツダンスキーゾウの骨格化石と3Dスキャナーで生体を復元した「半身半骨」の標本や、ARアプリで帆を立てて走る丸子船を再現するなど、既存展示をよりバージョンアップさせることで、最新の研究成果を分かりやすく体感できるようにしました。 また、設計時から市民や有識者を招いた展示評価を開催し、スロープの設置、触れて認識できる展示のほか、ストレッチャー利用者に展示が見えやすいように鏡を設置し、鏡文字で説明文を入れるなど、ユニバーサルデザインに配慮して館内を整備しました。 【お客様の声】 第1期から第3期まで展示デザインの統一が図れ、最新技術を盛り込んだ展示となりました。触れる展示、におい展示といった体感型展示の導入により誰もが楽しめる展示となりました。また、ユニバーサルデザインに配慮した整備により、誰もが利用しやすく楽しんでもらえる博物館となりました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】 山瀬 浩子、三輪 晴也 【ディレクション】 湯浅 忠、水野 考基 【デザイン・設計】 湯浅 忠、水野 考基、香川 玲子 【サイン・グラフィックデザイン】 湯浅 忠、水野 考基、東原 由季 【制作・施工】 一万田 隼人、井上 禎人、東原 由季 /ノムラテクノ株式会社:大石 優 

#パブリック
ミント神戸

ミント神戸

1995年の阪神・淡路大震災で全壊してから11年後の2006年、バスターミナルやシネコン・文化センター・オフィスなど多様な都市機能を併せ持つ複合商業ビル「ミント神戸」として再建。2018年に神戸の都心の未来の姿を創造するために、ショップの大半を入れ替え、商業環境の全面リニューアルを手掛けました。デザインコンセプトに≪M-INT MUSEUM≫を掲げ、それぞれが日常を大切に楽しむ、まち・景観と進取性のある文化に培われた「神戸らしさ」という独創的なライフスタイルを表現。煌びやかなエレベーターホールのデザインをはじめ2つの顔を持つ吹抜け空間にはロートアイアンやアートオブジェ、拘りのファ二チャーを配し、ミント神戸の特色を象徴する「M」をIntegrateしました。当社は事業構想段階からプロジェクトに参画し、企画・コンサルティング・テナントリーシング・デザイン設計・施工・内装監理と、リニューアルプロジェクトにおける業務全般を担当させていただきました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】疋田雄毅 【企画】西達子・天間真代 【テナントリーシング】中田淳・川井政和・平木貴章 【デザイン・設計】吉谷武敏・村上みか・竹本明弘 【実施設計】丹田勝巳・小野照彦・眞田英幸・植田数彦 【制作・施工】加々美淳・田畑友香・伊関建士 【内装監理】小南智美 【サイン・グラフィックデザイン】ノムラデュオ 江川由恵・駄田井幸史・合田仁

#アーバン & リテール
三菱UFJ銀行 大阪ビル ギャラリーラウンジ

三菱UFJ銀行 大阪ビル ギャラリーラウンジ

【プロジェクト説明文】 三菱UFJ銀行大阪ビルの建て替えに伴う、1階賑わい施設の開発プロジェクト。2013年春より企画検討をスタートし、2018年8月開業。 「周辺地域や御堂筋界隈の賑わいづくり」と「銀行建築としての上質な場の創造」を目的として、カフェとギャラリーラウンジを導入致しました。ギャラリーには、銀行様所有の絵画や歴史資料(貨幣、両替商道具など)を展示し、くつろぎながら気軽にアートや歴史に触れられる空間となっています。また、周辺の名所・旧跡を紹介するコーナーも併設し、周辺のまち歩きにつなげる工夫をしています。 開発に際して弊社は、企画・コンサルティング、デザイン・設計・監理、展示物や家具・什器等の制作・施工を担当し、開業後の運営も一部お手伝いさせて頂いております。 【お客様の課題/ご要望】 「賑わいづくり」と「上質な場の創造」と言う相反するテーマを実現させる企画力・デザイン力など、銀行様にとって初めての取組みとなる賑わい施設づくりに対して、乃村工藝社の総合力が試されるプロジェクトでした。 【解決策】 空間デザインについて、「Organic structure」+「Simple structure」をコンセプトに上質で飽きのこないシンプルなデザインを行いつつ、カフェ、ギャラリー、地域展示、貨幣展示とATMや外貨両替コーナーなど、複数の要素をラウンジで空間的につなげて、一体的な構成とする事で、様々な目的の人々が同じ空間に集える施設づくりを目指しました。更に、開業後の運営にも関わる事で、開発当初からのテーマである「賑わいづくり」に継続的に関与していきます。   <当社プロジェクトメンバー> 【開発】河田 素央 【プロジェクトマネジメント・営業】河田 素央、中村 友羽 【企画・コンサルティング】吉本 宏、黒田 玲子、長谷川 里江、矢部 信明、瀧 このみ、竹内 東子 【デザイン・設計】根本 正夫、久兼 将弘 【制作・施工】太田 広成、中山 貴裕 【運営管理】河田 素央 撮影:河野 政人(株式会社ナカサアンドパートナーズ)

#アーバン & リテール
滋賀県立琵琶湖博物館2期リニューアル

滋賀県立琵琶湖博物館2期リニューアル

滋賀県立琵琶湖博物館2期リニューアル工事で、「おとなのディスカバリー」の新設と、「ディスカバリールーム」、レストラン、ミュージアムショップ、アトリウム、企画展示室の改装整備を行いました。大人の探求心に応え、繰り返し利用されることを目的とした「おとなのディスカバリー」は、博物館の楽しさを伝え、琵琶湖への関心を高め、地域や博物館での活動への参加意欲を育む学習交流空間です。動物や植物、鉱物などの1000点以上の標本があり、利用者が標本に囲まれ、それらを見る、選んで手に取る、顕微鏡で観察する、図鑑で調べる、学芸員に質問する、といった活動が促進されるよう機能と空間を構築しました。標本をじっくりと観察し、スケッチする方法を体験するコーナー、博物館の研究や資料整理を目の前で体験するオープンラボがあります。ディスカバリールームは「博物館の入り口」として、剥製や五感で学び発見することのできる体験型の空間です。   【お客様の課題/ご要望】 滋賀県立琵琶湖博物館は「湖と人間」をテーマとして1996年(平成8年)に開館し、以来20年が経過しようとしています。この間、博物館職員と館外の様々な方との交流や連携によって、調査・研究及び貴重な資料の収集が進められてきました。これらの成果を展示という形でより多くの来館者に伝えるとともに、博物館を活用した交流活動によって来館者の興味関心や好奇心が新たな展開へと導ける体制が博物館に求められました。   【解決策】 国内初、大人も楽しめるリアルな知的空間「おとなのディスカバリー」を初め、五感で学び発見することのできるディスカバリールームや他整備により、参加と発見、対話と交流を促し次代を担う人が育つ交流拠点を構築しました。   【お客様の声】 2期リニューアルにより交流空間の再構築、交流機能の充実が図れ、来館者数の増加も図れた。   <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】三輪晴也 【企画】鮫島泰平 【デザイン設計】湯浅忠、曽根馨、森田理恵、宮木美奈、満長正明、香川玲子 【サイン・グラフィックデザイン】森田理恵、宮木美奈、東原由季 【制作・施工】太田広成、東原由季、田畑 友香 、中山 貴裕 【PR業務】山瀬 浩子、矢部 信明

#パブリック
季楽 京都 本町

季楽 京都 本町

京都市内から1時間離れたお茶の名産地である和束町に行きたくなる場所、【Road to Wazuka】をコンセプトに、京都駅から車で10分圏内に位置する築70年以上の京町家を1棟貸しの宿泊施設に再生しました。当社は町家再生に企画段階から参画し、空間プロデュースを担当させていただきました。「都心部から地方へ送客する」という新たな空間的試みに挑戦しており、そのための各手法が結果的に他の京町家宿泊施設との差別化要因となりました。 今回の開業プロジェクトは、町家を用いた宿のオペレーションを手がける「NAZUNA」、古民家再生をファイナンス面で支える「Kiraku Japan」、不動産のクラウドファンディングを行う「クラウドリアルティ」、企画・デザインを手がける当社がチームを組み連携して進めました。また、開業資金はクラウドファンディングで集められました。コンセプト【Road to Wazuka】に共感し、町に貢献したい、日本文化を世界に知ってもらいたいという想いをもった個人投資家と参画企業がともに地域課題の解決に取り組んでいます。 <当社プロジェクトメンバー> 【空間プロデュース】山野 恭稔 【デザイン(内装)】谷 高明 【家具装飾品コーディネート】二宮 咲 【開発】八木 信之 【営業】高鷹 裕司 【お客様の課題/ご要望】 (1) 京町家を外国人観光客をメインターゲットとした宿泊施設へ改修を行いたい。 (2) 市内に多く存在する京町家とは異なる、ストーリー性のあるコンセプトを強みにしたい。 (3) 同敷地内で和束茶を提供するカフェを営むオーナーが、和束町の魅力発信をしたいと考えている。 【解決策】 施設内に和束町に行きたくなるような仕掛けを用意しました。和束町の風景をモチーフにした岩と枯山水のベッドールームは、和束町の大地で寝ているかのような体験を味わうことができます。2階のティースタンドは和束町で使用されていた茶箱をリメイクして制作されており、本物に触れることができます。また、同じく2階の壁面グラフィックは、当時、和束町からお茶を海外輸出する際に木箱に貼られていた柄をモチーフにしており、生地には京都の西陣織を使用しました。吹抜け空間の照明も和束町でかぶせ茶を生産する過程で使用される遮光シートを素材として制作。「まだ見ぬ魅力的な場所に行きたくなるモチベーションを醸成する宿泊型アンテナショップ」として空間を構成しました。また、空間に込めた仕掛けを宿泊客に伝えるためイラストで表現した説明書も用意し、どのように体験してもらうかを手助けるソフトまで手がけました。 【お客様の声】 乃村工藝社様が立案されたコンセプト、デザイン性の高さがこのプロジェクトへの出資者の共感を喚起し、今までにない宿泊施設の実現に至ったと感じています。

#ホスピタリティ
パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館

パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館

【プロジェクト説明文】 パナソニック株式会社様 創業100周年記念事業の一環として、創業100年目にあたる2018年3月7日に新築オープンした「松下幸之助歴史館」。松下幸之助・パナソニック創業者の経営観、人生観に触れることができ、その“心”を広く継承することを目的としました。 【お客様の課題/ご要望】 パナソニックの経営理念、創業者が残してきた数々の事績、言葉、心を如何にして同社社員に継承できるか、また一般の方を含む来館者に学びや気づきを提供できるかが課題でした。展示テーマとして設定した“道”を辿りながら、松下幸之助創業者94年の生涯を追体験できる空間構成とし、コンセプトは“松下幸之助に出逢える場所”としました。 【解決策】 まず、創業者が愛した「真々庵」をモチーフに、自由に散策しながら思索に集中できる空間としました。各展示要素は深度によりレイヤーを分けて表現し、来館者個々の興味対象に合わせた、情報を選び取ることができる構成としました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】馬場 翔平 【企画】柳原 朋子 【デザイン・設計】波田 英昭、吉川 祥世、須賀 成人、水野 考基 【造形デザイン】岸川 研一 【制作・施工】小川 正翁 撮影:株式会社ナカサアンドパートナーズ

#コーポレート
平城宮いざない館

平城宮いざない館

【プロジェクト説明文】 「平城宮いざない館」は国営平城宮跡歴史公園に整備された朱雀門ひろば内に建つガイダンス施設です。奈良時代を今に感じる「特別な場所」である平城宮跡歴史公園の意義とすばらしさを伝え、往時の面影を残す公園や寺社へいざないます。 【お客様の課題/ご要望】 来館者を平城宮跡にいざなうため、「平城宮跡への興味を高め、現地での感動につなぐガイダンス展示」を目指しました。 【解決策】 現地では見えにくい平城宮跡の特別性”を空間化・体験化し印象づけることでフィールドへいざなうことを目指しました。 ゾーンは大きく3部構成。現在の公園を案内する「平城宮跡のいま」、往時の平城宮のいとなみを知り、体験する「平城宮のようす」、遺物より往時の平城宮・京を読み解く「時をこえて」。 ゾーンごとに切り口を変え、五感を通して特別性を印象づけることで、現地での感動につなぐ展示としました。   <当社プロジェクトメンバー> 【開発】 三輪晴也、橋爪和也 【営業・プロジェクトマネジメント】 三輪晴也 【企画】藤居重雄、末田ゆか、西村世津子 【デザイン・設計】赤嶺剛央、湯浅忠、築山知代 【サイン・グラフィック】井上禎人、長谷川聡子 【制作・施工】一万田隼人、山野吾朗、山岡遼平、井上禎人、山田克己、長谷川聡子、堀七重 【PR業務】赤嶺剛央、藤居重雄、井上禎人、長谷川聡子 【照査技術者】 橋爪和也

#パブリック
滋賀県立琵琶湖博物館1期リニューアル

滋賀県立琵琶湖博物館1期リニューアル

【プロジェクト概要文】 展示と景観、フィールド、暮らし、想いを結ぶ開館から20 年が経過し当初から続く”湖と人間のかかわり”を展示として、より深化させました。 展示と景観、フィールド、暮らし、想いを結ぶデザインは、各ハビタットで20 年の経過と変化、そして人との関係を切り口に、体験、ジオラマ、生体飼育で、まさに琵琶湖の今を展開しています。 C展示室の「いきものコレクション」では、琵琶湖とその集水域に生息する生き物の標本で、美しさと多様性を一目で感じられる空間を創出。 水族展示室では水中生物を視覚化することで、生体への興味へと繋げました。人気のバイカルアザラシや微小生物を扱う「マイクロアクアリウム」を加え、博物館の新たな形態として、多くの来館者、研究者を魅了しています。 【お客様の課題】 開館から20年を迎え、展示内容を一新、及び老朽化した各設備を更新しました。 同館は当初の琵琶湖博物館が目指す役割を果たし、さらに進化した広く県民に親しまれ、活用される総合博物館として、あらたなスタートを切ることがミッションでした。 また、水族展示に関しては、新たに世界で唯一淡水に生息するバイカルアザラシを展示導入することで、その生態を県民に広く伝えることが求められました。子供から大人まで、幅広い層が琵琶湖を中心として、楽しく理解できる展示構成を実現することがクライアントの要望でした。 【解決策】 C展示室では幅広い年齢層の来館者に体験、体感を通して琵琶湖の自然、生態、民俗、生き物を解説しています。 水族展示では、極小のプランクトンにも注目し、プランクトンの形状、生態等々をラボ形式で紹介、全国でも類がない展示を展開しました。 <当社プロジェクトメンバー> 【開発・営業・プロジェクトマネジメント】三輪 晴也 【調査・企画】鮫島 泰平 【デザイン・設計】満長正明、曽根馨、湯浅忠、森田理恵、宮木美奈 【サイン・グラフィックデザイン】長谷川聡子、堀七重 【制作・施工】井上禎人、一万田隼人、山野吾郎、島田龍一 【PR業務】塚原秀敏

#パブリック
ニジゲンノモリ

ニジゲンノモリ

【プロジェクト概要文】 ニジゲンノモリ施設コンセプトの「クールジャパン×自然×テクノロジー」を基に、 クレヨンしんちゃんの世界観を体感できるアスレチックパーク(ジップラインとフィールドアスレチック)を企画・プロデュースしました。 現場が自然の中ということもあり、「クレヨンしんちゃんアドベンチャーパーク」と命名し、体を動かすアトラクションをメインに構成しました。 その他にもエア遊具の導入、スマートフォンとキャラクター造形を連動させパーク内を周遊させるゲームの開発、 施設全体の誘導サインやモニュメント、ショップ内装などをトータルで企画・デザイン・設計・施工まで全て乃村工藝社でお手伝いさせていただきました。 【お客様の課題】 広大な敷地の県立淡路島公園で、アニメパークとして集客するために「クレヨンしんちゃん」というコンテンツを使ってできる事は何か?という課題がありました。 【解決策】 225mと140mの往復2本のジップラインをアクション仮面になりきって滑る「チャレンジ!アクション仮面飛行隊!」、 映画クレヨンしんちゃん「嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」をモチーフにした「アッパレ!戦国大冒険!」という巨大アスレチックの2つのメインアトラクションと、 エア遊具「ふわふわ!カンタムロボ!」(こども用)、スマホを使った「オラと遊ぼう!ニジゲンノモリ!」で構成される「クレヨンしんちゃんアドベンチャーパーク」を企画・デザインし、 アニメパークの1コンテンツとして成り立つよう構成を工夫し、課題解決することができました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】加古晴彦、村上奈津子  【企画】川原正毅、帖佐泰行 【アートディレクション】帖佐泰行  【サイン・グラフィックデザイン】帖佐泰行  【造形デザイン】帖佐泰行 【テクニカルディレクション】横田勲 【制作・計画】波多野篤志、野村宗吾  【制作・施工】井上哲二、橋本邦彦 ©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK ©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 1993ー2017

#エンターテインメント
パナソニックセンター大阪「Re Life Story 無邪気に遊び、無にひたれる自然とつながる家」

パナソニックセンター大阪「Re Life Story 無邪気に遊び、無にひたれる自然とつながる家」

【プロジェクト説明文】 「無邪気に遊び、無にひたれる自然とつながる家」は、ReLife世代(50代男性 職業:パティシエ)のセカンドハウス提案。 「ワクワク成長し続けたい。自分の創造性を、いくつになっても深められるような環境が欲しい」という想いを、「少年に戻れる秘密基地」のイメージで展開。 座ったり寝転んだりしながら家族や友人と「無邪気」に遊べるリビングスペースや、自然と一体となり「無心」に自分の世界に没頭できる円形の窓部屋を設計。 質感と機能性に優れた「土壁」をふんだんに使い、照明演出を効果的に活用。「無邪気」と「無心」という2つの「無」から、創造性が深まる空間を体感できる。当社は、企画・デザイン・施工をお手伝いさせていただきました。 【お客様の課題/ご要望】 「少年に戻れる秘密基地」をテーマに、みんなで集まって遊べる空間と、ひとりで無心に自分の世界に浸れる空間とを1つのくらし空間の中にどうやって表現するかが課題。 【解決策】 大きな1つの空間としては、質感・機能性に優れた土壁をふんだんに使い、居心地のいい空間を表現しました。 その中で、みんなで集まって「無邪気」に遊ぶ空間は、パナソニック商材のインテリアカウンターを使った段々ステージを表現、中央にも大きなテーブルを配し、みんなが集まれる空間を表現しました。 もうひとつの「無心」の空間では、円形の窓部屋を配し、くらし空間の中でのデザインアクセントとなり、自然を感じながら浸れる空間を表現しました。   <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】森 祐介 【企画・デザイン・設計】高橋 建司 【制作・施工】小川 正翁

#コーポレート
narafamily

narafamily

■プロジェクト説明文   奈良県大和西大寺で長年親しまれてきた大型商業施設「narafamily」がハイクオリティな都市型商業施設への転換を図り、2016年春、約50億円の事業投資により館内の全面改装が着手され、、同年秋に無事リニューアルオープンいたしました。   総合プロデューサーのJTQ Inc.の谷川じゅんじ氏と統括クリエイティブディレクターのA.N.D.小坂竜とのコラボレーションにより〝奈良らしさ“を探求した「大和モダン」を環境デザインコンセプトとし、古刹や仏像に想起される奈良の力強さを量感たっぷりに表現したデザインや、「天平文化」の美を現代的に解釈したきらびやかなアレンジが施設を一層際立たせています。   ロゴマークや施設サインなど細部にわたり「大和モダン」デザインのスキームで刷新し、また長年愛されてきた施設のイメージキャラクターのらくだの「ポコラ」像は彫刻家大平龍一氏の手により二代目「ポコラ」として新たにらくだ広場に設置されました。   今回のリニューアルで専門店ゾーンが大幅に拡大され、わかりやすく買い廻りができる動線に刷新された施設では、奈良県初出店のブランドのほか、ファッションテナントや大型生活雑貨テナントなど新たに55店が新装開店。新専門店街は装い新たに「zoro」として生まれ変わりました。   ■プロジェクトメンバー <乃村工藝社プロジェクトメンバー> 【デザイン・設計】統括クリエイティブディレクター:小坂 竜(A.N.D.)/デザインディレクター:佐伯 俊輔/チーフデザイナー:城土 健作/吉永 光里 【サイン・グラフィックデザイン】伊藤 友美/塚本 智久(ノムラプロダクツ) 【制作・施工】梶 勇樹/奥野 貴史/小林 浩登/播野 勝哉/八島 巧舎/沖本 龍太/徳田 洋之介/秋澤 穣(ノムラプロダクツ) 【内装監理室】 鈴木 俊道/有居 徹彦 【営業】プロジェクトマネージャー・ソフト営業:渡部 慎平/ハード営業:津本 祐一

#アーバン & リテール
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