本施設は、既存のEXPO'70パビリオンと一体的に運営する施設として増設されました。1970年日本万国博覧会(大阪万博)のシンボル「太陽の塔」の頂部に1992年まで設置されていた初代「黄金の顔」の常設展示および1970年大阪万博関連資料の展示を目的としています。
・基本設計を下敷きとした、同館にふさわしい展示空間の再検証と実施設計の完成
・1970年大阪万博を知らない世代が、当時への没入感を持つことのできる新コーナーの企画検討
・同館のメイン展示である直径10.6mの「黄金の顔」展示の基本設計を受けた検証
以上の課題がありました。
・多数の資料を読み解き、展示ストーリーを再考して、実施設計を完成させました。
・新コーナーとして、対面映像による「EXPO’70体感ギャラリー」を企画提案し、当時の賑わいや熱気を体験できる目玉展示の一つとして完成させました。
・「黄金の顔」展示では、設計検証(構造計算)に基づき、同下地部分はFRPとスチロールを用いた軽量化を図るなどの工夫を取り入れ、構造的な課題を解決に導きました。
- オープン
2023
- 所在地
大阪府
- クライアント
大阪府様
- ソリューション
デザイン・設計、サイン・グラフィックデザイン、コンテンツ設計・制作、制作・展示施工、展示物の一部修復
- ※ CIC (Content Integration Center:空想実装集団)
コンテンツへの深い理解を起点に、心躍るような「空想」を新たな体験価値へ変換し、あらゆる空間へ、そして社会へ「実装」させていく乃村工藝社のクリエイティブチームです。
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