Works#関西

W 大阪

W 大阪

W 大阪は、積水ハウス様が開発し、マリオット・インターナショナルが運営する地上27階、地下1階、高さ117.34m、客室337室のラグジュアリー・ライフスタイルホテルです。 建設地は大阪市中央区南船場4丁目の御堂筋沿い。 設計は日建設計、デザイン監修は安藤忠雄氏。インテリアデザインはconcrete。当社は、内装の制作施工を担当しました。 マリオット・インターナショナルが展開するブランドのひとつで、1998年にニューヨークで誕生したラグジュアリー・ライフスタイルホテル「W(ダブリュー)」が日本に初進出しました。  【社会課題/お客様の課題/ご要望】 華やかなデザインの反面、天井や壁の全てが立体形状になっており製作、施工共に非常に難易度の高い工事となりました。 【解決策) 事業主や設計者の思いを実現するため、関係者が一丸となり細部に至るまで品質を追求することで無事完工することができました。 【お客様の声】 多種の工事が錯綜する低層階において、短工期で高品質の工事を完成させていただきありがとうございました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】坂田 守也 【制作・施工】奥野 貴史、平山 勇司、山口 明子、植野 成規、丸地 力斗、中瀬古 康佑 【設計】植田 数彦、眞田 英幸

#ホスピタリティ
加西市地域活性化拠点施設「soraかさい」 鶉野ミュージアム

加西市地域活性化拠点施設「soraかさい」 鶉野ミュージアム

加西市鶉野町に残る約1.2kmにおよぶ滑走路跡は戦時中につくられた飛行場のもので、ほかにも多くの戦争遺跡が周りに点在し、今日まで残されています。 加西市地域活性化拠点施設「soraかさい」はこれら遺跡周遊のための交流拠点としての役割を担い、その中の「鶉野(うずらの)ミュージアム」は戦争の史実を伝えるフィールドミュージアムの中心としてつくられました。 施設の基本計画は株式会社オオバと、設計からは株式会社いるか設計集団も加わり3社の共同企業体で受注し、当社は主にミュージアムの展示を担当しました。その後、単独で展示製作を受注し、期間は計画から完成まで約6年におよびました。完成にむけては、検討委員会を経て、加西市様をはじめ、長年調査を重ねてこられた郷土戦史研究家、保存会、監修の先生方、原寸大飛行機模型制作会社など、多くの方々と共につくりあげました。 滑走路上に建つこのミュージアムでは、この地に深く関連のある2機の原寸大飛行機模型展示を核としつつ、短くも濃密な鶉野飛行場の歴史を紹介しています。この地のもつストーリーと場所性を生かした、鶉野ならではのミュージアムを目指しました。この地の記憶を紡いでカタチに残し、継承していくことがこのミュージアムの使命であり、平和について考え、人々をつなぐ場となることを願っています。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 「加西市地域活性化拠点施設」にふさわしいフィールドの交流拠点となるよう、魅力的な施設づくりが課題でした。 特に展示機能をもつミュージアムの役割は、2機の原寸大飛行機模型をメインに展示しつつ、鶉野飛行場や加西市にまつわる歴史展示を行うことで、平和を考える場所とすることでした。展示手法としてはコンテンツに重きをおき、主に映像技術を用いることがご要望でしたが、一方で実物資料展示も望まれていました。 【解決策】 このミュージアムの最大の魅力は、歴史の生き証人である滑走路そのものに展示空間を設置し、その上にメイン展示である2機の原寸大飛行機模型を配置していることです。組み立て・試験飛行が行われた「紫電改」は滑走路上へ、特攻へ飛び立っていった「九七式艦上攻撃機」は滑走路から空へ飛び立つように配置し、滑走路、空、建築、展示が一体となった迫力ある空間で、この場所とそれ自体がもつストーリーを生かした鶉野ならではの展示となっています。 展示構成は、「技術」「歴史」の2つのゾーンとし、格子壁を介して表裏一体の空間としました。戦争という史実に2つの側面からアプローチすることで、複合的な視点で考えるきっかけを与えることが狙いです。 映像展示については、資料展示と合わせることで理解への相乗効果が生まれるよう計画しました。特に「ストーリーウォール」では、鶉野飛行場の歴史を4編のストーリーとして構成し、横長空間を活かした四連映像として展開しています。また、それらのストーリーとリンクする4つの資料展示を行い、各々が補完し合う構成としました。映像で資料の背景を知り、資料で映像にリアリティを与えることで、より深く伝わる展示を目指しています。 また、コンテンツには、ここで生きた人々の言葉をダイレクトに取り入れることで、戦争を過去の出来事としてだけではなく、肌で感じられるような表現としました。 <当社プロジェクトメンバー> 【開発】 森本 浩一 【営業・プロジェクトマネジメント】 森本 浩一 【企画】 西村 世津子 【デザイン・設計】 築山 知代 【制作・施工】 末崎 武、 / CIC:大石 優、長谷川 聡子

#パブリック
東洋紡ビル

東洋紡ビル

数々の歴史的建造物と豊かな自然が趣にあふれた、大阪の堂島川沿いに佇む東洋紡ビルの改装計画です。堂島川は“水の都”と呼ばれた大阪を代表する魅力的な景観の河川であるため、この立地の心地良さを味わいながら、生き生きと働くことができる場を目指しました。 広場は、川沿いのデッキが建物まで延びているかのような外構で、シンボルツリーとして揺らめく柳の木を配置することで、川風を視覚的に感じられます。ファサードには、堂島川の雄大さや波の疎密から着想したデザインを取り入れました。ビル外壁を柔らかなウエーブ意匠で包むことで建物との調和を図りながら、新しい街のシンボルともなるよう意図しています。 ロビーラウンジはファサードと協調した意匠とし、内外の連続性を持たせ、さまざまなかたちのソファやオリジナル音響を採用することにより、快適さを創出しています。また、中央の柱に温度や風など外の環境を可視化するビジュアルアートを施すことで、川風の心地よさを屋内でも感じることができるよう演出しました。 各フロアには、多様な表情を見せる堂島川の写真を、またトイレ空間には波を繊細に表現したオリジナルのアートを配し、フロアごとの異なるカラーパレットが見る人に驚きを与えます。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 本リノベーションでは、洗練されたデザインによって新規テナント候補への訴求力を向上させることにより、新規テナントリーシングを成功させ、当ビルの資産価値を高めることを目的とします。 またオフィスビルの共用部として機能するだけでなく、川辺の魅力を高め、街の人びとにとっても活用できる場となることで、地域の活性化に貢献したいとのご要望がありました。 【解決策】 多様な働き方が次々と生まれる中で、川辺特有の心地良さを味わいながら働くことができる場を目指しました。「リバーサイドワーケーション」のコンセプトの下、周辺の環境や自然を取り入れたデザインによって癒し効果を生み出し、人びとが豊かな生活を送れることを目標としました。 また、オリジナルの音響やアートを各所に計画することで、ビルの資産価値を高めることを試みています。今回のリノベーションによって、川辺の魅力を生かして、周辺の活性化につなげています。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】坂田 守也、加藤 優至 【デザインディレクション】RENS:松浦 竜太郎 【デザイン・設計】RENS:中川 絵理香、石澤 拓郎、山川 淳 【アートコーディネーション】松浦 麻基 【実施設計】髙畑 庄蔵、山本 竜也 【プランニングディレクション】西 達子 【プランニング】長鋪 愛沙 【グローバルプロジェクトディレクション】塚原 卓 【制作・施工】向山 吉嗣、徳田 洋之介、丸地 力斗、奥野 貴史 <協力> 植栽計画:SOLSO イラストレーション:田辺 ヒロシ 映像アート:松尾 高弘(LUCENT Inc.) アート:大洲 大作 音響デザイン:近藤 忠 サインデザイン:川西 純市(サインズプラン) 照明計画:大光電機株式会社 村西 貴洋、北野 真哉

#コーポレート
パナソニック津工場ショウルーム「TRUST FACTORY TSU」

パナソニック津工場ショウルーム「TRUST FACTORY TSU」

パナソニック株式会社の創業事業である配線器具生産の中核を担う津工場のショウルームのデザイン・設計などを担当したプロジェクトです。配線器具製品の裏側に秘められた技術力や最先端の生産体制を展示室と工場で来館者に体感をもって理解していただき、お客さまからのさらなる信頼獲得を目指しました。 展示室は「歴史」、「製品紹介」、「津工場の紹介」、「工場技術・生産力の紹介」で構成しており、敷地内各棟のさまざまな部分とリンクした仕掛けになっています。工場見学まで含めた全てをショウルームを構成する要素と捉えた上で、展示室を基点に製造棟へとつながる導線とし、“工場全体ショウルーム化”を目指しました。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 施設テーマである「信頼」をお客さまと築くため、来館者に対して津工場の技術力、工場生産力、歴史の理解をいかに深めていただくかを体験を通して具現化することが当社の役割でした。 【解決策】 「信頼」というキーワードのもと、製品に込められた津工場の強みをピックアップし、展示を通して気付きや驚きを与えるポイントを創出しました。 各ポイントをつないでいくことで、順路を進んでいくにつれて理解を段階的に深めていける展示構成となっています。 工場での体験全体を通して来館者との「信頼」が深まる場をつくりました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】佐藤 光、髙橋 祐 【デザイン・設計】森 浩昭、前田 みなも、重松 真由美 【制作・施工】藤井 一弥、大石 優

#コーポレート
シャープ八尾事業所 「八尾第一食堂 Isshoku」

シャープ八尾事業所 「八尾第一食堂 Isshoku」

当社は、2021年11月1日シャープ株式会社(以下:シャープ)八尾事業所にオープンした、社員食堂「八尾第一食堂 Isshoku」の、企画・デザイン・設計・施工を担当いたしました。 企画提案にあたり、単におしゃれな空間ではなく“ノムラだからこそできる提案”を意識し、組織の垣根や世代を超えて「SHARPらしさ」を発見できるインナーブランディングの場であると同時に、来社される取引先や関連会社の方々にも体感していただけるアウターブランディングの場としての食堂をご提案しました。 lunch、work、salon の3つのゾーニングをおこない、社員食堂としてだけでなく、くつろいだり、社内外のゲストとの打ち合わせに使ったり、人びとがつながり、コミュニケーションが生まれる場となるように工夫しました。 食堂の中を貫く、一筋の赤いライン(シャープレッド)で、シャープのこれまでの歴史とこれからの未来を表現しています。 約65年にわたり、白物家電の生産拠点として歴史を紡いだ八尾事業所で今回のプロジェクトでは、その特徴を残しつつ衛生面も担保できるデザインを考えました。また生産製品の製造ラインで使用していた中2階部分を、SHARPを象徴する歴代製品の展示スペースとして活用することにより、廃棄物や撤去コストを低減する、SDGsな視点での取り組みも行いました。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 事業部間でのコミュニケーションが希薄なため、社内のつながりをより活性化できるような空間にしてほしいといったご要望をいただきました。 【解決策】 ただ食事をとるためだけの場所ではなく、“働く場所” “リラックスする場所”としての活用ができる提案を行い、また、“社員同士のコミュニケーションが活性化し、シャープの歴史を感じられる・発見できる場所”として、過去の製品展示を提案いたしました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】高橋 由衣 【デザイン・設計】梅谷 翔太、大和 涼葉、中村 裕輔、三浦 彩花 【制作管理】向山 吉嗣 ~関連リンク~ 【お知らせ】 ・乃村工藝社のソーシャルグッド活動:シャープ八尾事業所 「八尾第一食堂 Isshoku」の事例

#コーポレート
水平社創立100周年記念事業 水平社博物館展示リニューアル

水平社創立100周年記念事業 水平社博物館展示リニューアル

平和と人権の確立を目指す部落解放運動の要となった水平社の歴史を伝える博物館です。このたびのリニューアルは1922年3月3日から大きな節目となる全国水平社創立100周年記念事業です。 近年、「人権擁護施策推進法」や「アイヌ新法」の制定、SDGsや国際博物館会議(ICOM)での博物館の定義見直しなど、人権を重視する傾向がますます高まっています。「人の世に熱あれ、人間に光あれ。」と全国水平社創立大会で読み上げられた水平社宣言は、日本で初めての人権宣言であり、また被差別マイノリティが発信した世界で初めての人権宣言です。 人権について語るとき、水平社発祥の地に設立された人権情報発信拠点である水平社博物館の存在意義はとても大きいといえます。 リニューアルでは、運動の根本精神となった「水平社宣言」をあらためてクローズアップしました。また著名人や身近な人、芸術作品、公募作品から名言を集め、言葉の力による感動と説得力をもたらしています。同時に、一般の方々の言葉も随時追記できる更新性の高さも特徴です。加えて、多様性を重視した「互いに違いを認め合おう」という気持ちを展示に組み込みました。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 プロジェクトの冒頭で、駒井館長はこのようにおっしゃいました。 「見えない、見えにくい部落差別をなくすのは困難です。だから、「人権意識>差別意識」という視点で、人権意識に注目しながら、差別を克服していきたい。それは個人のレベルも、社会のレベルも同じです。」 「私たちは同じ人間です。でも違いがあります。だからこそ楽しい、面白いと感じてもらいたい。違いを肯定したいのです。」 また理事長からは以下のようにご要望いただきました。 「水平社の活動の歴史を子どもたちに確かに伝え、継承していってもらいたい。」 【解決策】 床面カーペットの張り分けは、水の一滴が波紋を広げる空間イメージで、奈良県御所市柏原から始まった水平社運動が全国に拡大していったことを示す展示のレトリック的なデザインです。 プロローグ展示はさまざまな人種が現れ多様性を感じさせる導入部映像で、そこから水平社を想起させる水平線がそのまま映像からグラフィックへと延びる演出となっています。子どもが興味をもてるように注目しやすく吹き出しをつけたり、漫画・絵本の展示やアニメによる解説をおこなっています。また情報更新を劇的に容易にした情報ライン、遊び感覚で学べる「なぜどこクイズ」を取り入れました。 最後は人権について人類の知恵ともいうべき言葉を集積したエピローグ展示で締めくくります。 これらを全体に散りばめ、課題の解決を図りました。 【お客様の声】 1998年の開館以来、特別展等も含めて展示制作をご担当していただき、常に行き届いたサポートをいただいてきました。そのためリニューアルのコンセプト共有などもスムーズに進みました。 人権という伝えることが少し難しいと感じられるテーマにあっても、そうして蓄積された知識や実績を存分に発揮していただき、幅広い視野で的確な助言をいただくとともに、来館者に伝えたい博物館の想いを余すところなく形にしていただきました。 御社にご担当していただき、展示内容が飛躍的に充実したと感じています。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】山瀬 浩子、栗田 徹也 【プランニング】神 剛司・中野 史洋、末田 ゆか 【デザイン】水野 考基 【制作・施工】木村 芳和、長谷川 聡子/ CIC:大石 優 

#パブリック
ホテルオークラ京都 岡崎別邸

ホテルオークラ京都 岡崎別邸

国内のホテルオークラブランドとしては約20年ぶりとなる「ホテルオークラ京都 岡崎別邸」が2022年1月20日に開業いたしました。 当社の空間デザインチーム 「RENS」がインテリアの総合ディレクションをおこない内装施工および、FF&E施工を担当しました。 京都には、古くから受け継がれてきた技術によって職人の手で生み出される、世界に誇る伝統工芸が多くあります。その伝統工芸を未来へとつなぎ、さらなる可能性を感じることができるホテルをつくりました。 京都の伝統工芸を担う後継者6人によるプロジェクトユニット「GO ON(ゴオン)」とコラボレーションし、新しい工芸品で満たされたスモールラグジュアリーな空間を創り出しています。 大人の隠れ家を思わせ、静謐なひとときを感じられるホテルで、現代的な京の美に癒される滞在をお楽しみいただけます。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 ①京都の伝統工芸の活性化 ②地産地消の素材の活用 ③東山と岡崎別院の周辺の自然環境を活かした計画 のご要望がありました。 【解決策】 ①「GO ON」とのコラボレーションによる京都の伝統工芸を各所に配置した計画 ②客室に北山杉を床柱として使用 ③岡崎別院と繋がる庭園の眺望を望めるレストランの計画 【お客様の声】 随所で京文化の美意識を感じることのできる、新時代の京都に相応しい唯一無二のホテルを作り上げていただきました。 ホテルに足を運ばれる方々にも必ずや満足いただけるものと確信しております。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】小貫 智章、疋田 雄毅 【インテリアデザイン総合ディレクション】RENS:松浦 竜太郎 【デザイン・設計・監理】RENS:松浦 竜太郎、日野 寿一、菊地 奈々子 / 山崎 康正、髙畑 庄蔵、植田 数彦、沖本 龍太 【制作・施工】奥野 貴史、山岡 遼平、家下 政之、柄 孝行 【企画】長谷川 里江 ~関連リンク~ ・RENS公式サイト 【お知らせ】 ・乃村工藝社 RENSがインテリア総合ディレクションを担当した「ホテルオークラ京都 岡崎別邸」が開業

#ホスピタリティ
ニジゲンノモリ「ゴジラ迎撃作戦 ~国立ゴジラ淡路島研究センター~」

ニジゲンノモリ「ゴジラ迎撃作戦 ~国立ゴジラ淡路島研究センター~」

兵庫県立淡路島公園アニメパーク「ニジゲンノモリ」内の新アトラクションエリア「ゴジラ迎撃作戦 ~国立ゴジラ淡路島研究センター~」は淡路島に上陸した世界最大、全長約120mの実物大ゴジラ※をテーマにした、強大さと迫力を真に体感できる世界唯一のエンターテインメントアトラクションです。当社は、企画ディレクションおよびデザイン・造形監修を担当いたしました。 参加者は国立ゴジラ淡路島研究センターの一員となり、実物大ゴジラの口腔から体内に突入するスリル満点の「ジップライン」や、周囲に飛散したゴジラ細胞を殲滅(せんめつ)する「シューティングゲーム」などのミッションに挑みます。 ※映画「シン・ゴジラ」(2016年)に登場した全長118.5mのゴジラで、上半身と右手と尻尾を地中から突き出した姿を再現。地表から見える部分のサイズは、全長が約52.6m、幅が約25.4m、高さが約23mに達する。アトラクションエリアは、約5,000㎡。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 等身大のゴジラを体験できるニジゲンノモリ過去最大プロジェクトとなります。 本プロジェクトの総合プロデュースとして、版元となる東宝株式会社様、そして事業者となる株式会社ニジゲンノモリ様にとって世界に誇れるアトラクションとなるべく、企画体験性や制作物品質をいかに高いレベルでご提供できるかが課題でありました。 【解決策】 まず長年にわたり世界から愛されているコンテンツへの知識深耕をベースとし、県立淡路島公園内という特異なロケーションを掛け合わせて、日本のみならず世界中から訪れたくなる企画体験を考えました。 また制作物監修においては、海外の工場へも足を運び当社が培ってきたノウハウ・知見を直接アドバイスさせて頂き、最終完成まで導きました。 【お客様の声】 実物大のゴジラの中に飛び込んでいくという、世界からも注目されるオリジナリティ溢れるアトラクションを企画いただきました。また制作物については細部までこだわったディレクションをしていただき、ファミリーからコアファンまで高い満足度が得られるものを制作いただきました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】 寺崎 真吾、馬場 翔平 【企画ディレクション、デザイン・造形監修】 川原 正毅、帖佐 泰行、豊田 裕基 TM & © TOHO CO., LTD.

#エンターテインメント
ザ・ホテル青龍 京都清水

ザ・ホテル青龍 京都清水

京都 清水の地に残された約90年の歴史を持つ旧清水小学校の校舎を活用し、ホテルへとコンバージョンさせたプロジェクトです。特徴的な意匠を継承しながら、現代にふさわしい快適性をあわせもつホテルへと生まれ変わりました。当社は建築デザイン監修、内装デザイン・設計、FF&Eデザイン・工事を担当しました。 清水小学校は、立地や外観上の装飾、内装デザインに唯一無二の特徴をもつ建築として評価された学校のうちのひとつです。ホテルのコンセプト「記憶を刻み、未来へつなぐ」のもと、歴史的な趣を持つ西洋建築とその内部空間に最大限の敬意を払い、保存継承しながら記憶を蘇られせるデザインとしました。また、新しい機能としての建築と内部空間を融合させ、懐かしさと新しさを表現しました。 【お客様の課題/ご要望】 歴史ある既存の小学校の建築を活かしつつホテルとして機能するよう設計する必要がありました。また京都の地域にも受け入れられるホテルのあり方について議論を重ねていく必要がありました。 【解決策】 建築、ランドスケープ、インテリア、FF&E、アートワーク、グラフィック、ユニフォームと細部に至るまでクリエイターとともに取り組み、全く新しい他にはない空間を創出しました。 かつて小学生が走り回っていた廊下や階段は残しつつ、子供たちが学んでいた教室の扉を開けると、コンテンポラリーな全くの別世界に入り込むことができます。 建築と内部空間の歴史を刻んだ価値ある既存のディテールを最大限に引き立てるため、マテリアルは主張せず素材を引き立たすものにこだわりました。半光沢に映り込む素材の反響が、より既存の建築意匠を引き立たせてくれます。そこにアートワークやグラフィック、ユニフォームなどのデザイントータルコーディネート、内装・FF&Eのデザインをバランスよく調和させ、ここでしか味わうことのできない「見立て」による空間構成を目指しました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】 萠抜 徹 【デザイン・設計、デザイン監修】 A.N.D.:小坂 竜、浦田 晶平、安田 紘基 / 西川 裕之 【FF&Eデザイン】 A.N.D.:佐野 香織 

#ホスピタリティ
パナソニックセンター大阪Re-Lifeサロン

パナソニックセンター大阪Re-Lifeサロン

「居心地のよい森をつくる技術」 パナソニックセンター大阪Re-Lifeサロンは人々がくつろいでいただけるように、Well Being になれるようにそんな願いを込めて、パナソニックの技術で心地よい森をかたちにした空間です。音響、映像、素材加工、気流制御など様々な技術と自然素材を掛け合わせ自然界における天地を巡る循環を表現し、五感に響く心地よさへと誘います。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 施設テーマである「もっと、くらしを、豊かに」のメッセージをパナソニックの技術を使って、いかに具現化していくかが当社の役割でした。 【解決策】 くらしを豊かにする癒しの要素を取り込み、「森」というデザインコンセプトを軸に空間全体を構成しました。自然要素で構成された空間の中にパナソニックの技術を取り入れ、実際に心地よさを体感できる空間になっています。デザインと技術を掛け合わせ、空間を具現化することで施設全体のメッセージを伝えられる場をつくりました。 【お客様の声】 パナソニックの空間ソリューションの技術をデザインされた森の中に物理的に組み込み、より多くのお客様に自然に体感いただける空間になっております。 現在も多くのお客様が自然と集えるサロンエリアになっており、パナソニックセンター大阪の入口の顔として、機能していると実感しております。企画段階より、乃村工藝社の営業・デザイナー・施工部隊がともに考えていただき、このスペースを具現化するサポートを多くしていただいたと感謝しています。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】森 祐介、熊谷 秀信 【企画】大樋 真彦 【デザイン・設計】橋本 麻子、森 浩昭 【制作・施工】小川 正翁   ~関連リンク~ 【関連実績】 ・パナソニックセンター東京 ROOM S ・パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館 ・パナソニックセンター大阪「Re Life Story 無邪気に遊び、無にひたれる自然とつながる家」 ・Wonder Life-BOX 2020(パナソニックセンター東京内) ・パナソニックセンター大阪

#コーポレート
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