「KAMEOKA VIRTUAL HISTORIA」は、亀岡市文化資料館が所蔵する文化財をはじめ、市内各地の伝統芸能・祭事・風習・自然などの歴史文化資源を再現したメタバース空間です。現在は見られない⻲山城天守や御殿などの江戸時代の亀岡の街並みを舞台に、各所にちりばめられた歴史資料を集めることで、参加者は地域にまつわる歴史に触れることができます。アプリなどのインストールは必要とせず、手持ちのデバイスから誰でも手軽にアクセス可能です。
亀岡市文化資料館を取り巻く課題として、特に次の3点がありました。
①博物館法の改正により、博物館の事業として、博物館資料のデジタルアーカイブ化が追加されたこと。
②亀岡市では、令和3年に亀岡市デジタルファースト宣言を表明していたこと。
③本館において、若年層に対するPR不足が懸念されていたこと。
「KAMEOKA VIRTUAL HISTORIA」は、文化財を単にデジタルアーカイブ化するだけではなく、リアリティかつハイクオリティな世界観にこだわることで、時間と空間を超えたアクティビティとして高い没入感と体験満足度のある設計をしています。さらにこの設計には、参加者同士の交流を目的としたメタバース空間とは違い、クエスト型のゲームに似たストーリー性を付加しました。そのため、若年層を含む来訪者が一人でも長時間楽しめる内容となっています。また、教育現場での学習ツールとしても活用されています。
- オープン
2023
- 所在地
京都府
- クライアント
亀岡市様、株式会社stu様
- ソリューション
調査、企画・基本構想、コンサルティング、デザイン・設計
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