「カカオティエゴカン」は、生産地に足を運び、カカオ農家と共に豆から妥協せずにチョコレートをつくり上げています。店内の設えには、チョコレートの製造過程で廃棄されるカカオの薄皮「カカオハスク」を粉砕し練り込みました。カカオの実から丁寧につくられたチョコレートと、「カカオハスク」に包み込まれた店内、それらが共鳴し合い、カカオの魅力を全身で体感できる特別な空間となりました。
チョコレートを製造する過程において、カカオ豆から約20~30%の割合で大量に発生するカカオの薄皮「カカオハスク」を、いかに廃棄せずにどう有効活用するかが問われています。そこで本プロジェクトでは、廃材のアップサイクルへの取り組みとして、「カカオハスク」に着目し素材の持つ新たな価値と可能性を見いだす試みを行いました。
チョコレートの製造過程で出た「カカオハスク」を細かく粉砕し、砂やセメントと共に練り込み、店内の主要な仕上げとして活用し、左官職人がチョコレートを扱うように滑らかに仕上げました。一般的に廃棄されることが多い「カカオハスク」をアップサイクルすることで、素材の新たな価値向上につなげました。
弊社のブランドの理念を明確にとらえ、空間からその理念がお客さまに伝わるような店舗デザイン・設計をいただきました。お客さまに感動を提供する店づくりをいただいたことに感謝いたします。
- オープン
2024
- 所在地
大阪府
- クライアント
株式会社 カカオティエゴカン様
- ソリューション
デザイン・設計、制作・内装施工
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