「KAMEOKA VIRTUAL HISTORIA」は、亀岡市文化資料館が所蔵する文化財をはじめ、市内各地の伝統芸能・祭事・風習・自然などの歴史文化資源を再現したメタバース空間です。現在は見られない⻲山城天守や御殿などの江戸時代の亀岡の街並みを舞台に、各所にちりばめられた歴史資料を集めることで、参加者は地域にまつわる歴史に触れることができます。アプリなどのインストールは必要とせず、手持ちのデバイスから誰でも手軽にアクセス可能です。
日本科学未来館は、2023年11月に「ロボット」をテーマとした「ハロー!ロボット」「ナナイロクエスト ―ロボットと生きる未来のものがたり」を新たに常設展示としてオープンしました。「ハロー!ロボット」は、ロボットたちとのふれあいや、最新ロボティクス研究の紹介を通して、未来の多様なロボットとのくらしを想像し、新しい可能性を見つけることができる展示です。「ナナイロクエスト」は、人とロボットがともに暮らす未来のまち「ナナイロシティ」で起こったトラブルを解決するために、専用タブレットを使って展示空間を探索し、住人との会話や、まちで活躍するロボットの情報などを手がかりに、人とロボットとのさまざまな付き合い方に触れ、新たな気づきを得る展示となっています。当社は基本設計・実施設計・施工を担当しました。また、2023年9月にリニューアルした「ノーベルQ」の設計・施工も担当しました。
「CITY CIRCUIT TOKYO BAY(シティサーキット東京ベイ)」は、国内最大級のEV(電動)カートを中心とした都市型サーキットで、東京23区内では唯一のサーキットコースを擁する、モータースポーツとテクノロジーが融合したエンターテインメント施設です。本施設は、専用のEVレーシングカートとシミュレーターを使用し、屋外および屋内コースで本格的な都市型レーシング体験を提供します。屋内コースでは、プロジェクションマッピングなどを活用した演出のほか、モータースポーツファンからファミリー層までが一日中楽しむことのできる空間となっています。EVをはじめとするテクノロジーを活用することで、あらゆる方々に新たな都市型サーキット体験を届けることと、次世代モビリティによるウェルビーイングの推進、EVを用いたサステナブルな社会の実現など、SDGsへの貢献をミッションとしています。当社は共同企画社として、事業構想から運営後の付加価値向上まで、多岐にわたる領域に対応しています。今後は、トムス様と共に、モビリティエンターテインメントの拡大に向けて、当事業を今後全国展開していくことを見据えています。
“人と会社が互いに波(共鳴、共振)を起こし、大きな波(影響)に成長する”をテーマとした新オフィスのプロジェクトです。ケアリッツ・テクノロジーズ様の持つ「革新性と創造性に富んだ、成長し続ける企業であり続ける」という意思を、「水」が持つ透明感や、さまざまな色や形に変化する意外性で表現すべく、波紋のように広がり動き続けるイメージに重ね合わせデザインしました。
千里中央公園再整備にかかる活性化事業として、旧公園管理事務所の建築・内装・ランドスケープをリノベーションし、千里中央公園について地域住民と共に考え、共につくる施設を計画しました。当社では、コンセプトであるPLAY 1OOORE SCENESの「3つのO」(Open・Ordinary・Organic)の考え方をベースに、公園ならではの体験価値を楽しめるカフェ「SEN℃」、ミニショップ「パークローソン千⾥店」、コミュニティスペース「LABO」の企画協⼒、デザイン・設計、施工、公園活性化事業企画・運営を行っています。地域住民と共に行う取り組みとしては「色をみつけて、色をつくる」「たてもの丸ごとぬる」のイベントの開催・運営を通じて、公園内で見つけた色でラボ棟の外壁を彩り、ここにしかない価値を創出しました。
日産自動車様の神奈川県厚木市にあるグローバルデザインセンター内に、リアルとデジタルを融合させたデザインプレゼンテーションホールが新設されました。本ホールは湾曲した24K LEDスクリーン、フルカラー天井スクリーン、リモート照明技術、7.1ch音響システムなどを完備しており、世界中でお客さまが実際にクルマを使用するさまざまな環境を高い精度で再現することが可能です。デザインプロセスをデジタル化させることにより、多様なニーズを満たす商品をよりタイムリーに開発することを目的としています。当社は設計・構造計算・内装施工、およびフルカラー天井スクリーンを担当しました。時間による光の変化、天候や自然の要素もリアルタイムに高い臨場感と没入感で再現することができ、デジタル上で製作したモデルをさまざまな市場環境に合わせて検証、確認することが可能です。
東武スカイツリーラインの沿線価値向上に向けたシンボルプロジェクトとして、獨協大学前エリアに、“カラダとココロの五感を満たすみんなに「心地よい暮らし」”を提案する場所をコンセプトとした商業施設「TOBU icourt/トーブ イコート」が開業しました。 本施設には、獨協大学をはじめとした教育・文化施設や松原団地記念公園などが位置するこのエリアの特徴を生かし、食生活提案型の大手スーパーマーケットのほか、多様化するライフスタイルのデイリーニーズを満たす全24店舗で開業しています。 また、行政や住民・大学など地域との更なる連携を図りながら、地域の魅力を高めるまちづくりを推進する拠点としての役割も担い、隣接する公園を使ったイベント開催など、本施設とともにイベントを通じた交流から生まれる新たなつながりによって、地域のにぎわいが継続されていくことを目指しています。 当社は、本施設の開発企画・リーシング・デザイン/設計監修・施設ネーミング/ロゴマーク開発を担当しました。
株式会社カネカ様が手掛ける「ブノワ・ニアン 銀座」です。当店舗は、元エンジニアという経歴を持つベルギー出身のカカオ職人ブノワ・ニアン氏が2005年に立ち上げたチョコレートブランド「ブノワ・ニアン」の日本初の旗艦店であり、日本国内での新規ファン獲得の場であると共に、カネカのブランド発信基地としての機能も備えています。ブノワ・ニアンは「単一農園」「単一品種」のカカオを用いたシングルオリジンが特長で、自らの工房で焙炒から製品まで一貫生産しています。ショコラティエである前に“カカオ職人”でありたいという思いから生まれた「CRAFTSMANSHIP」という精神・哲学を、今回のショップデザインに反映しました。ベルギーの工房の風景からデザインエレメントを抽出し、コンチングマシンのブルーや秤のブロンズなど、色や質感をデザイン要素として取り入れ、日本でのブランドキーカラーを新たに設定しました。また、店内照明にはカネカの製品「カネカ有機EL照明(カネカOLED照明)」を取り入れることで、ショールームとしての役割を付加しました。カネカOLED照明は、面で発光するやわらかな光と、対象物の影ができにくいことが特徴です。ショコラトリーと照明のショールームという2つの目的が両立する空間をデザインしました。
「SOSiLA」は、人と社会をつなぐ新たな物流施設のブランドです。物流の効率化(Efficiency)、環境への配慮(Ecology)、安全性・BCP対応(Safety)、快適な労働環境(Amenity)がテーマとなっており、習志野茜浜2号棟は、ブランド初となる改修プロジェクトでした。当社は、コンセプトからの立案、そしてアプローチ、風除室、エレベーターホールの設計施工を担当しました。
東武鉄道の新型特急スペーシア Xの運行開始に合わせた、東武スカイツリーライン「浅草駅」・東武日光線「東武日光駅」のリニューアルプロジェクトです。このプロジェクトは、「つなぐ」をコンセプトとしており、スペーシア Xに乗る前から降りた後までの空間につながりを持たせることを目的としました。また、”つなぐ”というコンセプトには、「日光の旅へと”つなぐ”」、「新旧の駅舎デザインを”つなぐ”」、「沿線地域の歴史や文化を未来へと”つなぐ”」、「創り手の技術や想いを使い手へと”つなぐ”」など、いくつかの意味を重ねています。 “つなぐ”を体現する駅舎デザインとして、栃木県産材の積極的な活用や、日光の自然や歴史文化からひもといたモチーフをデザインに取り入れ、東武鉄道の新たな取り組みとしての“環境保全”や沿線地域の“文化発信”も目指しています。また、その取り組みを伝えるために、“つなぐ”を題材としたグラフィックポスターの制作も当社が担当し、浅草駅・東武日光駅の駅構内に展示しました。
2019年、利根工場に新設されたヨーグルトの製造棟です。この新棟において、子どもたちが楽しみながら身近な牛乳・乳製品への理解を深めるとともに、SDGs目標達成に向けて食の安全を守る工夫や環境に配慮した取り組みを学べる工場見学施設を併設するプロジェクトです。当社は、施設のコンセプトから、空間デザイン、展示設計制作、コンセプトムービーを始めとした各種コンテンツ制作まで、トータルにプロデュースしました。
ジェイアール名古屋タカシマヤの2023年6月全館プロモーション「LIFE+DESIGN~創造的な暮らし、見つかる広がる~」において、当社はロゴ・ビジュアル・店内装飾デザインおよび販売促進企画(クリエイターズトークショーへの登壇)を担当し、全館プロデュースを行いました。
「都会の中のバルコニー」をコンセプトとしたオールデーダイニング「Balcony by 6th」と、“愛好家”たちのためのバーラウンジ「The Lovers' Lounge」は、麻布台ヒルズ・タワープラザ3階にオープンしました。有楽町で長年愛された「6th by Oriental Hotel」が、歴史の継承と新しい街との調和をテーマに、多くの方がより利用しやすく心地よい飲食空間に生まれ変わりました。「Balcony by 6th」麻布台ヒルズ周辺を見渡せる、開放的で心地よいテラスとボタニカルな雰囲気で、都会の中に緑が溶け込むここにしかない景色が拡がります。ランチ・カフェ・ディナー・バーまで利用できる約200席のオールデイダイニングで、オープンキッチンから生み出されるイタリアンベースの多国籍料理を楽しめます。「6th by Oriental Hotel」を想起させる“クラシカル&オリエンタル”というテイストを再解釈。周辺環境の要素や色を取り込んだ設えで多様な居場所をつくり、利用者がシーンに合わせて自由に楽しめるくつろぎの場を提供しています。「The Lovers’ Lounge(バー)」“愛好家”たちのためのバーラウンジ。好きなことを好きなだけ、考えたり語り合えたりする憩いの場所として「Balcony by 6th」に隣接します。お食事前の待ち合わせや、食後のひと時を過ごす場として、全国から厳選したジャパニーズウィスキーや種類豊富なシグネチャーカクテルなどを、一杯から気軽に楽しんでいただけます。商業施設内は珍しい落ち着いた空間でこだわりのカクテルやウィスキーを愉しんでいただける店内には、「6th by Oriental Hotel」で使われていたインテリアを一部用いるなど、アンティークな側面も備わります。
「としまえん」跡地に建設された「スタジオツアー東京(ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター)」オープンに伴う、西武鉄道線「豊島園駅」「池袋駅」のリニューアルプロジェクトです。■豊島園駅「イマジネーションが日常に溶け込む駅」をコンセプトに、日常と非日常空間をつなぐゲートをイメージしたシンプルなデザインに、魔法の世界を感じられる仕掛けをプラスした駅舎となっています。ホーム上の柱や駅名標、自動販売機などは、ホグワーツ魔法魔術学校へとつづく「ホグズミード駅」を彷彿とさせる赤を基調とした意匠に改修しました。また、ファサード上部のガラス面を使用した、シースルーLEDによる映像を時間帯やシーズンごとに変化させ、浮遊感のある魔法を感じる演出としました。さらに、2020年8月に閉園した「としまえん」のレガシーとして、模型列車や電話ボックスオブジェ、ベンチ、としまえん内で育った木を使用したオブジェなどを新たなコンセプトに合わせてリメイクし、展示することで、地域の皆さまからも親しまれる駅となりました。■池袋駅英国・ロンドンにある「キングスクロス駅」を参考にした、豊島園行きの電車が主に発着する1・2番ホームの壁面をレンガ調に、駅サインもネイビーを基調に改修しました。「ファンタジーの世界へつづく道」をコンセプトに、随所に魔法使いやフクロウのイラストを施すことで魔法の世界観を創出し、魔法の世界へつながる玄関口の駅となりました。
本展は、2022年5月にスペシャルオリンピックス日本様と中京大学様が包括連携協定を締結したことを契機に実現しました。身体文化の多様な価値を追求する中京大学スポーツミュージアムの空間において、スペシャルオリンピックスの活動の歴史・特徴、国内での取り組みなど、スペシャルオリンピックスの魅力を感じ、知ることのできる企画展です。また、スペシャルオリンピックスでは、知的障害のある人たちだけで行う競技だけでなく、「共生社会」や「ソーシャル・インクルージョン」を掲げる世の中の流れとともに、ユニファイドスポーツ®を推進しており、本展を通じて「多様な人々が生きる社会の実現」につながることへの願いがこめられています。
お問い合わせ/お見積もり依頼/資料請求は下記よりお気軽にご連絡ください。お問い合わせの多いご質問や、よくいただくご質問は別途「よくあるご質問」ページに掲載しておりますので、ご活用ください。
当ウェブサイトでは、お客さまの利便性の向上およびサービスの品質維持・向上を目的として、クッキーを利用しています。クッキーの利用にご同意いただける場合は、「同意する」ボタンを押してください。詳細は、プライバシーポリシーをご確認ください。