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四国水族館

四国水族館

[水と生命の物語を巡る]  -水景とともに移り変わる/表現を愉しむオトナの水族館- 四方を海に囲まれ、多くの清流と無数のため池を抱えた四国の多様な水景、「四国水景」をテーマとした水族館です。目の前には、日本が世界に誇る美しい多島海、瀬戸内海が広がります。その美しい海に溶け込むようなプールに暮らすイルカたちを眺める豊かな時間。館内は“音・光・香り”と“時の流れ”を用いた環境演出が施され、「表現の変化を愉しむ」ことができます。 生きものと人が織りなす歴史と文化に触れ合い、来館者の五感を目覚めさせる、そんな水族館を目指しました。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 水族館を生物展示だけではない統合的な顧客満足の場にするための環境演出をおこなってほしいという課題がありました。 また四国水族館は、四国の玄関口です。そのような施設にふさわしい環境演出が必要でした。 【解決策】 来館者が「表現を愉しめる」環境演出をご提案しました。展示演出コンセプトを「水と生命の物語を巡る。」とし、新しい四国らしさをプロモーションするさまざまなコンテンツを作り出しました。 ・ウェルカムブース 海の資源と向き合い続けた日本海水様が、四国水族館で四国の海の魅力をお伝えするウェルカムブースです。 四国水族館の目指すカタチと日本海水様の企業理念、それぞれを掛け合わせて導きだされるカタチを表現した設計をおこないました。 企業製品である人工海水を用いた水槽演出やソルトアートをイメージした映像演出によりブースを構成しています。 【お客様の声】 ・ウェルカムブース 水族館の展示であると同時に当社のコーポレートブランディングを担う空間の演出をお願いしましたが、当社のメイン商材である塩と生物が調和した、格調高いブースとなりました。来場者の評価も高く、企業イメージ向上に大きく寄与していると感じています。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】 藤井 達也、髙井 照子 【デザイン・設計】 曽根 馨、稲野辺 翔、石田 雄一郎、高 祥姫 【制作・施工】 末崎 武 / ノムラテクノ株式会社:長尾 成生 / 株式会社ノムラプロダクツ:山崎 佳行

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滋賀県立琵琶湖博物館第3期リニューアル

滋賀県立琵琶湖博物館第3期リニューアル

琵琶湖博物館は、地域の人びととともに「湖と人間」のよりよい共存関係を築いていくことを使命として、1996年に開館し、2015年から3期6年の歳月をかけて、リニューアル工事をおこないました。 第3期にあたる今回はA展示室とB展示室のリニューアルとなり、A展示室は「湖の400万年と私たち~変わり続ける琵琶湖~」と題し、400万年前の琵琶湖や自然、生き物の変化について、現在の環境との関わりとともに紹介します。各コーナーでは、開館以来収集してきた多数の化石や地層の標本、過去の環境を体感できる復元ジオラマをとおして、大きく変化し続けてきた琵琶湖と生き物のものがたりと琵琶湖フィールドの魅力を伝えます。 B展示室は「湖の2万年と私たち~自然と暮らしの歴史~」とし、「森」「水辺」「湖」「里」を舞台に、人は自然とどのように向き合ってきたのかを紹介します。人からみた自然のシンボルである「龍」をナビゲーターとして、琵琶湖を中心とした環境史をたどっていくことで、今の私たちの暮らし(C展示室)にどのようにつながっているのかを伝えます。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 リニューアルの課題として、旧展示に最新技術を盛り込み、よりグレードアップした展示への進化をおこないたい、また誰もが使いやすく、楽しめる博物館にするために、ユニバーサルデザインに配慮して館内を整備し、開かれた博物館づくりを実現したいとのご要望でした。 【解決策】 新技術を用いて、ツダンスキーゾウの骨格化石と3Dスキャナーで生体を復元した「半身半骨」の標本や、ARアプリで帆を立てて走る丸子船を再現するなど、既存展示をよりバージョンアップさせることで、最新の研究成果を分かりやすく体感できるようにしました。 また、設計時から市民や有識者を招いた展示評価を開催し、スロープの設置、触れて認識できる展示のほか、ストレッチャー利用者に展示が見えやすいように鏡を設置し、鏡文字で説明文を入れるなど、ユニバーサルデザインに配慮して館内を整備しました。 【お客様の声】 第1期から第3期まで展示デザインの統一が図れ、最新技術を盛り込んだ展示となりました。触れる展示、におい展示といった体感型展示の導入により誰もが楽しめる展示となりました。また、ユニバーサルデザインに配慮した整備により、誰もが利用しやすく楽しんでもらえる博物館となりました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】 山瀬 浩子、三輪 晴也 【ディレクション】 湯浅 忠、水野 考基 【デザイン・設計】 湯浅 忠、水野 考基、香川 玲子 【サイン・グラフィックデザイン】 湯浅 忠、水野 考基、東原 由季 【制作・施工】 一万田 隼人、井上 禎人、東原 由季 /ノムラテクノ株式会社:大石 優 

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HOSEIミュージアム

HOSEIミュージアム

 「人・地球社会の持続可能性」のための実験型ミュージアム。 法政大学に集ってきたフロントランナーたちは、「進取の気象」をもって、自由を生き抜くための〈実践知〉を積み重ねてきました。 HOSEIミュージアムは、その歴史を引き継ぎ、地球社会の過去と未来を見据え、豊かで公正な社会を実現するために、分野を超えて学内外を結び付け、知が対話する磁場になることをミュージアムの目指す姿として、計画を進めていきました。 当社は候補地選定から計画、調査、コンサルティング、ロゴデザイン、コンテンツデザイン、展示設計施工まで一貫して取り組み、現在も他キャンパスでの展開を継続しています。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 HOSEIミュージアムは、本学長期ビジョン(HOSEI2030)の一環として設置され、学校法人法政大学様が有する学校の歴史及び教育・研究成果、並びに学術資源を広く展示、公開、調査・研究することにより、教育・研究の発展に資することを目的として計画されました。 【お客様の声】 乃村工藝社の皆様と、本学の豊富な学術資源を結び付け、法政ブランド発信拠点としてのミュージアムを目指し取組んできました。このミュージアムは、本学学生・生徒の皆さんが大学の豊かな歴史と個性を学び、卒業生の皆さんが、学生時代を振り返りながら、ともに未来を展望する場です。そして本学関係者以外の皆様にも、法政大学の姿を通じて、大学が社会に存する意味と価値をともに考えていただく場となることを願っております。 <プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】 髙橋 健太郎 【調査・企画 】渡邉 創、中瀬 尚子、黒田千穂 【コンサルティング】 渡邉 創、志水 俊介、中瀬 尚子  【デザイン・設計】 志水 俊介、小杉 今日子、中川 百合 【制作・施工】 平尾 健 【レプリカ制作】 ノムラテクノ株式会社:遠藤 信之

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王貞治ベースボールミュージアム Supported by リポビタンD

王貞治ベースボールミュージアム Supported by リポビタンD

福岡ソフトバンクホークスの本拠地である福岡PayPayドームの隣、複合エンターテインメント施設「BOSS E・ZO FUKUOKA」の4階にリニューアルオープンした本施設は、「野球人・王貞治」の魅力を伝えるとともに、「楽しむ」に重点を置いたスポーツミュージアムです。 『王貞治ヒストリーゾーン(展示)』では、野球人・王貞治の偉大さや波乱万丈の道のりを最新の展示手法で表現、『89パーク(体験型アトラクション)』では、「野球を楽しんでほしい」という王貞治氏の野球への想いを体験型アトラクションに凝縮し、打つ・投げる・捕るなど様々なチャレンジが楽しめます。 【お客様の課題/ご要望】 これまでのコンセプトである「野球人・王貞治の魅力を核として、伝える+楽しむを重視する未来志向のスポーツミュージアム」は継承し、リニューアルにふさわしい先進性を感じるコンテンツの充実と空間づくりを求められました。 【解決策】 施設コンセプトは継承しながら、野球人・王貞治の偉大な足跡と野球の魅力を出発点に、スポーツに親しむきっかけやその面白さを多角的・先進的なアプローチによって伝え、多くの人々の活力となる楽しみを提供し、より愛され親しまれるミュージアムを目指しました。また、専用のスマホアプリで音声ガイドや、ARコンテンツ、フォトフレームやここだけでしか見られない360度動画など施設をより楽しめるデジタル施策も担当いたしました。 当社は、企画から制作・施工、デジタルコミュニケーション、保守管理を含めた総合的な空間プロデュースをおこない、リアル体験とデジタルを融合することでニューノーマルにも適応したミュージアム体験を実現しました。 【お客様の声】 バックアップメンバーも含めて会社の層が厚く、力を感じました。プロジェクト始動時の奇抜なアイディアの結果にはなりませんでしたが、そういった発想力が大事だと思うので、アイディアを活かしつつ、現実的なところもきちんと踏まえて落とし込んで頂きました。最終的には予算内に収まり、クリエイティブさも残したまま実現する事ができました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】 古賀 忠彦 【デジタルコンテンツ企画】 美馬 弘宜、吉武 聡一 【展示構成】 井戸 幸一    【デザイン・設計】 今井 昭、澤田 理歩、岡本 温子 【制作施工】 橋口 諒、森田 智昭 【保守管理】 ノムラテクノ株式会社:中村 隆利 【運営企画】 市川 愛

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東京国際空港第2ターミナル国際線施設 「TOKYO AIR」

東京国際空港第2ターミナル国際線施設 「TOKYO AIR」

東京国際空港(羽田空港)第2ターミナル国際線施設増床に伴い、出発ロビーに面する商業エリアの環境造作デザイン・施工を担当。 新たな日本の玄関口にふさわしいシンボリックなデザインを目指し、「雲」や「風」のように「空」に浮かんでは融けあい無限に姿を変える「東京」の未来の「空」を表現しました。 最先端の3Dモデリング設計技術にて構成される無数のオブジェクトが、流線形の「雲」や「風」のシルエットを作り出し、そこに移ろう光と色のグラデーションによって、無限に表情を変える「空」が浮かび上がります。 例えば、遠景で感じる大らかで壮大な「雲」と「風」の表情は、近寄ると約5,500枚の帯状パーツの細やかな幾何学配列で構成されています。また、日々の時間と季節の移ろいは約1,800個の独自開発の照明による淡く繊細な光と色の濃淡で表現されています。 細やかさと大らかさを反復させる日本的感性のダイナミズム、そして、花吹雪や波景色、秋風や冬空といった春夏秋冬の移ろいを愛でる「日本の美意識」。この2つをこれまでにない新次元の技術で空間に融合させることにより、これからの未来の空間の可能性に挑戦しました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】 彦田 和良 【デザイン・設計】 近藤 真治郎 【制作・施工】 中村 美行、宇田川 宙、高田 遼介

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Medicha(メディーチャ)

Medicha(メディーチャ)

三菱地所様の新事業提案制度から生まれた、メディテーション(瞑想)を核としたセルフコンディショニング事業「Medicha」。多くのストレスに晒されている都市生活者に対し、五感全てを解放する独自のメディテーションプログラムを通じて「自分に余白をつくる贅沢な時間」を提供する没入体験型のメディテーションスタジオです。当社はコンサルティング、体験デザイン、空間デザイン、グラフィックデザイン、メディテーションのコンテンツアドバイス、アートキュレーションまでお手伝いし、ブランド立ち上げの事業企画段階からオープンに至るまで、さまざまな角度から三菱地所様をサポートいたしました。 【お客様の声】 「メディテーション」「アート」「お茶」を融合した没入体験型のスタジオをつくり上げるにあたり、内装にとどまらず、コンセプトの具現化をはじめ、どのようにメディテーションをご体験いただくかといったサービス設計まで総合的にサポートいただきました。また、メディテーション、サウンド、ライティング、お茶など各分野の専門家とコラボレーションをしながら、世界観を保ちつつ、メディテーションの効果を最大化できる空間・サービスが実現したと感謝しています。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】川井 俊 【コンサルティング・企画】 宮崎 翔子 【デザイン・設計】 波田 英昭、平山 淑貴、吉田 敬介 【制作・施工】 竹川 健二、河合 伴治、山下 優子、中島 忠宏

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浜松科学館「みらいーら」

浜松科学館「みらいーら」

既存科学館の施設及び展示アイテムの老朽化に伴う、科学館のリニューアル。設計・施工・運営を一体としたDBO※方式によるプロポーザルを獲得し、基本設計から約1年半という短期間で工事竣工しました。アクティブラーニング型の学びを提供することを最大の目的とし、体験から興味を誘発することで自発的な行動により深層学習へと導く体験ストーリーを基本方針として展示企画しています。自然・力・音・光・宇宙・新技術からなる6つのテーマでゾーニングされた展示空間には、多人数で参加可能な各ゾーンを象徴する大型の目玉展示を中心に、100を超える科学体験装置をほぼすべてを新設しました。浜松を代表する企業様にもご協力頂き、地元産業への興味を喚起する展示を館内各所に展開した。また、科学館としては世界初となるAI(人工知能)を搭載した科学情報学習システム(アプリ)を導入し、対話によって興味と知識が広がっていく、これまでにない新しいコミュニケーションデザインのあり方を実現しています。展示室以外にも、地元出身のアーティスト鈴木康広氏のアートによるエントランスのウエルカム展示や、キッズサイエンスランド、カフェ、ショップ、屋外のサイエンスパークも刷新し、科学館としての要素を取り入れつつ、子供だけではなく大人も居心地良い場となるようデザインしました。※DBO 方式(Design, Build, Operate):設計・建設・維持管理・運営を民間事業者に包括的に一括発注するもので、官民連携の一つの方式

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ひだ宇宙科学館 カミオカラボ

ひだ宇宙科学館 カミオカラボ

宇宙と素粒子の謎を探求するための研究拠点が集まる岐阜県飛騨市神岡町。「ひだ宇宙科学館 カミオカラボ」は、飛騨の山中地下1,000mに人知れず存在する実験装置を用いておこなう研究の魅力を広く伝え、科学と社会の新しい関係性をつくるためにすべての人に開かれた場所として道の駅「宙(すかい)ドーム・神岡」にオープンしました。世界中で研究が進められている謎の多い不思議な素粒子「ニュートリノ(※1)」。これを観測する世界最大の地下ニュートリノ観測装置「スーパーカミオカンデ(※2)」は、ニュートリノ研究を通じて未解明である宇宙の謎を解き明かす鍵を握っています。カミオカラボでは、そんなニュートリノの不思議な特性紹介や、宇宙というマクロな世界とニュートリノというミクロの世界を行き来するような日常と離れた体験ができる空間を目指しました。 ※1:「ニュートラル=電気を持たない中性」「イノ=(イタリア語で)小さい」という意味の名前を持った素粒子のひとつで、謎の多い不思議な素粒子として、世界中で研究が進められている。 ※2:スーパーカミオカンデ:東京大学宇宙線研究所が運用する世界最大の地下ニュートリノ観測装置。ニュートリノそのものの性質を調べるとともに、ニュートリノを使って宇宙の歴史を明らかにしようとしている。   【お客様の課題/ご要望】 ・一般の方は年間1,000名程度しか見学できないスーパーカミオカンデを今回の施設で多くの人に体感してもらうこと。 ・施設を通してスーパーカミオカンデの活動及び物理に多くの来館者が興味を持ってもらうこと。 【解決策】 ・来館者が理解しやすいように臨場感ある大画面映像及びゲーム等を通して、多くの来館者に体験・体得してもらう。 【お客様の声】 展示対象の研究領域を専門とする学芸員を有しない体制で本施設が魅力あるものとして生まれた背景には乃村工藝社様の企画力が存在していると思われます。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】三輪 晴也 【企画】原 克己、岸田 匡平 【デザイン・設計】水野 考基、湯浅 忠 【制作・施工】一万田 隼人、堀 七重、鈴木 俊幸、山田 克己、下出 宜精

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のと里山里海ミュージアム

のと里山里海ミュージアム

のと里山里海ミュージアムは、七尾市で育まれた豊かな自然・暮らしの知恵・歴史文化を体験する施設です。一元的には捉えられない里山里海の魅力を自然・歴史・民俗と分類せず、分野を融合し多元的に捉えました。ミュージアムでは、昆虫や貝標本に囲まれる空間体験、定置網漁の仕組みを伝える展示、能登寒ブリを持ち上げる体験、引き出し式のクイズなど、大人も子供も楽しめる仕掛けを設けました。二面シアターでは、ある家族の里での暮らしと成長を、七尾の美しい四季折々の映像で里山里海の世界に惹きこみます。展示室の最後には、里山里海の魅力と課題を投げかけ、里山里海の現実とこれからを考えるきっかけをつくりました。 【お客様の課題/ご要望】 能登立国1300年の暮らし(自然、歴史、文化)の価値を踏まえ、未来を創造する博物館の構築と、フィールドミュージアム、観光、市民協働、地場製品の視点を盛り込こんでほしいというご要望がありました。 【解決策】 里山里海は人びとが、育んできた自然と共生し持続できるシステムです。 分野を融合し多元的に伝えることで 総合学としての「里山里海展示」を提案しました。また学芸員の方が研究者の視点で能登を案内する観光紹介や、市民が出演する映像を盛り込むことでシビックプライドを醸成しています。さらに能登七尾の伝統工芸品や地場製品を商品的に陳列するのでなく、空間デザイン要素として昇華し表現しています。   <当社プロジェクトメンバー > 【営業・プロジェクトマネジメント】井上 晃秀、岸田 匡平 【企画】岸田 匡平、湯浅忠 【デザイン・設計】湯浅忠、香川玲子 【サイン・グラフィックデザイン】長谷川 聡子、湯浅 忠 【製作・施工】亀岡 伸、井上 禎人、下出 宜精

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滋賀県立琵琶湖博物館2期リニューアル

滋賀県立琵琶湖博物館2期リニューアル

滋賀県立琵琶湖博物館2期リニューアル工事で、「おとなのディスカバリー」の新設と、「ディスカバリールーム」、レストラン、ミュージアムショップ、アトリウム、企画展示室の改装整備を行いました。大人の探求心に応え、繰り返し利用されることを目的とした「おとなのディスカバリー」は、博物館の楽しさを伝え、琵琶湖への関心を高め、地域や博物館での活動への参加意欲を育む学習交流空間です。動物や植物、鉱物などの1000点以上の標本があり、利用者が標本に囲まれ、それらを見る、選んで手に取る、顕微鏡で観察する、図鑑で調べる、学芸員に質問する、といった活動が促進されるよう機能と空間を構築しました。標本をじっくりと観察し、スケッチする方法を体験するコーナー、博物館の研究や資料整理を目の前で体験するオープンラボがあります。ディスカバリールームは「博物館の入り口」として、剥製や五感で学び発見することのできる体験型の空間です。   【お客様の課題/ご要望】 滋賀県立琵琶湖博物館は「湖と人間」をテーマとして1996年(平成8年)に開館し、以来20年が経過しようとしています。この間、博物館職員と館外の様々な方との交流や連携によって、調査・研究及び貴重な資料の収集が進められてきました。これらの成果を展示という形でより多くの来館者に伝えるとともに、博物館を活用した交流活動によって来館者の興味関心や好奇心が新たな展開へと導ける体制が博物館に求められました。   【解決策】 国内初、大人も楽しめるリアルな知的空間「おとなのディスカバリー」を初め、五感で学び発見することのできるディスカバリールームや他整備により、参加と発見、対話と交流を促し次代を担う人が育つ交流拠点を構築しました。   【お客様の声】 2期リニューアルにより交流空間の再構築、交流機能の充実が図れ、来館者数の増加も図れた。   <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】三輪晴也 【企画】鮫島泰平 【デザイン設計】湯浅忠、曽根馨、森田理恵、宮木美奈、満長正明、香川玲子 【サイン・グラフィックデザイン】森田理恵、宮木美奈、東原由季 【制作・施工】太田広成、東原由季、田畑 友香 、中山 貴裕 【PR業務】山瀬 浩子、矢部 信明

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