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首里城復興展示

首里城復興展示

首里城は令和元年10月31日に発生した火災を受け、現在復元・復興が進められています。 首里城周辺の地域住民や県民、国内外に暮らす沖縄にルーツを持つ人、観光客、復元事業の関係者など多方面にわたる主体の想いを紡ぎながら、火災の記憶、現場で始まる復元の姿、首里城が有する歴史文化を伝えるとともに、首里城の復元・復興に向けたさまざまな行事や催事などを行うことを通して、沖縄のアイデンティティ・シンボルである首里城の「令和の復興」を目指しています。 令和3年10月一般公開用に新たに見学デッキ通路が設置され、当社では有料区域へ誘導するためのサイネージ、復興の作業風景を伝える仮囲い用のグラフィック、復興までの活動や首里城の詳細内容を伝える解説グラフィックを制作しました。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 ・「首里城正殿復興」の認知度アップと本体工事への期待感を醸成し、欠損した御庭の概要を中心に復興工事計画の内容が伝わる展示計画を行いたいこと。 ・来館者をはじめ、さまざまな主体の想いを紡いで、魅力アップに繋げること。 ・沖縄特有の課題として、台風や高温多湿な気候や塩害に耐えうる仕様であることを前提に制作を行うこと。 以上のご要望や課題がありました。 【解決策】 有料区域へ誘導するためのサイネージでは、見所を紹介し、正殿復興の認知度アップと首里城公園全体への関心を高める内容としました。 入り口の奉神門前の仮囲いには、往時の首里城正殿の姿から始まり、復興工事の作業風景、そして現代の催事の様子が分かるグラフィックを、一繋ぎで結ぶことで、 復興の作業と工程が直感的に分かるデザインとしました。 また、そのほか仮囲いに取り付けた詳細解説では、在りし日の首里城と今後の工事内容の解説で構成し、工事の進捗による移設や台風時に考慮し、脱着できる仕様としました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】三輪 晴也、山瀬 浩子 【企画】藤居 重雄、末田 ゆか 【デザイン・設計】湯浅 忠、三條場 未紗 【構造設計】丹田 勝巳 【製作・施工】井上 禎人

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名古屋市科学館 あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室

名古屋市科学館 あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室

愛知・名古屋ゆかりのノーベル賞受賞者について、受賞対象研究の解説や研究にまつわる品々と体験型展示を通じて理解を深めることに加え、生立ちや人柄、観覧者へのメッセージを伝えるために、登録博物館・名古屋市科学館の生命館地下に愛知県と名古屋市が共同で開設されました。可動ユニット展示のため全てを移動・収納しロールバックチェアを展開すると約200席のホールとなるハイブリッドな空間です。当社は、本施設の基本構想・基本計画から施設改修・展示設計、展示物製作・設置工事を担当しました。(制作内容は、ユニット制作、照明・音響設備、映像ソフト・ハード、模型、サイングラフィックなど) 名古屋市科学館生命館:SRC造地上6F/B2F 延床面積6,816.13m² 展示面積(全5室)約2,500u(うち記念室B2F約300u) 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 ①ホール(講堂)と展示室の異なる機能を、短時間で転換可能とする「ハイブリッドな改修設計」。 ②大学や研究施設の展示とは一線を画した、受賞者の人となりや科学への情熱の「展示化」、科学館展示としての受賞研究内容の「体験装置化」。 上記二つのご要望をいただきました。 【解決策】 ①について:壁面収納客席(ロールバックチェアー)の採用、自走機能を有する展示ブースと収納スペースの確保、多彩な用途に対応するシーン調光マネージャーの採用をおこないました。 ②について:受賞者への直接取材による、リアルな回答や情報提供のコンテンツ化、受賞研究内容の徹底的な分析から、遊びの要素を抽出した体験・ゲーム化をおこないました。 【お客様の声】 開館時に下記のお言葉をいただきました。 ・日本各地にノーベル賞展示室は数々あるが、ここの展示が最も受賞内容が良くわかります!(天野 浩先生) ・ノーベル賞の展示としては、他に類を見ないさまざまな工夫が凝らされていて、子どもたちも楽しく遊びながら受賞者や研究と向き合うことができます。(科学館学芸課長) <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】菅沼 昭彦、上田 麻衣佳           【クリエイティブディレクション】成田 英樹  【コンテンツ制作ディレクション】堀井 麻央 【調査・プランニング】渡邉 創、中瀬 尚子、堀井 麻央、深尾 望、木内 美和子 【デザイン】芦田 光代、本田 洋一 【施設改修設計】桐岡 栄、川上 洋一 【制作・施工】太田 広成、安藤 慶行、岩間 智史  ~関連リンク~ 【関連実績】 ・名古屋市科学館

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水平社創立100周年記念事業 水平社博物館展示リニューアル

水平社創立100周年記念事業 水平社博物館展示リニューアル

平和と人権の確立を目指す部落解放運動の要となった水平社の歴史を伝える博物館です。このたびのリニューアルは1922年3月3日から大きな節目となる全国水平社創立100周年記念事業です。近年、「人権擁護施策推進法」や「アイヌ新法」の制定、SDGsや国際博物館会議(ICOM)での博物館の定義見直しなど、人権を重視する傾向がますます高まっています。「人の世に熱あれ、人間に光あれ。」と全国水平社創立大会で読み上げられた水平社宣言は、日本で初めての人権宣言であり、また被差別マイノリティが発信した世界で初めての人権宣言です。人権について語るとき、水平社発祥の地に設立された人権情報発信拠点である水平社博物館の存在意義はとても大きいといえます。リニューアルでは、運動の根本精神となった「水平社宣言」をあらためてクローズアップしました。また著名人や身近な人、芸術作品、公募作品から名言を集め、言葉の力による感動と説得力をもたらしています。同時に、一般の方々の言葉も随時追記できる更新性の高さも特徴です。加えて、多様性を重視した「互いに違いを認め合おう」という気持ちを展示に組み込みました。

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北九州市総合観光案内所

北九州市総合観光案内所

北九州市の玄関口であるJR小倉駅の公共連絡通路内に新設された観光案内所です。 今後も増大する外国人旅行者をはじめとした観光客の満足度向上と市内周遊の促進を目的に、築約15年経過した既存案内所を閉鎖して、同じ駅構内で場所を移動し、拡張新築することとなりました。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 旅行者にとって利用しやすく居心地の良い空間を作ること、旅行者自身でも観光情報を検索できるようコンテンツの更新可能なデジタルサイネージシステムのハードとソフトも整備すること、外国人旅行者を考慮した外貨両替機などの設置を考慮した設えであること、そしてJNTO(日本政府観光局)認定※1の最高基準「カテゴリー3」※2 の機能を満たし得る案内所とすることなどのご要望がありました。 【解決策】 上記のご要望を満たしたことに加えて、withコロナ時代でも通用する案内所にすることを目標に企画提案しました。 「日本を味わえる九州の玄関口」をコンセプトとし、ものづくりの聖地でもある北九州市の先進性を表しつつ、城下町小倉の伝統デザインも織り込み、内装素材も厳選して安全で清潔な空間を保てるデザインを提案しました。 機能としてはモニターを使った非接触の対面システムや、旅行者がSNSを使って口コミの旅行情報をアップし公開できるシステム、そして夜間は外壁ガラス面が丸ごと北九州市の魅力を発信するサイネージとなる設えなどを提案し採用されています。 北九州市らしい革新的なデザインと、清潔感のある白で統一されており、全面ガラス張りで明るく開放的な立ち寄りやすい雰囲気を醸し出す設えとしています。グレーを基調としたモダンな駅構内にデザイン的に調和しながらも、小倉織をイメージしたデザインや賑わいの要素を取り込むことで案内所としての主張もしています。 北九州市の玄関口、JR小倉駅で、北九州市の魅力を内外のお客様に伝えながら旅の期待を高める象徴的なデザインとなっています。 【お客様の声】 本市が観光案内所として作り出したいと考えていた空間を、提供するサービス等から具体的にデザインに反映し、「北九州市の玄関口」に相応しい観光案内所を形にしていただきました。 駅構内という制約が多い場所にも関わらず、豊かな発想力と高い技術力により、多くの課題を解決することができました。 本市を訪れる多くの観光客の皆さまにご、これまで以上にご利用いただける施設になると期待しています。   ※1. JNTO認定外国人観光案内所の認定制度について: JNTOでは、観光庁が定めた「外国人観光案内所の設置・運営のあり方指針(平成24年1月制定、平成30年4月改定)」に基づき、平成24年度より、外国人観光案内所の認定制度を運用しています。 本認定制度は、案内所を立地、機能等により3つのカテゴリー及びパートナー施設に分け、認定するものです。認定は、3年ごとの更新制とし、JNTOによる通訳サービスや研修会の実施等の支援サービスを提供することにより、全国のJNTO認定外国人案内所の機能充実と質の向上を図っています。 ※2. 最高基準「カテゴリー3」とは: 常時英語による対応が可能。その上で、英語を除く2以上の言語での案内が常時可能な体制がある。全国レベルの観光案内を提供。原則年中無休。Wi-Fi あり。ゲートウェイや外国人来訪者の多い立地。 <日本政府観光局HPより> <当社プロジェクトメンバー> 【開発】添田 悟 【営業・プロジェクトマネジメント】添田 悟 【企画・デザイン・設計】西村 智恵里 【制作・施工】肱黒 一哉

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キッズガーデン南青山

キッズガーデン南青山

キッズガーデン南青山は、1歳~9歳のお子さまを対象とした、外苑前駅から徒歩4分、専用室内温水プールを完備した2,200㎡という都内最大級の幼児教育・学童一体型の施設です。 脳の発達がもっとも活性化する乳幼児期から児童期の過程において、各年齢で必要とされる能力を育み伸ばしていくプログラムをもとに、専門知識を有する経験豊かでプロフェッショナルな講師陣が、モンテッソーリ、伸芽会と共同開発したオリジナル幼児教育プログラム、オリンピアンやトップアスリートをサポートしているスペシャルチーム監修による体操・水泳のプログラムなど、お子さまお一人おひとりに合ったきめ細やかで本格的な指導が受けられます。 当施設は国内外の多種多様な教育プログラムと出合える場所であり、青山という立地は、さまざまな価値観や人種、文化が行き交う場所です。施設・立地の特長から「CROSS」をキーワードに定め、象徴的なモチーフとして交差点をデザインに取り込みました。また、CROSSを表すように、和洋織り交ぜたテイストを取り込んでいます。特に和のエレメントには、「グローバルな世の中であるからこそ、子どもたちが大人になってからも、日本の良さ、アイデンティティを持ち続け活躍してほしい」という施主の思いが込められており、子どもたちが自然に日本の文化に触れられる空間としました。 数々の保育園施工で培った当社のノウハウを総動員して、安全性と意匠性を両立させた空間を作り上げました。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 子育て支援のための新たな民間施設として、安全性と意匠性を両立させ、立地の特性から外国籍の利用者および見学者を想定し「和文化」を施設テーマとしたい、というご要望がございました。 【解決策】 日本文化のエッセンスとして、暖簾、伝統文様、日本の伝統色などを空間デザインに取り入れ、日常的に和の文化に触れる機会の創出を図りました。 子育て支援に寄与するために、一般的で平均的な子ども施設の空間デザインとの差別化を図るべく、「和文化」をコンセプトとする特徴あるデザインをおこない、幼少期からの和文化への接点を創出しました。 【お客様の声】 弊社として過去最大の施設ですが、クオリティの高いデザインと統一されたコンセプトを表現できたと思います。柔軟な修正対応と工期遵守をしていただき、開所まで問題なく進めることができました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】高田 和哉 【デザイン・設計】松本 麻里、蛭田 彩子 【サイン・グラフィックデザイン】蛭田 彩子、芳賀 あき 【制作・施工】小暮 賢、一條 武寛

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熱田神宮 剣の宝庫 草薙館

熱田神宮 剣の宝庫 草薙館

熱田神宮は三種の神器のひとつ草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)を奉斎するお社であることから、古来、各時代に亘って刀剣の奉納が連綿としてなされてきました。 剣の宝庫 草薙館は、国宝・重要文化財の刀剣をはじめ、古くより祈りを込めて神様に捧げられた刀剣、約450口を収蔵する熱田神宮ならではの刀剣専門展示館です。刀剣類のほか、刀剣にまつわる絵画や文書史料をご鑑賞いただけるほか、実物の日本刀(刀・脇指)や実際の長さや重量で作製した大太刀 朱銘 末乃青江(太郎太刀)と千代鶴國安(次郎太刀)の二振りの重さを感じることができる体験コーナーを設けています。 当社は、館内のグラフィック、刀剣展示の解説、映像制作を担当いたしました。 映像では草薙館の名前の由来でもある、「草薙神剣~伝来神話」をテーマとしました。草薙神剣の誕生神話と熱田神宮がお祀りする由来神話を、たおやかな絵巻物風に紹介しています。 BGMにもこだわり、日本に古くから伝わる雅楽器の調べで始まり、オーケストラの音色を加えた壮大な神宮誕生の瞬間を伝えました。 刀剣展示の解説モニターでは、刀剣展示の鑑賞セオリーを踏襲しつつ、文字を大きく振り仮名を多く振ることで、より幅広い世代の方が読みやすくなるようにしました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業】山本 泉一郎、渡邉 恭子 【企画・グラフィックディレクション、映像ディレクション】下國 由貴 【什器デザイン】三宅 大朗

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設楽町奥三河郷土館

設楽町奥三河郷土館

愛知県山間部の豊かな自然に育まれた「設楽町奥三河郷土館」は、旧館のメッセージ「ふるさとのくらしとこころを伝える」を継承。新設の道の駅したらに併設し、まちづくりの中核施設として一新しました。大正期から収集してきた地域の宝、数多の貴重な資料で展示空間を埋め尽くしています。設楽町産の桧材格子組をモジュールにした、更新が容易な格子の展示空間は、将来にわたって地域固有の空間インフラとして活用が可能です。 来館者は、豊かな森の情景から生きものの多様性、考古・歴史をたどり、民俗の豊富なコレクションに包まれ、いまも受け継ぐくらしの知恵を知ることができます。作り手と使い手の関わりから、行動と意識変容のリレーションを生み出し表現することで、持続可能なライフスタイルへの気づきを目指しました。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 1)町の総合計画、森づくり計画に位置付けた、設楽町産材の利用拡大による施設づくり 2)旧郷土館の老朽化に伴い、継承してきた数万点にも及ぶ資料展示と充実した展示環境 3)南の玄関口に立地し、北部や域内資源への案内、フィールドミュージアムとしての再生 4)旧郷土館の手づくりの展示物の再利用、受け継がれてきた“結”の精神の可視化 5)国指定重要無形民俗文化財「田峯田楽」をはじめとして地域資源の映像アーカイブ化 【解決策】 設楽町の指針に沿った奥三河郷土館の展示室は、設楽町産の桧材を現地調達して格子組に加工し、設えています。展示物である民俗資料は、江戸~大正・昭和期当時の木材による自作した民具コレクションを守り受け継いでいます。100年の時を超えてつながる人びとの豊かな森への意識や価値を考え、メッセージする地域固有の空間としてデザインしています。 展示は、豊かな森の情景再現ジオラマから始まり、生きものの多様性・地質などの自然史、考古・歴史をたどることで地域の資源を知るとともに、民俗では往時のくらしをシーン造形で再現。“結”の精神を表現し、民具コレクションを活き活きと感じさせています。展示により「ふるさとのくらしとこころ」に触れ、厳しい山間部を生き抜いた先人たちの知恵と工夫を伝えています。 【お客様の声】 旧館の「ふるさとのくらしとこころを伝える」の継承、分かりやすい展示テーマ構成、展示の更新性、設楽町産材の活用など、多肢にわたる課題を貴社の豊富な経験と技術によって実現していただきました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】栗田 徹也、髙井 照子 【デザインディレクション】志水 俊介 【企画・デザイン・設計】井戸 幸一、宮越 庸一、遠藤 信之 【制作・施工】高橋 浩一郎、末崎 武

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KADODE OOIGAWA

KADODE OOIGAWA

緑茶・農業・観光の体験型フードパーク。マルシェ、レストラン、カフェ、キッズパーク、テナント店舗で構成される県内最大級のマルシェです。地域の農家の所得向上、地域観光のハブとなる場を創出することを目的とし、大井川農業協同組合、島田市、大井川鐵道、中日本高速道路㈱ 4者連携事業として進められました。 当社は基本・実施計画からデザイン・設計・施工、テナントリーシングまでおこないました。なお、このプロジェクトはトコナツ歩兵団プロデュースのもと、当社を幹事会社とする設計JVを設立し、プロジェクトの中心的な立場で開業までの業務を推進しました。   【社会課題/お客様の課題/ご要望】 【農業振興】と【地域振興】がキーワード。 この地域は日本有数の緑茶の産地で、お茶農家の方々はその品質について絶対的な自信を持っているものの、緑茶離れが進むなか、その価値の打ち出し方や売出し方がわからないという課題を抱えていました。また大井川鐵道のSLや大井川流域の豊富な観光資源がありながら、観光客を思うように呼び込めていないという課題もあり、この地域の観光のハブとなる拠点を創出するという目的もありました。 特産品を魅力的に発信し地域農家が自信をもって売れる場づくり、地域の方が地元の魅力に気づき誇れる場の創出という課題に取り組みました。   【解決策】 1.地元に愛されること。2.地域の資源を生かすこと。3.わかりやすく伝えること 地域や農家の方にとって「当たり前」のことがいかに価値のあるものであるか、他の地域の人にとって魅力的なものであるかという考えを伝えていきました。そこにエンターテイメント性やデザイン性を加え他にはない体験にすることで、価値を付加し、魅力的な商品・サービスに仕立てていきました。 大井川鐵道の新駅も開設され、これまでこの地域になかった複合商業施設としたことで大きな話題となり、連日多くのお客様で賑わっています。   <当社プロジェクトメンバー> 【営業】西本 彩、岩佐 圭介 【企画】乃村 隆介 【デザイン・設計】田村 憲明、藤村 完、荒井 翠 【制作・施工】中村 美行、才木 祐来、吉田 明弘、宇田川 宙、川谷 隼裕 【リーシング】西本 彩

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日本科学未来館 ビジョナリーラボ 第2期 「知脳を○○するー脳をみて、脳をつくる研究者たち」

日本科学未来館 ビジョナリーラボ 第2期 「知脳を○○するー脳をみて、脳をつくる研究者たち」

生命科学、医学、言語学、数理科学、情報科学が融合した新たな学問分野“ニューロインテリジェンス”の研究を通じて、”知脳”、すなわち私たちの脳を知り、ふだん意識することのない自分の「脳」の驚くべき力について実感しながら、脳研究と人工知能(AI)研究の融合によってどのような理想の未来像を切り拓くことができるのか、最先端研究から「知性」についての新しい視点を獲得し、脳の大きな可能性を探っていく展示として具現化しました。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 科学に関心のある人から一般の方々まで幅広く届くアウトリーチを目指しながら、ファンディングにつながる活動へ展開し、将来的には、海外展開を見据えた国際的なアウトリーチ活動へつなげていくことが課題でした。 目的 ・”ニューロインテリジェンス”について研究者と来館者が共に考え、研究の意義と醍醐味を皆で分かち合うこと。 ・”知脳”によって、自らを知る楽しさを体感し、これからの未来を切り拓く多くの若者たちに”ニューロインテリジェンス”、サイエンスに興味を持つきっかけとしてもらうこと。 ・東京大学国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構(IRCN)による、科学技術の基礎研究の必要性に関する世界的な発信活動に寄与できること。 これらの目的をもとに、解決策を検討しました。 【解決策】 最先端科学の研究成果をアウトリーチすることに向けて、プランナー、デザイナーが研究者と共に「ニューロインテリジェンスとは何か?」「IRCNが目指す世界観とはどういったものか?」を考え、議論を重ねて展示を具体化させました。 その過程で、単に研究成果を陳列するだけの展示ではなく、脳科学とAI研究を融合させた最先端科学の研究成果を世に広く伝えながら、一般の方々にも個々のレベルで研究に関わってもらい、脳科学とAIのあるべき姿を探るコミュニティを作り、そのコミュニティに継続して参加してもらうための仕掛けを展示に組み込みました。  <当社プロジェクトメンバー> 【開発/プロデュース】武田 博宣 【営業・プロジェクトマネジメント】榎本 俊 【プランナー】渡邉 創、阿部 麗実 【デザイナー】執行 昭彦、鈴木 敦、堀越 さやか 【制作】ノムラデュオ:丹保 良一、今泉 良成、原 直瑠

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新宿健診プラザ

新宿健診プラザ

都内最大規模を誇る健康診断施設のレディースフロアを1フロアから2フロアに増床し、新たなデザインにリニューアルするプロジェクトです。 “都心で働く女性に、快適でスマートな健診体験を提供すること”をコンセプトに、受診者様と働くスタッフの皆さま双方の動線、目線、居心地の良さに配慮した空間づくりを目指しました。 多くの関係者様と議論を重ねながら機能と意匠の細部までを丁寧に設計し、ホスピタリティ性の高い健康診断サービスの創出につなげることができました。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 女性受診者枠のキャパシティと業務効率を大幅にアップさせることがお客様の一番のご要望でした。 そのために課題としたのは、検査室数と待合エリアの席数を最大限に確保しながらも、使い勝手と居心地の良さを担保することでした。 また一方で、健康診断施設マーケットの中の「新宿健診プラザ」のさらなる優位性を築くため、特別感や付加価値を高めることを目標としました。 【解決策】 「SMART HEALTH RESORT」を施設全体のコンセプトとして新たに掲げ、既存の7Fレディースフロアを“COMFORT RESORT”、7Fよりさらなる特別感が得られるフロアとして新設する8Fを“PRIME RESORT”と設定し、デザインを構成しました。 都心で働く女性に快適でスマートな健診体験を提供することを目的として、空間表現はホテルライクなラグジュアリー感をベースとし、カラー構成ではベージュや薄い色合いの木目を基調としました。 金物素材は、ゴールドやシルバーといった一般的な色ではなく、特別感を出すためにピンクブロンズ色で統一しました。 また検査室の内装は、一般的には無地の落ち着いた壁紙の医療施設が多い中、当施設においては少しでもリラックスして受診いただけるよう各室に柄物の壁紙を用いて差別化を図りました。 限られたフロア面積の中で、必要とされる検査室数、待合席数を確保することは非常に難しい問題でしたが、検査技師の方々や医療機器メーカーの皆さまと協議を重ねることで、“スムーズな検査業務”と“受診者様に窮屈さを感じさせない”という2点が両立できる各検査室の最小サイズを導き出し、プランすることで、必要数を実現することができました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】 小笹 恒、二ノ宮 由香子 【企画】 今泉 宏優 【デザイン・設計】 大石 久美子、渡辺 芽衣 【制作・施工】 酒井 麻衣、菊地 野原

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徳島県立博物館 常設展リニューアル

徳島県立博物館 常設展リニューアル

文化の森総合公園に所在する考古・歴史・民俗・美術工芸の人文系と動物・植物・地学・恐竜の自然史系を合わせた総合博物館(公開承認施設)の常設展リニューアルです。 新たなコンセプトを「徳島まるづかみ ―“いのち”と“とき”のモノ語り―」として、常設展示室の全面リニューアルをおこないました。 新常設展示室は、豊富な展示資料から徳島の魅力や特色を実感し、博物館をより楽しむことのできる内容となっています。インクルーシブデザイン、展示評価の両ワークショップを通じて、展示内容の方向性確認と体験展示の検証、ユニバーサルデザインの実施をおこない、「地域の顔」としての博物館を念頭に、新たに作られる「コミュニケーションゾーン」から「ミュージアムストリート」をめぐるなかで、学芸員と来館者、来館者同士が資料(モノ)をとおして対話や交流を大切にする展示としました。 徳島の魅力を、「豊かな自然・伝統文化・先進性」と捉え、その魅力を伝える阿波遊山の拠点として、常に新鮮な驚きがあり、気楽に楽しめる博物館へと進化し、利用者への一方的な情報提供ではなく、実物資料(モノ)を核としながら、4K・VRやAR等のXR・ハンズオンなどの参加体験型の展示手法で、徳島の魅力を遊び学べる展示空間となっています。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 ・既存の常設展は、基本的には30年前の学問水準にもとづく展示であり、活動の蓄積により、自然・歴史・文化に関する知見や収蔵資料も大幅に増えましたが、部屋の構造や展示ケースの制約から展示替えが容易ではなく、陳腐化していました。 ・旧展示は、特色が明瞭ではなく「地域の顔」となっておらず、後発他館と比べ内容の住み分けができていませんでした。 ・モノ(資料)を介した発見や学びの喜びを伝える取り組み、ハンズオンや参加体験型要素の増加など、社会的要求への対応が求められていました。 ・外国人や障がい者への対応を中心とするユニバーサル化、経年劣化による破損・褪色、空調の不調、LED照明への対応が必要となっていました。 【解決策】 ・学芸員と協議の上、展示内容の総入れ替えをおこなうとともに、インクルーシブデザイン、展示評価の両ワークショップを通じて、展示内容の方向性の確認と体験展示の検証、ユニバーサルデザインの実施をおこない、「地域の顔」としての博物館づくりとともに、「コミュニケーションゾーン」を中心に、「ミュージアムストリート」から各展示コーナーをめぐる動線の整理により、単なる一方通行動線から部分的選択動線を採用しました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】森本 浩一 【企画】岸田 匡平、西村 世津子、堀井 麻央、美馬 弘宜 【デザイン設計】満長 正明、湯浅 忠、赤嶺 剛央、森田 理恵、香川 玲子 【制作・施工】一万田 隼人、井上 禎人、大石 優、高橋 浩一郎

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