公益財団法人 科学技術広報財団からの依頼で当社が手がけた、新潟県立自然科学館のリニューアルプロジェクトです。
1981年に開館してから約40年を経て、2階の「ブナ林の環境と生物」「風の力の体験」、および3階の「動く不思議な部屋」をそれぞれ「シンフォニー・オブ・フォレスト」「スケール・アドベンチャー」へリニューアルしました。
お客さまから示された【展示基本計画】のイメージを実現すべく、映像空間・コンテンツ・映像システム・グラフィックの検討と製作を進めました。
検討に当たっては【展示基本計画】に基づき、
①コーナー全体の展示主旨との関連があること
②社会的トレンドを踏まえたコンテンツであること
③誰もが感覚的に体験できる手法であること
以上3点の実現が要となりました。
「シンフォニー・オブ・フォレスト」では、既存の造形ブナ林と融合するように配置したスクリーンに「ブナ林の四季と生き物たち」を投影することによって、ブナ林が育む“生物の多様性”や自然の気配を感じる“森の臨場感”の表現が求められました。
「スケール・アドベンチャー」では、空間全体がシームレスにつながる映像と非接触センサーによる演出体験によって、ミクロからマクロを冒険する“アトラクション型のコンテンツ”が求められました。
上記課題の実現にあたり、スタッフ一丸となって「映像投影シミュレーション」「センサー感知シミュレーション」「プロジェクター設置における構造検証」を実施し、学芸員とのコンテンツ打合せを行いながら、運営条件を見越したグラフィック設計を推進しました。
- オープン
2023
- 所在地
新潟県
- クライアント
公益財団法人 科学技術広報財団様
- ソリューション
デザイン、サイン・グラフィックデザイン、環境演出装置 設計・制作、コンテンツ 設計・制作、制作・展示施工
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