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静岡市歴史博物館

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概要

静岡市歴史博物館は、「静岡の過去を学び、今を知る。そして、未来を考える。」をテーマに掲げ、静岡市の歴史価値と魅力を発信し市民へ歴史をより深く伝え、子どもたちの郷土愛を育むことを目的とした、静岡市として初めての総合歴史博物館です。当社は基本計画から関わり、1階ギャラリーおよび、2階、3階常設展示室の展示設計施工を担当しました。

課題・要望

第3次静岡市総合計画で掲げられた「歴史文化のまち」の中核拠点として、徳川家康、今川義元という2人の武将を軸に、静岡市の歴史・文化の魅力を伝える博物館をつくりたい。同時に、観光交流などの地元経済の活性化にも貢献する施設づくりをしたいというご要望がありました。

解決策

観光振興の観点から、プロジェクト当初には地元商工会や地域NPO、郷土史研究会など幅広い市民へのヒアリングを実施し企画に反映しました。また、設計時には建築意匠に合わせ歴史を重視しつつ、「今そして未来」を感じるシームレスな展示設計を意識しました。具体的には、来館者目線で語りかける等身大の超高解像度撮影による大型映像演出や「国宝や重要文化財などの借用品によって展示運営する」という館の方針に沿った展示資料を引き立てる透明感のあるケース設計、また、市民から収集した写真や地図などで昭和30年代の都市模型の制作も行いました。

お客さまの声

来館者の方々から以下のようなお声が届いています。

・今川、家康、明治初期の頃、駿府が大変栄えていたと知り、市民として誇りが持てるようになりました。
・想像していたよりも多くの見所がありました。静岡の過去を知り、それが現在とつながっているというメッセージを感じ取れました。一緒に来館していた小学生の息子と語り合う材料になりますし、今の静岡に暮らす者として、誇りを持つことができました。

プロジェクトメンバー
営業・プロジェクトマネジメント
小笠原 明徳、田代 春佳
調査
中里 耕治
企画・基本構想
森 誠一朗、井戸 幸一、嵩 恵奈、大橋 隆太、NOMLAB(※1):美馬 弘宜、NOMLAB:吉武 聡一、徳永 彩乃、木内 美和子
デザイン・設計
芦田 光代、中村 和延、本田 洋一
サイン・グラフィックデザイン
森 誠一朗、井戸 幸一、嵩 恵奈
コンテンツ設計・制作
CIC(※2):河合 伴治、坪井 優也、CIC:遠藤 信之
制作・施工
平石 昭雄、伊藤 淳一、金子 英人
基本情報
オープン

2023

所在地

静岡県

クライアント

静岡市様

ソリューション

調査、企画、デザイン・設計、サイン・グラフィックデザイン、什器制作、環境演出装置設計・制作、コンテンツ設計・制作、制作・展示施工、制作・内装施工、保守管理

※1 NOMLAB (Nomura Open Innovation LAB) 

「デジタルイノベーション×場づくり」をテーマに、空間体験の可能性を拡張する新たな演出やサービスの領域を開発する乃村工藝社のラボラトリーです。

※2 CIC (Content Integration Center:空想実装集団)

コンテンツへの深い理解を起点に、心躍るような「空想」を新たな体験価値へ変換し、あらゆる空間へ、そして社会へ「実装」させていく乃村工藝社のクリエイティブチームです。

備考

掲載内容は施設オープン時点の情報です。最新の情報は施設ウェブサイトをご覧ください。

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