1975年に開催された沖縄国際海洋博覧会の理念を継承した本施設は、海洋の世紀に相応しい国際交流を担う文化施設として生まれ変わりました。 70年代の貴重な資料に加え、新たな文化資源 ーミクロネシアの航海カヌー(リエン・ポロワット号)や沖縄のサバニなどー の制作もおこない、展示を全面刷新しています。 「Way finding 伝統的航海術」をテーマに、太平洋を越えて拡散していった無名の航海者たちの歴史と文化を伝えています。 総勢20名の監修・有識者をデザインプロセスに迎えて包括的推進を実現しました。
東北自動車道(上り線)羽生パーキングエリアに、「鬼平犯科帳」の世界観を中心に江戸をテーマとした 「鬼平江戸処」がオープンしました。 江戸の町並みを再現し、建物から小物に至るまで「本物」にこだわった江戸の空間を演出しています。 当社は、業態開発補助、建築設計・設計監理、実施デザイン・デザイン監修にてお手伝いさせていただきました。 江戸の屋台が連なる立ち食い処『屋台連』、「鬼平江戸処」のオリジナル商品や老舗店舗の菓子などを販売するみやげ処『屋台連』は、 実施設計・施工、運営を担当しました。 運営を通じパーキングエリアの活性化に向けて努力してまいります。
「マチハコ」を導入し、札幌駅前通りに、常設営業施設として「大通すわろうテラス」がオープンしました。 「マチハコ」は、カフェ以外にもアートワークの展示や物販、ワークショップやミニセミナー、企業プロモーションなど、様々な用途に対応が可能です。 http://sapporo-odori.jp/ 担当箇所:制作・施工
1962年の開館以来、市民に親しまれてきた名古屋市科学館は、2011年3月19日にリニューアルオープンしました。 4つの大型展示に関する展示基本計画の受託を皮切りに、展示実施設計・展示制作施工、更には世界最大のプラネタリウムの基本計画・設計監理など各種業務に関与しました。また空間創造にとどまらず、オープン後は館内のミュージアムショップ及びミュージアムカフェ&レストランの店舗運営や、大型展示装置のメンテナンス業務を手掛けるなど、名古屋市科学館の集客に貢献すべく、開業前の空間創造から開業後の空間活性化まで多岐にわたって展開しています。
空と飛行機を望みながら、ゆっくりくつろげる空間をテーマに、新規に屋外テラス併設のカフェや、気軽に利用できるオープンラウンジが設けられました。時間を問わず、搭乗を待つビジネスマンや旅行前のカップル・ファミリーの姿が多く見受けられます。「空港体験をより楽しく」「空港ホスピタリティ充実」を主目的とし、旅客のみならず、地域の方々に愛される空港ターミナルづくりへの一翼を担ったプロジェクトとなりました。緑と空を通じて「おもてなし」を表現したシンボルともなっています。(意匠設計:㈱安井建築設計事務所、設備設計:空港エンジニアリング㈱) 担当箇所:制作・施工
当施設は2011年に開館し、現在乃村工藝社が「指定管理者」の代表として盛岡市観光コンベンション協会様と共同運営しています。貴重な南部家の至宝を有する文化財公開施設であると同時に、盛岡城跡公園の中にあって市民や観光客・修学旅行生などのさまざまな人が集い、城下町の歴史や伝統文化にふれる「まちなか観光」の拠点としても活用される二つの面をもっています。乃村工藝社は指定管理者として開館準備から携わり、現在は東日本大震災の当地において盛岡の宝を公開する施設としての品格を大切にしながら、開館を楽しみにしていた地元や観光客の皆さまのために安定したサービスが提供できるよう取り組んでいます。
2009年秋から5年にわたり保存修理工事が実施されている姫路城大天守。その工事を間近から見学いただき、城郭建築の醍醐味を体感してもらうとともに、文化財の大切さと貴重な世界遺産・国宝である「姫路城」を未来に引き継ぐ必要性を体感していただくことを目的にした施設です。世界文化遺産修理の常時公開は日本初となります。
国内の航空史において貴重な歴史をもつ青森県。航空科学館の設置に向けて青森県と三沢市の思いが協調し2003年に開館しました。2021年には展示物を一新し宇宙ゾーンの新規設置、ローラージップの新規導入をはじめ乃村工藝社がリニューアル工事全般を担当しました。運営構成団体には地元の企業を中心にNPOなどが関わっており、乃村工藝社は指定管理者として展示物のメンテナンスや情報ネットワーク、映像ホールの運営の他、企画展等イベント企画業務を担当しています。青森県にゆかりのある航空機展示エリアの航空ゾーン、インストラクターによる科学実験工房を中心とした科学ゾーン、リニューアルで新規追加された宇宙ゾーンの他、国内では唯一の「ホンダジェット技術実証機」の展示を行っています。
東京都水道局のPR施設「東京都水の科学館」を、社会科見学向け総合施設、およびファミリー向け体験施設としてリニューアルしました。開館後の運営委託も受注し、メディアとの連携を強化するなど継続的な集客に貢献しています。
岩手の里山、遠野郷に語り継がれる不思議な話に心動かされ、柳田國男が記した『遠野物語』は、日本民俗学を開眼させ、今なお人々の想像力をかきたてています。発刊百年の今、『遠野物語』を機軸に遠野を見つめなおし、新たな伝承文化構築を目指し博物館の再生が行われました。『遠野物語』から紐解く遠野創世の物語、そして『遠野物語』に魅了された現代の表現者が捉えた物語掲載の土壌となった人々の営みや風土の描写がこの土地が持つ不思議な力を展示空間に映し出し、来館者一人ひとりの新たな“遠野物語”を育むきっかけを生み出します。
【プロジェクト概要文】 予科練平和記念館は海軍飛行予科練集部いわゆる「予科練」の歴史と阿見町の戦争の歴史を保存・展示するとともに、次の世代にこの事実を正確に伝承し、命の尊さや平和の大切さを考えさせるために設立されました。
東京都水道歴史館は1995年に開館した、江戸時代から近代、現代までの東京水道の歴史と文化をPRする施設です。<1F 近代水道の歴史><2F 江戸上水の歴史><3F ライブラリー・レクチャーホール>の3つのフロアからなり、主に1Fと3Fをリニューアルしました。展示空間のリニューアルにとどまらず、映像資料のライブラリー化や音声ガイド(日・英・韓・中 4カ国)を導入するなど、施設運営の幅を広げる工夫も行っています。また、リニューアルオープン後の運営委託を受注し、アテンダントによる展示案内(日・英)、企画展やイベントの開催、ARガイドツアーの導入など運営の幅を広げ、水道事業のPRを行っています。
JR横川駅で販売されている人気駅弁「峠の釜めし」の発売50周年を機に、次世代に向けたリ・ブランディングの一環として、運営する高速道路サービスエリア店を全面リニューアル、“ドラマチック型SA”の雛形となる。『「峠の釜めし」ブランドの発信拠点』として、訪れるお客様にとって「思い出の1ページになる場」を目指すべく、横川駅のホームと列車を再現。高速道路内にある話題性とノスタルジー、知らなかった方々には新鮮な「峠の釜めし」体験を提供しています。 担当箇所:デザイン・設計, 制作・施工, 調査・企画
全国初の河川系総合博物館として1997年に開館しました。現在、乃村工藝社が指定管理者として運営しています。荒川を中心とした埼玉の河川と人びとの暮らしとのかかわりが展示紹介され、川とともに暮らした先人の足跡を伝える、郷土学習や環境学習の場となっています。屋外には荒川の1000分の1模型、全国第1位の大きさの水車、ウォーターアスレチックなどの親水施設もあります。
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