2024年に創業90周年を迎えるニッカウヰスキーの余市蒸溜所内にある見学施設改修の第3期計画です。竹鶴邸エントランスホールの展示解説の老朽化に伴う改修とともに、来場者が場内見学をしやすくするため、来場者駐車場の誘導サイン新設、既存施設の誘導サイン改修、フォトスポットのモニュメント新設を担当しました。
長崎県島原市中心市街地「万町(よろずまち)アーケード」にある元綿問屋旧堀部家住宅をワーケーション施設にコンバージョンするプロジェクトです。島原市は日本名水百選に指定されている「水の都」であり、市街地の至る所に流れる雲仙山系の豊富な湧き水は市民生活に欠かせないものとなっています。1848年に建てられた旧堀部家住宅はこの湧水を敷地に引き込んでおり、庭園や屋内に静かな水音が聞こえる独特の風情を持った建築です。設計方針としては、地元市民も慣れ親しんだ建物の特徴と、中心市街地という立地を生かし、島原市民、ビジネスマン、観光客、全ての人たちにとっての”まちのフロント”となり、中心市街地の活性化や多世代市民交流の推進に寄与する施設を目指しました。
新浦安駅の2階デッキから直結している、1990年竣工20階建てのオフィスビルのバリューアップ改修プロジェクトです。改修箇所は、ビル入り口となる2階外部ファサード、2階エントランス、トイレを含む基準階共用部エリアで、築30年以上のオフィスビルを「品格」を設えて、地域に開かれた「居心地のよい空間」を実現しました。
HOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotelは、新宿歌舞伎町の街の文化を象徴し、日本の経済成長とともに人々の余暇を支えてきた新宿TOKYU MILANOの跡地に建つ東急歌舞伎町タワーの18・20-38階に位置する、全538室のライフスタイルホテルです。デザインコンセプトを「まちと繋がる」ホテルとし、歌舞伎町というあらゆる個性を許容する懐の深い街の特性と歴史や文化を取り込みながら、新宿TOKYU MILANOの前身である新宿東急文化会館が建てられた1956年という時代性(ミッドセンチュリー)を参照すると同時に未来志向でもあるハイブリッドな空間をつくり上げています。客室のテーマは「APARTMENT ROOM」です。客室は、あらゆる個性が棲みつき、新しい街の文化を牽引していってもらいたいという想いから、ミッドセンチュリーのデザイン言語をベースに、人工的な光と素材感で、新しい居住空間としてまとめ上げています。対して JAM17 DINING & BARはさまざまな「CULTURE SOCIETY CLUB」をテーマとしています。さまざまなコミュニケーションや表現による新しい文化発信基地となる交流の場として、歴史や文化のピースをちりばめた街のベースメントフロアと位置づけました。ダイニング、バー、ロビーから客室に至るすべての流れが街とつながり、さまざまな場面展開を映画のように楽しめる、新しい宿泊体験の在り方を提案しています。
京ばあむのフラッグシップショップとして、京ばあむができるまでの様子を見学できる工場、特別パッケージや限定品も取り揃えるショップ、つくりたてのお菓子や限定メニューを堪能できるカフェ&レストランを有する京都最大のお菓子ミュージアムのプロジェクトです。
25周年を迎えた「スパワールド ホテル&リゾート」(旧名称:スパワールド世界の大温泉)リニューアルにおいて、当社はプールのデザイン監修・演出工事とロビーの設計・施工を担当しました。大阪の観光スポットである新世界とスパワールド、双方の魅力であるエンターテインメント要素に加え、上質なホテル&リゾートの要素を掛け合わせた新しい施設としてデザインコンセプトを掲げています。プールエリアは「水と光で癒される大人のSPA」をテーマに、通天閣に面したインフィニティプールをはじめ、目玉となる3Dスクリーンにおいてはコンテンツ制作も手掛けました。本館ロビーは各階ごとにテーマを設け、フロアごとに異なった世界を楽しめる空間としています。
コンセプトは「共生」。東日本大震災の津波で被災した仙台市の荒浜地区に交流拠点を整備する事業です。世代や障がいの有無に関わらず集える「共生社会」をコンセプトに、アクティビティやイベントを楽しみ、防災・減災も学べる「ひろば」としました。敷地面積は1.3ヘクタール。敷地内にはカフェやコワーキングスペースなどが入る施設のほか、農園、障がい児なども遊べるインクルーシブな施設の3つのエリアで構成されています。クラブハウスでは大手通信会社と地元大学が共同開発したVR機器を活用し、「震災前後の荒浜地区」や「災害時の対応方法」について学ぶことのできる、子どもたちの防災学習の場となっています。事業は仙台市による防災集団移転跡地利活用事業の一環であり、資金面では国土交通省の補助金を活用しています。当社は取得申請や完了報告などのサポートを行いました。今回は第一期としてクラブハウスエリアを完成させました。地域に根付き共に成長する施設づくりを目指し、公園や屋内施設は、未来予想図に基づいて地域の方々と段階的に整備する計画となっています。
第6回中国国際輸入博覧会2023「パナソニックブース」のプロジェクトです。輸入博は中国市場の改革開放を世界にアピールすることを目的とした中国政府が主催する最大の展示会です。今回で6回目となり、パナソニック様は初年度から毎年出展しています。区画面積は最大規模の約1000㎡で、パナソニック様にとってB2GやB2B間の関係強化や事業拡大を図る最も重要な展示会となっています。当社は、ブース全体のデザイン・設計と施工を担当しました。
2023年、サントリー創業者・鳥井信治郎氏が山崎の地でウイスキーづくりをはじめて100周年を迎えます。山崎蒸溜所ではさらなる品質向上や蒸溜所の魅力訴求を主な目的として、周年改装工事を行いました。当社は、実施設計および造作・サイン工事を担当しています。
アニヴェルセル表参道開業25周年にあたっての大型改修工事プロジェクトです。当社はチャペル、カフェ、サロン、バンケット(3フロア)、フラワーショップの全面改装を担当しました。結婚式場としてだけの館ではなく、にぎわいのある新しい「記念日の館」として生まれ変わる、その想いを形にする象徴として、「表参道に新たな道をつくりだす」というコンセプトのもと、挙式後の新郎新婦が歩みを進めるこの道を介し、アニヴェルセルならではの幸せな空気感をより日常的に体感でき、お客さまによってさまざまな時が生まれるような場づくりを行いました。また、新たにリニューアルした各フロアにはそれぞれ特色を持たせ、自分たちだけの選択肢を広げられることで、そこから生まれる楽しさをより自由に表現でき、結婚式場としての利用にとどまらずさまざまなシーンで利用可能な空間を実現しました。加えて、各フロアの随所に「結ぶ、つなぐ」というデザインを忍ばせながら、「記念日の館」としての空間性を表現しています。
Green & Wellnessの二つを柱とした 「Modern Urban Village」 をコンセプトに掲げる麻布台ヒルズを舞台に、森ビルと慶應義塾が手を組み次世代の予防医療の実現を目指すイノベーション拠点となる予防医療センターのプロジェクトです。信濃町の同大学病院内から麻布台ヒルズ森JPタワー5階・6階の2フロアに拡張移転し、5階は受診者がご自身の希望に合わせて検査メニューをオーダーメイドできるパーソナライズド・ドックを提供、6階は新たに開設したメンバーシップ制の医療サービス「予防医療メンバーシップ」を提供します。A.N.D.は5・6階の診察室を除く共用エリアのデザインを担当しました。
H.U.グループホールディングス株式会社様の本社移転プロジェクトです。2022年にオープンしたH.U.グループの「価値創造拠点」であるH.U. Bioness Complex(東京都あきる野市)に対し、新社屋の役割を「未来創造拠点」と位置づけて、社員一人ひとりが「未来を描き、寄り添いつながり、自発的に成長できる」空間を目指しました。「一体になり・共鳴し・拡がる」をコンセプトとした有機的なデザインは、優しさと未来への期待を感じさせ、ヘルスケアの発展に貢献する企業としてふさわしい空間となっています。
大阪梅田にある赤い観覧車が目印の商業施設「HEP FIVE」の7階飲食フロアが、オープン以来初のリニューアルを実施しました。共用部環境を多く用意し、テナント区画内だけでなく、テイクアウト利用も促し、フロア名称「TAMLO(タムロ)」の通り、多くの方が集まるフロアへと変わりました。
北海道小清水町に誕生した「日常時・災害時の居場所づくりで、町のにぎわいと持続可能なまちづくり」を目指す、公民連携で取り組んだコミュニティ再生・防災拠点です。役場機能のほか、カフェやランドリー、フィットネスジム、コミュニティスペースなどを併設し、役場を従来の「用事がないと行かない場所」ではなく、新たに「自然と訪れる場所」に変化させることで、町が抱える過疎・高齢化の課題に向き合い、役場と町民が一緒になって町を盛り上げていくための中心施設となることを目指しています。
1931年創業のキャピタル・グループ様は、歴史ある世界有数の資産運用会社です。米国ロサンゼルスからジュネーブ、ロンドン、東京、シンガポールまで、世界各地で7,000人の社員が働いています。さらなる業務効率化に向けた機能向上、社員エンゲージメント向上のため、丸の内⼆重橋ビルへのオフィス移転プロジェクトです。当社は内装・造作・特殊照明・サイン工事を担当しました。1フロア3,000㎡の計画に加え、非常に限られた施工期間での対応となる中、各ステークホルダーと横断的に調整・推進を行うことで、プロジェクトの完遂に貢献しました。
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