25周年を迎えた「スパワールド ホテル&リゾート」(旧名称:スパワールド世界の大温泉)リニューアルにおいて、当社はプールのデザイン監修・演出工事とロビーの設計・施工を担当しました。大阪の観光スポットである新世界とスパワールド、双方の魅力であるエンターテインメント要素に加え、上質なホテル&リゾートの要素を掛け合わせた新しい施設としてデザインコンセプトを掲げています。プールエリアは「水と光で癒される大人のSPA」をテーマに、通天閣に面したインフィニティプールをはじめ、目玉となる3Dスクリーンにおいてはコンテンツ制作も手掛けました。本館ロビーは各階ごとにテーマを設け、フロアごとに異なった世界を楽しめる空間としています。
コンセプトは「共生」。東日本大震災の津波で被災した仙台市の荒浜地区に交流拠点を整備する事業です。世代や障がいの有無に関わらず集える「共生社会」をコンセプトに、アクティビティやイベントを楽しみ、防災・減災も学べる「ひろば」としました。敷地面積は1.3ヘクタール。敷地内にはカフェやコワーキングスペースなどが入る施設のほか、農園、障がい児なども遊べるインクルーシブな施設の3つのエリアで構成されています。クラブハウスでは大手通信会社と地元大学が共同開発したVR機器を活用し、「震災前後の荒浜地区」や「災害時の対応方法」について学ぶことのできる、子どもたちの防災学習の場となっています。事業は仙台市による防災集団移転跡地利活用事業の一環であり、資金面では国土交通省の補助金を活用しています。当社は取得申請や完了報告などのサポートを行いました。今回は第一期としてクラブハウスエリアを完成させました。地域に根付き共に成長する施設づくりを目指し、公園や屋内施設は、未来予想図に基づいて地域の方々と段階的に整備する計画となっています。
第6回中国国際輸入博覧会2023「パナソニックブース」のプロジェクトです。輸入博は中国市場の改革開放を世界にアピールすることを目的とした中国政府が主催する最大の展示会です。今回で6回目となり、パナソニック様は初年度から毎年出展しています。区画面積は最大規模の約1000㎡で、パナソニック様にとってB2GやB2B間の関係強化や事業拡大を図る最も重要な展示会となっています。当社は、ブース全体のデザイン・設計と施工を担当しました。
2023年、サントリー創業者・鳥井信治郎氏が山崎の地でウイスキーづくりをはじめて100周年を迎えます。山崎蒸溜所ではさらなる品質向上や蒸溜所の魅力訴求を主な目的として、周年改装工事を行いました。当社は、実施設計および造作・サイン工事を担当しています。
アニヴェルセル表参道開業25周年にあたっての大型改修工事プロジェクトです。当社はチャペル、カフェ、サロン、バンケット(3フロア)、フラワーショップの全面改装を担当しました。結婚式場としてだけの館ではなく、にぎわいのある新しい「記念日の館」として生まれ変わる、その想いを形にする象徴として、「表参道に新たな道をつくりだす」というコンセプトのもと、挙式後の新郎新婦が歩みを進めるこの道を介し、アニヴェルセルならではの幸せな空気感をより日常的に体感でき、お客さまによってさまざまな時が生まれるような場づくりを行いました。また、新たにリニューアルした各フロアにはそれぞれ特色を持たせ、自分たちだけの選択肢を広げられることで、そこから生まれる楽しさをより自由に表現でき、結婚式場としての利用にとどまらずさまざまなシーンで利用可能な空間を実現しました。加えて、各フロアの随所に「結ぶ、つなぐ」というデザインを忍ばせながら、「記念日の館」としての空間性を表現しています。
Green & Wellnessの二つを柱とした 「Modern Urban Village」 をコンセプトに掲げる麻布台ヒルズを舞台に、森ビルと慶應義塾が手を組み次世代の予防医療の実現を目指すイノベーション拠点となる予防医療センターのプロジェクトです。信濃町の同大学病院内から麻布台ヒルズ森JPタワー5階・6階の2フロアに拡張移転し、5階は受診者がご自身の希望に合わせて検査メニューをオーダーメイドできるパーソナライズド・ドックを提供、6階は新たに開設したメンバーシップ制の医療サービス「予防医療メンバーシップ」を提供します。A.N.D.は5・6階の診察室を除く共用エリアのデザインを担当しました。
BLUE NOTE PLACEは、多様な価値観やライフスタイルの人々が集う恵比寿の街と調和しながら、食と音楽と文化を融合させたダイニングとして、上質なライブミュージックやDJプレイを食事とともにカジュアルに楽しむスタイルを提案する新業態の店舗です。店内は吹き抜け2階建ての空間を贅沢に使い、ダイニング、バー、ラウンジ、個室、テラスと多様な利用シーンに対応するスペースを完備し、ダイニング・バー営業を主体としながら、テーブルチャージ(席料)でライブやDJなどをより気軽に楽しむことができる、食と音楽をシームレスに融合させた空間となっています。当社はデザイン・設計を担当しました。
H.U.グループホールディングス株式会社様の本社移転プロジェクトです。2022年にオープンしたH.U.グループの「価値創造拠点」であるH.U. Bioness Complex(東京都あきる野市)に対し、新社屋の役割を「未来創造拠点」と位置づけて、社員一人ひとりが「未来を描き、寄り添いつながり、自発的に成長できる」空間を目指しました。「一体になり・共鳴し・拡がる」をコンセプトとした有機的なデザインは、優しさと未来への期待を感じさせ、ヘルスケアの発展に貢献する企業としてふさわしい空間となっています。
大阪梅田にある赤い観覧車が目印の商業施設「HEP FIVE」の7階飲食フロアが、オープン以来初のリニューアルを実施しました。共用部環境を多く用意し、テナント区画内だけでなく、テイクアウト利用も促し、フロア名称「TAMLO(タムロ)」の通り、多くの方が集まるフロアへと変わりました。
北海道小清水町に誕生した「日常時・災害時の居場所づくりで、町のにぎわいと持続可能なまちづくり」を目指す、公民連携で取り組んだコミュニティ再生・防災拠点です。役場機能のほか、カフェやランドリー、フィットネスジム、コミュニティスペースなどを併設し、役場を従来の「用事がないと行かない場所」ではなく、新たに「自然と訪れる場所」に変化させることで、町が抱える過疎・高齢化の課題に向き合い、役場と町民が一緒になって町を盛り上げていくための中心施設となることを目指しています。
1931年創業のキャピタル・グループ様は、歴史ある世界有数の資産運用会社です。米国ロサンゼルスからジュネーブ、ロンドン、東京、シンガポールまで、世界各地で7,000人の社員が働いています。さらなる業務効率化に向けた機能向上、社員エンゲージメント向上のため、丸の内⼆重橋ビルへのオフィス移転プロジェクトです。当社は内装・造作・特殊照明・サイン工事を担当しました。1フロア3,000㎡の計画に加え、非常に限られた施工期間での対応となる中、各ステークホルダーと横断的に調整・推進を行うことで、プロジェクトの完遂に貢献しました。
三菱地所様から、グループ会社のMEC Industry様のオフィス内装材新商品アイデア提案および開発業務の委託を請け、数あるアイデアの中から、パーティションとOAフロアについて木質商品販売に向けた開発に取り組みました。2023年5月開催の「非住宅 木造建築フェア 2023」では、開発過程で制作したモックアップを三菱地所グループブース内で展示するために、設置可能なデザイン・設計検討も三菱地所様はじめブース各関係者様と連携して行いました。このフェアを経て関係者でフィードバックを行い、実際の販売に向けてデザイン面・施工面・調達面からモックアップをブラッシュアップし、三菱地所様の本社設置に至りました。乃村工藝社では設置にあたっての設計・施工にも協力しています。
千葉県の「観光コンテンツ高付加価値化促進事業」を活用した千葉県安房郡鋸南町の元名海岸の整備と実証実験イベントです。夏のハイシーズン以降の新たな海辺の活用を「海辺の時間」と名付け、2022年9月~11月にかけて事業を企画・実施しました。11月12日~13日に開催したスペシャルイベントでは、内房地域初にして最大規模の参加型スカイランタン&キャンドルナイト、流木など地域廃材を用いたアップサイクルアートの設置、内房の魅力を味わうグルメキッチンカーなど新たな海辺の体験を提供し、多くの方に来場いただきました。当社は、千葉県への申請に向けた事務局業務、計画立案、イベントの実証実験の推進(計画・デザイン・設営・運営・プロモーション)、効果検証、報告に至るまでの一連の取り組みを推進しました。
信頼のギアとアウトドアライフを提案する1914年創業の老舗アウトドアブランド「ogawa」の直営店「ogawa GRAND lodge」。ビギナーへの丁寧なレクチャーから、ベテラン向けの最新ギアの紹介、廃番になっている旧モデルのリペアサービスまで提供するアウトドアストアです。中国地方の直営店としては一号店となります。2023 年春、旧広島市民球場跡地に誕生した市民公園に生まれ変わった「HIROSHIMA GATE PARK」に立地し、同プロジェクトのリーシング業務を担当していた当社が、出店のご案内、デザイン・設計、施工まで携わりました。デザインにおいては、これまで展開されているストアよりもグレードアップした内装を提案し、HIROSHIMA GATE PARKに融合するストアとなりました。
国指定史跡である鷹山遺跡群・星糞峠黒耀石鉱山で、縄文人が黒耀石を採掘した様子を示す地層が、近年新たに発見されました。そこで、発掘された地層の姿を見ることができ、当時の縄文人の営みを体感できる展示室、「星くそ館」が開館しました。建物の外壁は、経年の錆により色合いが変化し、黒耀石の記憶を守り伝えるというメッセージが込められています。展示室内部は、長さ20m、最大高5mを超える地層が通路の両壁面にそびえ、発掘調査で発見されたそのままの姿で再現されています。地層には段状に積み重なった凹凸があり、これらは縄文人が黒耀石を求めて地中を掘り返した土砂によりできたものです。この地層のラインに合わせてプロジェクションマッピングを施し、当時の縄文人の営みの様子を映像で再現しました。産地の限られる貴重な黒耀石を求めて、幾世代にもわたり行われた採掘にかける縄文人の情熱を、没入感のある映像と大迫力の地層により体感することができます。
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