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Marunouchi Street Park 2021 Winter

Marunouchi Street Park 2021 Winter

2019年からスタートした「Marunouchi Street Park」は、丸の内仲通りの今後の在り方や活用方法を検証する社会実験プロジェクトです。 冬季は「すごそう、冬のストリート」を空間コンセプトとして、約300メートルにわたる3つのブロックごとに、イルミネーションを楽しみながら五感で暖かさを感じられるシーンづくりをおこないました。 ブロック1は「Wonder Dining!」をテーマに、イルミネーションを楽しみながら食事ができるグラスハウス、ツリーハンモックやビッグチェスなど、遊び心満載のエリアを企画しました。 ブロック2は「Wonder Lounge!」をテーマに、総合案内とショップを兼ねた2階建てのヒュッテを中心としながら、購入したXmasカードを投函する炎を疑似演出したポストやイルミネーション下で楽しめるビリヤード台の設置、ストリートピアノを楽しみながらファイヤーピットで暖かくくつろげるシーンを演出しました。 ブロック3は「Wonder Terrace!」をテーマに、ミラーを敷き詰めた「光の回廊」や、暖炉のフェイクファイヤーを囲みながらアーティストが制作活動をする「アーティスト in ファイヤーテラス」などを設えました。 (開催期間:2021/12/2~12/25) 当社主催 「目の不自由な方のためのイルミネーションツアー 2021 winter」 本ツアーは「対話」をテーマに、本当の意味での“誰も”が“居心地の良い空間体験”をしていただくためのウォーキングツアーです。 目の不自由な方をボランティアスタッフがエスコートし、イルミネーションが綺麗な冬の仲通り内の3ブロック(全長約300m)を 心も身体も温まるような対話をとおして楽しんでいただけるプログラムを目指しました。 “Marunouchi Street Park 2021 Summer”(8-9月)の開催時に、目の不自由な方の利用が見受けられたことから、生まれつき目の不自由な方へのヒアリングを実施 したところ、「私の行きたい場所は、一度行ってみて、良かった場所」、「初めての場所に行く時は最初の一歩が不安」、「丸の内が公園になっているなんて知らなかった」、そして「目が見えない分、想像力を含まらせて物事を楽しんでます」という結果が得られました。 そこで、「目の不自由な方にきちんと伝わる告知方法」、「安心なサポート付きでご案内すること」により丸の内の魅力を親切・丁寧に伝えることができれば、「また行ってみたい」と思っていただき、丸の内仲通りをもっと好きになってもらえるのではないか。そして“誰も”が「季節を感じ・つながり・すごせる」ことのきっかけづくりになってもらえるのではないか、という思いから、今回のツアーの実施に至りました。 <当社プロジェクトメンバー> 【プロジェクト統括ディレクター】鈴木 恵千代 【営業】石山 滋之、山本 仁美 【プランニング】CIC:齊藤 佑輔 【運営管理】CIC:安藤 薫 【デザイン】佐久間 統益、小澤 一樹、松原 美和 【建築アドバイザー】NAU:岡本 極 【制作】丸森 幸男、佐々木 郁弥、山口 悠太、川島 彩加 ~関連リンク~ 【お知らせ】 ・乃村工藝社主催 “Marunouchi Street Park Illumination Tour!” 【関連実績】 ・Marunouchi Street Park 2021 Summer

#コンベンション & イベント
HIRODEN etto

HIRODEN etto

広島県が推進する厳島港宮島口地区港湾整備事業に伴い、2020年2月より供用を開始した「宮島口旅客ターミナル」の隣接地にて、同年4月に開業した広島電鉄グループが運営する観光商業施設「HIRODEN etto」。 「DISCOVER MIYAJIMAGUCHI」をコンセプトとし、県内に本社を置く企業を中心に16店舗で構成しています。日常(地元)非日常(観光)の楽しみを広島らしさでもてなし、「楽しい、美味しい、新しい広島」を体験いただける施設として観光客は勿論、地域の皆様とのつながりによって、新たな広島の魅力を発信しています。   【社会課題/お客様の課題/ご要望】 地域の方々の生活動線でもある国道2号線の慢性的な渋滞緩和策として、都市計画道路の新設計画が浮上しました。これに伴い、埋立地拡張による老朽化した旅客ターミナルの再整備、広島電鉄グループ直営の観光物産施設と広電宮島口駅舎/軌道の移設が決定しました。 中長期的な段階開発のシナリオづくりと旅客ターミナル隣接地における広島電鉄グループが新設する施設の在り方について、宮島詣でのプロローグとエピローグに相応しい提案をしてほしいとの要望をいただきました。 【解決策】 宮島への通過点に終始する「宮島口」に「場力」を備えるための地域ブランディング視点での開発戦略構築が重要と考えました。 ・色のない宮島口に新たなアイデンティティを付与するためのネーミングやVI計画(※) ・未来の広島/宮島口への投資家を探す旅のようなリーシング ・瀬戸内海の水面を感じる照明計画や材木のまち廿日市を想起させる木材を積極的に採用する など、「宮島口のまちびらき・第1弾」に華を添える場づくり、空間づくりに、ソフト/ハードの両面から、アプローチしました。 これにより、県内事業者を中心に、新たな商いの場を提供することで、新たな雇用機会を創出し、県内での経済循環に貢献しています。また、行政主導型の再整備事業への民活による地域創生のモデルケースとして、広島電鉄グループの経営ビジョンである「人と人とをつなぎ、地域の魅力ある未来を拓く」を具現化し、後発開発への期待感を醸成しました。 (※)VI:Visual Identity(ヴィジュアル アイデンティティ)の略。ロゴマークやシンボルマークの図案を指す。 【お客様の声】 構想検討段階から具体的な施設計画に至るまで、ソフト及びハード両面から多大なご協力をいただいたことでコンセプト通りの施設を作り上げることができました。 宮島詣でのプロローグとエピローグにふさわしい施設として成長していくことを期待しております。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】森本 一郎 【コンサルティング・企画・ソフトディレクション】天間 真代 【リーシング】平木 貴章、森田 絵理 【デザイン・設計】土居 一美、尾﨑 友加里 【制作・施工】杉野 勝則 【プレ内監・内装監理】鈴木 俊道 【ブランディング】綿本 有里 【開業プロモーション・PR】軽部 大介、大浦 緋花瑠 ~関連リンク~ 【お知らせ】 ・「第54回 日本サインデザイン賞」銀賞ほか受賞のお知らせ

#アーバン & リテール
エスパル郡山

エスパル郡山

JR郡山駅に隣接するエスパル郡山の本館1階南側ゾーンをリニューアルオープンしたプロジェクトです。デイリーユースの回遊性を高め、お客様の多様なシーンに応え、暮らしのコーディネートができる多数のショップが出店しています。 提案した環境デザインコンセプトは【RAMBLING STATION TOWN】です。「ぶらぶら街歩きを楽しむように、駅に集い、心地の良いトキを過ごす都市型ショッピングセンター」をテーマに、モードかつ優しげな雰囲気で全体を包みました。具体的には施設ファサードに福島県郡山市=音楽活動の盛んな“楽都”から連想される、間接光をまとった『リズムラインボーダー』を配置しました。駅コンコースを包み込むように展開し、街行く人びととエスパル郡山の新しいパティオを作り出します。また施設内には『譜面』をデザインエレメントとした木と白のリズムラインで構成された折り上げ天井を中島テナント環境と連動させて配置しました。リズムある導きで、人びとを施設奥へ誘引します。エスパル郡山は都市型ショッピングセンターとして、幅広い年代のお客様に支持される場を目指します。  【社会課題/お客様の課題/ご要望】 ・2020年秋のコロナ禍と同時期に推進していたこともあり、集客商業の在り方が問われました。 ・2021年春の震災もあり、安全設計が強く求められました。 ・主動線を変えず既存リースラインを利用する環境のアップサイクルが求められました。 【解決策】 回遊動線のラインは既存ながら、床マテリアルを石畳風に一新し、一部に施設全体をつなぐ木マテリアルを取り込み、ぶらぶら街歩きを楽しむようなストリートとしました。施設の縦回遊の軸となる吹き抜け環境では既存意匠に“楽都”から連想される『リズミカルラインゲート』を追加することで施設全体のデザインシンボルとなる、“新・センターコート”としてリニューアルし、来館者に“モノ× コト× トキ” を複合したナチュラルでシンボリックなパーク環境を提供しています。街行く人びととエスパル郡山の新しいステージをつくり出しました。 <当社プロジェクトメンバー> 【プランナー】岡崎 広子、綿本 有里 【営業・プロジェクトマネジメント】上杉 宏之 【デザイン・設計】鈴木 健一、三浦 牧雄 【制作・施工】齋藤 丈平

#アーバン & リテール
東京ミチテラス2021

東京ミチテラス2021

東京駅周辺エリアは、「歴史」と「未来」と「文化」が共存する、多様な側面を持った街です。同エリアにおいて、年末の光のイベントは、1999 年の「東京ミレナリオ」の開催以来、恒例の冬の風物詩となっています。 さまざまな苦難が続くなか迎えた2021年は、「夜明けの光景」をテーマに、東京駅丸の内駅舎・東京駅丸の内中央広場・行幸通りを優しい光で染めあげ、訪れる人びとに新しい時代の幕開けを感じていただけるよう演出しました。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 東京の顔と言える歴史的建造物「東京駅丸の内駅舎」のスペシャル・ライトアップを通じて、社会にポジティブメッセージを送ると同時に、二酸化炭素の削減を図りたいとのご要望をいただきました。 【解決策】 東京駅丸の内駅舎から駅前広場、そして行幸通りに至るまで、“夜明けの空”をイメージした色彩でカラーライトアップ演出をおこないました。 樹木の光演出においては、産業廃棄物を極力出さず、樹木の生育に影響が少なく、さらにコストを軽減できる演出方法として、ストリングスイルミネーションではなく、レンタル照明機材によるライトアップを選択しました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】熊谷 健 【企画・デザイン・演出】 CIC:津山 竜治 【プロダクトディレクション】小林 拳、千葉 崇弘

#エンターテインメント
エスパル仙台II

エスパル仙台II

エスパル仙台IIでは、2008 年の開業から13 年となる2020年6月に全面リニューアルに向けたプロポーザルコンペが開催され、当社が選定されました。 東北一の感度の高さに磨きをかけ、お客様のライフスタイルの一歩先を行く提案ができる新たなセレクトショップゾーンへ生まれ変わるために提案した環境デザインコンセプトは【MORI TERRACE】です。「どこよりも居心地が良く」「日常にインスピレーションを」をテーマに、有機的なラインとアースカラーを基調に全体を構成し、モードかつ優しげな雰囲気で全体を包みました。 具体的には『ビッグオーニングとグリーン』を外部広場に展開し、街行く人びとと本施設の新しい結節点を作り出しています。また施設内には『木漏れ日』をデザインエレメントとした天井部のライトコートを通路環境と連動させて配置しており、木漏れ日の導きで人びとを施設奥へと誘引します。洗練された感度の中に“くつろぎ×遊びゴコロ”を感じさせ、次世代の価値観を持つ幅広い年代のお客様に支持される場を目指します。  【社会課題/お客様の課題/ご要望】 本プロジェクトのスタートは2020年8月で、コロナ禍に計画を推進することになり、集客商業の在り方が問われる開発案件でした。 テナント出店交渉も難航する中、主動線の9割を既存ライン利用する、環境のアップサイクルが求められました。また、集客の場だけではなく、“街行く人びととエスパル仙台との新しい結節点”を作り出し、さらに人びとを施設奥へ誘引し拡散することも要望されました。  【解決策】 街行く人びととの結節点として外部広場に「どこよりも居心地が良いビッグオーニングとグリーン」と、「日常にインスピレーションを提供するLEDビジョン」を設置し、エスパル仙台の最北端にある本施設の情報発信型広場として、イベントやテナントに関する情報を街行く人びとに発信しています。 また、今後のコンテンツ開発のヒントにもなり得る、施設側とお客様側の双方向からメディア媒体へ発展していくことも視野に入れた、訴求性の高い映像が流れることで、街行く人びととエスパルとのつながりを生み出し、人びとを施設奥へ誘引し、通過型施設から、「感じて・触れて・発信して」いただける場となることを目指しました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】 上杉 宏之 【企画】 渡会 ちひろ、中村 真悠 【デザイン・設計】 鈴木 健一 【構造設計】 小松 泰造 【制作・施工】 佐藤 辰夫

#アーバン & リテール
おこめぶらん 南青山本店

おこめぶらん 南青山本店

日本最大級の老舗米卸「神明グループ」が手がける、“おこめぶらん”のコンセプトショップです。おこめぶらんは、「まいにちを、整える」というビジョンを掲げる米ぬか専門店ブランドであり、本店舗は「FACTORY SHOP」「EAT IN CAFÉ」「KITCHEN LAB」という3つの空間から構成される新しい都市型店舗を目指しています。おこめぶらんのすべての商品は、製造工程から輸送工程まで徹底的にこだわり抜かれています。その商品の魅力を最大限に届けるために、従来の物販・カフェ機能に展示機能を加えた「FACTORY SHOP」を考案しました。製造工程をわかりやすく伝える展示機能や銘柄ごとに玄米・もみ殻・白米・米ぬか・産地の風景を手に取り、学べる機能を付加しています。また、キッチン×オフィスを見える化した「KITCHEN LAB」を併設してワークショップを開催するほか、日ごろ見ることのできない商品開発の様子を発信する空間をデザインしています。当社は2021年2月オープンのおこめぶらん一号店(ルクア大阪)より参画し、店舗の設計施工に加え、ブランド名称やビジョンを設定するリブランディング、ロゴやパッケージデザイン・商品やカフェメニュー開発への監修など、全般的にサポートさせていただいております。

#アーバン & リテール
北九州市総合観光案内所

北九州市総合観光案内所

北九州市の玄関口であるJR小倉駅の公共連絡通路内に新設された観光案内所です。 今後も増大する外国人旅行者をはじめとした観光客の満足度向上と市内周遊の促進を目的に、築約15年経過した既存案内所を閉鎖して、同じ駅構内で場所を移動し、拡張新築することとなりました。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 旅行者にとって利用しやすく居心地の良い空間を作ること、旅行者自身でも観光情報を検索できるようコンテンツの更新可能なデジタルサイネージシステムのハードとソフトも整備すること、外国人旅行者を考慮した外貨両替機などの設置を考慮した設えであること、そしてJNTO(日本政府観光局)認定※1の最高基準「カテゴリー3」※2 の機能を満たし得る案内所とすることなどのご要望がありました。 【解決策】 上記のご要望を満たしたことに加えて、withコロナ時代でも通用する案内所にすることを目標に企画提案しました。 「日本を味わえる九州の玄関口」をコンセプトとし、ものづくりの聖地でもある北九州市の先進性を表しつつ、城下町小倉の伝統デザインも織り込み、内装素材も厳選して安全で清潔な空間を保てるデザインを提案しました。 機能としてはモニターを使った非接触の対面システムや、旅行者がSNSを使って口コミの旅行情報をアップし公開できるシステム、そして夜間は外壁ガラス面が丸ごと北九州市の魅力を発信するサイネージとなる設えなどを提案し採用されています。 北九州市らしい革新的なデザインと、清潔感のある白で統一されており、全面ガラス張りで明るく開放的な立ち寄りやすい雰囲気を醸し出す設えとしています。グレーを基調としたモダンな駅構内にデザイン的に調和しながらも、小倉織をイメージしたデザインや賑わいの要素を取り込むことで案内所としての主張もしています。 北九州市の玄関口、JR小倉駅で、北九州市の魅力を内外のお客様に伝えながら旅の期待を高める象徴的なデザインとなっています。 【お客様の声】 本市が観光案内所として作り出したいと考えていた空間を、提供するサービス等から具体的にデザインに反映し、「北九州市の玄関口」に相応しい観光案内所を形にしていただきました。 駅構内という制約が多い場所にも関わらず、豊かな発想力と高い技術力により、多くの課題を解決することができました。 本市を訪れる多くの観光客の皆さまにご、これまで以上にご利用いただける施設になると期待しています。   ※1. JNTO認定外国人観光案内所の認定制度について: JNTOでは、観光庁が定めた「外国人観光案内所の設置・運営のあり方指針(平成24年1月制定、平成30年4月改定)」に基づき、平成24年度より、外国人観光案内所の認定制度を運用しています。 本認定制度は、案内所を立地、機能等により3つのカテゴリー及びパートナー施設に分け、認定するものです。認定は、3年ごとの更新制とし、JNTOによる通訳サービスや研修会の実施等の支援サービスを提供することにより、全国のJNTO認定外国人案内所の機能充実と質の向上を図っています。 ※2. 最高基準「カテゴリー3」とは: 常時英語による対応が可能。その上で、英語を除く2以上の言語での案内が常時可能な体制がある。全国レベルの観光案内を提供。原則年中無休。Wi-Fi あり。ゲートウェイや外国人来訪者の多い立地。 <日本政府観光局HPより> <当社プロジェクトメンバー> 【開発】添田 悟 【営業・プロジェクトマネジメント】添田 悟 【企画・デザイン・設計】西村 智恵里 【制作・施工】肱黒 一哉

#パブリック
熱田神宮 剣の宝庫 草薙館

熱田神宮 剣の宝庫 草薙館

熱田神宮は三種の神器のひとつ草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)を奉斎するお社であることから、古来、各時代に亘って刀剣の奉納が連綿としてなされてきました。 剣の宝庫 草薙館は、国宝・重要文化財の刀剣をはじめ、古くより祈りを込めて神様に捧げられた刀剣、約450口を収蔵する熱田神宮ならではの刀剣専門展示館です。刀剣類のほか、刀剣にまつわる絵画や文書史料をご鑑賞いただけるほか、実物の日本刀(刀・脇指)や実際の長さや重量で作製した大太刀 朱銘 末乃青江(太郎太刀)と千代鶴國安(次郎太刀)の二振りの重さを感じることができる体験コーナーを設けています。 当社は、館内のグラフィック、刀剣展示の解説、映像制作を担当いたしました。 映像では草薙館の名前の由来でもある、「草薙神剣~伝来神話」をテーマとしました。草薙神剣の誕生神話と熱田神宮がお祀りする由来神話を、たおやかな絵巻物風に紹介しています。 BGMにもこだわり、日本に古くから伝わる雅楽器の調べで始まり、オーケストラの音色を加えた壮大な神宮誕生の瞬間を伝えました。 刀剣展示の解説モニターでは、刀剣展示の鑑賞セオリーを踏襲しつつ、文字を大きく振り仮名を多く振ることで、より幅広い世代の方が読みやすくなるようにしました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業】山本 泉一郎、渡邉 恭子 【企画・グラフィックディレクション、映像ディレクション】下國 由貴 【什器デザイン】三宅 大朗

#パブリック
LOQUAT 西伊豆

LOQUAT 西伊豆

西伊豆の土肥地区にある旧鈴木邸という母屋と3つの蔵からなる大きな邸宅は、江戸時代より地域の中心的な存在として親しまれてきました。“古美と過ごす価値”を念頭に、このたび宿泊2室のオーベルジュとして各建屋と外構を改修しました。 母屋は閉塞感のある間取りを見直し、上下左右へと空間の広がりをもたせて現代の快適性を確保しました。3つの蔵は各々がもつ空間的個性を活かして最低限のデザインを加えることで昔の雰囲気を継承したいと考え、2棟を贅沢な屋外露天風呂をもつ宿泊棟へ改修し、1棟をラウンジとスパを兼ねた機能としました。 周辺の宿泊施設とも掛け合わせられ、地域に溶け込みそして愛されるオーベルジュが実現しました。   【社会課題/お客様の課題/ご要望】 土肥は、長きにわたり温泉旅館街として人気を得てきた一方で、飲食店のバリエーションが少なく、観光拠点となるカフェや西伊豆の食資源を活かした観光コンテンツがないことなどから、観光客の回遊消費の少なさが長年の課題でした。 この施設整備は事業収益性優先ではなく、この地域のためになる施設にすること、そして観光客ならびに地域住民に受け入れられ愛され続けるような施設にして欲しいというご要望でした。   【解決策】 当社では建物がこの土地で積み重ねてきた時間の経過を尊重し、各建屋が持つ味わいを見つけ出し、それらを魅力へと変えられる設計とデザインが必要だと考えました。 既存不適格の建築物の構造的な負担を考慮しながら間取りを見直し、母屋は奥行きのある小屋組み、ラウンジとした一ノ蔵は粗く塗られた左官壁面、宿泊棟の二ノ蔵はダイナミックなワンルームの空間性、三ノ蔵は二階建ての縦への広がりと板壁の裏に隠されていた土壁など、各建屋の味わいを尊重するとそれがそのまま各施設の魅力そのものになりました。   【お客様の声】 短納期のなか、極めて品質の高いデザイン・施工技術をもって土肥の歴史を代表する旧鈴木邸を再生していただいた結果、「LOQUAT 西伊豆」に来られる観光客のみならず、地域住民の方も毎日のように来館いただき、日々の生活のなかでほんの少しの豊かさを提供する憩いの場となることができました。 連日、宿泊棟のみならず、レストラン、ベーカリーやジェラテリアに関しても、満席や売り切れが続くほどの賑わいを見せています。   <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】平塚 慎也、八木 信之 【企画】二宮 咲 【デザイン・設計】小糸 紀夫、井上 裕史、中島 忠宏、手塚 亮太郎 【制作・施工】遠藤 淳、井上 敬之、菊地 野原 

#ホスピタリティ
設楽町奥三河郷土館

設楽町奥三河郷土館

愛知県山間部の豊かな自然に育まれた「設楽町奥三河郷土館」は、旧館のメッセージ「ふるさとのくらしとこころを伝える」を継承。新設の道の駅したらに併設し、まちづくりの中核施設として一新しました。大正期から収集してきた地域の宝、数多の貴重な資料で展示空間を埋め尽くしています。設楽町産の桧材格子組をモジュールにした、更新が容易な格子の展示空間は、将来にわたって地域固有の空間インフラとして活用が可能です。 来館者は、豊かな森の情景から生きものの多様性、考古・歴史をたどり、民俗の豊富なコレクションに包まれ、いまも受け継ぐくらしの知恵を知ることができます。作り手と使い手の関わりから、行動と意識変容のリレーションを生み出し表現することで、持続可能なライフスタイルへの気づきを目指しました。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 1)町の総合計画、森づくり計画に位置付けた、設楽町産材の利用拡大による施設づくり 2)旧郷土館の老朽化に伴い、継承してきた数万点にも及ぶ資料展示と充実した展示環境 3)南の玄関口に立地し、北部や域内資源への案内、フィールドミュージアムとしての再生 4)旧郷土館の手づくりの展示物の再利用、受け継がれてきた“結”の精神の可視化 5)国指定重要無形民俗文化財「田峯田楽」をはじめとして地域資源の映像アーカイブ化 【解決策】 設楽町の指針に沿った奥三河郷土館の展示室は、設楽町産の桧材を現地調達して格子組に加工し、設えています。展示物である民俗資料は、江戸~大正・昭和期当時の木材による自作した民具コレクションを守り受け継いでいます。100年の時を超えてつながる人びとの豊かな森への意識や価値を考え、メッセージする地域固有の空間としてデザインしています。 展示は、豊かな森の情景再現ジオラマから始まり、生きものの多様性・地質などの自然史、考古・歴史をたどることで地域の資源を知るとともに、民俗では往時のくらしをシーン造形で再現。“結”の精神を表現し、民具コレクションを活き活きと感じさせています。展示により「ふるさとのくらしとこころ」に触れ、厳しい山間部を生き抜いた先人たちの知恵と工夫を伝えています。 【お客様の声】 旧館の「ふるさとのくらしとこころを伝える」の継承、分かりやすい展示テーマ構成、展示の更新性、設楽町産材の活用など、多肢にわたる課題を貴社の豊富な経験と技術によって実現していただきました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】栗田 徹也、髙井 照子 【デザインディレクション】志水 俊介 【企画・デザイン・設計】井戸 幸一、宮越 庸一、遠藤 信之 【制作・施工】高橋 浩一郎、末崎 武

#パブリック
KADODE OOIGAWA

KADODE OOIGAWA

緑茶・農業・観光の体験型フードパーク。マルシェ、レストラン、カフェ、キッズパーク、テナント店舗で構成される県内最大級のマルシェです。地域の農家の所得向上、地域観光のハブとなる場を創出することを目的とし、大井川農業協同組合、島田市、大井川鐵道、中日本高速道路㈱ 4者連携事業として進められました。 当社は基本・実施計画からデザイン・設計・施工、テナントリーシングまでおこないました。なお、このプロジェクトはトコナツ歩兵団プロデュースのもと、当社を幹事会社とする設計JVを設立し、プロジェクトの中心的な立場で開業までの業務を推進しました。   【社会課題/お客様の課題/ご要望】 【農業振興】と【地域振興】がキーワード。 この地域は日本有数の緑茶の産地で、お茶農家の方々はその品質について絶対的な自信を持っているものの、緑茶離れが進むなか、その価値の打ち出し方や売出し方がわからないという課題を抱えていました。また大井川鐵道のSLや大井川流域の豊富な観光資源がありながら、観光客を思うように呼び込めていないという課題もあり、この地域の観光のハブとなる拠点を創出するという目的もありました。 特産品を魅力的に発信し地域農家が自信をもって売れる場づくり、地域の方が地元の魅力に気づき誇れる場の創出という課題に取り組みました。   【解決策】 1.地元に愛されること。2.地域の資源を生かすこと。3.わかりやすく伝えること 地域や農家の方にとって「当たり前」のことがいかに価値のあるものであるか、他の地域の人にとって魅力的なものであるかという考えを伝えていきました。そこにエンターテイメント性やデザイン性を加え他にはない体験にすることで、価値を付加し、魅力的な商品・サービスに仕立てていきました。 大井川鐵道の新駅も開設され、これまでこの地域になかった複合商業施設としたことで大きな話題となり、連日多くのお客様で賑わっています。   <当社プロジェクトメンバー> 【営業】西本 彩、岩佐 圭介 【企画】乃村 隆介 【デザイン・設計】田村 憲明、藤村 完、荒井 翠 【制作・施工】中村 美行、才木 祐来、吉田 明弘、宇田川 宙、川谷 隼裕 【リーシング】西本 彩

#パブリック
湖池屋GOGO!ファクトリー

湖池屋GOGO!ファクトリー

湖池屋様にとって九州初の生産拠点となる九州阿蘇工場において、熊本をはじめ、九州の皆さまに笑顔をお届けする取り組みの一つとして、湖池屋の歴史と創業以来のこだわりを体感いただきながら、工場見学やオリジナルポテトチップス作りを体験することができる「湖池屋GOGO!ファクトリー」を新設されました。 九州阿蘇工場での工場見学を通じて、湖池屋様の魅力を地域の方々へ訴求できる施設となっております。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 所在地である益城町は熊本地震で被害のあった地域であるため、新工場を稼働することによる雇用の創出、高付加価値商品をはじめ、定番の商品まで生産することによって、地域の復興や活性化につなげていきたいとお考えでした。 そのなかで、熊本をはじめ、九州の皆さまに笑顔をお届けする取り組みの一つとして、湖池屋様の歴史と創業以来のこだわりを体感いただきながら、工場見学やオリジナルポテトチップス作りを体験することができる施設を計画されました。 【解決策】 2016年にリブランディングされました「新生・湖池屋」の“ポテトチップスの老舗”としてのイメージを感じられるように、エントランスにはのれんを使用し、「湖池屋 文化思想図」という歴史を知ることができる巨大グラフィックを配置いたしました。また、来場者が施設内に入ると一転、明るく白い空間が広がり、湖池屋様が「イケイケ!GOGO!」の精神で“もっとおいしい”を生み出されていることを表現いたしました。 オリジナルポテトチップス作り体験においても、ロの字型カウンターを使った「板前スタイル」で体験することができ、来場者の方とのコミュニケーションを重視いたしました。 【お客様の声】 非常に短納期の中、高いクオリティの施設をご制作いただきました。 弊社のもつこだわりや目指している企業イメージを大変よくご理解いただき、製作物として形に表していただきました。 今後、地域の方々とのコミュニケーションの場として大いに有効活用できると期待しています。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】有賀 ひとみ 【企画】柳原 朋子、望月 美那 【デザイン】田村 憲明、山田 明加 【グラフィック】暉峻 大信 【制作】森田 智昭

#コーポレート
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