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パナソニックグループパビリオン「ノモの国」は“Unlock your nature”をコンセプトに、感性を分析する技術と五感を揺さぶるような体験を通して子どもたちの可能性を引き出すパビリオンです。パナソニック ホールディングス様の最新技術を活用しながら、自然の地面を歩くような触覚を引き起こすタイルやメタリックな質感を持つ天然木の仕上げ、3Dプリントと融合したデザイン手法を用いることで、「ノモの国」の世界観に調和した空間デザインを実現しました。タイルの再利用性や生分解性樹脂プリントをはじめ、サステナビリティにおいても先進的な設計施工手法をとりいれながら、子どもたちの未来のために何ができるかを軸とした空間・体験デザインアプローチを行いました。
八幡屋礒五郎(やわたやいそごろう)様は1736年に長野の地に創業し、「信州土産といえば七味」というイメージをつくり上げた老舗企業です。2024年に七味缶販売100周年を迎えた記念事業の一環として、自社の菓子製造作業室と倉庫を改修し、七味唐からしの研究開発の場をオープンしました。B to B向けのコラボレーション商品の商談ラウンジとテストキッチン、お客さまや社員同士の交流拠点、ショールーム機能を兼ね備えた新施設です。
福岡県北西部に位置する鞍手町(くらてまち)はかつて九州・筑豊炭田の一角を担うことで発展していきました。本施設は鞍手町の炭鉱の歴史を「体験」を通じて学ぶことができる博物館です。展示構成は、導入部の「年表」、暗闇を用いて演出した「坑道再現」、採炭現場の「ジオラマ再現」、そして当時の労働者や記録者による談話を撮影・編集した「語り部」と、大きく4つのゾーンに分かれています。260㎡という限られた展示面積を最大限生かしながら、各ゾーンに特徴を持たせることで、来館者にさまざまなアプローチで訴えかけ、興味を持ってもらえるよう設計しました。
静岡県の伊豆半島西部に位置する旅館の改修計画です。万葉集に詠われた「明けてしまうのが惜しい、素晴らしい夜」に由来する「あたら夜 西伊豆」の第2期、第3期リニューアルのプロジェクトとなります。第1期ではスイートルームとバーを改修、今回の第2期で客室の改装をし、第3期でファサード・ロビー・ルーフトップテラス(足湯)・共用廊下・ライブキッチンを改装するなど、全面改修を当社で担当しました。若年層のカップルや夫婦でくつろげる心地よい広さの客室、足湯をしながらマシュマロを焼いて食べられるロビー、西伊豆の水平線を見ながら楽しめる足湯付きのルーフトップテラスという夜を楽しめる体験をつくり出しました。
建築設計からインテリアデザイン、外構デザインまで住宅1棟丸ごとの設計・デザインを行いました。敷地は目の前に日本海を望む土地で一帯には複雑に入り組んだリアス海岸が広がり、「洞門」と呼ばれるダイナミックな地形の景勝地として知られています。一方、周辺に目を向けてみると迷路のように入り組んだ路地が独特の街並みをつくり出しています。これは、北風が吹き抜けるのを防ぐために交差部がクランクした枡形構成というこの地域ならではの特色です。その特有の路地構成を1階平面に採り入れることで建築ボリュームを分節し周辺環境との調和を図っています。外観やエントランスホールはリアス海岸をモチーフとした地形のような構成となっており、南側からセットバックすることで街並みとの連続性を確保しています。一方、北側のファサードは周囲より1段立ち上げ、立体的な桝形構成のような形状とすることで北風が街へ吹き抜けるのを防ぐことを意図しています。外部仕上に関しては、下部が岩肌で上部に木が生い茂るリアス海岸の外観的特徴を建築にも呼応させるべく、下層には洗い出しによって骨材をあらわにした岩のようなコンクリートを、上層には杉板型枠による木目調のコンクリートを採用しました。表面に現れてくる骨材も杉板型枠材も共に地域で採取できる材料を利用しており、その土地ならではの素材による表情が、立地固有の情景を未来に紡いでいくことを期待しました。加えて、この2段構成は、内部空間の仕上げにも適用することで建築との統一感をつくり出し、内外の一体感の醸成にも貢献しています。
阪神・淡路大震災から30年が経過し、震災を経験していない世代が増える中、震災直後の1997年につくられた神戸港震災メモリアルパークの改修を行いました。震災時のまま保存されている遺構と復興した神戸の街を対比して展示することで、地震の恐ろしさと街を復興させた神戸の人々の力強さを象徴的に伝えています。展示をリニューアルするにあたり、震災を経験していない若い世代にも理解しやすい内容に展示を再構成すると共に、近年増加している外国人観光客の方に向けて、展示グラフィックや映像の多言語化も行いました。また新たな展示要素として、遺構の震災前・震災時・震災後の状況を比較できるARコンテンツも制作しました。国内外・年齢問わず多くの人々にこの場所を訪れていただき、震災の記憶と教訓を未来へ継承する場所としてあり続けることを目指し、リニューアルを行いました。
本ホテルは那覇市の国際通り近くに位置し、客室数は全88室です。4つのレストラン、プール、ジェットバス、サウナ、ジムなど、多様な空間を内包しています。沖縄ならではの多様な文化が融合したミックスカルチャーからインスピレーションを受け、ミッドセンチュリーモダンをデザインコンセプトとし、まるで昔からそこに建っていたかのような物語性のあるホテルを目指しました。
東日本大震災の被害からの地域医療の復興と、大規模情報化に対応した新たな医療の構築を目指す「東北大学東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)」では、医療情報とゲノム情報を複合させたバイオバンクを構築しています。これまで、同じ病気に対して同じ薬を飲んでも効く人と効かない人がいる違いなどは、詳細が解明できていないために“体質”といった曖昧な言葉で説明されてきました。しかし、ヒトゲノム解読完了以降、ゲノム配列の細かな個人差が“体質”の差を生みだすことがあることが徐々に明らかになってきました。ToMMoは東北で2013年からたくさんの人からさまざまな情報や血液などの生体試料を提供いただくコホート調査を行い、解析をして、日本人ゲノム情報を高精度かつ低コストで解析可能とする「ジャポニカアレイ®」という遺伝子解析ツールも開発してきました。次世代の医療をつくるためには、さらに大規模なデータを、広い世代に協力を募り、集めることが必要です。そのような活動を認知していただくため、ToMMoは仙台市科学館3階の「生活と科学 ~ワンダーサイエンスルーム~」に常設展示を設置しました。当社は展示の企画・デザインなどを担当しています。誰にでもわかりやすく伝えるため、来館者が小さくなって人の体内を旅するというストーリー性のあるグラフィックやタッチパネルゲームで、細胞やゲノムなどについて紹介し、ToMMoの目指す一人ひとりに合わせた次世代型医療についての紹介をしていきます。「世界で一人のあなた、違うことを大切に」という多くの人に向けたメッセージも表現しています。
富士フイルムビジネスイノベーション様の「Green Park FLOOP」は、大人の新たな発見と子どもの学びや自由な発想が循環する場として、さまざまな複合機関連の技術を体験しながら、環境問題や富士フイルムビジネスイノベーションの技術をわかりやすく学び、サステナブルな地球の未来を探究する体験型施設として2024年にオープンしました。4つの体験展示ゾーン(Studio、Technology、Think、Action)では、未来の街づくりや複合機技術、環境問題についてインタラクティブに学べます。併設のCafe&Co-workは「循環」をコンセプトに環境配慮型メニューを提供しています。施設全体を通じて、同社の環境への取り組みや技術革新を表現しつつ、来場者がサステナブルな未来について考え、行動するきっかけを提供しています。大人から子どもまで楽しく学べる、地域に開かれた新しい学びの場を目指しました。
本施設は特別天然記念物“アマミノクロウサギ”の保護研究施設です。施設名の「くるぐる」はシマグチ(奄美の方言)で「黒々とした」という意味で、アマミノクロウサギの毛色と、命がぐるぐると循環するイメージを表しています。ここでは来館者がウサギのスケールになって夜の森を冒険することができます。急に飛び出してくる車や巨大な天敵に驚き、自分より背の高い草花をかき分けてブラックライトに反応する森の生き物たちを探していきます。ウサギの視点になることでその気持ちや恐れに気付き、共感を育むきっかけとなるよう設計しています。さらには、保護されたウサギの治療室を来館者に完全公開することで、交通事故などで怪我を負っている現実を提示し、奄美大島の自然に抱かれながら、保護したウサギを野生復帰まで見守り、人とウサギの共生について考える施設となっています。
仙台市にオープンしたマルハン仙台苦竹店内の「REVERSE AREA」は、パチンコホールの熱気とは対照的にくつろぎを感じることのできる、新感覚のレストスペースです。ホールの熱気とくつろぎの空間との組み合わせを連想させるものとして、サウナ・水風呂・外気浴の流れに着目し、癒しとリラックス効果のあるコンテンツを室内に採用しました。水の癒しを最大限感じられるコンテンツとして、水盤を揺らして波紋の揺らぎを空間に映し出す装置、瑞々しい森林香のアロマ、オリジナルヒーリングサウンド、椅子もリクライニングチェアとボウルタイプチェアを選定し、あらゆる感覚で“くつろぎ”に浸れる場所としました。当社は、企画・基本構想、デザイン・設計、制作・内装施工、什器制作、サイン・グラフィックデザイン業務を担当しています。
グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)南館は、55店舗のショップ&レストラン、2つのホテルやオフィス、ウェルネス施設、MICE 施設などの多彩な機能を兼ね備えた複合施設です。最先端の都市型ライフスタイルの先駆けとして、国際色豊かなレストランやショップが出店しています。関西最大級の都市型スパには、天然温泉やうめきた公園を見渡せるインフィニティプールが備わり、ウェルネスハブとして、健康や美容、エクササイズ、リラクゼーションなど高い付加価値を有する体験を提供します。また、地下1階にはグローバルメディア「Time Out」が監修する大規模フードマーケット「タイムアウトマーケット大阪」がオープンしました。
明治記念大磯邸園は、2017年に「明治150年」関連施策の一環として設置することが閣議決定されたもので、歴史的建造物である邸宅と庭園を一体的に見せるものとして整備が進められています。2024年11月に公開となった大隈・陸奥地区では、邸宅の建築的特徴や見どころ案内、ゆかりの人物の功績や人柄を伝える展示、歴史的建築物の補修・強化を図る改修プロジェクトを紹介する映像コンテンツの企画・制作を行うと共に、家具調度品や室内装飾品類の補修も当社で手掛けました。模型を用いて、かつての建物と現存する建物の違いを分かりやすく視覚的に表現し、その屋根部分を昇降可能とすることで外観だけでなく部屋割りの違いも見て取れる展示は、来園者にも好評を博しています。
パリのフレンチレストラン「Restaurant KEI」の小林 圭シェフと、室町時代後期創業の和菓子屋「とらや」がつくるレストランとして、2024年4月にオープンしました。伝統と新しさが共存し多様な食文化が楽しめる東京・銀座で、フランス料理の域を超え、何にもとらわれず、自由な発想で、美食の革新を追求するレストランをつくりたい。料理人に限らずここで働く人誰しもが食材を学び、研究し、美食の真髄を来店されたお客さまと分かち合い、料理だけでなく、ここでの体験全てがお客さまの心を満たすものであってほしい。小林 圭シェフのそんな思いを体現した、いわば“美食の研究所”、それが「ESPRIT C. KEI GINZA」です。レストランは、料理を生み出す要であるオープンキッチンを中心としたライブ感のあるカウンター席と木のデザインで覆われたテーブル席を持つメインダイニング、そして研究所をイメージしたプライベートキッチンの個室で構成しています。フランスは石の文化、日本は木の文化といわれています。このレストランは両国の文化を織り交ぜながら、石と木が調和したフランスと日本の文化が出会う新しい空間です。フロア全体にわたって設えた天井デザインは伝統市松パターンから、洞窟のような革新的インスタレーションへと変化するダイナミックな構成で伝統と革新を表現しています。
1586年創業のフランスのクリスタルメゾン「Saint-Louis(サンルイ)」と小林 圭シェフが織りなす新しいスタイルのバーです。伝統に裏打ちされた「Saint-Louis」のクリスタルグラスで提供されるドリンクと共に、シェフが創造する料理とデセールを堪能できます。サービススタッフとシェフがつくり上げる2列構成の新しいバースタイルで、伊達冠石(だてかんむりいし)で構成した特注のカウンターは調理シーンと共に舞台のように浮かび上がります。バーの奥にはテラス席を計画し、日本庭園をベースに上り庭を配し、屋上への階段と共に立体的にデザインしています。「Saint-Louis」と「とらや」、日仏を代表する老舗ブランドのもつ伝統や歴史を空間に表現するにあたり、本物の素材にこだわりながら仕上げています。1列目カウンターの天板には2000年を超え地中に眠り化石化した木といわれる神代杉、2列目カウンターには同じく長い年月の地殻変動によって生み出された伊達冠石を用いて構成しています。フランスと日本、両国の文化が出会うことで石と木が調和した空間に、随所に散りばめられた「Saint-Louis」のクリスタルの輝きが、フランスのエスプリを添えています。
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