Works

コートヤード・マリオット銀座東武ホテル

ファーストビューの画像

撮影:Nacása & Partners Inc.

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概要

コートヤード・マリオット銀座東武ホテルのリニューアルプロジェクトです。開業時から時代の転換点として、快適性の向上、特徴あるホテルレストランの計画など、新たなホテルに進化させていくための取り組みになります。

計画は宿泊・宴会・レストランの各機能を有するフルサービス型ホテルとしての魅力を保ちながら、アフターコロナで復調するインバウンド需要も捉え、機能・デザインの両面でバージョンアップさせるため、開業以降初めて全館を休業し、大幅なリニューアルを行いました。 本リニューアルに当たっては「GINZA CONTRAST」をコンセプトに、「観光、観劇、ショッピングなどハレを楽しみ華やかさや王道感がある街」、「自分の日々になじんで、人生に寄り添うような当たり前のように使える良さがある街」という二面性が銀座ならではの魅力であり、両方を併せ持つことを大切にしながら、「仕事」と「遊び」、「仲間」と「自分」、「旅」と「暮らし」を明確に切り分けることなく、訪れる人が自由かつ気軽に行き来できる、新しいホテルの楽しみ方や過ごし方を提案しました。
当社は、レストラン業態開発、テナントリーシング、客室・レストラン・バーの内装設計とデザイン監修および内装施工を担当しました。

課題・要望

・1階レストランはリニューアル前にレストラン、カフェの2店舗で運営をしていましたが、新たなレストランにはひとつの空間でさまざまな顔を持ち、それぞれのゲストが自由に過ごせる場所とすること
・新たにテナント区画を設け、魅力的なテナントを誘致することで顧客体験の幅を広げること
・銀座を訪れた来街者が日常的に利用したいと思える場所とすること
・地下1階の「バー光琳」では、今まで培ったブランドをベースに新たなコンテンツを提供することでさらなる価値向上につなげていくこと
・客室は限られた広さでありながら、くつろぎと仕事の両方の用途で使える空間とすること
・水回りを一部改修し、快適性を高めること
・ソライエプラスワークと提携したワークエリアを新設し、ホテルの使い方の幅を広げること
以上の要望がありました。

解決策

・大幅なレイアウト変更を施した1階には、開放的なファサードでホテルの顔となるオールデイダイニング「RISTASIX」を新設しました。本レストランは、コロナ禍の閉塞感によりさまざまなストレスがかかる中、「TOKYO retreat RESTAURANT」をコンセプトに人とのつながりを楽しみ、癒しの時間を過ごせる場を目指しました。店名の「RISTASIX」は、Retreat、Relax、Refresh、Reviveなど、ここに集う人々が“R”な気分になれる場所を意味する造語「RISTA」に、銀座6丁目であることに加え、Breakfast、Lunch、Dinner、TeaTime、Bar Time、Aperoの6つの時間帯やシーンを思い思いに過ごせる場所を意味する「SIX」を掛け合わせています。テラスの解放感やオープンキッチンのライブ感、エキサイティングな一時を過ごせる食体験を通じて、まるで非日常な旅先での味わいや時間を感じられるレストランとしました。

・レセプションカウンターは2つの入口からアクセスするため、見る角度によって表情を変える銀座という街ならではの二面性を象徴する大きな造作壁面を設えました。リブガラスを使ったきらめく照明で華やかさを加えながら、地下へと続く吹き抜け階段にも同じ照明をリズミカルに設置することで、ロビーエリアの一体感を演出しています。また、木目の天井によって、カウンターから客用エレベーターまでの自然な導線設計でエリアの一体感を創出しました。

・客室は、ヘッドボード上の立体的なパネルの陰影、ガラス照明による光のきらめき、落ち着いた木目や艶感のある生地の風合いなど、素材や形状がつくり出す奥行きが館全体のコンセプト「GINZA CONTRAST」を表現しています。街の伝統的なシンボルである柳の葉脈と銀座の通りを組み合わせたグラフィックは、部屋の中に有機的な動きを生み出し、客室をより印象的に演出しています。機能面では、仕事をしたり飲食がしやすい大きなテーブルを窓側に設え、ビジネスと観光、それぞれ異なる目的のゲストに対応しています。また、一部の客室では既存ユニットバスからトイレ・シャワーを独立させたアウトベイシンスタイルへと改装し、部屋がより広く使えるようにしました。

・地下1階の「バー光琳」では、1987年開業からのクラシックスタイルを残しつつ、コートヤード・マリオット銀座東武ホテルのメインバーとして、オーセンティックな設えはそのままにデザインの見直しを行い、国産洋酒を中心に日本人のつくり手のこだわりがつまったコンテンツを集積させながら、新しい時代のホテルバーに進化させ、国内外のお客さまに新たな体験価値を提供できる場としています。加えて、上質な時間の提供を体現するシガールームも併設し、「あなたのバー」であるためのボトルキープシステムも採用しています。さらに、アルコールだけではなく、高品質な日本茶なども提供し、幅広く多様なゲストを迎えられるバーとしています。

プロジェクトメンバー
レストラン業態開発・テナントリーシング
中田 淳、橋本 祥太郎、竹内 英晴、山崎 佐代
営業・プロジェクトマネジメント
橋田 幸典、阿部 宣子
企画・基本構想
山田 知佳、長尾 梓
設計・デザイン
ロビー、ワークエリア:大串 かおり/RISTASIX:大本 健太/光琳:近藤 真治郎/客室:大串 かおり、大本 健太、川瀬 麻美子、太田 亜由子、對比地 幸子、植山 美南/全体監修:根本 正夫
制作
ロビー、RISTASIX、光琳、ワークエリア:鈴木 俊史、榊 和馬、山内 楓唄、八木 和/客室:竹内 雅人、佐々木 郁弥、大村 花菜子、新井浩次郎
コンストラクションマネジメント
平田 野亜
基本情報
オープン

2023

所在地

東京都

クライアント

東武鉄道株式会社様

ソリューション

企画・基本構想、コンサルティング、リーシング、デザイン・設計、環境デザイン、内装監理、制作・内装施工、業態開発企画

施設情報や社員情報はオープン時点のものです。最新の情報は施設ウェブサイトをご覧ください。

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