札幌における交通の歴史を伝えるミュージアムです。馬車鉄道、路面電車、バス、地下鉄と社会の変化に合わせて多様に変化してきた札幌の交通の歩みを一気通貫して「学び、体験し、楽しむ」施設を目指しました。
大正時代から札幌の街で活躍した路面電車、木製22号車に乗車する展示を中心に、実物資料を観察する展示、札幌の交通を音で聞く展示、地下鉄模型を動かしてみる展示、職員さんになりきってみる展示と、さまざまな感覚を刺激する展示・情報デザインにより、来館者の記憶に残る体験を設計・施工しました。
当社の北海道支店と、ミュージアムを専門領域とする本社プランナーで推進体制を構築し、地の利を生かしたお客さまとの迅速な業務推進と、公共交通機関のミュージアムとしてふさわしい情報解説・体験の設計を両立しました。
札幌市営交通の「歴史を伝えながら、学びと体験の場を創出することで、市民へ貢献できる」施設の展示制作についてご要望がありました。
・現在の札幌の交通につながる市営交通の歴史を、時代の流れに沿った解説や、それぞれの時代の展示資料による解説など、複数の視点で来館者に伝える展示を制作しました。
・「触る・聞く・動かす・なりきる・考えを残す」など、展示手法を使い分け、観るだけに留まらない、体験性の高い展示を制作し、来館者が主体的に札幌市営交通と関わり合うことができる展示を制作しました。
・設計した内容やご要望内容に基づき制作を進める一方で、施工中に発生した課題に対しては、設計内容を都度調整・再設計するなど、柔軟な施工を実現しました。
- オープン
2024
- 所在地
北海道
- クライアント
札幌市交通局様
- ソリューション
企画・基本構想、デザイン・設計、サイン・グラフィックデザイン、コンテンツ設計・制作、制作・展示施工
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