新浦安駅の2階デッキから直結している、1990年竣工20階建てのオフィスビルのバリューアップ改修プロジェクトです。改修箇所は、ビル入り口となる2階外部ファサード、2階エントランス、トイレを含む基準階共用部エリアで、築30年以上のオフィスビルを「品格」を設えて、地域に開かれた「居心地のよい空間」を実現しました。
新宿駅から徒歩10分の西新宿エリアにある、1988年竣工16階建てのオフィスビルのバリューアップ改修プロジェクトです。改修箇所は1階外部ファサード、植栽、1階エントランス、トイレを含む基準階共用部エリアで、全体を通したデザインコンセプトはフランス語で質を意味する「Qualité/カリテ」としています。
H.U.グループホールディングス株式会社様の本社移転プロジェクトです。2022年にオープンしたH.U.グループの「価値創造拠点」であるH.U. Bioness Complex(東京都あきる野市)に対し、新社屋の役割を「未来創造拠点」と位置づけて、社員一人ひとりが「未来を描き、寄り添いつながり、自発的に成長できる」空間を目指しました。「一体になり・共鳴し・拡がる」をコンセプトとした有機的なデザインは、優しさと未来への期待を感じさせ、ヘルスケアの発展に貢献する企業としてふさわしい空間となっています。
1931年創業のキャピタル・グループ様は、歴史ある世界有数の資産運用会社です。米国ロサンゼルスからジュネーブ、ロンドン、東京、シンガポールまで、世界各地で7,000人の社員が働いています。さらなる業務効率化に向けた機能向上、社員エンゲージメント向上のため、丸の内⼆重橋ビルへのオフィス移転プロジェクトです。当社は内装・造作・特殊照明・サイン工事を担当しました。1フロア3,000㎡の計画に加え、非常に限られた施工期間での対応となる中、各ステークホルダーと横断的に調整・推進を行うことで、プロジェクトの完遂に貢献しました。
三菱地所様から、グループ会社のMEC Industry様のオフィス内装材新商品アイデア提案および開発業務の委託を請け、数あるアイデアの中から、パーティションとOAフロアについて木質商品販売に向けた開発に取り組みました。2023年5月開催の「非住宅 木造建築フェア 2023」では、開発過程で制作したモックアップを三菱地所グループブース内で展示するために、設置可能なデザイン・設計検討も三菱地所様はじめブース各関係者様と連携して行いました。このフェアを経て関係者でフィードバックを行い、実際の販売に向けてデザイン面・施工面・調達面からモックアップをブラッシュアップし、三菱地所様の本社設置に至りました。乃村工藝社では設置にあたっての設計・施工にも協力しています。
株式会社ZOZO様の5拠点目となる物流施設「ZOZOBASEつくば3」における従業員休憩室のプロジェクトです。当社は、1階と5階の休憩室の基本計画から施工まで担当しました。1階はデニム、5階はプレイド(格子柄)、とフロアごとにファッションに関連するデザインコンセプトを設けています。
世界最大の化粧品会社ロレアルグループの日本法人である日本ロレアル様が2006年に新宿パークタワーへ本社を移転してから、今回初となる大規模改装を行いました。「縁-EN-」というコンセプトのもと「ビューティーバレー」と名付けられた改装後のオフィスは、日本という国、お客さま、取引先、社員との「縁」をつなぐ美が生まれる場所にしたいという想いが込められています。四季(春夏秋冬)をエリアごとのデザインテーマとしたり、日本のクラフトマンシップによる家具や装飾などを採用し、随所に日本の美を取り入れています。また、アイシャドウやファンデーション、リップなど約60種類・約4,400個の廃棄前の自社製品をアップサイクルし、塗料や照明のシェード、タイルなどに活用しました。持続可能な美を追求するとともに、店頭と同様の製品ディスプレイ什器を設置するなどロレアルの美を余すことなく表現しています。さらに、オフィスは光や音、素材などの細部にまでこだわり、エネルギー効率や廃棄物管理を保証するサステナブルな建物の国際認証であるLEED基準に沿って設計されています。当社は内装の統括施工会社として、本プロジェクトに参画しました。
ウェルス・マネジメントグループの本社移転プロジェクトです。「OFFICEにも快適なHOTELらしさを」をテーマに、ホテル事業に携わるウェルス・マネジメントだからこそ、社員が普段働く場もビジネスに生かせる空間としました。日本の魅力と文化を「体験価値」として提供し、あらゆるお客さまに感動と安定的な繁栄をお届けするという顧客の企業理念のもと、集中できる場だけではなく、ホテルのようにリラックスできる場を選ぶことができ、本格的なコーヒーやお茶などが執務空間で提供されることで、それらの「体験価値」をビジネスに生かせるようにトライアルしながら、顧客の事業繁栄につながるように設計しています。
東急不動産様の「BRANZ」というブランドを中心に快適な住まいと新たなライフスタイルを持続的に提供する同社札幌支店は、ブランドメッセージである「環境先進を、住まいから。」をもとに、環境にも人にもやさしいウェルビーイングな暮らし、持続可能な未来へ向けてグリーンな住まいをつくっています。今回はそういった環境先進マンションをつくるにふさわしいオフィスを目指したリニューアルプロジェクトです。オフィスに求められる価値や機能を見直し、来社されるお客さまに対してはもちろん、毎日過ごす社員の皆さまのウェルビーイングを促す環境になるようにと「OpenLiving」をコンセプトに設計しました。
H.U.グループがMissionに掲げる「ヘルスケアにおける新しい価値の創造」。その象徴となる、ヘルスケアビジネスの中核施設、それが「H.U. Bioness Complex」です。ここは、Bioという命のデータの集積とBusinessという業界にイノベーションを起こす創造力の融合「=Bioness」によって、すべての命の未来がつくられる場所です。当社は、施設コンセプトの「つなぐ・みせる・はぐくむ」を実現するために、社員のみなさんの働く環境のデザイン、当施設の提供価値をゲストへご案内する空間やコンテンツの企画制作、施設ネーミングから施設ロゴ、サインなどのブランディング、ノベルティ、リーフレット、オープニングイベントなどのプロモーション・運営までを「コミュニケーションデザイン」として、総合的に担当しました。
王子ホールディングス株式会社様本社(本館ビル)エントランスリニューアルの企画・デザイン・施工を担当いたしました。コンセプトは「森のフィールド」。森林資源とともに歩む同社の想いをエントランスで表現するため、在来種の生木植栽と木製什器を効果的に配し、都心のオフィスビルに居ながら森の癒しを感じることができる、リアルにこだわった空間づくりを目指しました。木製什器に使用したのは、同社の社有林から出材したトドマツやカラマツなどの針葉樹やミズナラやカバなどの広葉樹です。無垢材をふんだんに使用し、木材ならではの美しく、温かみのある空間に仕上げました。
多種多様なITサービスを開発・展開するLINE様(現:LINEヤフー様)は、事業拡大に伴う従業員増加へ対応し、さらなる業務の効率化を図るため、四谷に新たなオフィスを設け本社を移転、10フロアで構成された大規模プロジェクトでした。同社オフィスに共通するデザインコンセプト「WOWを生み出す空間」をテーマに、23階にはレセプションやカフェスペースを、最上階(30階)にはLINER(社員)が自由に組み替えてミーティングができるモバイルスペースを配置。執務エリアにも充実した機能性デザインを盛り込み、快適なワークプレイスを生み出しました。総床面積 21,435.20㎡(約6500坪)のスタッキング・レイアウト・内装デザイン・意匠設計・設備計画の全てを担当。施工では造作什器の製作も行いました。
東日本大震災にて被災された臼福本店様の新事務所建替えのプロジェクトです。臼福本店様は、明治15年に創業した、130年以上の歴史を持つ漁業会社です。「海と共に生きる」を理念に掲げ、遠洋マグロ漁業、マグロ延縄漁を事業とし、気仙沼そして東北の復興を担っています。外装のデザインは、津波で流失してしまった旧本宅の外壁で使用されていた銅板を復刻し、新たな銅板のうろこ壁としました。年月を経ることで、旧本宅のような銅板の風合い、色味に変化していきます。また、マグロ漁船の要素を抽出し、アール窓や手摺を建築に取り入れています。当社が担当させていただいたデザイン範囲としては、外装のデザイン、1階エントランス、2階事務所、3階の社長室、応接室となります。
本プロジェクトは建材や内装素材から排出される「SCRAP」を「FURNITURE」として補完・展示し、再生素材としてリユースし、地球に還元するアップサイクル活動です。環境省の発表によると、令和2年度の日本の産業廃棄物の排出量は年間3億7,382万トン※にものぼり、1日当たりに排出するスクラップは100 万トン近くになります。日々デザイン業務の中でさまざまな素材に触れている私たちクリエイターこそが、限られた地球資源の再生利用について社会や地域に率先して発信していく責務があると考えました。社内の若手クリエイターでチームを編成し、社会貢献活動としてプロジェクトを企画・運営しています。再生ビニールを使用した透明表皮に粉砕加工した廃材を家具として封入・補完し、アート展示調の表現にてメッセージ訴求のための展示を行い、国内外のオフィスや公共空間を巡回していきます。一定期間の展示を経てから再度、内装資源として内装・建築現場に素材を還元し、また次の廃材を封入・補完・展示していく巡回型のサステナビリティ活動に関連したプロジェクトとなります。メッセージをより多くの人びとに届けるために、協賛企業を募るローンチ展示を自社オフィスのエントランス空間で行い、多くの協賛企業や地域の人びと、教育機関からの賛同を得ています。日常で目にすることのない「内装廃材」を「見て・知って・触れて」もらうことで、より良い未来と持続可能な社会について考える「きっかけ」となるように、誰もが直感でメッセージを感じ取ることのできるインスタレーション的発想での展示を行っています。 ※出典:環境省「令和2年度総排出量」
九州三菱自動車販売株式会社様のショールーム兼オフィスの建て替えプロジェクトです。鉄骨造8階建てのビルで、当社は1階のカフェ・レストランと2階のショールームの内装設計および施工を担当しました。 福岡市薬院の新たなランドマークとして、「帯」をコンセプトに人や街(地域)とつながることができる空間づくりを目指しました。 カフェ・レストランは入りやすいオープンな空間とし、ショールームと一体化したコミュニケーションスペースとなるようにデザインしました。また大型デジタルサイネージや自動車を象徴的に展示するターンテーブルや光天井などを設え、カフェの利用客にも自然と車に関心を持ってもらうためのエレメントを散りばめました。 2階のショールームでは「帯」を象徴する曲面を多用した有機的な意匠を採り入れ、天井には三菱のスリーダイヤをデフォルメしたデザインパターンを施しました。また三菱ブランドカラーである黒・白・グレーを基調とし、シンプルで重厚感のある「三菱自動車らしい」ショールームとなっています。そのほか家族で訪れても子どもが楽しく遊べるキッズコーナーや、V2H技術を訴求するためのコーナー、重要な商談などを行うための専用コーナーを設け、従来のショールーム空間の機能をさらにアップデートした空間設計としました。 施工:ピーエス三菱・三菱重工交通建設エンジニアリング特定建設工事共同企業体 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 既存顧客に加えて、若い家族世代や車にあまり関心がない若者など、これまで取り込み切れていなかった新たな顧客層にも幅広く訪れてもらえるような空間にしたいとのご要望をいただきました。 【解決策】 大通りに面した1階のカフェレストランは、解放できるサッシ窓によりテラス席と店内をボーダーレスにすることで、通りにまでサイネージ映像やさまざまなイベントの訴求ができ、多種多様な集客が期待できる空間づくりを目指しました。 2階ショールームへと繋がる象徴的な帯状の螺旋階段と吹抜け、マテリアルの統一により、2つのフロアを一体とすることで、カフェレストランを利用されるお客様を自然にショールームへといざない、三菱自動車のV2H技術や最新のテクノロジーに触れ、自動車の可能性が人々において持続的な豊かさと幸福を感じることができるアイコニックな環境を演出しました。 ショールーム中央にキッズコーナーを配置し商談しながら子供に目が届く配慮など、お客様視点での計画を随所に採り入れました。また、ビル屋上に設置された太陽光発電と連動したV2Hや人感センサー、自動調光システムによる照明制御を取り入れ環境負荷低減への配慮を行っています。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】 後藤 直樹 【設計・デザイン】 高尾 和敬、澤田 理歩 【制作・施工】 中野 敬二
お問い合わせ/お見積もり依頼/資料請求は下記よりお気軽にご連絡ください。お問い合わせの多いご質問や、よくいただくご質問は別途「よくあるご質問」ページに掲載しておりますので、ご活用ください。
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