「NEXT HOME」をコンセプトとし、創業50周年を迎えた山一地所様における、次代の基盤となる新社屋プロジェクトです。同社の渡部社長からの「ただカッコイイだけのハコはいらない。活きたハコが欲しい」というご要望に応えるため、全社員と準備委員会を対象としたワークショップを重ねながら、新社屋の各所に社員一人ひとりの想いを詰め込み、「自分たちのオフィス」という意識の醸成につなげました。今回のプロジェクトを通じて、社員一人ひとりのモチベーションも変化し、新たな社内外の交流が生まれています。山一地所様が期待するコミュニケーション、リクルーティング、DNAの継承などの課題解決につながる、オリジナリティーに富んだ「自分たちのためのオフィス」がここに誕生しました。
情報システム部門の課題解決と組織機能強化を支援するハイブリィド様の本社移転プロジェクトです。「情報システム(IT)と経営・事業(Business)を融合に導く」という同社のミッションより、「発想の融合、構造の融合、素材の融合」をデザインコンセプトとし、工業的なモチーフと現代的で洗練された空間の融合により、働く環境と企業価値の向上を目指しました。
テトラパック様は、1951年にスウェーデンで誕生した食品加工処理と紙容器充填包装システムの世界的なリーディングカンパニーです。御殿場テクニカルセンターは、日本法人である日本テトラパック様の国内技術サービスにおける中核拠点として、充填包装システムのデモンストレーション、品質管理、紙容器の分析評価などを行い、製品サポートの重要な役割を担う施設です。同施設は1999年の御殿場への移転以来、25周年を迎えました。そこで今回、新製品開発のためのイノベーションやサステナビリティへの取り組みを展示やデジタルツールを通じて体感可能な空間にリニューアルすべく、大規模改装プロジェクトを行いました。デザインはパイク様、プロジェクトの全体統括はジョーンズラングラサール様が担当され、当社は内装の統括施工会社として本プロジェクトに参画しました。テトラパック様の高い技術力に説得力を与えるデザインを実現するため、ゲストを迎え入れるエントランスロビーでは同社のビジネスの根源である紙を折ったような鋭い造形、それらの折り目を強調するライン照明、食品に携わる企業としての安全性に対するプライドを表現するピュアホワイト、これら3つの要素をデザインの核として空間を構成しました。実際の商談が行われるショールームでは、上記のコンセプトを踏襲しつつ、さらにテトラパック様の持続可能性へのアプローチを表現した木目調のカラースキームを取り入れています。
リファインバースグループ様は Waste to Wealth を掲げ、廃棄物を資源として「新しいモノづくり」に取り組んでいます。今回のオフィス移転に伴い、当社はデザイン設計から内装造作工事の施工を担当しました。
YKK AP様の設立30年を記念し建設された「YKK AP30ビル」の1階に位置する、YKK APの理念と歩みに触れるフィロソフィーホールです。アルミ、ガラス、カーテン、光などYKK APらしさを感じる要素を取り入れながら、企業風土である「円になって座り対話し、おもてなしする」コミュニケーションスタイルを空間構成に取り入れ、可視化しました。展示においては、アルミの押出し技術を彷彿とさせる象徴的な展示手法や、光と影のコントラスト、没入感ある映像演出などを用いて、手や目に触れるモノ全てから理念や製品に込めたこだわり、想いを伝えました。一方通行の情報伝達ではなく、技術と美しさを備えた「Architectural Products」の理念を体現するアート的展示手法で表現することで情緒に訴え、社員が自らの言葉で語り、お取引先さまの理解や関係性を深めるきっかけになるメディアとして情報デザインを行いました。訪れるすべての人がYKK APの理念に触れ、その想いや価値に共感し、パートナーとして信頼関係を築いていただける場を目指しました。
ブリヂストン様が東京都・小平市にイノベーション拠点「Bridgestone Innovation Park」を開設。中心となるイノベーションセンター「B-Innovation」は、社内外の人々の交流をさらに促進し、ブリヂストンへの共感を共創へつなげ、イノベーションを加速するための施設です。この「B-Innovation」の入口となる、ブリヂストンのコア技術や製品を実際に見て触ってアイデアを膨らませる場「Bridgestone Open Innovation Hub」(ブリヂストン オープン イノベーション ハブ)の企画・デザイン設計・環境演出・施工業務を当社が担当しました。また、ブリヂストン様と協議を重ねながら、なりたい心理に導くための行動科学に基づく運用・空間設計を行っています。
新宿センタービル内のオフィステナント向け従業員専用ラウンジの企画・設計・施工プロジェクトです。当社は、本プロジェクトの川上から参画し、事業企画・基本構想、運営サポートのご提案、コンセプト・ネーミングのご提案を行いました。実証実験の場として、他エリア(空き区画)にもそのまま空間を転用させることを視野に入れたデザインとして対応しました。
“人と会社が互いに波(共鳴、共振)を起こし、大きな波(影響)に成長する”をテーマとした新オフィスのプロジェクトです。ケアリッツ・テクノロジーズ様の持つ「革新性と創造性に富んだ、成長し続ける企業であり続ける」という意思を、「水」が持つ透明感や、さまざまな色や形に変化する意外性で表現すべく、波紋のように広がり動き続けるイメージに重ね合わせデザインしました。
明治安田生命保険相互会社様が、社外との連携・協業を通じた新たな価値創造に向けて2022年9月に東京・丸の内に新設した、オープンイノベーション拠点です。スタートアップ企業や大企業などの民間企業に加え、自治体、行政、大学、研究機関などの皆さまとの連携・協働の場として活用されています。空間としては、拠点のキーワードとなる「連携・協働」を常に感じられるよう、内装デザインとして「交わり・広がり」を随所に表現いたしました。また、アジャイル開発などを筆頭に、スピード感のある多様な働き方に柔軟に対応できるよう、家具什器は可動式としながらも、ゆったりと寛げるソファなどを同空間に配することで、オン・オフの境界線をあえて曖昧にし、さまざまな場面でコミュニケーションを生み、アイデア創出の一助となれるように全体をコーディネートしました。
東急不動産様のLOGI'Q(ロジック)ブランドの旗艦施設である「LOGI'Q南茨木」は、関西地区最大級の物流施設として2024年1月に竣工し、当社はデザイン・設計、制作施工、サインデザインなどを担当しました。1階と4階では本施設を特徴づけるような、それぞれデザインテーマが異なるカフェテリアを設計しています。1階エリアは山間部に面していることを踏まえ、木材をふんだんに使用し、高い天井を生かした広々とした空間を実現し、一方、4階エリアでは市街地・工業地域側に位置しているため、金属や石材を使用したシャープでモダンな構成に仕上げています。さらに、屋外には目を引く大型ロゴや、メインエントランスに位置するラウンジもデザインしながら、本施設を訪れるお客さまに心地よい体験を提供するとともに、アートやディスプレイを通じてコミュニケーションを促進するきっかけとなる空間づくりを行いました。
自然エネルギー事業、アパートメントホテル事業、物流施設開発事業、ヘルスケア関連施設開発事業などを展開する霞ヶ関キャピタル様の本社オフィス増床プロジェクトです。2020年に移転した本社オフィスにHospitality and Culture Divisionのオフィスを増床しました。ホテル事業のオフィスとして、創造力を刺激し新たな着想が生み出される空間と、実際のホテルの運営をイメージできる機能性を両立させ、生産性を高めることを目指しています。
ファンド事業を中心にさまざまなビジネスを展開するリアライズグループが、新たにSUUTAというレンタルプラットフォームを運営する会社を設立しました。SUUTAは全てのモノを“消費”から“循環”にシフトさせることを目指し、利用者の目線からは“持たない暮らし”で軽やかなライフスタイルを提案しながら、出品者の目線としては自身が所有するあらゆるものが投資対象となる新たな価値観を発信しています。このような同社の新オフィスにおいては、社員一人一人が働きながら「モノが循環し価値が高まることとはどういうことか」を実感し、自社のビジネスへの理解を深めながら、自らがユーザーとして自分ごと化できる空間を目指しました。
メニコン本社新社屋の1階部分に導入するカフェのプロジェクトです。オリジナリティの高いカフェを目指すということもあり、当社ではカフェの企画・業態開発から店舗設計・施工、運営体制の構築を担当しました。目に鮮やかなデリ・ジェラートや香り豊かなコーヒーなどのメニューのほか、カフェエリアの中心に設置するピアノを囲んでミニコンサートを実施したり、施設コンセプトを表現したムービー作品を上映するモニターを設置し、五感で楽しめる場となっています。
ワールド・ブランズ・コレクション ホテルズ&リゾーツ株式会社(ウェルス・マネジメントグループ)様の京都本社オフィスデザイン業務です。ホテル運営をする会社のオフィスとして活用しやすいよう、来客エリアをおもてなしができるエリアとしてデザインしました。
長崎県島原市中心市街地「万町(よろずまち)アーケード」にある元綿問屋旧堀部家住宅をワーケーション施設にコンバージョンするプロジェクトです。島原市は日本名水百選に指定されている「水の都」であり、市街地の至る所に流れる雲仙山系の豊富な湧き水は市民生活に欠かせないものとなっています。1848年に建てられた旧堀部家住宅はこの湧水を敷地に引き込んでおり、庭園や屋内に静かな水音が聞こえる独特の風情を持った建築です。設計方針としては、地元市民も慣れ親しんだ建物の特徴と、中心市街地という立地を生かし、島原市民、ビジネスマン、観光客、全ての人たちにとっての”まちのフロント”となり、中心市街地の活性化や多世代市民交流の推進に寄与する施設を目指しました。
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