「ES CON FIELD HOKKAIDO」において、3rd GATE BASE前に設置したウェルカムモニュメントです。
小学生が平日の放課後に学童保育で過ごしながら、科学館の学芸員とコミュニケーションし、科学を身近に感じるきっかけを提供することを目的としたイベントです。浜松科学館「みらいーら」と、浜松市内の放課後児童会をオンライン中継で結び、紙コップやアルミホイルなど身近な材料を使って実施可能な科学実験ワークショップを行いました。当社は設計・施工・運営を一体としたDBO方式により、浜松科学館のリニューアル業務を2019年に受託しました。運営形態は当社が「指定管理者」としてSBSプロモーション様と共同で運営しています。※DBO方式(Design, Build, Operate):設計・建設・維持管理・運営を民間事業者に包括的に一括発注するもので、官民連携の一つの方式
世界最大の化粧品会社ロレアルグループの日本法人である日本ロレアル様が2006年に新宿パークタワーへ本社を移転してから、今回初となる大規模改装を行いました。「縁-EN-」というコンセプトのもと「ビューティーバレー」と名付けられた改装後のオフィスは、日本という国、お客さま、取引先、社員との「縁」をつなぐ美が生まれる場所にしたいという想いが込められています。四季(春夏秋冬)をエリアごとのデザインテーマとしたり、日本のクラフトマンシップによる家具や装飾などを採用し、随所に日本の美を取り入れています。また、アイシャドウやファンデーション、リップなど約60種類・約4,400個の廃棄前の自社製品をアップサイクルし、塗料や照明のシェード、タイルなどに活用しました。持続可能な美を追求するとともに、店頭と同様の製品ディスプレイ什器を設置するなどロレアルの美を余すことなく表現しています。さらに、オフィスは光や音、素材などの細部にまでこだわり、エネルギー効率や廃棄物管理を保証するサステナブルな建物の国際認証であるLEED基準に沿って設計されています。当社は内装の統括施工会社として、本プロジェクトに参画しました。
建設機械とイベント商材を中心とした総合レンタル会社である西尾レントオール様が2025年開催の大阪・関西万博に向け、シェアリング・ソリューションを進化させる技術開発や実証実験を行う研究開発施設を大阪咲洲に建設されました。当社が担当したA-1棟エリアでは、最寄り駅のコスモスクエア駅と大阪府咲洲庁舎を結ぶペデストリアンデッキが通っており、社員以外の近隣住民の方々をはじめ、誰でも利用可能なように開放されたシェアスペース空間と本施設の窓口となるロビーを担当しました。
コロナ禍で逆風を強いられた国内有数の繁華街・銀座に、活気と未来への希望を込めて計画された、2021年オープンの高級クラブです。店名は、「アラベスク」、その言葉本来の意味は「アラビア風の装飾模様」です。ここから派生した同名の楽曲は、規則正しいリズムが反復し、音の交差が徐々に変化していく構成となっています。そのアラベスクの装飾と楽曲に込められた意味に着目し、空間に重ねたいと考えました。まず、アラビア装飾の代表的モチーフであるアーチ型を半分で切ったハーフアーチを取り入れました。ハーフアーチを連続させることで規則的な構図から解放され、組み合わせ方に変化を出しました。このハーフアーチを入り口の扉からレセプション、バー、ホールへと展開し、さながら楽曲のリズムをつくりだすように連動させました。ハーフアーチは次へのつながりを予感させ、徐々に明るく華やかに変化し、未来を楽しいものへと結んでいきます。そんな印象を与える、希望と新風を吹き込むデザインを目指しました。
2024年に創業90周年を迎えるニッカウヰスキーの余市蒸溜所内にある見学施設改修の第2期計画です。2021年10月の「ニッカミュージアム」リニューアルに引き続き、ミュージアムの一部と、新たに「ビジターセンター」の改修を担当しました。商品やサービスだけでなく、体験施設の充実によってニッカウヰスキーの魅力を伝えていきます。「ニッカミュージアム」【-Taketsuru-ism-】ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝の、生い立ちからスコットランドへの留学、ニッカウヰスキー設立、そして現在のニッカウヰスキーへと受け継がれる想いを、政孝の「言葉」からひも解いていくヒストリーを演出しました。【-Now and Future-】竹鶴政孝の情熱、品質へのこだわりは、今もニッカウヰスキーに息づいていること、さらにはこれからもさまざまなおいしさ、楽しさをお届けするためにニッカの挑戦は続いていることをお伝えする展示としました。「ビジターセンター」見学ツアーのプロローグとしてお客様の期待感を醸成する施設としました。
“旅と街をつなげる「私のホテル」”をコンセプトに展開する『アマネク』ブランド9棟目にあたる『ホテルアマネク新宿歌舞伎町』において、当社は、共用部の1階ロビーと地下1階レストランに加え、客室内のFF&Eおよびデザインの提案から製作までを担当しました。本プロジェクトのデザイン提案にあたり、以下の3つのポイントを大切に考えました。 1.ホテルコンセプト当ホテルのキーワード「自分の居場所」や「くつろぎ」「癒し」というキーワードを踏まえ、ハード面では「Cozy Comfort Hotel」というコンセプトのもと、コンパクトでありながら高級感のある水回り空間を実現することで心地良さを演出しながら、解放感を意識した共用部やゾーニングでは新宿歌舞伎町という立地ならではの都会的な雰囲気を感じさせる美しい空間づくりを行いました。また、デザイン面では、「Design with Local Essence」をコンセプトに、自然の恵み、街並み、馴染みある風景、伝統工芸品、地場産業の持つ雰囲気、新宿というエリアならではの暮らし、といった数々のエッセンスを散りばめています。これらの取り組みによって、歓楽街の中心地、新宿歌舞伎町という地域性を感じさせながらも、「くつろぎと癒し」がきちんと感じられる空間を実現しました。 2.建築外観縦方向に高くスリット状にいれた窓・外壁材のリブにより、高層ビルの立ち並ぶ新宿エリアにふさわしい高さを意識した外観意匠とすることで、外観と内観の一体感を目指し、建築外観の縦に伸びるラインではモダンな意匠性を表現しています。 3.新宿エリアのホテル状況ビジネス系ホテルチェーン店が立ち並ぶ中に、規模感の大小問わず個性的なホテルが存在するエリアであるため、他との差別化を図りながらアマネクならではのくつろぎ空間をつくりあげます。以上の3つのポイントを踏まえ、この地域の魅力を探るため、新宿の歴史から紐解きながら、国内外観光・ビジネス、全てのお客さまに新宿という街と旅、そして何よりホテルアマネクならではの心地よい空間を満喫してもらえることを目指しました。また、“Shinjuku 和 Relax”として、きらびやかな新宿の余韻を感じさせながらも、ほっと落ち着けて旅の疲れを癒してくれる空間を同時に実現しています。チェックインおよびチェックアウトの時だけでなく、宿泊中の外出や再びホテルに帰ってきたときに必ず立ち寄るロビーは、待ち合わせや、出かける場所の相談など、利用者の目的にあわせた使い勝手のよい空間にしています。
TBS様は「あらゆる世界を揺さぶる、エンタテインメントの街へ。Shake the World. AKASAKA」というエリアコンセプトを掲げ、2028年に「赤坂二丁目・六丁目地区再開発計画」および既存エリア(TBS放送センター、赤坂サカス、TBS赤坂BLITZスタジオ、TBS赤坂ACTシアター、赤坂Bizタワー)の稼働、竣工を目指しています。その第3弾として、これまでライブスペースとしてさまざまなコンテンツを届けてきた「赤坂BLITZ」を、新たにテレビ番組制作専用の「BLITZスタジオ」としてリニューアル。1階に人気番組とコラボレーションした展示スペース、3階に番組スタジオの観覧スペースを併設しています。本プロジェクトでは、「BLITZスタジオ」スタジオ正面スペースのホワイエと、3階スタジオへ続く階段室に、コロナ禍で失われた赤坂の活気復活に貢献する施設誘引モニュメントおよび、開局から現在の歴史を感じるギャラリーを企画・デザイン・制作しました。モニュメントはTBS様と視聴者の今までのつながりを体現すると同時に、SDGsの観点から“廃棄予定の視聴放送機器・資材”1.4トンをクリエイティブリユースすることで、循環型社会を提起しました。続く階段室は、TBS様70年の視聴媒体の変遷を辿るギャラリーをスタジオ観覧へつなげる動線とし、TBS様の開局から現在までを一気通貫で体感できる空間としました。
松本城公園内に1948年に開館した博物館の老朽化に伴う移転新築工事です。当社は展示空間の基本構想の策定からデザイン・設計、施工までを担当しました。1階は市民・観光客に開かれたオープンスペースとなっており、松本市のまちづくりに積極的にアプローチする博物館として建設されました。
北陸新幹線の福井駅開業に合わせ、福井駅東口に新設する観光交流センターの屋上広場に、恐竜モニュメントを設置しました。「恐竜王国ふくい」を強く印象づけ、福井の認知度向上を図り、市内への誘客を促すことが目的です。恐竜モニュメントは、新幹線のホームや車窓からも見える位置にあります。福井県立恐竜博物館が発見した「フクイティタン」は、福井の子育て環境の良さや、家族愛を表現しており、寄り合う二頭の姿がハート形に見えます。また、福井で化石が見つかった恐竜や、人気のある恐竜のモニュメントを配置し、一緒に写真を撮ったり、スマートフォンをかざすと拡張現実(AR)で恐竜が飛び出すように見える仕掛けも用い、まるで恐竜のいる世界に入ったかのような、楽しい新名所として整備をしました。
ホテル名称のTIADは、コンセプトである「Tomorrow Is Another Day(ゲストの明日が変わるホテル)」の頭文字から取られています。TIADを利用されるお客さまが、居心地の良さを感じながら、晴れやかな気持ちに包まれるような環境を提供することで、都心にありながら久屋大通公園の緑や自然と共生する、新たな価値を実感できるラグジュアリーホテルです。 TIADは山口県下関市に本社を置き、冠婚葬祭を主な業務とする株式会社日本セレモニー様の独自ブランドであり、マリオット・インターナショナルとの提携により日本で4件目となる「オートグラフコレクション」となりました。 レセプションフロアにはオールデイダイニングと和食の2つのレストランがあり、客室は愛知県で初となる150室全てが50㎡以上の広さで、3つのカテゴリーと14 タイプのバリエーションがあります。 ウェディングでは、チャペルは着席で最大120名収容可能かつ天井高10ⅿの開放感ある特徴的なデザインです。またMICE(※)需要にも対応可能な3つのバンケットを備えるほか、ウェルネスゾーンにはラウンジ、屋内プール、フィットネスジム、インルームスパを設けています。当社ではホテルFOH(フロントオブハウス)全ての基本設計とデザイン監修および、ブライダル関連の一部什器工事ならびにTIADサロンの施工を行いました。 ※MICE:企業等の会議(Meeting)、企業等の行う報奨・研修旅行(インセンティブ旅行)(Incentive Travel)、国際機関・団体、学会等が行う国際会議 (Convention)、展示会・見本市、イベント(Exhibition/Event)の頭文字を使った造語で、これらのビジネスイベントの総称(出典元:日本政府観光局)
岡島百貨店の建物老朽化による移転計画です。移転先は近隣にある商業施設”KoKori(ココリ)”となり、当社は本プロジェクトにおいて、コンストラクションマネジメント業務(プロジェクトマネジメント/施設調整/内装監理業務)、設計(意匠設計/建築設計/設備設計)、施工(建築/設備)を担当しました。
パナソニック様は創業以来、生活者の日々のくらしに寄り添い、一人ひとりに最適な健康なくらしを実現するためさまざまな取り組みを進めています。高齢化が進む中国で、パナソニック様が中国協業パートナー様と共同で高齢者向けウェルネススマートタウンを2022年に開業しました。「養老健康マンション」と言われる住居のうち約1,000戸は、オールパナソニックとなる住宅設備が採用されます。中国社会に深く浸透しているスマートフォンひとつの操作で健康的で快適な空間を実現します。乃村工藝社グループでは、養老健康マンションを紹介するためのVIP向けのショールームのデザイン・設計などを担当しました。商品を展示する機能に加えて、足湯やカフェなど、来場者をおもてなしすることに特化した迎賓館のような場となっています。
静岡市歴史博物館は、「静岡の過去を学び、今を知る。そして、未来を考える。」をテーマに掲げ、静岡市の歴史価値と魅力を発信し市民へ歴史をより深く伝え、子どもたちの郷土愛を育むことを目的とした、静岡市として初めての総合歴史博物館です。当社は基本計画から関わり、1階ギャラリーおよび、2階、3階常設展示室の展示設計施工を担当しました。
世界中の置かれる場所・時間・環境に合わせて表情が変わる、スライド可動式のキオスク(Kiosk)です。キッチンユニットとさまざまなシーティング形式のユニットを必要数組み合わせて構成するスタイルのデザインは、設置場所の広さにとらわれない展開が可能です。最大の特徴は、閉じていると周囲の環境に溶け込み、開くとカフェ空間が現れる点です。ミラーのファサードは周辺環境を映し込み、カメレオンのように表情を変えていきます。世界展開する% ArabicaならではのKioskとして、どの国のどんな場所の店舗であっても、全くのコピー&ペーストのデザインではなく、その土地ならではの姿となります。写真は1店目としてオープンした Ningbo Heyi Avenueにある、4つのユニットで構成された店舗です。洗練されたその姿は高級ショッピング施設のアトリウムという環境に溶け込んでいます。昨今のパンデミック下でカフェの在り方について考えさせられるなか、屋外でコーヒーを楽しめるKioskの需要は増えています。スタンド方式でただ販売だけを行う従来のKioskではなく、営業中はスライドして開くとユニット内は半屋外のシーティングとなり、またその周囲にもシーティングエリアを設けられる新しい考え方の店舗です。
お問い合わせ/お見積もり依頼/資料請求は下記よりお気軽にご連絡ください。お問い合わせの多いご質問や、よくいただくご質問は別途「よくあるご質問」ページに掲載しておりますので、ご活用ください。
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