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2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)・関西パビリオン「和歌山ゾーン」では、和歌山ゾーン構築総合ディレクター吉本英樹氏と連携し、「上質な和歌山」を表現しました。紀伊山地の巨木を彷彿とさせる映像装置「トーテム」は紀州塗りで仕上げられ、食の体験を供するカウンターテーブルとチェアにも紀州材を使用しています。そのほか空間を構成するさまざまな要素に、和歌山の伝統工芸や素材を活用し、世界に誇る和歌山の魅力を空間に凝縮しました。
幕張メッセで開催された音と映像と通信のプロフェッショナル展、Inter BEE 2025(インタービー 2025)にて、“MADE IN AIZU, JAPAN”を掲げる世界的な光学機器メーカー、シグマ様の展示ブースにおける空間デザインをIWASAKI DESIGN STUDIOの岩崎一郎氏のクリエイティブディレクションのもと、当社が担当しました。限られたスペースの中でもSIGMAブランドの世界観を最大限に訴求できるよう不要な情報を排して、製品そのものが際立つ造作と照明計画をデザインしました。多様なブースが立ち並ぶ展示会場においても一際存在感を放つ、洗練された空間デザインを実現できました。 ※開催期間:2025年11月19日~21日
日本最大級の建築総合展示会「Japan Home Show & Building Show 2025」にて、廃棄衣類をアップサイクルした環境配慮素材「PANECO®」の新製品PRを目的とした展示ブースを制作しました。当社はブース全体のコンセプトデザイン、設計、施工をトータルで担当しました。PANECO®と軽量鉄骨(LGS)をベースに、床・壁・天井の全てをPANECO®で構成した高さ約4mの大型の構造体をデザインしました。実物大の壁面で内装建材としての活用スケールを直感的に訴求しつつ、内部ではPANECO®を生かした暮らしのシーンを提案しました。ブースの外側と内側で異なる面を持たせることで、下地材・仕上げ材のどちらとしても使用できることや、建材同士の関係性や施工性、素材そのものが持つ表情や質感をストレートかつ印象的に伝える展示ブースとしました。
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の「未来の都市」パビリオンは博覧会協会と協賛12者による共同出展事業です。Kubota Germination Labは、人々の願いや地球課題に対峙し、人と地球にやさしい未来の“食と農業”を考える研究所です。いのちと“食と農業”は、過去から現在、そして未来へとつながり、自分自身もその役割を担う一人であることをはじめ、つくるから食べるまでのフードシステム全体を一人ひとりが考えることの大切さや、フードシステムを支えるテクノロジーを伝えることの大切さに気付き、考える場としました。
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)住友館は、「UNKNOWN FOREST」を舞台とした壮大な“いのちの物語”を体験するパビリオンです。ランタンを手に、森の中を自由に巡りながら、子どもから大人までが日常では見えなかった生命のつながりを体感します。来場者の動きに呼応して光や霧が変化し、土の中で対話する木々や、数百年におよぶ木の一生、森に潜む動物や菌類など自然の中の“いのちの物語”が森の中に浮かび上がります。森の奥にあるシアターでは、この森を見守り続けたマザーツリーの誕生から最期までの軌跡や記憶の断片が描かれます。空間に漂う⾵や霧が来場者の感覚を揺さぶり、複層する映像と⾳楽・⼈が融合する⼤迫⼒の演出でクライマックスを迎えます。森での体験後に巡る「ミライのタネ」エリアでは、住友グループ様の700件を超える最先端技術や取り組みが展示され、誰もが未来のアイデアを創出・共有できる生成AIを活用したプラットフォームへとつながります。なお、住友館の建築は1970年大阪万博の年に植林されたスギやヒノキを約千本活用して建設されています。来場者は「UNKNOWN FOREST」での体験と合わせて、苗木や土に触れる「植林体験」に参加することができ、新たに育てられた苗木は元の森へと還されます。“いのちの物語”は万博の後も続き、次世代へと受け継がれていきます。
いつの時代も女性を応援してきた、カルティエ様が出展する大阪・関西万博のウーマンズパビリオンは、「ともに生き、ともに輝く未来へ」をコンセプトに⼥性たちの体験や視点を通して、公平で持続可能な未来を志すことを呼びかけます。アーティスティックで圧倒的な世界観を作り出す空間デザインと、オーディオガイドを用いたイマーシブな展示体験で、社会における女性の貢献にスポットを当て、「変革の力」をひもとく旅へと来場者を誘います。
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の大阪ヘルスケアパビリオン内にある、iPS細胞から作製された心筋シートの実物を間近で見られる空間です。iPS細胞の発見から、研究開発が世界で進み科学技術が発展していくさまを、iPS細胞という種から大樹へ育つ「樹」をモチーフにシンボル造形を設置しました。「樹」の中に、展示中の心筋シートの拍動に合わせて動く巨大・心臓模型を配置し、アトリウム内に大きく響く心臓音、映像演出で再生医療の発展で健康にすごせる未来を表現しています。
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の「未来の都市」パビリオンは博覧会協会と協賛12者による共同出展事業です。商船三井 展示プレイスは「WIND VISION」をコンセプトに、商船三井様が開発を進める、水素製造船「ウインドハンター」の大型装置模型と、大型スクリーンで構成した展示となっています。ウインドハンターが捉える無尽蔵の自然エネルギーである「風」と、船が生み出すムーブメントとしての「風」を来場者に感じていただけるようにインタラクティブな体験型の演出を行いました。
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)において地球環境産業技術研究機構(RITE)様が出展する実証プラント「RITE 未来の森」において、当社は企画、デザイン、建築、展示設計および監理から運営サポートまで総合プロデュースを行いました。本施設は、大気から二酸化炭素を直接回収するDAC(Direct Air Capture)※1と 、それを地中へと貯留するCCS( Carbon dioxide Capture and Storage )※2の双方を掛け合わせることで、今後期待されている未来の技術の実証実験に取り組んでいます。そして、人が排出した二酸化炭素を人の力で回収するという、新しい森を未来につくることを目指したプロジェクトです。ガイダンス棟では建築も新しい技術への実証実験として取り組み、未来の森というコンセプトから未来の木造技術「CLT※3折版構造ハングアップ工法」を世界で初めて実現させました。ハングアップ工法とは、丁番金物によりお互いに緊結した三角形 CLT パネルを水平面に敷き詰め、特定箇所をクレーンで吊り上げることで自重により折り紙のように変形し、折版構造を形成させるコンセプチュアルな工法です。今回はこの工法を用いることで、表情のある構造体で大空間をつくり上げ、デザイン性・機能性・施工性を併せ持ったCLT構造の普及促進につなげるための建築実証プロジェクトとしての側面もありました。これにより、身の引き締まるような神聖な空気感を発する建築空間が出現し、そして国産杉によるCLT折版構造そのものが展示映像や演奏などの音を響かせるコンサートホールのような音響環境を実現した類稀な建築となっています。会期終了後には、サスティナビリティ建築として活用すべく、京都府木津川市にあるRITE本部への移設の計画があります。万博の出展、そしてその後の活用を通し、二酸化炭素排出抑制、廃棄物を最小限とするリユース、CLT構造の普及促進などさまざまな社会課題に取り組みました。※1 大気からCO₂を取り除くことで、大気中のCO₂濃度を下げる技術※2 排出されたCO₂を集めて地中に貯留する技術※3 ひき板を並べた後、繊維方向が直交するように積層接着した木質系材料
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の「未来の都市」パビリオンに出展された川崎重工様の展示プレイスです。展示コンセプトは「移動本能研究所」です。川崎重工グループが描く2050年のモビリティ社会を、実物大のモビリティを用いた体験型展示で表現しています。来場者の「見る」「触れる」「体験する」といった体験を通じて、移動の未来に大きな希望や期待を感じさせる空間を提供しています。未来感と大型LEDによる没入感を両立させた空間演出と、実物大モビリティによる展示・体験を融合させることで、移動の未来を「自分ごと」として体感できる構成としています。
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)シグネチャーパビリオン「EARTH MART」は小山薫堂氏がプロデュースしたパビリオンです。「食を通して、いのちを考える」をテーマに、日本人が育んできた食文化の可能性とテクノロジーによる食の進化を共有し、未来へと導く「新しい食べ方」を共に考える場となっています。普段は「食」が並ぶスーパーマーケットに「いのち」を陳列し、その背景を体験することで気づきを得る設計としました。日常的な風景の中に見つける価値は、日々のさまざまな場面での選択を考えるきっかけになります。また、「野菜の花」や「卵殻を利活用した再生たまご」など生きた素材を使って空間を構成しながら、食に関わるさまざまな方(農家・寿司職人・バイオテクノロジー研究者)と共にコンテンツ自体を構築し、空間に物語が広がっていくような「統合されたひとつの世界観」をつくることでメッセージの伝達を実現しました。切り取られた「いのちの断片」を通じて、さまざまな当たり前をリセットすることで、いのちにとって本当に大切なものに気づき、感謝や優しさが生まれ、ほのかな幸せにつながる。食事の時間を昨日よりも少しだけ大切にしたくなる…そのような後味を残せればという小山プロデューサーの想いを具現化しました。
大阪・関西万博開催地の、大阪府・大阪市が産学官民一体となって出展する「大阪ヘルスケアパビリオンNest for Reborn」。当社は展示JVの代表企業として、基本計画、基本設計、実施設計、施工までを担いました。「未来の医療やヘルスケアが浸透した生活を体験でき、なおかつ未来社会の実験としてレガシーにつながる展示」という基本構想を、ミライの「ヘルスケア」「都市」「食・文化」「エンターテインメント」で表現しました。主なプログラムである「リボーン体験ルート」では、「カラダ測定ポッド」で健康データを測定することで、25年後のじぶんに出会います。その25年後のじぶんと一緒に、大阪を中心とした約20の出展企業が思い描くミライのヘルスケアや都市生活などを体験することで、ミライのじぶんが生まれ変わる、という体験ができます。「いのち輝く未来社会」に、リボーン= “「人」は生まれ変われる” “新たな一歩を踏み出す” きっかけになれば…と、想いを込めた展示です。【業務の特徴】「いのち輝く未来社会」に、リボーン= “「人」は生まれ変われる” “新たな一歩を踏み出す” きっかけになれば…総合プロデューサー、アドバイザー、出展企業、その他多くの関係者の想いを一つにまとめ、実現できました。
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに開催される2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のホスト国として、「いのちと、いのちの、あいだに」をテーマに、展示と建築がシームレスにつながることで、来館者に「循環」の意義を感じていただくパビリオンです。円環状の構造体によって、いのちのリレーを体現する日本館は、ホスト国のパビリオンとして唯一無二の存在感を示しています。周囲をぐるりと歩くうちに自然と日本館内に吸い込まれていく動線に加え、最大の特徴は、円を描くように立ち並ぶ無数の「木の板」です。その隙間からは内部を垣間見ることができ、中と外、展示と建築の連続によって、日本館のテーマにもある「あいだ」を来場者が意識するきっかけをもたらします。また、本パビリオンの特徴として「ごみを食べる日本館」というコンセプトがあります。万博会場内で出たごみが、微生物のはたらきによって分解され、エネルギーや水に変換されます。その過程をインスタレーション*で追体験しながら、生み出されたエネルギーや水が日本館を動かすさまを体感する「生きたパビリオン」となっています。そして、3つのゾーンで構成される館内を一周しながら、日本の美意識である「循環」の意義を感じることで、来館者自身も、その永く壮大な物語の一部であることを実感できます。加えて、主にCLT(直交集成板)で構成される「木の板」と、構造には鋼材を使用することで、CLTをできるだけシンプルで象徴的な方法で使用しています。日本館で使用されているCLTは、万博終了後に日本各地の企業や自治体などに再利用いただく予定となっており、解体や転用がしやすいよう工夫されています。日本館のテーマである「いのちと、いのちの、あいだに」の根底にある「循環」の価値を知ることで、私たちのすぐ身近にある循環を見つめ直し、これからの社会のあり方や、持続可能な未来へのヒントの探求につながることを目指しています。当社はこの日本館において、展示デザイン(基本設計、実施設計)、施工、運営を担当しております。*展示空間全体を作品として体験する現代の芸術形式。観客はその空間を歩き回り、視覚や音などを通じて作品を楽しみます。
カタールの人、土地、海が持つ豊かな物語を、リアルな素材を駆使して表現した、大阪・関西万博のパビリオンです。砂漠の風景を繊細なグラデーションで再現する本物の砂や、床・壁・天井を覆い尽くす深海のようなアルミ素材、そして文化的な豊かさを象徴する精巧な刺繍の巨大カーテンで空間を構成しています。訪れる人の感性にダイレクトに訴えかける素材の中にカタールの伝統工芸や風景が幻想的に浮かび上がる、体感型展示空間を設計しました。
2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)会場内のレストラン「ラウンジ&ダイニング」のデザイン・設計、サイン・グラフィックデザイン、設計監理、内装監理、什器制作、施工を担当しました。本施設は、国内外から訪れるゲストを迎え入れる「おもてなしの場」として、上質な空間演出と快適性を両立させたデザインとなっています。世界中から集う人々の記憶に残る、特別な体験を生み出す空間となることを目指しました。
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