臨海副都心エリアを拠点とするアートによるまちづくりプロジェクト。5つのエリア、440haを超える広大なまちをアートによってつなぎ、魅力を高めていくことを目指しています。第一弾のプロジェクトとして建築家の萬代基介氏を招き、ARTBAYHOUSEというパビリオン建築を企画しました。「この場所にしかない“自然”を纏う建築」をコンセプトに作られたパビリオンは、光や風、雨、植物など刻一刻と変化する自然を纏いながら変化する建築そのものが体験型のアート作品であり、同時にさまざまなアートやまちづくりのプロジェクトの拠点となる空間です。内部にはカフェも併設され、ペットも連れて入ることができます。 人、植物、動物、虫などさまざまな“自然”がそれぞれに心地よく過ごせる空間はこれからの都市や空間の在り方を問うこれまでにない新しさを体感できる場となっています。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 一通りの都市機能がそろう臨海副都心エリアですが、建物や道一つひとつのスケールが大きく、特に外部空間で人が心地よく過ごせる場が不足していました。また海の景色や広い空など、都心にはない自然の魅力がたくさんあるにもかかわらず、その魅力を生かし切れていませんでした。 【解決策】 1.まちづくりの起点として人が集い心地よく過ごせるヒューマンスケールの場をつくること 2.思わず行ってみたくなる集客力と発信力のあるコンテンツであること 3.臨海副都心エリアらしい実験的なプログラムをおこなうこと の3つを企画の軸とし、まちの課題に応えつつ、新しい価値を提示するこのエリアならではのアートプロジェクトの実現を目指しました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】伊藤 悦朗、井部 玲子 【調査・企画】杉本 たく、横田 智子、望月 美那
世界各国から3万人の関係者やプレスが来阪したG20に併設された広報展示スペース。 海に浮かぶ未来の箱庭をモチーフにした浮遊感のある最先端技術展示エリア、屋台をイメージした食べ歩きのライブキッチン、復興からオリンピックまでの希望を表現した白く輝く文化エリア。 3つの異なるエリアをシームレスにつなぎ融合させ、日本の今をリラックスして楽しむプレゼンテーションの新しい体験スタイルをデザインしました。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 環境保全と成長の好循環を実現し、人にとっても地球にとっても豊かな、新しい時代を創造する、日本の革新的な技術とアイデアを表現してほしいとご要望をいただきました。 【解決策】 G20大阪サミットでは、「3R」+「Renewable 持続可能な資源」の考えに基づいたごみ削減の取組みを積極的におこなったほか、広報展示では海洋プラスチックごみ問題における最先端技術の展示と空間デザインを実現しました。 プラスチック資源循環に対する日本の技術や取組みを、「減らす」「替える」「繰り返し使う」「再生する」「回収する」「調べる」という段階に分けて展示構成。2050年には魚よりプラスチックごみの量が多い海になると懸念されているため、床面に美しい海を表現し、こうした海の姿を守っていく日本の姿勢を訴求しました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】 早水 祐二、小川 泰央、石山 滋之 【デザイン・設計】花岡 豊、小林 敬之 【制作・施工】 木村 祐、三浦 洋一 、??橋 有佳里 、植野 成規 、田畑 友香、東原 由季
国内外で活動する株式会社乃村工藝社デザインチーム no.10が、人とグリーンとの新しい関係を提案し続けるSOLSOと、ユニクロの2021年春コレクションを楽しめる展示「LifeWear SPRING」(東京都中央区銀座、UNIQLO TOKYO1F LifeWear SQUARE内)でコラボレーションしました。 今回の展示では、ユニクロの、自然との共生を考え、地球に余計な負荷をかけない服づくり「Lifewear」の理念を「空間づくり」にもあてはめています。サステナビリティと機能性に考慮し、<SOLSO>の創り出すグリーンとともに自然と共生する優しい空間になっています。 ■「LifeWear SPRING」開催概要 ・開催期間:2021年1月15日(金)~2021年3月中旬 ・開催場所:UNIQLO TOKYO1F LifeWear SQUARE ・住所:東京都中央区銀座3丁目2-1マロニエゲート銀座2 ・開催時間:対象店舗営業時間内 ※詳しくはホームページをご参照ください。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 ・春のコレクション展示ということで、春のフレッシュさを表現した展示空間が求められました。 ・エントランスから入ってきたお客様の目を引く、インパクトのある空間が求められました。 ・サステナブルに力をいれているUNIQLO様として、環境に優しい素材で今後も継続的に使っていける什器が求められました。 ・新型コロナウイルス感染症対策として、造作ベンチを清掃しやすく制作する必要がありました。 【解決策】 店内に植物を沢山配置し、室内にいながら緑あふれる春の公園のような空間を演出。さらに中央には3.5mにもおよぶシンボルツリーを配置し、インパクトを出しました。 マテリアルにはコルクを使用し環境にも配慮、新型コロナウイルス感染症対策としてはベンチの座面を取り外しできるようにすることで、座面にビニールをかぶせることができ、清掃のしやすい仕様としました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】 宮浦 英典 【デザイン・設計】 no.10:安藤 陽介、福本 麻由子、岡崎 大輔 【制作・施工】 北 優莉香、梶元 胡桃
高度な技術によって急速に多様化していく社会に対してパナソニック様が信じ提案するのは、バランスの取れた生活です。日々の暮らしのなかで空間やデバイスが、住む人の肌や頭髪、健康などの状態をシームレスに読み取り把握、理解し、その人を察してパーソナライズされたケアをおこなうことで、直感的でバランスの取れた生活を提供していくことができます。 本展示会のコンセプトスペースでは、住む人の情報がその人たちを取り巻くモノや空間によって収集・統合・解析される、そして、美しく普遍的なデザインを持つプロダクトが、その人にとって最適なケアを提供するまでの一連のストーリーを体感していただきました。 <社会課題/お客様の課題/ご要望> 新規企画開発のウェルビーイングプロダクトをIFAにて初公開。そのコンセプト展示空間デザインを依頼され、単純なプロダクト展示空間ではなく、来場者にてプロダクトのコンセプトやユーザーエクスペリエンスを読み取ることができる空間設計を努めました。 <解決策> コンセプト構築担当のロンドンデザインセンターからの詳細ヒアリングと協議を積み、AV新技術・建築素材を駆使し、来場者の理解を仰ぐだけでなく、ユーザーエクスペリエンスとして記憶に残る空間を設計しました。 <お客様の声> まだ、世の中に存在していない商品、コンセプトがまだ姿形の無いなか、コンセプト作りの段階から入り込み、どのようなアウトプットが一番効果的かの検討に入り込んでいただきました。リードタイムが短いなか、一緒に検討し期限までに完成することができました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業】 小野 真紀英 【デザイン・設計】 西田 大介 【制作・施工 】三浦 洋一
「PLAY THE FUTURE」をコンセプトに、未来の住人となって体験コンテンツを巡ることで未来のモビリティ社会「ヒューマンコネクテッド」を体感できるプレイグラウンドです。 未来に向けて徐々にリアルになっていくコネクティッドシティの姿を具体的には描かず、白とグリッドを基調とした抽象度の高い環境をつくり、ブース全体を包み込む映像とステージ演出を組み合わせることで、来場者の想像力と未来への期待感を掻き立てる体験空間としました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】 石山 滋之 【デザイン・設計】 田村 憲明、丸山 和哉、藤村 完 【制作・施工】 遠藤 淳、佐々木 郁弥 ~関連リンク~ 【関連実績】 ・第45回東京モーターショートヨタブース
パナソニックの創業100周年記念イベントとして、創業から「これまで」の100年の歩みをたどる製品展示エリアと、 「これから」の実現を目指すパナソニックのビジョンと取り組みを示す総合展示エリアの合計5500㎡で展開しました。 巨大映像コンテンツを空間と一体化する試みで、ダイナミックな空間を創出し、未来のくらしを没入体感できる空間を 出現させました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】山下 智央、長野 悦子、敷島 志帆、小濱 俊一郎、菅谷 遼、小野 真紀英、佐藤 光 【デザイン・設計】須賀 成人、山口 茜、柳瀬 弘典、向井 一智、奥村 敬、西田 大介、山地 好古、田中 麻沙子、萩原 充隆、重松 真由美 【企画】矢部 信明 【施工】佐野 和浩、三浦 洋一、玉置 真央、清水 大、古市 裕光、新井 幹央、熊澤 勇汰
【プロジェクト説明文】 TOYOTA の人工知能とその進化的価値を空間全体で感じさせる体感演出空間 TOYOTA の提案する人工知能= CONNECTEDがもたらす未来の愛車の姿をブース全体で伝えていくプレゼンテーションステージ。白を基調としながらひとつひとつのクルマを際立たせ、美しく見せ、円や曲線をモチーフに空間全体が有機的につながり天井も床も一体感のある空間に柔らかく包まれてるような印象を与える。演出時にはブース全体に生命が宿り、人工知能の胎動を感じさせるようなブルーの光に包まれる空間としている。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】石山 滋之、西野 正浩 【デザイン・設計】田村 啓宇、田村 憲明 【制作・施工】三浦 洋一、熊谷 秀信
【プロジェクト概要文】 イタリアの高級時計ブランド「PANERAI」の空間インスタレーション。 一筆書きの数字を用いたインデックスや、スクエアなフォルムのケースといったパネライの特徴を凝縮した透明な「抜け殻」のような時計をまずはデザインし、それを押出し成型によって16mの長さに引き伸ばしました。 この細長い「抜け殻の時計」を少しずつスライスしながら手作業で時計が作られていき、来場者は完成品を持ち帰ることができます。 来場者の「年齢」が「mm」に変換されて切り出されるため、様々なプロポーションの時計が自然と生み出されます。 研磨、サンドブラスト仕上げ、組み立てなど、ひとつひとつの作業行程ごとに円形のアトリエ空間が用意され、それらが噛み合い、連動しながら徐々に時計が仕上がっていく様子は、時計の歯車のような演出となっております。 時計は5分おきに1点ずつ製作され、細長い「抜け殻の時計」は展示期間の間に少しずつ短くなっていき、すべて消えた瞬間にインスタレーションも終了します。 つまり、この「抜け殻の時計」もまた、砂時計のように時間を知覚させるための装置となっています。 「時計のはかり売り」のように「時間」を「長さ」に変換することで、時間を体感することが可能となり、さらには「自分だけの時間を持ち帰る」ことができるのではないか、と考えました。 当物件は当社のデザインチーム「onndo(※)」が担当しました。 ※「onndo」とは? operated by nomura and nendo design office 世界的に評価の高いデザイナー佐藤 オオキ氏が代表を務めるデザインオフィス「nendo」と 業務提携をしている当社クリエイティブチームです。
【プロジェクト概要文】 SK-IIのスーパープレステージシリーズMASTERPIECE PITERAのPRプロジェクト。 MASTERPIECE PITERAの世界観をそのまま体感するために、パッケージを模したファサードをくぐり、そのままボトルの中に入っていくという一連の流れで空間を構成しました。空間を纏うマテリアルに関しても、パッケージとボトル、それぞれの特徴から丁寧に抽出し、空間に置き換えました。 特徴的なボトルからは、きらめき、反射、立体感を抽出し、オリジナルフィルムを貼った幅の違う52枚のポリカーボネートスクリーンをレイヤー状に重ねて表現しました。ポリカーボネートを採用した事で、ガラスやアクリルでは解決できなかった建物に対する耐荷重や、不燃材使用等の内装制限に関する問題点を同時にクリアする事ができました。 中央のテーブルにはPITERAをイメージしたオリジナル映像を投影し、インタラクションを絡めたゆらめく波紋と反応する波紋とでアイデンティティをさらに強調することで、あたかもボトルの中に入り込んだような、魅力的な体験となることを考えました。
【プロジェクト概要文】 いけばな草月流90周年を記念して行われた第四代目家元・勅使河原茜の個展「HANA SO」の会場構成。 通常はあらかじめ展示作品が決まっており、それを活かす空間を考えていくのが一般的であるが、 本展示は空間からインスピレーションを得て花を生ける、という逆のプロセスが家元から提案されました。 また、彫刻家イサム・ノグチが手がけた壇状の石庭「天国」が展示会場となるため、その空間的な特徴を活かすことも不可欠なプロジェクトでした。 そこで、0.5mm厚の鏡面仕上げのステンレス板をひし角が連なった形状に切り抜き、ひとつひとつに折り目をつけながら石庭を覆うことで「鏡のツタ」のような表現となることを考えました。 ツタは周囲の風景を写し込みつつ、下の石庭の質感や表情を見え隠れさせます。 そしてその隙間に生けられた花の色や輪郭を乱反射させ、まるで万華鏡のような視覚効果を生み出しました。 このように、花と石庭という二つの「作品」の間に新たなレイヤーを挿入することで、あたかも花が石庭を優しく包み込むような、そんな新たな融合と調和をもたらすことを考えました。 当物件は当社のデザインチーム「onndo(※)」が担当しました。 ※「onndo」とは? operated by nomura and nendo design office 世界的に評価の高いデザイナー佐藤 オオキ氏が代表を務めるデザインオフィス「nendo」と 業務提携をしている当社クリエイティブチームです。 撮影:太田 拓実
【プロジェクト説明文】 東京ゲームショウ2016「DMM GAMES 」 “一血卍傑ーONLINEー” フォトブースでは、オンラインゲーム “一血卍傑ーONLINEー”のゲームの世界観に合わせ、好きなキャラクターと撮影した自分の顔で、新たに進化したキャラクターを出現させる演出空間を制作しました。 結果画面からQRコードを読み取ることで、進化したキャラクターをTwitterでツイートすることが、さらにプレゼントが当たるというキャンペーンを実施しました。 また、整理券を受け取れなかったり、会場に来られなくても、スマートホン・PCからも同様の体験が可能でした。当日は多くの体験ツイートが見られました。
【プロジェクト説明文】 全国豊かな海づくり大会とは、水産資源の維持培養と海の環境保全に対する意識の高揚を図るとともに、水産業に対する認識を深めるための幅広い国民的行事として、毎年秋季に行われ全国持ちまわりの大会です。 天皇皇后両陛下の御臨席が慣例となっており、全国植樹祭・国民体育大会と並び「三大行幸啓」の一つに位置付けられています。 【開催概要】 「森と川から 海へとつなぐ 生命のリレー」を大会テーマに一般県民参加の関連行事もふくめて9月10日・11日の2日間、庄内浜全域で開催。 水産業の振興に功績のあった団体の表彰などの式典行事を酒田市希望ホールで開催し、稚魚の御放流をなど海上歓迎・放流行事を鼠ヶ関漁港で行うなど庄内浜の魅力を全国に発信しました。 【演出内容】 オープニングの県水産業紹介では、ジオパークに認定された多彩な庄内浜の海岸線をドローン空撮を用いてウミネコの視線で放映し、プロローグでは県の魚サクラマスを通して山形の豊かな森・川・海を継承する人々との交流を演出。両陛下御臨席の大会メッセージ披露には東日本大震災以降初の東北地方での開催となるため、先の熊本地震への復興・復旧への想いを込めた構成としました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】井上 日出生・五十棲 高志・??井 照子 【制作】益田 亮吉・島田龍一
【プロジェクト概要文】 2015年に開催された「ミラノ国際博覧会」は史上初めて「食」をテーマにした登録博です。148の国と国際機関が参加し2,220万人が来場しました。電通が総合プロデュースした日本館は、大型パビリオンの展示デザイン部門で金賞を受賞しました。当社は会場建設が遅れる中、日本館の展示制作を納期内に完了し、会期中6ヶ月間の展示演出オペレーション業務をノントラブルで対応し好評を博しました。 【お客様の声】 施工管理力と協力社ネットワークにより、納期遵守精神をベースに高い施工精度の納品を海外においても実績としたこと。
全国植樹祭は、豊かな国土の基盤である森林・緑に対する国民的理解を深めるため、毎年春季に天皇皇后両陛下ご臨席のもと、国土緑化推進機構と開催地都道府県の共催により行う国土緑化運動の中心的な行事です。 基本計画を2013年に受注。その後2014年に実施計画、2015年に本番を実施しました。 会場整備、式典演出、運営サポートを計画から実施までトータルに行っています。 ◎当社プロジェクトメンバー ㈱乃村工藝社 【営業】井上日出生、高井照子 【プランニング】井上日出生、高井照子 【デザイン/設計】井上日出生、井上禎人、高井照子 【サイン・グラフィック】高井照子 【施工】金光利英 【演出】井上日出生、 【運営】井上日出生、高井照子
フランク ミュラーを筆頭とするフランク ミュラー ウォッチランド グループによる新作時計発表会「WPHH JAPON 2014 in KYOTO」において、当社は、美術・アートワーク周りのトータルディレクションからデザイン・施工までを担当させて頂きました。現場施工時間が半日しか ない中で、招待者を満足させられる空間をどこまで作れるかが鍵となりましたが、青森ねぶた師 北村名人とフラワーデザイナー ニコライバーグマン氏の協力も得て、貫禄ある上質な空間をつくりあげることができました。 担当箇所:アートディレクション, プロジェクトマネジメント, 施工, 設計
お問い合わせ/お見積もり依頼/資料請求は下記よりお気軽にご連絡ください。お問い合わせの多いご質問や、よくいただくご質問は別途「よくあるご質問」ページに掲載しておりますので、ご活用ください。
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