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人々に「歓びと感動」を届ける

乃村工藝社

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新卒採用

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10分で理解!乃村工藝社の会社説明動画です。

募集要項

  • 営業職
  • プランニング職
  • デザイン職
  • 制作管理職

営業職

お客さまの事業の発展・繁栄に寄与する存在となるための窓口となります。お客さまのニーズを把握し、社内のチームを組んで納期や予算を考慮しながらプロジェクトを推進する。新たな顧客の開発も行う。

募集対象

新卒採用の応募については、下記3つの条件を満たしていましたらご応募いただけます。
①入社時点で30歳以下
②入社時点で社会人経験3年以下
③該当年度の4月1日に入社が可能であること

募集学科・専攻

専攻学部不問

雇用形態

正社員 (試用期間3か月)

勤務地

初任地 東京または大阪  *その後各拠点に転勤する可能性あり

本社(東京)
東京都港区台場2丁目3番4号

大阪事業所(大阪)
大阪府大阪市浪速区難波中2丁目10番70号
パークスタワー19階

給与

詳細はマイページをご確認ください

賞与

年2回(6月、12月)

勤務時間

午前9時00分~午後5時30分  *フレックスタイム制あり(試用期間3か月は対象外)

諸手当

通勤手当、在宅勤務手当、超過勤務手当、住宅手当 など

休日休暇

【休日】 完全週休2日、祝日、年末年始
【休暇】 有給休暇(入社初年度10日、以後毎年2日加算、最高20日まで)
      リフレッシュ、慶弔、転勤、産前産後、育児、介護、公傷、ボランティア休暇 など

福利厚生

【制度】 各種社会保険、退職金、企業年金、共済会、確定拠出年金制度、テレワーク勤務制度、フレックスタイム勤務制度、育児・介護短時間勤務制度、従業員持株会、社内レクリエーション各種クラブ活動 など
【施設】 男女独身寮、転勤者社宅、契約保養施設 など

労働組合

あり

プランニング職

企画構想のスペシャリスト。大規模物件や難易度の高いプロジェクトの企画制作において、各種調査・分析、それに基づく事業提案や企画提案、詳細プランなどをつくり、企画の構想から実現までさまざまなフェーズで関わるキーパーソン。仮想から現実まで空間を幅広く捉え、都市計画からデジタルコンテンツまで構想できる多様性のある職種。

募集対象

新卒採用の応募については、下記3つの条件を満たしていましたらご応募いただけます。
①入社時点で30歳以下
②入社時点で 社会人経験3年以下
③該当年度の4月1日に入社が可能であること

募集学科・専攻

専攻学部不問

雇用形態

正社員 (試用期間3か月)

勤務地

初任地 東京または大阪  *その後各拠点に転勤する可能性あり

本社(東京)
東京都港区台場2丁目3番4号

大阪事業所(大阪)
大阪府大阪市浪速区難波中2丁目10番70号
パークスタワー19階

給与

詳細はマイページをご確認ください

賞与

年2回(6月、12月)

勤務時間

午前9時00分~午後5時30分  *フレックスタイム制あり(試用期間3か月は対象外)

諸手当

通勤手当、在宅勤務手当、超過勤務手当、住宅手当 など

休日休暇

【休日】 完全週休2日、祝日、年末年始
【休暇】 有給休暇(入社初年度10日、以後毎年2日加算、最高20日まで)
      リフレッシュ、慶弔、転勤、産前産後、育児、介護、公傷、ボランティア休暇 など

福利厚生

【制度】 各種社会保険、退職金、企業年金、共済会、確定拠出年金制度、テレワーク勤務制度、フレックスタイム勤務制度、育児・介護短時間勤務制度、従業員持株会、社内レクリエーション各種クラブ活動 など
【施設】 男女独身寮、転勤者社宅、契約保養施設 など

労働組合

あり

デザイン職

調査・企画の段階から参入し、お客さまの事業テーマ・要望・課題・予算・工程・社会的ニーズも踏まえつつ、質の高い設計・デザインワークを行う。デジタルデバイスを用いた仮想から現実までの複合的な空間演出デザインも含まれる。

募集対象

新卒採用の応募については、下記3つの条件を満たしていましたらご応募いただけます。
①入社時点で30歳以下
②入社時点で 社会人経験3年以下
③該当年度の4月1日に入社が可能であること

募集学科・専攻

空間、立体、造形、グラフィック、メディア系デザイン、建築・都市計画 専攻
*デジタルデバイスを用いた仮想から現実までの複合的な空間演出デザイン・設計なども含む

雇用形態

正社員 (試用期間3か月)

勤務地

初任地 東京または大阪  *その後各拠点に転勤する可能性あり

本社(東京)
東京都港区台場2丁目3番4号

大阪事業所(大阪)
大阪府大阪市浪速区難波中2丁目10番70号
パークスタワー19階

給与

詳細はマイページをご確認ください

賞与

年2回(6月、12月)

勤務時間

午前9時00分~午後5時30分  *フレックスタイム制あり(試用期間3か月は対象外)

諸手当

通勤手当、在宅勤務手当、超過勤務手当、住宅手当 など

休日休暇

【休日】 完全週休2日、祝日、年末年始
【休暇】 有給休暇(入社初年度10日、以後毎年2日加算、最高20日まで)
      リフレッシュ、慶弔、転勤、産前産後、育児、介護、公傷、ボランティア休暇 など

福利厚生

【制度】 各種社会保険、退職金、企業年金、共済会、確定拠出年金制度、テレワーク勤務制度、フレックスタイム勤務制度、育児・介護短時間勤務制度、従業員持株会、社内レクリエーション各種クラブ活動 など
【施設】 男女独身寮、転勤者社宅、契約保養施設 など

労働組合

あり

制作管理職

お客さまやデザイナーが描いたデザインを、実際に“空間”として具現化する。安全・品質・予算・工程管理などさまざまな視点から、ものづくりを統括する。デジタル/メカニカルな技術的領域における実装のためのディレクション業務も含まれる。

募集対象

新卒採用の応募については、下記3つの条件を満たしていましたらご応募いただけます。
①入社時点で30歳以下
②入社時点で 社会人経験3年以下
③該当年度の4月1日に入社が可能であること

募集学科・専攻

建築、土木、都市計画、情報システム、機械制御、特殊造形、設備系(空調/電気/衛生)推奨

雇用形態

正社員 (試用期間3か月)

勤務地

初任地 東京または大阪  *その後各拠点に転勤する可能性あり

本社(東京)
東京都港区台場2丁目3番4号

大阪事業所(大阪)
大阪府大阪市浪速区難波中2丁目10番70号
パークスタワー19階

給与

詳細はマイページをご確認ください

賞与

年2回(6月、12月)

勤務時間

午前9時00分~午後5時30分  *フレックスタイム制あり(試用期間3か月は対象外)

諸手当

通勤手当、在宅勤務手当、超過勤務手当、住宅手当 など

休日休暇

【休日】 完全週休2日、祝日、年末年始
【休暇】 有給休暇(入社初年度10日、以後毎年2日加算、最高20日まで)
      リフレッシュ、慶弔、転勤、産前産後、育児、介護、公傷、ボランティア休暇 など

福利厚生

【制度】 各種社会保険、退職金、企業年金、共済会、確定拠出年金制度、テレワーク勤務制度、フレックスタイム勤務制度、育児・介護短時間勤務制度、従業員持株会、社内レクリエーション各種クラブ活動 など
【施設】 男女独身寮、転勤者社宅、契約保養施設 など

労働組合

あり

採用関連情報

採用担当紹介

杉野 佑樹
人財開発部 採用課 2019年入社杉野 佑樹Yuki Sugino

何事にも全力投球!

乃村の社員は全員仕事にも遊びにも常に全力で本気で向き合うのが特徴です。 「新卒で入社する会社は人生で1度しかない」だからこそ企業の採用担当である以前にいち社会人の先輩として皆さんと本気・本音で向き合いたいと思っています。 イベントや選考でお会いした際は乃村のこと、お互いのことぜひ本音で徹底的に理解できるまでお話ししましょう!

江村 泰輔
人財開発部 採用課 2023年入社江村 泰輔Taisuke Emura

好奇心を実現する会社!

中途で入社した際は130年以上の歴史を誇る厳格な会社をイメージしていました。しかし会社を知るに連れて、「面白そう!」「ワクワクする!」を社員の皆さんがベースに持っていることに気づきました。そんなマインドで仕事できることは素敵な環境だな、と日々思っています。選考でお会いできることをお待ちしております。

大久保 裕希
人財開発部 採用課 2024年入社大久保 裕希Yuki Okubo

夢をカタチにする場所!

空間創造で歓びと感動を世に届けることをやりがいに、私たち社員も毎日楽しく働いています!乃村工藝社では、夢をカタチにする仲間を募集しています。夢と情熱を活かし、一緒に素晴らしい空間を創り上げていきませんか?自分が携わったプロジェクトの空間が出来上がった時には、きっと何にも代え難い感情に出会えると思います!皆さんとお会いできる日を心から楽しみにしています!

新井 麻梨愛
人財開発部 採用課 2021年入社新井 麻梨愛Maria Arai

世の中に感動体験を増やし、多くの人の人生を豊かに!

これは私が就活で大切にしていた軸です。乃村工藝社で働く今、その想いを実現できています。
空間は人に大きな影響を与え、来場者の喜ぶ姿が直接見れるためやりがいを強く感じます。“自分が本当にやりたいこと”を見つけるのは、私も難しかったです。皆さんの人生を豊かにするお手伝いもできれば嬉しいです!お会いできる日を楽しみにしています!

Culture社風を知る

自分の可能性を試したい。建設業界での知見を武器に、大規模空間を牽引する制作管理の矜持

自分の可能性を試したい。建設業界での知見を武器に、大規模空間を牽引する制作管理の矜持

2020年に乃村工藝社へ中途入社した山﨑 圭一。制作管理職として、デベロッパーやゼネコンが関わる大規模プロジェクトに携わっています。ゼネコン時代に培った知見を武器に丁寧な対話と綿密な計画で現場を牽引し、難解な空間の実現を支え続けるプロフェッショナルである山﨑が仕事のリアルとやりがいを語ります。高度な調整が求められる現場の最前線。プロジェクトを成功へ導く「対話」と「計画」営業推進本部 第一事業部 プロダクト・ディレクション1部 第2課に所属する山﨑。10名のメンバーで構成される同部署は、主にデベロッパーやゼネコンと協業し、新たな空間づくりを担っています。山﨑 「最近は再開発の案件がかなり増えており、そうした大規模なプロジェクトに携わることが多くなっています。短くても半年、長ければ1年以上にわたって1つのプロジェクトに向き合います。現在は2つの大きな案件を担当しており、1つはローマ教皇大使館の新築工事です。ゼネコンとパートナーシップを組みながら全体の監督管理を遂行しています。もう一つは東京駅周辺の再開発に伴う『日本一高いビル』の部分的なフロアの施工計画です。こちらも現在はゼネコンと連携して計画を練っている段階ですが、現場が稼働し始めれば現地に常駐して施工管理を行う予定です」多くのステークホルダーが関わり、高度な調整が求められる現場。その最前線でプロジェクトを円滑に動かすために、山﨑が常に心がけていることは大きく2つあります。1つめは、周囲とのコミュニケーションを重ね、盤石な信頼関係を築くことです。山﨑 「「早めにお互いの信頼関係を築いていくことを何より大切にしています。コミュニケーションが不足すると、現場での困りごとが共有されず、問題が大きくなってから発覚するリスクがあります。それを未然に防ぎ、実務を円滑に進めるのが大きな目的です。そのために心がけているのが、密な対話ができる機会です。例えば、現場の仕事の後に食事へ行き、仕事の話ばかりではなく、プライベートな話題や日々の関心事などを通して、お互いの人柄を知るようにしています。そうすることで、報告や相談がしやすい距離感を作っています」そして2つめが、プロジェクトを確実に完遂させるための、徹底したスケジュール管理です。山﨑 「計画の段階から時間がかかる作業を後回しにするのではなく、先んじて対応し、後半の工程に余裕を持たせるスケジューリングを心がけています。後半のスケジュールが逼迫してしまうと、イレギュラーな事態に臨機応変に対応できなくなるため、常に余裕を持って臨めるよう計画を立てています」建設業界から内装の世界へ。過去の知見が活きる、制作管理という新たな挑戦▲ 『スターバックス リザーブ(R)ロースタリー 東京』山﨑の乃村工藝社に入社するまでのキャリアは、建設業界での経験が軸となっています。山﨑 「約20年にわたり、規模の大小はありますが、賃貸マンションや老人ホーム、幼稚園など、鉄筋コンクリート造や鉄骨造の新築現場で監督を務めてきました。工程、安全、品質、原価管理といった施工管理全般を一通り経験しています」さまざまな現場の監督を経験してきた山﨑ですが、次第に内装への関心を深めていきます。山﨑 「ゼネコンではさまざまな建築に携わってきましたが、徐々に、屋内空間を細部まで緻密に創り上げる内装の仕事に魅力を感じるようになりました。そんな折に『スターバックス リザーブ(R)ロースタリー 東京』が乃村工藝社の実績であることを知り、その意匠性が高く複雑な内装に驚き、強く興味を惹かれました。これまで経験したことのないような、こだわりの詰まった空間づくりを通じて新しい挑戦をしてみたいと考えたのです。有名な物件も数多く手がけており、乃村工藝社ならさらに幅広い経験が積めると確信して入社を決めました」2020年に中途入社した山﨑。入社後に直面した課題は「各部署との連携構築」でした。山﨑 「現場に出ると長期間になるため、社内との関わりがどうしても少なくなりがちです。そのため、どの業務をどの部署に相談すべきか、関係性を構築していくことが最初の課題でした。わからないことはまず上司に相談し、適切な窓口を確認したうえで、各部署の方々に自ら声をかけて地道に関係を築いていきました」相談や協力がしやすい社内カルチャーにも助けられ、少しずつ社内のネットワークを広げていった山﨑。新たな環境に戸惑う反面、過去の経験が確かな支えになることもあったと言います。山﨑 「ゼネコン側の視点や求めている工程が理解できるため、先回りしてサポートすることで、関係性が非常にスムーズに構築できます。『この図面が後工程で必ず必要になる』『ここを先に進めれば他の協力会社も入りやすくなる』といった提案を積極的に行っています。そうした働きかけを続けることで、チーム全体への厚い信頼へとつながり『乃村工藝社に任せるよ』と言っていただけるようになります。ゼネコン時代の経験が活かせる環境ですし、知識を活かして貢献できるところにやりがいがあります」難解な空間づくりは学びの連続。デザインをカタチにするプロセスにこそ面白さがある▲山﨑が担当したハイクラス レジデンスの共用部入社以来、山﨑は多岐にわたるプロジェクトを手がけてきました。ホテルのVIPルームの内装工事や、レジデンス「パークウェルステイト鴨川」の内装、外資系テクノロジー企業の大規模オフィス改装、さらには都心の大型複合施設の商環境施工など、手がける空間のジャンルは実にさまざまです。そうしたプロジェクトの中で、山﨑が確かな手応えを感じた成功体験として挙げるのが2025年竣工のハイクラス レジデンス プロジェクトです。直線があまりない複雑な構造が続く難易度が非常に高い空間づくりを実現し、社内表彰も受けました。山﨑 「曲面が多く、壁の位置を正確に出していく工程に非常に苦労しました。協力会社と共にどこを基準にするか、詳細な施工図面を作成して進めました。とくに高さ10mほどの天井への三角形の造作物の取り付けは、下地の構造から深く考え抜きました。安全性はもちろんのこと、いかに効率よく美しく取り付けるかを徹底的に検証しました。最終的には、三角形の造作物を組み合わせることで光が屈折し、美しい陰影が生まれる非常に印象的な空間が完成しました。幾多の調整を経て、思い描いた通りに綺麗に納まった時の安心感と達成感は、言葉にできないほど大きなものでした」こうした難易度の高い空間をカタチにする挑戦の連続が、山﨑にとっての新たな学びと原動力になっています。山﨑 「装飾物や重量物を取り付けるための『下地』作りに関しても、これまでの知識をアップデートさせながら向き合っています。内装独自の工法や材料など、新しく学ぶべき領域に触れるのは非常に新鮮で、楽しく取り組めています。どうすれば後のメンテナンスがしやすく、安全性を長く担保できるか。新しい材料が出れば、全社でメーカーを招いて勉強会を開くなど、常に知識のアップデートを欠かしません」デザインをカタチにするプロセスそのものが、自身のやりがいそのものだと山﨑は語ります。山﨑 「制作管理ならではの面白さも日々実感しています。似たような用途の施設でも、デザイナーの意図によって作り方やアプローチがまったく異なります。案件ごとに新しい挑戦があり、常に新鮮な気持ちで取り組めるのが魅力です。何もない場所から徐々に空間が仕上がっていく過程を見届けるのが好きで、完成時の達成感はひとしおです」「できない」とは言わない。スペシャリストとしての矜持を胸に、次なる大舞台へ挑むさまざまな現場を乗り越えてきた山﨑には、今後挑戦してみたい目標があります。山﨑 「未だかつてない規模のビッグプロジェクトに挑戦してみたいですね。再開発案件が増えている中で、現在の担当領域からさらに施工範囲を広げ、より大規模な空間づくりを手がけてみたいと考えています。自分自身がどこまでできるのか、限界を超えて自分の可能性を試し、広げていく挑戦を続けていきたいです。その挑戦の根底には、常にスペシャリストであり続けたいという思いがあります。自身の専門性を高め、困難な要望に対しても安易に『できない』と言わず、どうすれば実現できるかを模索し続ける姿勢を大切にしたいです。そのために、これからも多様な知識を吸収し続けていきたいと考えています」熱い想いを語る一方で、チーム内での自身のスタンスについては、サポート役としての役割を大切にしています。山﨑 「私はチームの中で最前線に立つよりも、全体を俯瞰し、プロジェクトを円滑に推進する役割に自身の強みがあると考えています。まだ経験の浅いメンバーをフォローし、培ってきた知識やノウハウを伝えていくサポート役を担っていきたいです」そんな山﨑から見て、乃村工藝社や制作管理職にマッチするのは「前向きで真面目、そしてオープンマインドな人」だと言います。山﨑 「困難な状況でも、主体的に前向きに取り組む姿勢がなければ、現場での状況を好転させることはできません。また、真面目で誠実な対応を積み重ねることでしか、関係者の信頼は得られないからです。さらに、単に話すのが得意なだけでなく、相手の意図を正確に汲み取れる傾聴力も求められます。相手が本当に求めていることを理解し、寄り添うオープンな姿勢があってこそ、周囲としっかり協調し、プロジェクトを適切な方向へ導いていけるのだと思います」 最後に乃村工藝社で働く魅力について、山﨑はこのように語ります。山﨑 「「社内には明るくユーモアのある人が多く、真摯に仕事に向き合いながらも、気軽に相談し合える温かい環境があります。また、各事業部が手がけるプロジェクトの領域が本当に多岐にわたっているのも魅力です。エンターテインメント施設から文化施設、そして私が担当しているような再開発の商業エリアまで、お客さまの業界も空間の性質もまったく異なります。事業部ごとに扱う空間が違うからこそ、幅広い挑戦の場が広がっているのが当社の魅力ですね」確かな技術と知見をもとに、山﨑はこれからも未だかつてないスケールの空間づくりへ、スペシャリストとしての矜持を持って挑み続けます。※ 記載内容は2026年2月時点のものです

発注者の“代弁者”として信頼を築く。乃村の空間づくりを支えるコンストラクションマネージャー

発注者の“代弁者”として信頼を築く。乃村の空間づくりを支えるコンストラクションマネージャー

地元県庁と設計事務所を経て乃村工藝社へ転身し、コンストラクションマネジメント部で活躍する小室 加津彦。プロジェクト関係者の橋渡し役として信頼を築きながら新しい役割を確立し、社内表彰を受賞しました。硬質な現場から華やかな空間づくりの世界へ挑戦した小室の経緯と今後の展望に迫ります。プロジェクト成功のカギは“対話力”。技術と信頼で支える存在へ小室が所属するコンストラクションマネジメント部は、内装空間のプロジェクト管理や大型・特殊案件の事業者支援を行う部署です。プロジェクトの企画段階から参入し、クライアントの代わりに技術的な部分を包括的にサポートしています。小室はその中で、主に内装関係のコンストラクションマネジメント(CM)を担当しています。小室 「建物の新築や改装に際し、技術的なマネジメントを行うのが主な業務です。具体的には、内装・展示工事におけるスケジュール管理・品質管理・リスク管理などをお客さまの代行者として担当しています。また、お客さまやプロジェクトの関係者と社内メンバーの間に立って、プロジェクト全体をスムーズに進める調整役でもあります。商業施設やホテルなど、特定の分野に限定されることなく、さまざまなお客さまのプロジェクトに携わっています」CMやプロジェクトマネジメント(PM)として、プロジェクトを成功に導くうえで小室が最も大切にしているのはコミュニケーションです。小室 「プロジェクト全体を俯瞰的に見ながら、各関係者の立場や意見を丁寧にくみ取ることを心掛けています。必要に応じて会議の前に関係者とコミュニケーションをとり、“潤滑油”のような役割を担っています」単なる調整役にとどまらず、クライアントの代弁者として社内外の関係者と信頼関係を築くことで、技術的な提言や判断を現場に届ける橋渡し役も担っています。小室 「技術的な内容で、お客さまが言いづらい点を代弁し、率直に工事の是非や工程についての意見を設計者や施工者にお伝えしています。ただし、それを伝える前に事前調整を行い、丁寧に対応するようにしています。“代弁者”ではあるんですが、ただ伝えるだけじゃなくて、関係者みんなに配慮しながら、言うべきことは丁寧に伝える。そういう“調整の質”をすごく大事にしています」こうした調整力を発揮できる背景には、小室の多様な経験と乃村工藝社が長年培ってきた空間づくりの知見があります。小室 「さまざまな関係者との対話を通じて、お客さまにとって最適な解決策を見つけることを重視しています。コストを優先すべきか、スケジュールを重視すべきかなど、プロジェクトごとに異なる課題に対して、乃村工藝社が空間づくりで培ってきた豊富なノウハウを活かして対応しています」硬質な現場から華やかな舞台へ──挑戦が導いた転機▲ KANDA SQUARE大学院で建築史を学んだ小室のキャリアは、地元・福島県庁から始まりました。公共施設の維持管理を担当しつつ、庁舎建設や津波被害にあった合同庁舎の復興計画にも携わります。小室 「県庁では庁舎建設と既存庁舎の改修に監督員として携わりました。建物の維持管理や耐震工事などを3年間で一通り経験でき、担当した庁舎が竣工したタイミングで次のステップに進むことを決意しました」その後、地元の設計事務所に転職。設計から施工管理まで一人で幅広く担当する中で、ある出会いが転機となります。小室 「勤めていた設計事務所で銘菓メーカーのアンテナショップの設計を担当した際、並行して本社の建設が行われており、内装工事に触れる機会がありました。そこで初めてディスプレイ業界を知り、華やかで面白い仕事だと感じたんです。転職活動の際に乃村工藝社を知って、アミューズメントパークの空間づくりなど、エンタメ系の仕事にも惹かれました。これまで経験のないディスプレイ界に挑戦したいという想いが芽生え、入社を決めました」入社後、設計部にて担当したのが神田エリアに計画されたKANDA SQUAREプロジェクトです。住友商事さまが神田に建設した21階建てオフィスビルの商業フロアで、小室が一実施設計を担当しました。小室 「神田の歴史や文化を現代的なデザインと職人の伝統技法で融合させ、革新的でありながら誰もが入りやすい空間を目指すという挑戦的な案件でした。壁面にレンガや左官という伝統的な手法を採用しましたが、高い耐震基準をクリアする必要があり、塗装などと比較して重量がある素材での施工が大きな課題でした。住友商事さま、デザイナー、職人が直接コミュニケーションを取る『ギルド』という方法でプロジェクトを推進し、技術的な問題を一つずつ解決していきました」2年という限られた期間での完成が求められる中、特殊プロジェクトをスムーズに進行できたことは自信にもつながったと、小室は振り返ります。小室 「優秀なデザイナーやギルドメンバーと協力し、困難な技術課題を無事乗り越えることができました。お客さまにも大変喜んでいただき、その後の地震でも壁面に損傷がなく、プロジェクトの成功を実感しました。また、前職での発注者側の経験により、事業者・施工者・デザイナーそれぞれの立場を理解した上で、各種の調整をできることが自分の強みだと考えています」困難を乗り越えるしなやかさと対応力▲リーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクション2023年11月、小室は2人目の子どもが生まれたのを機に1カ月間の育児休暇を取得しました。それは、リーガロイヤルホテル大阪の客室改修プロジェクトが始まるタイミングでした。小室 「1人目はコロナ禍でリモート勤務のため子育てと仕事を両立できましたが、2人目はプロジェクトの兼ね合いで大阪との往復移動が必要になります。そこで育児に集中するため1カ月の育休を取得しました。復帰後は週2~3回大阪へ出張する生活を1年半続け、家族の協力によりプロジェクトを完成まで導くことができました」このプロジェクトは社内だけで40人超の多職種が関わる、約1年半に及ぶ大規模な客室改修。小室はそこで新たな挑戦を担います。小室 「従来はプロジェクトの進行管理を営業が担当していましたが、リーガロイヤルは社内メンバー40人超が関わる大規模案件で、より専門的な管理が必要でした。そこで私たちコンストラクションマネジメント部が、お客さまとの窓口業務、プロジェクトの進行管理、各部署の調整を一手に引き受ける『社内PM』という新しい役割を担うことにしました」この仕組みにより、従来は各部署がバラバラに対応していた業務を一元化。お客さまの質問への回答、スケジュール調整、設計変更の検討なども全て社内PMが取りまとめることで、効率的なプロジェクト運営を実現しました。小室 「新しい仕組みの導入により、同じ質問が複数部署から重複して出ることを防ぎ、スケジュール変更やコスト管理も一元化できるため、プロジェクト全体の無駄を大幅に削減できました。さらに、全ての主要な打ち合わせに社内PMが参加することで、関係者間の情報共有が格段にスムーズになり、プロジェクト全体の透明性も向上したと感じています」この取り組みは、2024年度の社内表彰にもつながりました。小室 「社内表彰を受けたこともあり、社内PMへの注目も高まっています。ただし、全てのプロジェクトに同じ方法が適用できるわけではありません。今後はプロジェクトごとの特性に応じて柔軟にアレンジし、より多くの案件に展開していきたいと考えています。社内PMという新しい役割を乃村工藝社全体に広げることで、プロジェクト推進力の向上に貢献していきたいですね」空間の裏側に、確かな信頼とプロフェッショナリズムをコンストラクションマネジメント部として、今後どのような存在を目指すのか。小室は部署の展望を語ります。小室 「『乃村工藝社に任せれば、プロジェクトが円滑に進む』とお客さまに認知される部署を目指しています。そのためにもCMとしてプロジェクトを推進できるメンバーをもっと増やしていきたいですね。また、個人としては特定のジャンルにこだわりはありませんが、アミューズメントパークのようなプロジェクトにもいずれ挑戦していきたいと考えています」信頼と経験を積み重ねる日々の中で、やりがいを感じる瞬間は数多くあります。小室 「プロジェクトには大小さまざまな山場がありますが、それぞれを乗り越える度に達成感を得られます。完成時の歓びはもちろん、プロジェクトの要所要所で感じられるやりがいも、この仕事の大きな魅力だと思います」乃村工藝社の魅力について、小室は独自の視点で語ります。小室 「高揚感やワクワク、ドキドキといった人の感情を動かす空間を生み出す会社だと思います。デザインや制作に直接携わるだけでなく、プロジェクト全体をまとめる立場として関わることも可能で、多様なアプローチで空間づくりに参画できることが魅力です。話題になる建物には必ずと言っていいほど関わっているため、刺激的な環境で、子どもに『これをパパが作った』と言える誇りも感じられます」 プロジェクトの規模や内容に関わらず、関係者一人ひとりの声に耳を傾け、丁寧に調整を重ねる──。その姿勢と豊富な経験を活かし、小室はこれからも、乃村工藝社の空間づくりを縁の下から力強く支えていきます。 ※ 記載内容は2025年5月時点のものです

お客さまの「一番の理解者」でありたい。開発力×提案力で挑む、誰もが楽しめる文化施設づくり

お客さまの「一番の理解者」でありたい。開発力×提案力で挑む、誰もが楽しめる文化施設づくり

ミュージアムや公共施設などの文化市場に携わりたいと2015年に乃村工藝社に新卒入社した天野 晴香。文化環境事業部の営業主任として、数々のプロジェクトを手がけます。出産や子育てを経験し、さまざまな利用者が抱える文化施設への心理的・心理的アクセシビリティを課題にR&D活動にも取り組む天野が、これまでのキャリアや想いを語りますお客さまの一番の理解者であるために。丁寧なヒアリングを通して本当の想いをくみ取る天野が所属する営業推進本部 文化環境事業部 営業1部 第2課は、国や地方自治体をお客さまに持ち、博物館や美術館、科学館、図書館、子育て支援施設などの公共施設のプロジェクトを手がける部署です天野 「カバーするエリアは北海道から九州まで全国各地にわたります。その中で私は主に東京都内の案件を担当しており、現在は国の展示施設の設計業務、区の観光センターや図書館のコンサルタント業務など、複数のプロジェクトを進行中です」現在進行中の大規模な国の展示施設のプロジェクトは基本設計の段階。お客さまの「こういう空間や展示にしたい」という要望を丁寧にヒアリングし、チームのデザイナーやプランナーと共に企画やデザインに落とし込んでいきます。天野 「お客さまとの細かなやりとりは営業である私の担当です。プロジェクトマネジメントに始まり、お客さまの本音を引き出す役割も担います。営業担当として、私はお客さまの一番の理解者でありたいと思っています。『話しやすいな』『この人なら話が通じるな』と感じてもらい、社内メンバーの誰よりもお客さまに近い存在として、ただ話を聞くだけでなく、お客さまの発言の裏にある想いまでくみ取るよう心がけています。今回のプロジェクトは、お客さまの中に博物館の展示を制作するのが初めての方もいらっしゃいます。だからこそ、本質的なニーズをじっくり丁寧にヒアリングすることが、お客さまの本当にやりたいことの実現につながると思っています」さらに公共施設の場合、企業案件とは異なる難しさがあると天野は話します。天野 「公共施設は、大切な税金を使っている事業なので、市民(納税者)などの利用者にどう使われるべきかを一番に考える必要があります。そこでよく行う手法は、市民などの利用者とのワークショップ。最近では視覚や聴覚に障がいがある方、小さな子どものいる家族など、これまでミュージアムに行くハードルが高く『行きたいのに行けない』と感じている方々にもヒアリングを行っています。よりひらかれた場所にしていこうという動きが増えています」社会的な課題や共生社会の実現に向けた国の取り組みなどに仕事で触れる中で、自身も問題意識を感じた天野。3年前から「インクルージョン&アート」という社内のR&D活動に参加しています。天野 「クリエイティブな活動を通じた「共生する社会づくり」と「共創する仕組みづくり」をテーマに『どうすれば、あらゆる人のお出かけ先に対する心理的・物理的アクセシビリティが向上するのか』という調査・研究を行っています。例えば、空間の使い手と対話を重ねながら場づくりをおこなうカード形式のワークショップツール『インクルーシブデザインパターン』や、視覚に頼らずに触覚や音を頼りに絵画鑑賞を楽しめる新しいツールづくりなどを行っています」全国の文化施設で学んだ開発力×提案力。産休・育休を経て、新たな働き方へ乃村工藝社では通常、営業職であっても入社1年目は制作部門で現場を経験し、2年目から営業職のキャリアをスタートします。しかし天野のケースは少し異なっていました。天野 「入社前からプランニング職にも興味がありました。そこで当時の上司の理解もあり、2年目に企画部門で経験を積ませていただけることになったんです」このようなキャリアパスは現在の制度では基本的に設けていないものの、当時の特例でプランナーの仕事を1年間経験した後、3年目から営業職として全国の文化施設のプロジェクトに携わることに。2016年から2019年にかけて、熊本城天守閣や松本市立博物館の展示設計業務、菊池市中央図書館の施工業務など、多くの案件を手がけました天野 「行政案件は、企業のような継続的な顧客関係がないことが特徴です。1つの仕事が終わると、また一からお客さまとの関係性を構築して、新たな事業や仕事を自ら作っていかなければなりません。いわば『開発力』が、文化環境事業部の営業では非常に重要だと学びました。また、2年目にプランニングを経験したこともあり、『開発力』に『提案力』を掛け合わせることで、よりお客さまの本質的なニーズや想いを引き出せる営業になれるのではないかと考えるようになりました。例えばデジタルコンテンツを作りたいというご要望があれば、トレンドや事例の紹介だけではなく、さまざまな方向性の別の手法も提案することで、『本当はこれがやりたかったんだよね』という声を引き出し、具体的な仕事につなげていく。想いをかたちにするための可能性を提示できる力を伸ばしていきたいなと感じました。」その後、2019~2021年にかけて産休・育休を取得。復帰前には上司との面談があり、今後の働き方について丁寧にすり合わせできたことが安心につながったと振り返ります。天野 「私の希望として、時短勤務にしたいこと、出産前は全国の案件を担当し出張も多かったのですが今後はできるだけ移動距離が少ない関東の案件を担当させてほしいこと、業務量は徐々に増やしていきたいことなどを伝えました」復帰後は、周囲の協力を得ながら、より効率的な働き方を意識するようになりました。天野 「上司や周りのメンバーの理解もあり、要望や状況を伝えやすい環境です。現在は子どもの保育園のお迎えの時間に合わせ、残業せず定時で退勤するスタイル。子どもの急な発熱や急ぎの仕事が入っても対応できるよう、復帰前よりもスケジュール管理を徹底するようになりました。緊急度や重要度を考慮して優先順位をつけ、1日のスケジュールを分単位で管理しています」インクルージョン&アートの知見を活かした新たな挑戦。培った提案力が花開く▲ 日本科学未来館常設展示「ナナイロクエスト -ロボットと生きる未来のものがたり」産休・育休から復帰直後は、上司のサポート的な役割で徐々に新しい働き方に慣れていった天野。しだいに「営業として自分1人で仕事を回して、もっと挑戦したい」という気持ちが高まってきたと言います。その中で手がけることになったのが、「日本科学未来館 常設展示「ハロー!ロボット」「ナナイロクエスト -ロボットと生きる未来のものがたり」「ノーベルQ」 でした。開発段階からプロポーザル獲得、設計、施工まで約2年間、大規模プロジェクトに挑戦しました。天野 「社内のコンテンツ系チームやグラフィックチームなど、これまで関わったことのないメンバーとの横断的な編成で、関係者も多く取りまとめに苦労しました。特に展示内容は、ロボットと謎解きを掛け合わせた展示や、 “老い”を疑似体験できる展示など、前例のない新しい取り組みだったので、社内チームはもちろん、お客さまと一緒に悩みながら作り上げていきましたね」このプロジェクトでは、インクルーシブデザインの視点も重視しました。天野 「視覚や聴覚に障がいのある方、車椅子の方、子どもや高齢者の方などを招いて、展示のデモ検証を何度も行い、そこで出たさまざまな意見を取り入れていきました。個人的にも関心のあった分野ですが、仕事として本格的に携わったのはこれが初めて。当事者の方の意見から得られた発見や気づきも多く、とても勉強になりました」2023年、主任への昇格を経て、天野は次なる挑戦として東京国立博物館「あそびば☺とーはく」のプロジェクトに監修として参画します。 ▲ 東京国立博物館「あそびば☺とーはく」 ©ナカサアンドパートナーズ天野 「2024年11月に、同館で初めてお子さまも保護者の方も一緒にのびのびと遊べる場所が期間限定でオープンし、乃村工藝社は企画監修を担当しました。『博物館で思い切り遊んで、未来を担う子どもたちに、「楽しかった!」という気持ちを持ち帰っていただきたい。そして、お子さまを連れてご来館くださった保護者の皆様にも、周りに気兼ねする必要がない、居心地の良いスペースを提供したい。』そのような思いを込めて東京国立博物館様が企画されたプロジェクトです。当社は、社内R&D「インクルージョン&アート」の知見を活かし、子どもが使用するプレイスペースとしての造作・什器の安全面やグラフィック・サインのあり方、カームダウンスペースのあり方などをご提案させていただきました。実際にオープン後、子どもたちが楽しそうに遊んでいる姿を見られたのはうれしかったですね」やりたいことを応援してくれる環境で、さまざまな利用者にひらかれた文化施設を目指す今後はより多くの人々にひらかれた文化施設の実現を目指したいと、天野は話します天野 「文化施設は全ての人にひらかれているべきですが、実際に訪れる人は偏っていると感じています。その裾野を広げるという意味でも、文化市場を盛り上げていく意味でも、誰一人取り残さず、だれもが訪れやすい空間を提案していきたいです。目指すのは、人々の“お出かけ先”の選択肢にミュージアムなどの文化施設が入る世界。小難しい場所ではなく、気軽に楽しめる身近なスポットの1つになるといいですね」天野が抱く文化市場への想いは、地元・熊本での経験に深く根ざしています。天野 「私は大学入学時に上京したのですが、地元を離れて初めて熊本の良さを実感しました。その体験から、地域の魅力を発信できるミュージアムがあれば、地元にいながらその地域を好きになれるのではないかと考えたんです。これが乃村工藝社を目指し、文化市場に携わりたいと思った理由でもあります」そんな乃村工藝社の魅力を、天野はこう語ります。天野 「やりたいことを応援してくれる会社だと思っています。夢であった文化施設のプロジェクトに関われていますし、インクルーシブデザインや新しいことにも挑戦したいと思えば、仲間が集まり、それを極め、仕事の中でも活かせています。目の前の業務をこなすだけではなく、自己実現もかなえてくれる会社だと感じますね。また、産休・育休から復帰した後もスムーズに業務に戻れる環境や、上司との関係性など、多様なライフステージに合わせて働きやすい風通しの良さも魅力の1つです」 最後に、天野が考える営業の仕事の面白さとは。天野 「私はコンペやプロポーザルに取り組んでいる時が一番ワクワクします。それは、お客さまの想いをいかに理解できているかが問われる場面だから。自身の提案が採用されることは、お客さまの一番の理解者になれたという証明です。それを実感できる時が、私にとって一番うれしい瞬間ですね」 ※ 記載内容は2025年5月時点のものです

建築の知識と「人中心の空間づくり」への情熱。理想をかなえたデザイナーの挑戦

建築の知識と「人中心の空間づくり」への情熱。理想をかなえたデザイナーの挑戦

建築と空間体験——学生時代に抱いた2つの関心を胸に乃村工藝社でのキャリアを歩んできた安藤 陽介。2005年の入社以来、先端のデジタルツールを柔軟に取り入れながら、“人の過ごし方”に寄り添う空間づくりに取り組んできました。挑戦と革新を重ね、体験価値を生み出し続ける、その想いと歩みを紐解きます。企画から建築・内装まで一貫して関わる──コンセプトを保つデザインアプローチ安藤が所属するのはクリエイティブ本部 クリエイティブプロデュースセンター “no.10”。建築からインテリアまで幅広く手がけ、空間を通して新たな体験をデザインするチームの一員です。安藤 「担当領域は案件によって異なります。最近では社内のリクルーティングスペースやアパレル店舗、サウジアラビアのカフェなどを手がけました。昨年は住宅を建築から内装まで一貫して担当し、今は地元の名産品と連携した体験型研修施設や、大型商業施設のリニューアルに取り組んでいます」近年は、企画の初期段階から建築やインテリアまで、一貫して関わるケースが増えてきました。中でも安藤が得意とするのは、街並みの中での施設のポジショニングなどを含む大規模な案件。プランナーと連携しながら企画段階から関わっています。安藤 「私のチームでは、初期に立てたコンセプトをそのままカタチにする“分かりやすさ”を大切にしています。企画段階から関わることで、施設全体として一貫性のあるコンセプトを築きやすくなり、バラバラに進行するよりも、完成度の高い空間をつくることができると考えています。ただ、全てを自分だけで完結させるのは難しいため、プランナーとの協働が欠かせません」no.10では、デザインの質だけでなく、プロセスにおける顧客満足も重視しています。その一環として、ゲームエンジンと呼ばれるソフトウェアで完成予想を可視化しています。安藤 「ゲームエンジンを使えば、完成後の空間を実際に歩いているような体験ができます。従来の静止画のパースとは異なり、空間のイメージを直感的に伝えられるので、お客さまの意思決定が早まり、結果的にプロジェクトの質も上がります。手間はかかりますが、ほとんどの案件で導入しています」建築には時間とコストがかかり、一度つくったものをやり直すのは容易ではありません。安藤 「お客さまには、納得した上で次のフェーズに進んでいただきたい。そのために、デジタルツールを活用して丁寧に合意形成を行っています。空間づくりにおいて、このプロセスは非常に重要だと考えています」カルチャーと建築が交差する場所で見つけた新しい視点▲「安川電機みらい館」撮影:ナカサアンドパートナーズ 河野政人カルチャーやアートに興味を持っていた安藤は、高校生のときに訪れた豊田市美術館で「空間そのものの魅力」に惹かれ、大学では建築を学ぶことを選びました。安藤 「当時、建築といえば建物という"箱"をつくる仕事で、建築家が自分の個性を投影する作品づくりという印象が強くありました。しかし、学んでいるうちにもっと生活者に寄り添い、実際の暮らしに根ざした提案をしたい──そう考えるようになりました。音楽も好きで、学生時代にはDJをしていた経験があります。お客さんが喜ぶ姿を間近でダイレクトに感じられる体験から、"人との距離が近い"仕事に強く惹かれました。内装やディスプレイ業界への興味もそこからです」そうした思いを抱きながら就職活動を進める中で、乃村工藝社と出会います。安藤 「雑誌で見た実績や、大学の先輩が楽しそうに働く姿に惹かれました。当時の社屋の自由な雰囲気も魅力的でしたね」生活者に寄り添うデザインができる環境だと感じ、入社を決意。入社後に配属されたコミュニケーションデザイン部門では企業のショールームやイベント空間などの設計を担当しました。空間づくりに携わる中で、ある確信を深めていきます。安藤 「デザインや空間によって、人の過ごし方は大きく変わるんです。空間の造形によって、人の視線や動きが自然と誘導されていく。展示物をどう見せるか、どう感じてもらうかを設計することで、来場者の体験の質そのものを高めることができます」安藤は“仮説・検証・改善”を重ね、自ら体験設計の知見を深めていきました。その考え方が結実したのが、2015年に主担当を務めた体験型ショールーム「安川電機みらい館」です。安藤 「産業用ロボットやモーターの技術を、一般の方にも分かりやすく伝えるための空間を手がけました。未来的な技術を展示する施設として、空間自体をロボットの中にいるような雰囲気にデザインし、通常の垂直な壁ではなく斜めの壁面を採用。壁と壁の角度も90度ではなく不規則な形状を用いることで、特徴的な空間を創出しました。また、床にLEDをライン状に仕込み、色の変化や点滅によって未来感を表現しました」また、デジタルツールの活用にも積極的に取り組み、CGを自ら手がけることで、より細やかな空間づくりを実現しました。安藤 「斜めの壁面が多い設計では、3D空間上で実際の見え方を確認しながら細かな角度を調整していく必要があります。通常はパース制作を外部に依頼するケースが多いのですが、意図した空間に仕上げるには、自分で検証しながら微調整する方が断然スムーズなんです」この案件は複数のアワードを受賞。人々の体験や行動を意識した空間づくりの手法は、その後の案件にも大きな影響を与えることになります。技術と想いを重ねてつくる、唯一無二の空間▲リアス海岸の住宅2016年、入社時から希望していた商業系案件を担当するデザインチーム「onndo」に異動します。現在も安藤が所属しているno.10の前身となるチームです。そこで待っていたのは、中国・上海にある商業施設「Times Square」を1棟丸ごとリニューアルする大規模プロジェクトでした。安藤 「床を抜いてブリッジを架ける、外観も一新するなど、建築・インテリアを含む全面的な改修でした。約3年かけて、ゼロベースから空間全体を構想できたことは、自分にとって理想的なプロジェクトでしたね」このプロジェクトは、デジタルツール活用の転機にもなりました。安藤 「外国の方への提案時は、言葉や文化の違いもあり“図面”だけでは意図が伝わりにくく、“ビジュアル”がないと理解してもらいにくいように感じます。そのため、過去には何度もパースの修正を求められた経験がありました。改善策を考えた結果、“体験できる提案”に勝るものはないと感じ、VRの導入に踏み切りました」当時としては先進的な取り組みで、社内でも数件しか実施されていない手法でした。安藤 「プレゼンテーションの際に、VRゴーグルを社長に装着していただき、私がコントローラーで操作しながら空間を体験してもらいました。さらに、外部企業と提携してVRモデルを活用した解析も実施。6人の被験者に脳波計測することで、居心地の良さなど空間に対する感情を数値化することができました。改修前後の違いを定量的に示すことで、プレゼンテーションの説得力が格段に高まりましたね」そして2024年は、個人邸「リアス海岸の住宅」(KUKAN DESIGN AWARD 2025 Shortlist)の設計に挑戦。建築からインテリアまで一貫して手がける集大成的なプロジェクトでした。安藤 「乃村工藝社で住宅の設計を任されることは珍しく、建築から携われる機会も貴重でした。この案件では、BIM(Building Information Model)※をフル活用し、設計から施工まで一貫してデータ管理を行いました。デジタル空間の中で建築一棟を丸ごと建てるような感覚で、使用する材質、床や壁の仕様、設備の詳細まで、あらゆる情報を集約していきます」日本海側特有の強い北風という地域特性に対しても、街の路地構成を建築に取り入れるというアプローチで解決を図りました。安藤 「建物単体の設計ではなく、周辺の地形や街並みとの関係性、住む人の視点から見える風景まで、総合的に考えて設計できたことが何より楽しかったですね」デジタル技術と豊富な経験を駆使し、生活者の視点を持った建築設計を実現。安藤にとって、これまでの学びと視点を総動員できた案件となり、国内外のアワードを受賞しました。※BIMとは、Building Information Modeling(ビルディング インフォメーション モデリング)の略称。 3次元のデジタルモデルに床・壁・天井などの「属性」や、仕上げ・コスト・スケジュールなどの「管理情報」を持たせ、設計・施工・維持管理に情報を活用することで業務を効率化する仕組み人に寄り添い、未来を描く空間デザインの哲学安藤は、建築からインテリアまでを手がける中で、人々の暮らしに寄り添うデザインを追求してきました。その仕事の中で最もやりがいを感じるのは、お客さまに喜んでもらえた瞬間だと言います。安藤 「建築は完成まで全体像が見えにくく、仮説・検証の繰り返しです。そのプロセスの中で、自分の仮説が正しかったと実感できたときや、細部へのこだわりに共感を得られたときに大きなやりがいを感じます。中でも、人の幸せに少しでも貢献できたと感じられる瞬間は、何にも代えがたい喜びがあります」今後のビジョンについて、安藤は学生時代から温めていた思いが実現しつつあることへの歓びとともに語ります。安藤 「学生時代に建築を学んでいましたが、より消費者や生活に身近なデザインをやりたいという思いから乃村工藝社に入社しました。一方で、いずれは人を中心とした視点で建築にも携わりたいという気持ちもずっと抱いていました。最近は建築案件を任せていただく機会が増え、学生時代に描いていた理想に近づいていることを実感しています。今後も生活者やインテリアなど人に近い部分から、建築、そして街づくりへと領域を広げながら、常に人を中心に考えたデザインを追求していきたいと思います」入社して20年近くが経ちますが、乃村工藝社での仕事に対する思いは今も変わりません。安藤 「振り返ると、乃村工藝社には、自分から学び挑戦する意欲があれば本当に多くのチャンスを与えてくれる環境がありました。デジタルツールの導入や部署の異動など、節目ごとに自分の関心や挑戦したいことに取り組ませてもらえたのは、非常にありがたかったですね。そうした機会をもらえたことに感謝しています」建築から空間設計、そして体験設計へ。「空間には、人の行動を変える力がある」——そう信じ、安藤は今日も現場で挑戦を続けています。※ 記載内容は2025年5月時点のものです

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