食料・水・環境の事業領域で、社会課題の解決をミッションとするクボタ様は、北海道ボールパーク内に“食と農業”の魅力・可能性を楽しくおいしく学ぶ農業学習施設を開設しました。本施設では、子どもをメインターゲットとし、あらゆる人が未来のために共に学び、考える場所をコンセプトとし、食と農業が抱える課題解決に大切な3つのカギをめぐる体験ストーリーが構築されています。特に小学校4年生以上の児童・学生を対象とした「AGRI QUEST(アグリクエスト)コース」では、農業経営者の一人となりチームで取り組むことで農業経営の面白さと多様性を学んだり、「TECH LAB」では最先端のスマート農業や植物工場に触れることで、アグリテックの重要性を体感できます。また、こだわりの食材を使ったメニューを提供するカフェも併設されています。当社グループは企画・設計・制作施工にとどまらず、施設運営、カフェ運営、イベント装飾といった幅広いソリューションを提供しました。
北海道内最大級の遊園地を有するルスツリゾートのお化け屋敷プロジェクト。当社が手掛けた「死霊の館」は2004年の誕生以来、長年全国的にも愛されていますが、新たな続編にあたるお化け屋敷「死霊の鏡」も企画から施工までのトータルプロデュースをいたしました。迷路のように続く空間、リアルな造形、音響、メカギミックに加え、3Dホログラムサイネージの映像により迫力と没入感を演出しています。さらに来場者自身が結末を選択するマルチエンディングを導入するなど、過去に類をみない恐怖感、驚きや迫力、没入感を持つホラーアトラクションです。当社が長い歴史の中で培ってきたお化け屋敷のナレッジを活かし、ウォークスルータイプお化け屋敷に最新演出技術を導入することでリアル体験の拡張に挑戦しています。
ソニーストア札幌の移転プロジェクトです。2017年に札幌に初出店してから5年を経て、札幌中心部の複合施設「moyuk SAPPORO(モユクサッポロ)」の3階へ移転し、新たに2023年7月20日(木)にグランドオープンしました。「動画体験コーナー」など、新たな取り組みにより、日々進化を続けています。
2024年に創業90周年を迎えるニッカウヰスキーの余市蒸溜所内にある見学施設改修の第3期計画です。竹鶴邸エントランスホールの展示解説の老朽化に伴う改修とともに、来場者が場内見学をしやすくするため、来場者駐車場の誘導サイン新設、既存施設の誘導サイン改修、フォトスポットのモニュメント新設を担当しました。
北海道小清水町に誕生した「日常時・災害時の居場所づくりで、町のにぎわいと持続可能なまちづくり」を目指す、公民連携で取り組んだコミュニティ再生・防災拠点です。役場機能のほか、カフェやランドリー、フィットネスジム、コミュニティスペースなどを併設し、役場を従来の「用事がないと行かない場所」ではなく、新たに「自然と訪れる場所」に変化させることで、町が抱える過疎・高齢化の課題に向き合い、役場と町民が一緒になって町を盛り上げていくための中心施設となることを目指しています。
北海道初の科学館「室蘭市青少年科学館(1963年オープン)」の後継施設として、新たに「環境」をテーマに加えて新築オープンしました。子どもを中心に、幅広い世代が日常的に科学に親しみ、地球や地域の未来に希望を感じる展示を目指しています。環境コーナーは、ものづくりで培ってきた室蘭の個性や強みを活かす環境イノベーション事業や、持続可能な未来への取り組みを紹介しています。特にメイン展示「ウォッチングモルエラニ」は、床に広がる室蘭の衛星写真の上を歩き、ARタブレットを使ってものづくりや再生可能エネルギーの現場、自然のスポットを探索するバーチャル展示です。工場の360度映像や自然景観のドローン映像など、通常は実見しがたい景色を体感できます。科学体験コーナーは、科学の基礎や原理を体験する装置で構成しました。旧館の装置も一部リメイクして再設置し、施設の歩みと市民の思い出を引き継いでいます。点在する装置を実験カウンターでつなぎ、対面のコミュニケーションスペースを充実させ、室蘭の自然をモチーフにした大型遊具など、遊びの要素も展示に取り入れています。
2023年3月、北海道日本ハムファイターズの新球場を含めたエリア、「北海道ボールパークFビレッジ」が誕生しました。約32ヘクタールという広大な敷地面積の中で、自然と共存する次世代ライブエンターテイメントや心身を育むウェルネスソリューション、文化交流が活発な街づくりを目指す、まったく新しいクリエイティブなコミュニティスペースです。乃村工藝社は「誰も経験したことのない新しい観戦体験の創出」をテーマに総力を結集して、複数エリアの企画、デザイン・設計、制作、展示施工を担当しました。メインとなるスタジアムの「ES CON FIELD HOKKAIDO」では、プレミアムエリア内にある『BALCONY SUITE』や砂被り席とダイニングが組み合わされた両翼の『docomo CLUB LOUNGE』『Panasonic CLUB LOUNGE』、客室からフィールドが一望できる個性豊かな『tower eleven hotel』、世界初の温泉を汲み上げた『tower eleven onsen & sauna』をはじめとした空間づくりを行いました。 新球場のレフト後方に位置するランドマーク「TOWER 11」には前述の通り、世界初の球場内温泉・サウナ、日本初のフィールドが一望できる球場内ホテル、ミュージアムなどの施設が揃い、通年で楽しめる革新的な球場となっています。例として世界初の“フィールドを一望できる球場内天然温泉とサウナ”には、半屋外の水着着用ゾーンに24席の“ととのえテラスシート”があり、サウナ室や浴槽からも試合を見ることができます。プロサウナー「TTNE・ととのえ親方」こと松尾大さんと一緒に、これまでにない新しい観戦スタイルを創り上げました。「北海道ボールパークFビレッジ」全体としては、屋外エリア全体の企画のほか、ウェルカムモニュメントの制作も行っています。球団が目指す、ファン、パートナー、地域の皆様と一緒になって、地域社会の活性化や社会への貢献につながる“共同創造空間”に今後も寄与してまいります。
「ES CON FIELD HOKKAIDO」のバックネット裏に位置するプレミアムエリア「BALCONY SUITE」は、フィールドのすべてを見渡すことができるテラス併設のスイートルームです。フィールドへの眺望を背景に北海道らしいダイナミズムと広大な自然を印象づけるラウンジ空間がお客さまを出迎え、北道産の木材やクラフト感のあるブロンズなど、素材の質感をヒューマンスケールで体感できます。またフィールドと一体となったテラス空間では自分好みのスタイルで観戦を楽しむことができ、ここでしか味わえない新しい観戦スタイルを提供しています。
「北海道ボールパークFビレッジ」にある新球場「ES CON FIELD HOKKAIDO」内の1塁側プレミアムエリアです。フィールドに面した屋外指定席とビュッフェスタイルのレストランを有する室内エリアで構成されています。1塁側ということで北海道日本ハムファイターズファンに喜ばれるように、「BACK STAGE LOUNGE」というコンセプトで昔から球団の選手たちが使ってきたラウンジの雰囲気を再現した演出にしています。
「北海道ボールパークFビレッジ」にある新球場「ES CON FIELD HOKKAIDO」内の3塁側プレミアムエリアです。3塁ベンチの横に併設された、ビュッフェスタイルのレストランと屋外指定席を有するプレミアムな空間となっています。屋外と空気感をつなげた「DOG OUTDOOR CLUB」というコンセプトで、ウッドやグリーンに囲まれた世界観の中で北海道の食材をふんだんに使用した食事を楽しむことができます。
北海道日本ハムファイターズの本拠地となる新球場、「ES CON FIELD HOKKAIDO」の球場内複合施設である「TOWER 11」内に位置するホテルおよび温浴施設です。
「ES CON FIELD HOKKAIDO」において、3rd GATE BASE前に設置したウェルカムモニュメントです。
2024年に創業90周年を迎えるニッカウヰスキーの余市蒸溜所内にある見学施設改修の第2期計画です。2021年10月の「ニッカミュージアム」リニューアルに引き続き、ミュージアムの一部と、新たに「ビジターセンター」の改修を担当しました。商品やサービスだけでなく、体験施設の充実によってニッカウヰスキーの魅力を伝えていきます。「ニッカミュージアム」【-Taketsuru-ism-】ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝の、生い立ちからスコットランドへの留学、ニッカウヰスキー設立、そして現在のニッカウヰスキーへと受け継がれる想いを、政孝の「言葉」からひも解いていくヒストリーを演出しました。【-Now and Future-】竹鶴政孝の情熱、品質へのこだわりは、今もニッカウヰスキーに息づいていること、さらにはこれからもさまざまなおいしさ、楽しさをお届けするためにニッカの挑戦は続いていることをお伝えする展示としました。「ビジターセンター」見学ツアーのプロローグとしてお客様の期待感を醸成する施設としました。
東急不動産様の「BRANZ」というブランドを中心に快適な住まいと新たなライフスタイルを持続的に提供する同社札幌支店は、ブランドメッセージである「環境先進を、住まいから。」をもとに、環境にも人にもやさしいウェルビーイングな暮らし、持続可能な未来へ向けてグリーンな住まいをつくっています。今回はそういった環境先進マンションをつくるにふさわしいオフィスを目指したリニューアルプロジェクトです。オフィスに求められる価値や機能を見直し、来社されるお客さまに対してはもちろん、毎日過ごす社員の皆さまのウェルビーイングを促す環境になるようにと「OpenLiving」をコンセプトに設計しました。
ホテルのコンセプトである「北海道を体感する」をゲストに提供するために、この地で大事にされてきた文化や考え方を大事にしながら「サステナブル(=持続可能性)」を念頭に究極の地産地消ホテルを計画しました。外観、内装、構造において、北海道産の木材や石材、土などを建材として用いるだけでなく、建材端材を有効活用した家具を制作するなど、資材を余すことなく使うことを目指しました。またホテルラウンジの家具の一部を、北海道産木材を使用して家具の町として名高い旭川で作製したり、イベントとして定期的に実施するマルシェも地元の生産者などと連携するなど、さまざまな形でソフト・ハード両面からホテルと地域のつながりを生み出しています。レストランにおいては北海道産の食材(農産物、水産物、乳製品など)の使用だけでなく、生産者の顔が見えるような食材を用い、客室には木でつくったスピーカーとジャズの街・札幌にちなんだレコードプレーヤーを設置し、5人の写真家による北海道各地の美しい写真をアートとして設えるなど、ゲストに五感を通じ深く北海道を体感してもらえる仕掛けを織り交ぜています。札幌が目的の人にも、札幌が起点になる人にとっても、北海道の玄関口である札幌で、ここならではの唯一無二の体験ができるホテルです。
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