概要
株式会社サンリオの創業者であり名誉会長である辻󠄀信太郎氏(株式会社辻󠄀信太郎記念館 代表取締役)が手がけるミュージアム「山梨いちごの王さまミュージアム サンリオ創業者 辻󠄀信太郎記念館」は、これまで公に語られてこなかったサンリオ創成期の歩みを紹介するミュージアムであり、辻󠄀氏とサンリオキャラクター「いちごの王さま」からサンリオファンへの贈り物として、故郷・山梨の地に「みんななかよく」の想いを込めて設立されたものです。
施設は2棟のログハウスで構成されています。「サンリオ歴史館」ではサンリオの誕生から各年代の歩みを資料で紹介し、「辻󠄀信太郎記念館」では創業者・辻󠄀信太郎氏の個人史やゆかりの品の展示、執務室の再現を行っています。
当社は、空間の総合プロデュース(建築改修・外構・造園・屋外サインの企画・デザイン、ならびに展示空間・サイン・グラフィック・造型の企画・設計・施工)を担当しました。
課題・要望
1960年の創業以来、サンリオはハローキティをはじめとする多くのキャラクターが世界的に知られる企業となっています。その原点には、サンリオの原点「みんななかよく」があり、その理念の実現のために、どのようにビジネスを誕生させて育ててきたかを展示を通して知ることが出来る施設と、もう一つは、辻󠄀信太郎氏の人物史の展示を行う施設を、既存の2棟のログハウスを使ってミュージアムとすることを求められました。来場者に喜ばれる空間づくりとサンリオの世界観の実装も重要な課題とされました。
解決策
サンリオが掲げる「人は一人では生きられない。だからこそ、みんなでなかよく助け合って生きていこう」という理念と、「小さな贈り物にメッセージを添えることで人と人がつながる」という考え方を、多くの人に伝えることを目的とし、プロジェクトに関わる全員が理解を深め、来場者にいかに喜んでもらえるかを軸に空間プロデュースを実施しました。サンリオファンへの贈り物となる場として、世界観を空間に落とし込みながら、理念の背景や思想を体感的に伝える場を創出しました。
お客さまの声
構想段階から、当社(サンリオ・辻󠄀信太郎記念館)として伝えたい想いをどのように展示に落とし込んでいけばよいか、じっくり話し合い、たくさんのアドバイスやアイデアをいただきながら進めることができました。
乃村工藝社のメンバーの皆様がこのミュージアムを後世に残す意義のご理解とサンリオのファンに対しての共通目線を持ってプロジェクトにあたってくださったことで、当社の想いがきちんと表現されたミュージアムになりました。
プロジェクトメンバー
基本情報
- オープン
2026
- 所在地
山梨県
- クライアント
株式会社辻󠄀信太郎記念館様
- ソリューション
調査、企画・基本構想、デザイン・設計、サイン・グラフィックデザイン、環境デザイン、什器制作、コンテンツ設計・制作、制作・展示施工、制作・内装施工
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