Ginza 脇屋6

撮影:永田 忠彦

Ginza 脇屋1

撮影:伊藤 菜々子

Ginza 脇屋2

撮影:エスエス 島尾 望

Ginza 脇屋3

撮影:伊藤 菜々子

Ginza 脇屋4
Ginza 脇屋5
Ginza 脇屋6

撮影:永田 忠彦

Ginza 脇屋1

撮影:伊藤 菜々子

Ginza 脇屋1
Ginza 脇屋2
Ginza 脇屋3
Ginza 脇屋4
Ginza 脇屋5
Ginza 脇屋6

動画

概要

長年にわたり日本の中国料理界を牽引してきたシェフ・脇屋友詞氏の自社ビルを建築外装から計画したプロジェクトです。本店舗は、銀座四丁目交差点から一歩路地に入った好立地にあり、1~2階の中国料理レストラン、3階の蕎麦割烹「橙」、7階の会員制クラブを脇屋シェフが運営しています。
当社は建物のファサードデザインから、直営する3店舗のデザインを担当しました。

課題・要望

中国料理店としては非常に珍しい「オープンキッチン」スタイルを、カウンター席と組み合わせて実現することが課題でした。脇屋氏の繊細な所作と中華に不可欠な高火力・高温によるダイナミックな調理を美しく見せるデザインを両立させることは、空間・厨房設計において非常に高い難易度を伴いました。また、その全てが美しく調和された空間として仕上げることが求められました。

解決策

カウンター内では、銅製の「おくど」を高い位置に設えて見せ場とし、高火力の炉窯は厨房の後方に配置しました。これにより、カウンター席からは料理の繊細な過程をじっくりと観察できる一方、激しい火力の迫力は空間の奥に落ち着かせ、全体としてバランスの良い視覚体験を実現しました。
カウンターの鉄板は、中華の象徴である“炎”をテーマに、栃の木を深く濃い色に焦がす特殊な染色法による制作をアーティストに依頼しました。炎の濃淡を感じさせる色味は、料理の熱量と美しさを象徴すると共に、落ち着いた趣を醸し出しています。
ビルのファサードは、鉄骨の力強さを際立たせるために、斜めに切った煉瓦パーツを積み上げる独自の構法を採用しました。この積層が生む陰翳は、昼夜で表情を変え、重厚かつ繊細な外観デザインを完成させています。

プロジェクトメンバー

デザイン
A.N.D. : 小坂 竜
営業
竹中 久恭

基本情報

オープン

2023

所在地

東京都

クライアント

株式会社Wakiya様

ソリューション

デザイン・設計、サイン・グラフィックデザイン、什器制作、建築外装

施設情報や社員情報はオープン時点のものです。最新の情報は施設ウェブサイトをご覧ください。

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