Works#2022

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RED° TOKYO TOWER

RED° TOKYO TOWER

「RED°」ブランドのメインプラットフォームとして、TOKYO/JAPANのアイコンである東京タワー内に日本最大規模となるesportsパークが誕生しました。最新のゲームタイトルをプレイしたり、世界最先端のXR技術を搭載したスタジアムで大会やイベントを楽しんだりと、あらゆる場面で遊びを詰めこんだ「異次元のエンタメ体験」を提供する空間を追求し、esportsが国⺠的カルチャーへと進化する、その最前線の舞台となることを目指したエンターテイメント施設です。築年数の古い躯体であることを生かしながら、全体を綺麗につくり過ぎず、古さゆえの味や素材の表情を保ち、東京タワーの内部空間であることを意識させるデザインとしました。金属やモルタルの素材感や構造そのものを魅せることで生まれる力強さによって、あたかも東京タワーを侵食しているような空間となっています。企業やメーカーとのコラボレーションを想定し、汎用性があり、かつエッジの効いたニュートラルカラーをベースに、施設名にもなっているブランドカラー「TOKYO RED」を効果的に空間に取り入れ、RED°ブランドを強烈に印象付けています。映像演出も掛け合わせながら、新たな近未来空間を実現しました。

#エンターテインメント
Fujitsu Infinity Sports Square

Fujitsu Infinity Sports Square

川崎工場の本館1階に誕生した、Fujitsu Sportsとフレキシブルなコミュニケーションの場を融合した発信施設です。 「多様な価値をもつ誰もがフラットに集い、夢に向かって前向きになれる場となるように」をコンセプトに、さまざまなスポーツのチーム、アスリートゆかりの品や、パラスポーツへの理解を深められる品が並ぶ展示コーナーは車いすの方でもストレスなく近寄って見られるよう工夫しました。 一部の説明台とベンチには1964年の東京オリンピックと縁の深い、北海道遠軽町の児童自立支援施設で大切に育てられた貴重な木材を使用しています。また、イベントスペースも併設することで、各種ワークショップやイベントにも対応可能な空間を確保しています。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 一人ひとりのウェルビーイングに向き合い、自律的な働きを目指す、富士通の新たな働き方改革のコンセプト「Work Life Shift」を取り入れたい、というご要望をいただきました。 【解決策】 イベントスペースを利用したチアによる柔軟体操教室を提案し、お昼休みを使って社員のウェルビーイングを向上するきっかけをご用意しました。 【お客様の声】 企業スポーツ室の理念を空間装飾で効果的に伝えることができました。また有効なコミュニケーションの場となっており大変好評です。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】 小野 祐哉 【企画・デザイン・設計】 田村 啓宇、山口 茜、伊藤 純一 【サイン・グラフィックデザイン】 山口 茜、伊藤 純一 【制作・施工】 畑田 俊明

#コンベンション & イベント
LOQUAT Villa SUGURO

LOQUAT Villa SUGURO

静岡県伊豆市小土肥地区に古くからある古民家を一棟貸しの宿泊施設への改修計画です。この地区は古くは代官が住まう静かなエリアであり、ゆっくりとした時間の流れを時を超えて体感できるよう、周囲の環境を取り込んだ滞在を提供できるような計画としました。 母屋には厨房を設けて出張シェフによるディナーや可動式バーによるアルコールの提供などのサービスを備えています。内装に関しては地域の素材を活用し、地元の土を用いた土壁や、地元産の桜の木を用いたダイニングテーブルなど、江戸当時と同じように地場の素材による空間構築を試みました。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 一棟貸の古民家を最大限生かすため、敷地の特徴を読み込み、魅力的な空間デザインをご要望いただきました。 【解決策】 既存の建物が持つ魅力を活かしつつ、周囲の眺望を最大化させる空間構成や地元の土などを活用した仕上げなどを盛り込みました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】 平塚 慎也、八木 信之 【全体監修】 小糸 紀夫 【企画】 二宮 咲 【デザイン・設計】 井上 裕史 ~関連リンク~ 【リリース】 ・乃村工藝社のソーシャルグッド活動:LOQUAT Villa SUGUROの事例 地域の魅力が彩るオーベルジュの空間づくり ・乃村工藝社が空間デザインを手掛けたプロジェクトが「日本空間デザイン賞2022」にて銀賞ほか多数受賞   【関連実績】 ・LOQUAT 西伊豆

#ホスピタリティ
長崎街道かもめ市場

長崎街道かもめ市場

「長崎街道かもめ市場」とは、かつて長崎街道が、長崎に伝来した文化や技術を全国に伝える架け橋であったように、西九州新幹線かもめが新たな架け橋となり「長崎街道かもめ市場」より、長崎の魅力を全国へ発信しています。 施設開発コンセプトは「ながさきファースト」です。「長崎らしさ」を発信し「長崎が県内や県外・世界とつながる」、「長崎の元気をつくる」、また「自然と毎日立ち寄りたくなる」場所を目指しています。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 新たに生まれ変わる長崎の陸の玄関口として、新しい交流が生まれ、賑わいがあふれる空間づくりを求められました。 【解決策】 デザインコンセプトを「豊かな水辺の文化と歴史のまち長崎」とし、海外につながる港を中心とした表現を目指しました。 ファサードデザインでは青と白の波型タイルで長崎港の水辺と波間にきらめく光を表現しています。 インテリアデザインでは、回遊性の高い空間とすることで長崎のまちを体現し、大きな外周動線と内側に入る小道の構成により長崎のまちを凝縮した多数のショップと出会え、「どこか懐かしい」「でも新しい」がまちと人との調和を図る空間を実現しました。 【お客様の声】 予算等の関係上、ご提案いただいたデザインを採用できない部分も発生しましたが、柔軟に代替案などご提案・ご採用いただきまして、予算内で魅力的な空間が実現できたと感じております。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】 古賀 忠彦 【デザイン・設計】 越膳 博明、平山 淑貴、波田 英昭、山名 美月

#アーバン & リテール
JRE神田小川町ビル

JRE神田小川町ビル

神田小川町の一角にある、築20数年ほどの、オフィスビル改修におけるバリューアッププロジェクトです。 主な改修箇所は一部の外部ファサードとビルサイン、1階エントランス、基準階の共有エリア(4階)となり、全体を通したデザインコンセプトは「タイムレス&バイオフィリックデザイン※」としています。 既存の御影石でできた空間をうまく生かすことで撤去による廃材処分を極力抑え、古き良き素材と新たな素材の融合により、サステナビリティを意識しつつ費用対効果の高いデザインとしました。 ※バイオフィリックデザインとは : 空間の中にいる人が自然とのつながりを感じられるようにするための設計や手法のこと。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 築20数年が経過し、エントランスなどのデザイン陳腐化やエリア内での競争力低下が今後の懸念材料となっていました。加えて、当ビルはエントランスが大通りに面していないことから、メイン動線が路地裏のような印象もややあり、ビルの視認性といった点においても改善の余地がありました。 これらの課題を踏まえて、エントランスやファサード、一部基準階の改修によって物件の競争力や視認性が向上することが本プロジェクトには求められました。 【解決策】 ファサードは従来の暗い路地裏感を和らげるために、ダイナミックな木目ルーバーと間接照明を新設し、明るいビルの顔づくりをしています。 エントランス内はガラスと天然木という2つの表情で、古めかしさを刷新し、そこで働く人びとのモチベーション向上を目的としています。 オフィス階のトイレや給湯室など衛生機器も刷新し、抗菌などのニュースタンダードに対応しました。 これら総合的な改修により、ビル全体がそこで働く人びとにとって安心して過ごせる場所となることを目指しています。 【お客様の声】 乃村工藝社の営業・デザイナー・施工各ご担当者の皆さまに一丸となって当プロジェクトに取り組んでいただき、無事竣工を迎えることができました。各フェーズでのきめ細やかなフォローに対して感謝申し上げます。 改修後のファサード・エントランスは新しいビルの顔として十二分に機能していると実感しております。 <当社プロジェクトメンバー> 【開発】 北井 琢也 【営業・プロジェクトマネジメント】 原田 雅寛、辰巳 果由 【調査】 高田 亘 【デザイン・設計】 二位 裕之、宮根 彩香、五十嵐 仁輝 【制作・施工】 酒井 麻衣、長谷川 友邦、佐々木 郁弥

#コーポレート
AIR HUB TOKYO

AIR HUB TOKYO

「非住宅空間における空気質の課題」「ビジネスパートナーと共創する場」「空質7要素を制御した最新のプロトタイプを体感」の3つのテーマを軸にパナソニックの空質空調商品のソリューション拡大を目的とした実験施設です。この場所を通じて”風”を実際に体感し、共創・開発によって顧客ニーズに寄り添うソリューションの推進につなげています。空質空調ソリューションとしてさまざまなロケーションに合わせて風を感じることができるよう、グループワークシート、ミーティングスペース、個室ブースが揃っており、場面ごとの“風”体感を可能としています。この施設の活用が共創を促進させ、さらには人間中心の商品開発プロセスの実践につながることを目的としています。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 空質空調ソリューションの領域を広げるべく、最新商品の優れた特徴をより魅力的に伝えるための場所づくりについてのご要望をいただきました。 【解決策】 外光の注ぐガラス面ファサードを生かし、木目、石目など自然要素を感じさせるマテリアルを使って空間を構成し、ソリューションである“風”が重なった際により心地よく感じられる空間づくりを目指しました。内装構成要素のひとつとして“風”の有効性についても訴求できるよう工夫をしています。また各ブースやエリアに組み込まれた空質空調ソリューションに関しても単なる展示としてだけではなく、実際に打ち合わせやワークスペースとしても使いやすいようにレイアウトやゾーニングにも配慮しています。 【お客様の声】 木目、石目などの自然要素を感じるマテリアルをバランスよく提案いただいたことで、植栽を入れた際に植栽が空間になじみ、風と調和してウェルビーイング(Well-being)を感じられる空間が実現できました。また、実際に社員で利用してみて、心地よく、過ごしやすいレイアウトを実感できました。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】ノムラメディアス:佐藤 光 【デザイン・設計】森 浩昭 【制作・施工】ノムラメディアス:河端 利明、佐野 和浩

#コーポレート
ナイス株式会社 本社リノベーション

ナイス株式会社 本社リノベーション

木材および建築資材の流通事業を行うナイス株式会社の創立70周年に伴う本社リノベーションのプロジェクトです。プロポーザルコンペの結果、当社が選ばれました。 “樹を知って木を伝える”というコンセプトを掲げ、「木」のスペシャリストが集う拠点を構築し、木を中心にしたサステナブルな循環をつくり出すことで、ひいては木の流通をより活性化できるような「木のある明るい社会づくりに貢献する施設」を目指しました。 来客をお迎えする1・2階、応接室のある8階は顧客にアピールできる場と捉え、ナイス様のオリジナル木材製品を素材に使いながらデザインしました。 ロビーでは吹き抜けの高い天井まで伸びるダイナミックな木の列柱と大きなガラス窓に取り付けたレース素材のバーチカルブラインドが優しく外界との視線をさえぎり、点在させたガラスランプで木漏れ日を表現し、広い空間を最大限に活用したおもてなしの空間となっています。 社員が集う7階には楽しく自発的に「樹木」と向き合えるよう、会議室・図書閲覧コーナーを設け、技術を集結・閲覧することができる匠の場としました。集中できるスペースやコミュニケーションが活発になるスペースをつくることで社員一人ひとりに合わせた働き方に寄り添う、フレキシブルな空間構成としています。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 「脱炭素・木質化」などサステナビリティを象徴するデザインと価値観の共有、コロナ禍におけるコミュニケーションの向上が実現するオフィス環境の整備が今回のリニューアルの具体的なご要望でした。 【解決策】 木質化の強い想いを実現するために、ナイス様のプロジェクトご担当者や自社工場のご担当者と密にコミュニケーションを取り、素材や木の色味を決めながらデザインを進めさせていただきました。 社員の方のコミュニケーションエリアはあえて境界をつくらない空間構成とし、アール型の本棚を中心にファミレスベンチや集中して作業ができるソロデスクなどの什器で柔らかくエリアを仕切っています。OAフロアとすることで、フレキシブルな働き方が実現できる機能を持たせました。 【お客様の声】 乃村工藝社様にご担当いただいたことにより、自社では思いつかなかっただろう、上質で落ち着いたホテルのロビーのようなおもてなしの空間が誕生しました。 今回、さまざまな自社商材および樹種を素材として採用いただきました。ともするとちぐはぐな印象になりかねないところを、樹種の特長と空間を絶妙に調和させ、「木」をルーツとする自社にふさわしい木質化リノベーションを実現してくださいました。ひとえに乃村工藝社様の高いデザイン力と技術力によるものと感謝しております。 <当社プロジェクトメンバー> 【開発】 北井 琢也 【営業・プロジェクト推進】 北井 琢也、中籔 翠、吉井 聖峻 【デザイン・設計】 對比地 幸子、日浦 奈緒 【制作・施工】 廣渡 諒和、岩下 望、菊地 野原

#コーポレート
三鷹メモリードホール

三鷹メモリードホール

「地域に寄り添う葬祭ホール」 冠婚葬祭をはじめとするライフサポートサービスを展開する株式会社メモリード様による東京都三鷹市での葬祭ホールです。 建築から内装・FF&E・サインのデザイン・設計から施工までトータルで当社が担当しました。2つのホールと一体利用されるお清め会場、霊安室、湯灌室、控室、出棺・駐車スペースからなる葬儀一式を執り行う施設です。 周辺の緑豊かで良好な住環境に対して、「街と共鳴する葬祭ホール」・「質感のある仕上げを用いた邸宅のような佇まい」・「外部から内部へ連続する受け入れる空間」をコンセプトに、低層で緑地を設けながら、ピロティや開口部にて地域と自然や光を受け入れる、周辺環境に馴染む空間構成としました。またピロティから1階エントランス、階段から2階ホワイエへと空間をつなぎ、2階からの光を1階に引き込むことで、外部空間が内部に連続しているような構成としました。内装・FF&Eは「故人との大切な時間を包むオーガニックな空間」をコンセプトに、紡ぎ、重ねてきた時を優しく包む、穏やかで優しい印象のデザインとしました。 併せて、三鷹市の規制や近隣説明にも対応しながら、ハード・ソフト共に、地域に寄り添う葬祭ホールを目指しました。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 住宅地での葬祭ホールとなるため、ハード・ソフト共に一貫して、近隣への配慮を求められました。 また、最近では2日間に渡って通夜と告別式を行うことは少なく、一日葬・家族葬が主流となっており、加えてコロナの影響で参列者の人数も制限されていることから、短時間・少人数に対応する空間デザインについてご要望がありました。 【解決策】 近隣への配慮としては、低層で道路からのセットバック※や緑地を設けることで圧迫感を軽減し、また質感のある仕上げによる邸宅のような佇まいとすることで葬祭ホールのイメージを極力抑えながら、住宅地である周辺環境に馴染むデザインとしました。 1階のピロティはワイヤーによる緑化とルーバーで目線を遮りながら柔らかく区切られた空間とし、壁で隠すような構成とはせずに、周辺環境を受け入れる空間としました。施設の活動が感じられ、イベント時などは気軽に入れるような空間とすることで、近隣住民に認知・理解される施設として計画しました。 併せて、三鷹市の規制や近隣説明にも対応しながら、ハード・ソフト共に、「地域に寄り添う葬祭ホール」を目指しました。 短時間・少人数に対応する空間デザインとしては、機能重視で温かみに欠ける空間にならないよう、オーガニックな仕上げを用いた内装・FF&Eとすることで穏やかで優しい空間としました。 ※:セットバックとは、土地の境界線から一定の間隔を確保し、建物を建てること <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】 崎本 浩成 【デザイン・設計】 NAU:川上 洋一、小糸 紀夫、杉本 渉、渡辺 紅音 / 松澤 景 【サイン】 伊藤 友美 【制作・施工】 井手 啓太、櫻井 稜太

#ホスピタリティ
中華料理 國泰飯店

中華料理 國泰飯店

東京都中央区「京橋第一生命ビルディング」のテナントで永く愛されてきた中華料理「國泰飯店」。ビルの建て替えに伴い交差点を挟んだ隣のビル「京橋創生館」に移転してのリニューアルオープンとなりました。 京橋交差点に面しており、東京メトロ銀座線京橋駅よりすぐという好立地によって認知性も高く、日常用途から接客用途まで、移転前と変わらず地域の人びとに親しまれる中華料理店です。 【社会課題/お客様の課題/ご要望】 既存店のビル建て替えによる移転ということで、厨房の使い勝手や、店舗として宴席の需要が多いことから、客席の個室の数や席数についてのレイアウトを踏襲して欲しいとのご要望をいただきました。 【解決策】 既存店のレイアウトを参考にしながら、新規店舗区画に合わせた配置計画を行うとともに、使い勝手について改良を加えながらご要望に応えていきました。 加えて、入口のみ路面に接していた店舗から今回の移転で2面がガラスで道路に接した路面店となったことに対し、一目で中華料理店と認識できるように中華格子を効果的に用いて、より多くのお客様に認知していただくとともに、店内の視認性を高め、入りやすいデザインとしました。 また、個室のプライベート性についても格子戸を有効活用し、外からの視認性とプライベート性といった相反する目的に対しても解決策を施しています。 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】 新沼 晴康、緒方 啓亮、杉原 秀彦 【デザイン・設計】 田谷 利之 【制作・施工】 中村 美行、地崎 翔太

#アーバン & リテール
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