浜松市放課後児童会×浜松科学館「みらいーら」ワークショップ ～身近なもので科学を感じてみよう～

小学生が平日の放課後に学童保育で過ごしながら、科学館の学芸員とコミュニケーションし、科学を身近に感じるきっかけを提供することを目的としたイベントです。
浜松科学館「みらいーら」と、浜松市内の放課後児童会をオンライン中継で結び、紙コップやアルミホイルなど身近な材料を使って実施可能な科学実験ワークショップを行いました。
当社は設計・施工・運営を一体としたDBO方式により、浜松科学館のリニューアル業務を2019年に受託しました。運営形態は当社が「指定管理者」としてSBSプロモーション様と共同で運営しています。

※DBO方式（Design, Build, Operate）：設計・建設・維持管理・運営を民間事業者に包括的に一括発注するもので、官民連携の一つの方式

昨今、共働き家庭の増加や親子で過ごす時間の減少により、保護者引率のもと体験施設へ出かける機会を得られない子どもが増えています。そうした子どもを取り残さず、日常の生活環境下で過ごしながら「驚き」や「発見」に出会い、知的好奇心が刺激されるような取り組みを実施したいという思いが当社と明日葉様で一致し、今回のワークショップにつながりました。

スタート時に学芸員のうえちゃんが登場するや「あ、うえちゃんだ～！」と児童たちが声を出し、その後は時間が短く感じるほど児童たちは終始大盛り上がりでした。保護者からも「科学館は大好きでよく利用するので、こういった学びの機会はとてもうれしいです」などのご意見をいただいております。
まだトライアルではありますが、地域に根付いている乃村工藝社（浜松科学館）との取り組みは、弊社にとっても地域への土着化という観点から非常に有意義であり、今後もさらなる継続の取り組みを期待します。