【プロジェクト概要文】 2015年、創立100周年を迎えた安川電機は、北九州市黒崎にある本社事業所を再編し、地域や社会に開かれたコミュニティ「ロボット村」をオープ ンしました。四季折々の自然を楽しむことができる「YASKAWAの森」は一般開放され、その中心に安川電機の事業、ものづくりの楽しさ・凄さ・緻密さ、 ロボットの最新技術などを、お客さま、学校・研究機関、地域の方々に興味を持って体験していただける「安川電機みらい館」が誕生しました。 そこで当社は、安川電機様の魅力をさらに引き出すこの施設の「空間づくり」と「コンテンツづくり」を担当させていただきました。訪れたすべてのゲス トの方々に安川電機の事業や技術を分かりやすく体験・体感していただくだけでなく、最先端のテクノロジーとエモーショナルな感性が響きあう驚きと発見に満 ちた空間の中で、世界に誇る日本の「ものづくり」とそれを牽引する安川電機の未来を肌で感じていただけるよう、メカトロニクスや映像コンテンツ、ライティ ングといった空間を彩るすべてのエレメントを一体化させてデザインしました。特に安川電機を代表する産業用ロボットのダイナミックな動きと協調する制御技 術を活かした「ロボティクス・サイネージ」や、業界最高の性能を発揮するモーターの3次元制御と最新のプロジェクションマッピング映像を組み合わせた「メ カトロニクス・ウォール」は観る者すべての五感を刺激する世界でも唯一無二の空間演出装置で、「ものづくり」の可能性や魅力を無限に広げるためのお手伝い をさせていただきました。 尚、本施設におきましては空間づくりと魅力づくりの基本構想からデザイン、設計、コンテンツ企画制作、施工とトータルな視点から施設づくりのお手伝いをさせていただきました。 <クレジット> 総合デザイン :田村啓宇、安藤陽介 企画プロデュース :荻野健司、梶村直美 コンテンツディレクション :鈴木健司、後藤映則、細谷宏昌 プロダクトディレクション :楠次郎、四ツ谷昌紀 撮影 :ナカサ&パートナーズ 河野政人 ※プロジェクト当時
このプロジェクトは、白金プラチナ通りのレストランが立ち並ぶエリアに計画されました。35mの幅を持つ敷地に新しくも昔からあったようなたたずまいと気持ちの良さ、「記憶を呼び起こすような」建物を意図しています。 コ ンプレックスダイニングとして、街のランドマークとなることを目指した今回の建築では当社は基本設計とデザイン監修をお手伝いいたしました。建築には「抜 け感」が求められたため、抜け感と遮蔽のためのセメントの折石、そして風と光に浸食されたような素材感を演出しています。これはインテリアのデザインキー ワードである「南方の乾いた土地」の空気感を生むことにも貢献しています。 一貫したコンセプトに基づき、外部から流れ込む風や光、そして緑や水を 感じられるようなインテリアの一元性を実現するため内装デザインから植栽・アートワーク選定までをお手伝いさせていただきました。外から見たとき、テラス まで連続する内装デザインは植栽計画とあわさってファサードを彩る要素の一つとなり、建築ファサードは内部空間からの借景となり、内と外が引き立て合うこ とでこの空間が成り立っています。 施設内にはダイニング、鉄板焼き、2つのバンケット、チャペルがあり、厨房はすべてウォークインまたはオープンキッチンを採用しています。チャペル、バケットの前室はガラスで仕切り、施設内でも視線の抜けや空間の連続性を重視しています。 また通りに対して開放的であることに加え、既に経年変化したような素材が生み出す表情により昔から存在していたような雰囲気を醸し出し、特徴的なランドマークとなると共に街に対して親密な関係を築けるのではと考えています。 ◎当社グループプロジェクトメンバー 【営業】竹中 久恭、北井 琢也 【ディレクション】小坂 竜 【デザイン・設計】建築:飯泉 博之 インテリア:齋藤 玲子、久兼 将弘 【制作・施工】出井 敬二
【プロジェクト概要】 世界を駆け抜けた偉大なる科学者 野口英世。生まれ故郷の福島県の猪苗代にある記念館がこのたびリニューアルオープンしました。 偉人の「凄さ」をこれまで以上に来館者の方々にじっくりと感じとっていただくためにはどうすればよいか、さまざまな手法をこらした「新たなる人物展示」に挑戦した展示空間となっております。当社は基本設計、実施設計、設計監理、内装施工をお手伝いをさせていただきました。 【お客様の声】 展示の見やすさ、わかりやすさはもちろんですが、体験コーナーの楽しみながら学べる所が好評です。大人から子どもまで、楽しんで観覧いただける博物館となりました。 【当社担当者】 プロジェクトマネージャー:加藤明 プランナー:森誠一朗 稲垣美麻 デザイナー:堤雄一郎 巻柄利枝 プロダクトディレクター:矢島健作
【プロジェクト概要文】 虎ノ門ヒルズにある、豊富な種類のドイツビールを味わえるバーToranomon HOP。 虎の門ヒルズ商業店舗のコンセプト「Gathering Hub」を体現すべく、ボーダーレスなコミュニケーションが生まれる店づくりをめざしました。 店舗の壁半分以上が建築のカーテンウォールに面しており、屋外庭園「オーバル広場」を眼下に望めるロケーションであることから、店の存在感を広場に発信しながら同時に木に包まれる居心地の良さを感じられる空間を演出。 バーカウンターは伝統的なモチーフを用いた重厚なモルタル仕上げによりドイツビールの持つ風格を表現し、手に触れるカウンター天板や家具はすべて帯鋸(おびのこ)仕上げの厚い木の無垢材を使用し、親しみやすいフォルムに仕上げています。 また、せりだすスタンディングテーブルにより、店の外まで人やモノが溢れ出していく路面店のようなにぎわいをつくりあげました。 当社はデザイン・設計をお手伝いさせていただきました。 【当社担当者】 営業 : 竹中 久恭 ディレクション : 小坂 竜 デザイン/設計 : 佐々木 啓資
大アトリウム空間のアイコン的な役割を持つプレミアムなウエディング会場とレストランを兼ね揃え、ヒルトン福岡シーホークのアトリウムが、リニューアルオープンしました。 景観・光・音の3つの演出により、新たなパートナーの誕生を祝う場に相応しい空間に仕上がりました。 当社は、企画、デザイン・設計、制作・施工にて、東京本社、大阪事業所、九州支店の共同体制で トータルにお手伝いさせていただきました。 担当箇所:デザイン・設計, 企画, 制作・施工
キユーピー株式会社様の見学施設「マヨテラス」が、仙川工場跡にオープンしました。 当施設は、マヨネーズにまつわる様々な情報を、完全予約制による90分間のフルアテンドで 体感しながら楽しく学ぶ施設です。 当社は、基本設計から施工までトータルにお手伝いさせていただきました。 そこにいるだけで心がウキウキする!そんな空間に仕上がっています。
【プロジェクト概要】 竹中大道具館は、「人と自然をつなぐ、伝統と革新をつなぐ」をテーマに、日本で唯一の大工道具の博物館としてオープンしました。大工道具は、品質の 高いものほど摩耗するまで使われ、消滅するという厳しい宿命を持っている、その消えゆく大工道具や「ものづくり精神」の素晴らしさを後世に伝えていくため に、実物大の模型や道具、映像や写真、ワークショップなど五感を通して、職人たちの技と知恵、仕事へのこだわりを感じ取っていただくような空間となってい ます。当社は、デザイン・設計、設計監理、施工、施工監理をお手伝いさせていただきました。 【お客様の声】 ひとつひとつのテーマを深く掘り下げ、表面的な事だけではなく、各展示品に適した最大限のデザインを追求してもらいました。施工に至っても、試作品 での確認を行うなど非常に丁寧な業務推進を実施してもらいました。旧館にはなかった参加体験型の展示を導入することで、ファミリー層の来館者も増え、期待 通りの効果が生まれました。
【プロジェクト概要文】 CONNECT TOは、ソウルのロッテワールドモールにある、トヨタ・レクサスのブランド体感施設です。コンセプトは「都会の中の憩いの森」です。 国産車が主流である韓国で、トヨタ・レクサスブランドの魅力を気軽に体感していただけるよう、誰でも立ち寄りやすいカフェラウンジスタイルとなっていま す。また、アメイジングな空間デザインや日本的おもてなしを通じて、知らず知らずの内にブランドの素晴らしさが感じられるように設計されています。 今回弊社は、調査・コンサルティングから基本設計、デザイン、運営提案までをお手伝いをさせていただきました。
盛岡市の保存建造物である酒蔵や母屋、文庫蔵を全面的に改修・再生した「もりおか町家物語館」が、もりおかの新たな観光交流施設としてオープンしま した。 当館のコンセプトである「懐かしの賑わいに出会う」をもとに、古きよき盛岡町家の歴史的建造物や雰囲気を残しながらも、「見る」「体感する」「交流 する」「買う」「食べる」5つの新しい盛岡の魅力を発信する施設として,訪れる市民や観光客の交流の場となるようにデザインいたしました。
【プロジェクト概要文】 トヨタグループが共同で運営するトヨタテクノミュージアム産業技術記念館は、6月11日に開館20周年を迎えます。 その記念事業として、自動車館の創業期ゾーンが1月にリニューアルオープンしました。 モノや解説だけで表現する展示方法だけでなく、新たな工夫をいくつも凝らした展示となりました。 弊社は、計画段階からプロジェクトに参画し、企画・設計から施工までトータルにお手伝いさせていただきました。 【プロジェクトメンバー】 プロジェクトマネジメント 辻村公成 ディレクション 吉永光秀 デザイン 小阪雄造 岩野早希子 グラフィックデザイン 金野美稔 造形演出 岸川研一 制作施工 千野和行
【プロジェクト概要】 日本で累計4,400万部を超え世界10ヵ国以上発売されている漫画「進撃の巨人」。人類とそれを喰う巨人の戦いを中心に、独自な世界観と巧みなス トーリーを多種多様な展示手法で演出しました。原画の展示はもちろんのこと、4D体験の大型体感シアター、本物の巨人かのような立体造形と最新技術 HMD(Head Mount Display)を使った360度映像空間など、作品を知っている人は勿論、知らない人でも楽しむことができる、2014年日本で最も人気がありメディア や口コミでも話題になった体験体感展示型イベントです。当社は空間演出に関する企画、デザイン・設計、施工をお手伝いさせていただきました。 【お客さまの声】 「恐怖」というコンセプトのもと、原作の世界観やストーリーを汲み取り、メインである原画を引き立たせる動線や、良い意味で期待を裏切るオープニングシアター等、来場者が最後まで満足できる美術展を作りあげて頂きました。 ※本イベントは、2015年は大分、大阪にて開催予定です。 ©諫山創・講談社/「進撃の巨人展」製作委員会
従来の3倍に拡大してリニューアルしたファーストクラスラウンジ。 ラウンジの一角、増床したエリアは隠れ家のような大人の空間をテーマとし て計画された。新たなアプローチでは和紙に雲母粉の柄をあしらった屏風を両サイドに設け、正面に挾土秀平氏の飛行機雲をテーマとした左官アートを配した。 エリアにより異なるコンセプトを持つこのラウンジが伝統を守りながらも革新を続けるJALの挑戦を体現していけるのではないかと考えている。
多摩六都科学館は、1994年に開館、2001年に1度目の展示改装を行い、2013年3月に2度目のリニューアルを行いました。2013年のリニューアルでは、展示設計者と指定管理者が同一人格であるダブルメリットを生かし、現場に立つ科学館スタッフの意見を乃村工藝社のプランナー・デザイナーが吸い上げてブラッシュアップする手法で行いました。既存展示物も生かしながら展示室が新しく生まれ変わったことに加え、現場第一線で活動する科学館のスタッフにとっても使いやすい・管理しやすい環境となりました。展示設計の特徴としては、スタッフとのコミュニケーションでより科学の学びを深化させられる体験スペース「ラボ」、地域の人材・企業・学術機関と連携した情報発信スペース「つながるスポット」、世代間交流を育む「キッズスペース」の3つを各展示室に設置したことがあげられます。これらのしかけによって、「ひとが主体」で「成長し変化し続ける」展示空間が維持され続けています。
遠野市の市街地活性化事業の、中心的な役割を担う観光施設です。 昔話をテーマに多彩な体験ができる「昔話蔵」、『遠野物語』の著者である柳田國男の生涯と功績を伝える「柳田國男展示館」、昔話や郷土芸能など多彩な公演が催される「遠野座」ほか、飲食物販施設により構成されています。 企画・デザイン・設計を文化環境研究所にて担当、制作・施工を本社にて担当いたしました。
“口腔保健の向上を通じ、地域社会に貢献する”というジーシー様の経営理念の元、“食を支援する”施設、カムリエが御茶ノ水にオープン致しました。 口腔ケアグッズの販売・ケア相談、クッキングスタジオでの食レシピの提供、食べる機能が低下してしまった方への食品の販売などを通じ、多くのサポートを行っています。 店頭には、パティシエの辻口博啓(つじぐちひろのぶ)シェフが開発したスイーツも並びます。 弊社は、企画、デザイン、クッキングスタジオのプログラム作成から施設運営まで、トータルにお手伝いさせていただきました。
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