■プロジェクト説明文 奈良県大和西大寺で長年親しまれてきた大型商業施設「narafamily」がハイクオリティな都市型商業施設への転換を図り、2016年春、約50億円の事業投資により館内の全面改装が着手され、同年秋に無事リニューアルオープンいたしました。 総合プロデューサーのJTQ Inc.の谷川じゅんじ氏と統括クリエイティブディレクターのA.N.D.小坂竜とのコラボレーションにより〝奈良らしさ“を探求した「大和モダン」を環境デザインコンセプトとし、古刹や仏像に想起される奈良の力強さを量感たっぷりに表現したデザインや、「天平文化」の美を現代的に解釈したきらびやかなアレンジが施設を一層際立たせています。 ロゴマークや施設サインなど細部にわたり「大和モダン」デザインのスキームで刷新し、また長年愛されてきた施設のイメージキャラクターのらくだの「ポコラ」像は彫刻家大平龍一氏の手により二代目「ポコラ」として新たにらくだ広場に設置されました。 今回のリニューアルで専門店ゾーンが大幅に拡大され、わかりやすく買い廻りができる動線に刷新された施設では、奈良県初出店のブランドのほか、ファッションテナントや大型生活雑貨テナントなど新たに55店が新装開店。新専門店街は装い新たに「zoro」として生まれ変わりました。 ■プロジェクトメンバー <乃村工藝社プロジェクトメンバー> 【デザイン・設計】統括クリエイティブディレクター:小坂 竜(A.N.D.)/デザインディレクター:佐伯 俊輔/チーフデザイナー:城土 健作/吉永 光里 【サイン・グラフィックデザイン】伊藤 友美/塚本 智久(ノムラプロダクツ) 【制作・施工】梶 勇樹/奥野 貴史/小林 浩登/播野 勝哉/八島 巧舎/沖本 龍太/徳田 洋之介/秋澤 穣(ノムラプロダクツ) 【内装監理室】 鈴木 俊道/有居 徹彦 【営業】プロジェクトマネージャー・ソフト営業:渡部 慎平/ハード営業:津本 祐一
【プロジェクト概要文】 ウェザーニューズ社が、社員が子育てと職場での活躍を両立できる環境づくりを目指し開設した企業内保育園「WNI RAIN KIDS HOUSE(呼称 WNIレインキッズハウス)」。この企業内保育園は、社員が安心して働ける環境づくりを目指し同社が入居する幕張テクノガーデンの敷地内に開設され、小学校6年生まで受け入れる学童スクールも併設しています。また、保育園の名称にある“RAIN”には、子どもたちにはRespectful(感謝の気持ち)、Adventurous(冒険心)、Independent(たくましさ)を育んでほしいとの願いが込められています。 同社からは、コンセプトを表現できる独自性のある空間設計と、保育所・学童ルームの併設という異年齢保育に対応した効率的な機能整備に対し要望をいただきました。当社は、プロジェクトメンバーを働く父親・母親で構成。育児経験を活かし、各クラスのネーミングや教育プログラムを想定した企画設計を行いました。“RAIN”を表現した空間、ロゴグラフィック・造形など細部にいたるまでウェザーニューズ社らしい独自性を追求し、チームMと連携し安全や環境に配慮した設計施工も行っています。 【お客様の声】 ウェザーニューズならではの施設を作るために社内で様々なテーマやコンセプトを議論したが、その過程を含め乃村工藝社がうまく形にしてくださいました。例えば、ロゴマークのデザインとコンセプトはスタッフの心をつかむ内容であり、また創業日の天気図を床に描くという発想をいただいたのには感心し、採用させていただきました。乃村工藝社に幅広く提案をいただき、ウェザーニューズらしい素晴らしい企業内保育園を開設することができました。 【当社担当者】 営業・プロジェクトマネジメント:加古 晴彦 企画:磯崎 隆司 デザイン・設計:金子 睦 サイン・グラフィックデザイン:鈴木 不二絵 制作・施工:伊倉 学 ・ 遠藤 淳 ・ 船津 俊 アドバイザリースタッフ:チームM (代表:松本 麻里)
〈プロジェクト概要文〉 施設インフラ設備の経年劣化による更新時期を迎えることにより発し、商業周辺環境の変化による売上の減少等に対応すべく全面リニューアルを計画。 エキナカという立地の良さを生かしたMDの再構築、リニューアルコンセプト「博多らしくあたらしく」をテーマに和モダンでのデザインイメージの統一を基に26年振りとなる大規模改修工事を実施しました。当社は、全体環境のデザイン、設計、施工、内装監理をお手伝いさせていただきました。 〈お客様の声〉 マイング広場に象徴される緑化や、博多織をモチーフとした垂壁デザイン、またゾーンごとに異なる空間演出、「和モダン」を印象づける相天井と温かみのある館内照明によってリニューアルのコンセプトを表現いただきました。
【プロジェクト概要文】 全12フロアで構成される医療・美容総合ビルの内装設計プロジェクト。 「人が心地よく感じる"ゆらぎ"」をインテリアデザインコンセプトとし、既存の建築を生かしながら「水の波紋」「光の動き」「木漏れ日」等のゆらぎの要素をデザインに落とし込むことで、上質なSPAに行くような、医療施設としての新しいスタンダートを確立しました。 【プロジェクトメンバー】 ディレクション:小坂 竜 / 営業・プロジェクトマネジメント:竹中久恭 / デザイン・設計:谷 高明 , 浦田 晶平
佐賀県立宇宙科学館《ゆめぎんが》は、人と科学をつなぐコミュニケーション施設として1999年に誕生しました。当社は2006年から「指定管理者」の代表として、現在は株式会社マベック様と共同運営しています。コンセプトは「こどもの科学する心を育てる」「発見や創造の素晴らしさを伝える」「宇宙・地球・佐賀の総合的理解と、自分との関係について発見・認識する」です。学習性を高める展示と共に、観光客にも対応し、全国に発信できる話題性のある展示を企画しました。この施設には「佐賀発見ゾーン」「地球発見ゾーン」「宇宙発見ゾーン」の3つのゾーンがあり、開館時も当社が全ゾーンを担当しました。そして開館から四半世紀の間に「地球発見ゾーン」の全面リニューアルを経て、2024年に「宇宙発見ゾーン」の全面リニューアルを行いました。 宇宙には星の数だけわくわくがあふれている「宇宙発見ゾーン」リニューアルのコンセプトは、「宇宙へのはるかな旅」です。宇宙とは何かを解明しようとする宇宙科学と、人類が宇宙の開拓に挑戦する宇宙活動の2つの視点を「生命」をテーマにつなげています。わたしたちのいのちが、どこで生まれどこへ向かっていくのか、宇宙とどのようにかかわっていくのかを展示空間全体で壮大に描いています。また、宇宙を身近に感じ、視野が広がることで、別フロアの既存の2つのゾーンへもつながっていく展示体験を目指しました。
【プロジェクト概要文】 2014年12月に開業100周年を迎えた東京駅は、日本を代表するビジネス街、東京・丸の内エリアとともに、その歴史を刻み、発展し続けてきました。東京駅丸の内駅前広場の整備、周辺エリアの再開発も進められ、その進化は次の新しい100年へと向かっています。2015年も、日本の中心街区である東京・丸の内エリアから、未来を明るく照らしていこうという願いもこめ、未来を照らす、光の祝典「東京ミチテラス2015」が開催されました。 当社は、東京駅丸の内駅舎の「日本の伝統色」によるスペシャルライトアップと、行幸通りにおける光のプロムナードについてお手伝いをいたしました。光のプロムナードでは、造形イルミネーションや樹木のライトアップにより来場者が光で包まれ、また駅舎との一体演出により日本の玄関口にふさわしい上質で品格ある空間を創出いたしました。 2016年2月10日発表の一般社団法人 日本イベント産業振興協会 「ライトアップ/イルミネーションに関するアンケート」で 「東京駅丸の内駅舎」のスペシャルライトアップが今後行きたいライトアップ/イルミネーションの第1位に選ばれました。 【当社担当者】 営業・プロジェクトマネジメント:熊谷 健 企画:津山竜治 演出:津山竜治 デザイン・設計:津山竜治 制作・施工:山上史泰 運営管理:宮本佳宣
【プロジェクト概要文】 大阪国際平和センターは、「共に考え、共に未来を創る」をテーマに、戦争という歴史と命の大切さを伝えていくことを目的として25年ぶりにリニュー アルしました。 「過去、現在、未来」の視点から「過去の歴史を振り返しつつ、より良い未来への扉を開ける」という想いをもとに、「平和」について未来を担 う若者や子供たちにも直感で伝わるよう「心に響く」展示にデザインしました。当社は、基本構想、デザイン・設計、施工、施工監理をお手伝いさせていただきました。 【プロジェクトメンバー】 プロジェクトマネジメント 井上晃秀 ディレクション 吉永光秀 デザイン 髙橋勇人 小阪雄造 グラフィックデザイン 金野美稔 制作施工 竹川健二、東原由季、鈴木俊幸
<プロジェクト説明文> 「週刊少年ジャンプ」で連載され、国内外で絶大な支持を集めてきた『NARUTOーナルトー』初の展覧会。 印象的になるように工夫を凝らした原画展示、巨大V字スクリーンで没入感を高めた映像演出シアターをはじめとした3本の映像、象徴的なシーンを大型グラフィックと巨大造形やキャラクター造形を組み合わせ、漫画から生まれる作品の世界観をダイナミックに表現しました。 当社は展示設計施工・映像・音楽制作などをお手伝いさせていただきました。 ©岸本斉史・スコット/集英社 <当社プロジェクトメンバー> 【営業・プロジェクトマネジメント】寺崎真吾 【デザイン・設計】川原 正毅 堀江 恭輔 細谷宏昌 【サイン・グラフィックデザイン】帖佐 泰行 【制作・施工】田島 寛 ©岸本斉史・スコット/集英社
【プロジェクト概要文】 2015年、創立100周年を迎えた安川電機は、北九州市黒崎にある本社事業所を再編し、地域や社会に開かれたコミュニティ「ロボット村」をオープ ンしました。四季折々の自然を楽しむことができる「YASKAWAの森」は一般開放され、その中心に安川電機の事業、ものづくりの楽しさ・凄さ・緻密さ、 ロボットの最新技術などを、お客さま、学校・研究機関、地域の方々に興味を持って体験していただける「安川電機みらい館」が誕生しました。 そこで当社は、安川電機様の魅力をさらに引き出すこの施設の「空間づくり」と「コンテンツづくり」を担当させていただきました。訪れたすべてのゲス トの方々に安川電機の事業や技術を分かりやすく体験・体感していただくだけでなく、最先端のテクノロジーとエモーショナルな感性が響きあう驚きと発見に満 ちた空間の中で、世界に誇る日本の「ものづくり」とそれを牽引する安川電機の未来を肌で感じていただけるよう、メカトロニクスや映像コンテンツ、ライティ ングといった空間を彩るすべてのエレメントを一体化させてデザインしました。特に安川電機を代表する産業用ロボットのダイナミックな動きと協調する制御技 術を活かした「ロボティクス・サイネージ」や、業界最高の性能を発揮するモーターの3次元制御と最新のプロジェクションマッピング映像を組み合わせた「メ カトロニクス・ウォール」は観る者すべての五感を刺激する世界でも唯一無二の空間演出装置で、「ものづくり」の可能性や魅力を無限に広げるためのお手伝い をさせていただきました。 尚、本施設におきましては空間づくりと魅力づくりの基本構想からデザイン、設計、コンテンツ企画制作、施工とトータルな視点から施設づくりのお手伝いをさせていただきました。 <クレジット> 総合デザイン :田村啓宇、安藤陽介 企画プロデュース :荻野健司、梶村直美 コンテンツディレクション :鈴木健司、後藤映則、細谷宏昌 プロダクトディレクション :楠次郎、四ツ谷昌紀 撮影 :ナカサ&パートナーズ 河野政人 ※プロジェクト当時
このプロジェクトは、白金プラチナ通りのレストランが立ち並ぶエリアに計画されました。35mの幅を持つ敷地に新しくも昔からあったようなたたずまいと気持ちの良さ、「記憶を呼び起こすような」建物を意図しています。 コ ンプレックスダイニングとして、街のランドマークとなることを目指した今回の建築では当社は基本設計とデザイン監修をお手伝いいたしました。建築には「抜 け感」が求められたため、抜け感と遮蔽のためのセメントの折石、そして風と光に浸食されたような素材感を演出しています。これはインテリアのデザインキー ワードである「南方の乾いた土地」の空気感を生むことにも貢献しています。 一貫したコンセプトに基づき、外部から流れ込む風や光、そして緑や水を 感じられるようなインテリアの一元性を実現するため内装デザインから植栽・アートワーク選定までをお手伝いさせていただきました。外から見たとき、テラス まで連続する内装デザインは植栽計画とあわさってファサードを彩る要素の一つとなり、建築ファサードは内部空間からの借景となり、内と外が引き立て合うこ とでこの空間が成り立っています。 施設内にはダイニング、鉄板焼き、2つのバンケット、チャペルがあり、厨房はすべてウォークインまたはオープンキッチンを採用しています。チャペル、バケットの前室はガラスで仕切り、施設内でも視線の抜けや空間の連続性を重視しています。 また通りに対して開放的であることに加え、既に経年変化したような素材が生み出す表情により昔から存在していたような雰囲気を醸し出し、特徴的なランドマークとなると共に街に対して親密な関係を築けるのではと考えています。 ◎当社グループプロジェクトメンバー 【営業】竹中 久恭、北井 琢也 【ディレクション】小坂 竜 【デザイン・設計】建築:飯泉 博之 インテリア:齋藤 玲子、久兼 将弘 【制作・施工】出井 敬二
【プロジェクト概要】 世界を駆け抜けた偉大なる科学者 野口英世。生まれ故郷の福島県の猪苗代にある記念館がこのたびリニューアルオープンしました。 偉人の「凄さ」をこれまで以上に来館者の方々にじっくりと感じとっていただくためにはどうすればよいか、さまざまな手法をこらした「新たなる人物展示」に挑戦した展示空間となっております。当社は基本設計、実施設計、設計監理、内装施工をお手伝いをさせていただきました。 【お客様の声】 展示の見やすさ、わかりやすさはもちろんですが、体験コーナーの楽しみながら学べる所が好評です。大人から子どもまで、楽しんで観覧いただける博物館となりました。 【当社担当者】 プロジェクトマネージャー:加藤明 プランナー:森誠一朗 稲垣美麻 デザイナー:堤雄一郎 巻柄利枝 プロダクトディレクター:矢島健作
【プロジェクト概要文】 虎ノ門ヒルズにある、豊富な種類のドイツビールを味わえるバーToranomon HOP。 虎の門ヒルズ商業店舗のコンセプト「Gathering Hub」を体現すべく、ボーダーレスなコミュニケーションが生まれる店づくりをめざしました。 店舗の壁半分以上が建築のカーテンウォールに面しており、屋外庭園「オーバル広場」を眼下に望めるロケーションであることから、店の存在感を広場に発信しながら同時に木に包まれる居心地の良さを感じられる空間を演出。 バーカウンターは伝統的なモチーフを用いた重厚なモルタル仕上げによりドイツビールの持つ風格を表現し、手に触れるカウンター天板や家具はすべて帯鋸(おびのこ)仕上げの厚い木の無垢材を使用し、親しみやすいフォルムに仕上げています。 また、せりだすスタンディングテーブルにより、店の外まで人やモノが溢れ出していく路面店のようなにぎわいをつくりあげました。 当社はデザイン・設計をお手伝いさせていただきました。 【当社担当者】 営業 : 竹中 久恭 ディレクション : 小坂 竜 デザイン/設計 : 佐々木 啓資
【プロジェクト概要文】 CONNECT TOは、ソウルのロッテワールドモールにある、トヨタ・レクサスのブランド体感施設です。コンセプトは「都会の中の憩いの森」です。 国産車が主流である韓国で、トヨタ・レクサスブランドの魅力を気軽に体感していただけるよう、誰でも立ち寄りやすいカフェラウンジスタイルとなっていま す。また、アメイジングな空間デザインや日本的おもてなしを通じて、知らず知らずの内にブランドの素晴らしさが感じられるように設計されています。 今回弊社は、調査・コンサルティングから基本設計、デザイン、運営提案までをお手伝いをさせていただきました。
大アトリウム空間のアイコン的な役割を持つプレミアムなウエディング会場とレストランを兼ね揃え、ヒルトン福岡シーホークのアトリウムが、リニューアルオープンしました。 景観・光・音の3つの演出により、新たなパートナーの誕生を祝う場に相応しい空間に仕上がりました。 当社は、企画、デザイン・設計、制作・施工にて、東京本社、大阪事業所、九州支店の共同体制で トータルにお手伝いさせていただきました。 担当箇所:デザイン・設計, 企画, 制作・施工
キユーピー株式会社様の見学施設「マヨテラス」が、仙川工場跡にオープンしました。 当施設は、マヨネーズにまつわる様々な情報を、完全予約制による90分間のフルアテンドで 体感しながら楽しく学ぶ施設です。 当社は、基本設計から施工までトータルにお手伝いさせていただきました。 そこにいるだけで心がウキウキする!そんな空間に仕上がっています。
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