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概要

【プロジェクト概要文】

「日本橋とやま館」は、富山の味を体験できるレストランを主軸に、物販、観光案内、交流イベントを実施できる総合的な情報受発信拠点です。空間全体に、富山県産材、伝統工芸品が使用され、単にモノを売るだけではなく、その背景にある富山の美しい自然・多彩な文化・食の魅力などを伝え、「富山県に行ってみたい」と思ってもらえるような、“富山の上質な暮らし”を伝える新しい拠点となっています。当社はコンサルティング、デザイン・設計、制作・内装施工、催事運営・広報活動支援をお手伝いいたしました。

【課題/テーマ】

「富山の上質な暮らしを伝える場所」
モノをうるだけでなく、コトを伝えることで、産業、観光等の活性化につなげていくことがテーマとして挙げられました。

【解決策】

「求心力となる新たな目的を投入して施設の活性化を図る」という提案を実践しました。
当社の公共スペースづくりにおけるCSVソリューション「Forester Project」(*1)と「Japan Value Project」(*2)を活用し、ただの物産館ではなく、観光、産業、移住など、富山県が狙う様々な地域活性化施策に活用できる企画設計を実現、実際に使用されているテーブル、椅子に用いられた木材についても、当社デザイナーが富山県の製材所を巡り、杉や欅をはじめとする県産材を選び抜きました。

「Forester Project」(*1)
地域特性のある国産材で施設の内装や家具、什器を製作し、林業支援を図りながら、地域ブランドを強固に印象づける施設開発を形にするプロジェクト

「Japan Value Project」(*2)
伝統技術や素材を扱う全国の事業者と連携し、施設へのスペックインでその発信の場を提供しようという取り組み

<当社プロジェクトメンバー>
【開発・プロジェクトマネジメント】藤中隆一
【営業推進】佐藤昇、田中伸幸
【企画】鈴木恵千代、藤中隆一
【クリエイティブディレクション】鈴木恵千代
【デザイン・設計】花岡豊
【サイン・グラフィックデザイン】伊藤久恵(クロス)
【制作・施工】丸森幸男
【その他(催事企画、広報支援他】藤中隆一

基本情報
オープン

2016

所在地

東京都

クライアント

富山県様

ソリューション

コンサルティング、デザイン・設計、制作・内装施工、催事運営、広報活動支援

受賞

「ウッドデザイン賞2016(新・木づかい顕彰)」ソーシャルデザイン部門 審査委員長賞(奨励賞)
「日本空間デザイン賞2017」BEST50

掲載内容は施設オープン時点の情報です。最新の情報は施設ウェブサイトをご覧ください。

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