秋田県角館の武家屋敷群にある蔵を宿泊施設に再生しました。コンセプトは「KURA STAY」、当時の暮らしが蔵に保存されていたという設定の文化体験型ホテルです。
当ホテルは、「武士蔵」、「ガッコ蔵」、「反物蔵」の3蔵1棟貸しで構成されています。空間には角館の伝統工芸の樺細工やいぶりがっこの生産風景、草木染等の織物アート、武士の家紋などを組み込み、滞在を通した地域文化体験を提供しています。また、装飾品等は地元商店等と連携して揃え、施設内に案内を設置することで周遊を促す観光拠点としての役割も担っています。
<社会課題/お客様の課題/ご要望>
施設の体感価値を高めるために、ストーリー作りや角館でしかできない体験の提案が求められました。
<解決策>
当時の暮らしを体験する「KURA STAY」というコンセプトを設け、改装前の蔵に保管されていた物品をインテリアに取り入れたり、武家屋敷の歴史と関連する調度品を選定することで、泊まること自体に価値を付与しました。また地域の伝統工芸や地元商店と連携して装飾品を揃え、リーフレットや解説キャプションで紹介することで、地域の周遊の強化、活性化を促しました。
<当社プロジェクトメンバー>
【営業・プロジェクトマネジメント】 佐藤 充宏
【企画・デザイン】 冨永 育穂、本田 洋一
- オープン
2020
- 所在地
秋田県
- クライアント
東日本旅客鉄道株式会社 秋田支社様
- ソリューション
企画、デザイン監修
- 受賞
「日本空間デザイン賞 2020」ロングリスト
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