HIRODEN etto

広島県が推進する厳島港宮島口地区港湾整備事業に伴い、2020年2月より供用を開始した「宮島口旅客ターミナル」の隣接地にて、同年4月に開業した広島電鉄グループが運営する観光商業施設「HIRODEN etto」。
「DISCOVER MIYAJIMAGUCHI」をコンセプトとし、県内に本社を置く企業を中心に16店舗で構成しています。⽇常(地元)⾮⽇常(観光)の楽しみを広島らしさでもてなし、「楽しい、美味しい、新しい広島」を体験いただける施設として観光客は勿論、地域の皆様とのつながりによって、新たな広島の魅⼒を発信しています。

 

【社会課題/お客様の課題/ご要望】
地域の方々の生活動線でもある国道2号線の慢性的な渋滞緩和策として、都市計画道路の新設計画が浮上しました。これに伴い、埋立地拡張による老朽化した旅客ターミナルの再整備、広島電鉄グループ直営の観光物産施設と広電宮島口駅舎/軌道の移設が決定しました。
中長期的な段階開発のシナリオづくりと旅客ターミナル隣接地における広島電鉄グループが新設する施設の在り方について、宮島詣でのプロローグとエピローグに相応しい提案をしてほしいとの要望をいただきました。


【解決策】
宮島への通過点に終始する「宮島⼝」に「場力」を備えるための地域ブランディング視点での開発戦略構築が重要と考えました。
・色のない宮島口に新たなアイデンティティを付与するためのネーミングやVI計画(※)
・未来の広島/宮島口への投資家を探す旅のようなリーシング
・瀬戸内海の水面を感じる照明計画や材木のまち廿日市を想起させる木材を積極的に採用する
など、「宮島口のまちびらき・第1弾」に華を添える場づくり、空間づくりに、ソフト/ハードの両面から、アプローチしました。

これにより、県内事業者を中心に、新たな商いの場を提供することで、新たな雇用機会を創出し、県内での経済循環に貢献しています。また、行政主導型の再整備事業への民活による地域創生のモデルケースとして、広島電鉄グループの経営ビジョンである「人と人とをつなぎ、地域の魅力ある未来を拓く」を具現化し、後発開発への期待感を醸成しました。

(※)VI:Visual Identity(ヴィジュアル アイデンティティ)の略。ロゴマークやシンボルマークの図案を指す。


【お客様の声】
構想検討段階から具体的な施設計画に至るまで、ソフト及びハード両面から多大なご協力をいただいたことでコンセプト通りの施設を作り上げることができました。
宮島詣でのプロローグとエピローグにふさわしい施設として成長していくことを期待しております。


<当社プロジェクトメンバー>
【営業・プロジェクトマネジメント】森本 ⼀郎
【コンサルティング・企画・ソフトディレクション】天間 真代
【リーシング】平木 貴章、森田 絵里
【デザイン・設計】⼟居 ⼀美、尾﨑 友加⾥
【制作・施⼯】杉野 勝則
【プレ内監・内装監理】鈴木 俊道
【ブランディング】綿本 有里
【開業プロモーション・PR】軽部 大介、大浦 緋花瑠


~関連リンク~
【お知らせ】

「第54回 日本サインデザイン賞」銀賞ほか受賞のお知らせ


オープン:
2020年
所在地:
広島県
クライアント:
広島電鉄株式会社様
業務内容:
調査、企画、コンサルティング、リーシング、デザイン・設計、サイン・グラフィックデザイン、デザイン監修、テナント内装設計、内装監理、什器制作、環境演出装置設計・制作、制作・内装施工、PR業務
受賞:
「第54回日本サインデザイン賞」入選

HIRODEN ettoの空間プロデュース実績