松本城公園内に1948年に開館した博物館の老朽化に伴う移転新築工事です。当社は展示空間の基本構想の策定からデザイン・設計、施工までを担当しました。
1階は市民・観光客に開かれたオープンスペースとなっており、松本市のまちづくりに積極的にアプローチする博物館として建設されました。
・いつ行っても変化があり、何度も足を運んでもらえる展示空間とすること
・市民とともに歩む博物館を象徴する市民参加によるシンボルオブジェを制作すること
・1階のオープンスペースに、博物館体験が気軽にできる、未就学児以上を対象とする体験展示を創設すること
以上のご要望をいただきました。
・作り込んだ展示により魅力を存分に伝える常設展示部と、展示替えのしやすさを重視した更新展示部に分け、見ごたえがありながらフレキシブルに変化する展示空間としました。
・松本の伝統的なものづくりのひとつである「てまり」を題材とした市民ワークショップを開催。「てまり」をモチーフにした作品を市民とともに制作し、完成品は館内の吹き抜けにオブジェとして展示しました。
・遊びを通して松本の自然・歴史・文化に親しむ多数のコンテンツを製作しました。
当館の要望を実現するために、豊富な実績に基づき当市の特色を生かす提案をしていただきました。
また、市民ワークショップの開催や地元業者の積極的な活用など、地域に寄り添った活動を通して新博物館への市民の興味・関心を高めるとともに、当館と市民とのつながりをより強くしていただきました。
- オープン
2023
- 所在地
長野県
- クライアント
松本市様
- ソリューション
企画、デザイン・設計、什器制作、環境演出装置設計・制作、コンテンツ設計・制作、制作・展示施工、制作・内装施工
- 受賞
「第58回日本サインデザイン賞」入選
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