「EXPRESS WORK-Lounge」「EXPRESS WORK-Office」

「EXPRESS WORK」はJR東海様のEXサービス(「エクスプレス予約」・「スマートEX」)会員様向け※1の新たなワークプレイスです。丸の内中央ビルにおいては、ドロップイン型の「EXPRESS WORK-Lounge」と小規模レンタルオフィスの「EXPRESS WORK-Office」の2区画から構成されています。当社はコンセプト策定段階から携わり、プロジェクトマネジメント・空間デザイン・施工を担当しました。

「EXPRESS WORK-Lounge」「EXPRESS WORK-Office」は東京駅直結でアクセス抜群の立地であるため、特に新幹線を利用するビジネスユーザーにとっては、非常に利便性の高い環境です。空間は、JR東海様が取り組む地球環境保全・地域活性化をふまえたソーシャルグッドな空間になっています。
東海道新幹線700系車両のアルミニウム(以下、再生アルミニウム)をアップサイクル※2した内装材や、東海道新幹線沿線の静岡県富士市から提供された富士ヒノキのブランド材「FUJI HINOKI MADE」の木材を使用し、ヒノキの匂いがほのかに香る、ビジネスユーザーにとって癒しの空間になっています。

※1 「EXPRESS WORK-Lounge」のご利用方法:EXサービス会員様であることに加えて、「EXPRESS WORK」の会員登録が必要。
※2 アップサイクル(Upcycle)とは:本来であれば捨てられるはずの廃棄物に、デザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせることで、別の新しい製品にアップグレードして生まれ変わらせること。(出典:IDEAS FOR GOOD) 



【社会課題/お客様の課題/ご要望】
JR東海様初のワークスプレイスを作るにあたり、SDGsなどのメッセージ性のある空間でありながら、ビジネスユーザーのお客さまに対する機能面の充実やスマートな設計という、2つのテーマを実現させる空間を要望されました。


【解決策】
空間には、JR東海様の各方面のリレーションを活かし、新幹線の再生アルミニウムや富士ヒノキの木材など、JR東海様にゆかりの深い素材を使用しています。
・再生アルミニウムは、アルミニウムを新製する場合に比べて製造に必要なエネルギーを抑えられるためCO2排出量を97%削減します。
・床廃材を再生利用したタイルカーペットを使用し、環境負荷と資源の有効利用をおこないました。
・東海道新幹線沿線の自治体とも連携し、利用者に地域資源の魅力を伝える取り組みをしています。本オフィスでは、富士ヒノキの間伐材を天板に使用した受付カウンター、粉末状の端材を混ぜた塗料による左官仕上げの塗り壁がヒノキの香りを漂わせ、利用者の集中力アップやリラックス効果をもたらしています。

また、初めて利用する方にとってもシンプルで使いやすいレイアウトを意識し設計しています。家具はデザイン性とトレーサビリティの担保をふまえた海外ブランドをセレクトし配置しています。


<当社プロジェクトメンバー>
【営業・プロジェクトマネジメント】小堀 貴史、輿 雄治
【基本設計・デザイン】重野 陽祐、中岡 弓子
【実施設計】山田 岳信
【制作・施工】長谷川 友邦、中島 啓太


オープン:
2021年
所在地:
東京都
クライアント:
東海旅客鉄道株式会社
業務内容:
デザイン・設計、什器制作、制作・内装施工

EXPRESS WORK-Lounge・EXPRESS WORK-Officeの空間のプロデュース